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テレワークとGRCSと私

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こんにちは。マーケティング部の深井です。


先週7月23~27日にかけてテレワーク・デイズという取り組みが実施されましたね。働き方改革という言葉もよく耳にするようになりましたし、場所にとらわれない働き方がこれからますます増えていくものと思います。


さて、当社ではテレワーク(在宅勤務)が可能です。それだけでなく、現在コアタイムなしのフルフレックスを導入しており、働き方としてはかなり柔軟と言えるかと思います。
もちろんお客様先に常駐するかたちでの業務であれば好きに在宅勤務などができるわけではありませんが、基本的にはすべての社員に認められた権利です。


私がこの会社に来た頃は社員数もいまとは比べ物にならないほど少なかったので、ルールというものも明確にあったわけではなく、何か困ったことがあれば都度社長と相談しながらやり方を決めていました。それがいまの制度につながっています。


実は、在宅勤務制度の確立には私も一役買ったと勝手に思っています。

入社当時、まだ小さかった子供が体調を崩し出社できないことがよくありました。
社員も少なく自分の業務を他の誰かに丸ごとお願いできる環境ではなかったこともあり、そのような時は家で子供の様子を見ながら仕事をさせてもらうようになりました。(もちろん看病はちゃんとしました!)


子供がそれなりに大きくなってくると、今度は習い事という壁にぶつかりました。

やりたいと言い始めた習い事は、平日の16時から。仕事を終わらせてからでは間に合いませんでした。
そこで、その習い事の曜日を在宅勤務にしてもらうことで通わせることができるようになり、ここから私の週1在宅勤務が始まりました。

他の社員も都合に応じて徐々に在宅勤務を選択する人も増えていき、いつしか当社の働き方の特長となりました。


あたかも私が在宅勤務制度を作ったかのような書き方ですが、そもそもは社長が場所にとらわれない働き方を推奨していたことがすんなりと在宅勤務が可能になった原点かと思っています。
どこにいても仕事が可能な環境を早くから整えていたため希望を伝えるとすぐに無理なく在宅勤務が始められました。


在宅勤務の最大のメリットは、時間が増えることではないでしょうか。
往復2時間の通勤時間がフリーな時間として手に入るため、あらゆる余裕が増えました。
また、フルフレックスのため在宅で朝早く仕事を始めて終わり時間を早めることで、夕方たくさんの時間が確保できたりもします。
些細なことですが、このような余裕が結果的に仕事のパフォーマンス向上にもつながると思います。
迫りくるお迎え時間との勝負に電車の乗り換えダッシュと全速力の自転車で対抗するのは歳を重ねるごとに辛く、週に1日でも時間に余裕を持って仕事ができることは本当に助かりました。


一方で、これまでテレワークを実施してきた企業がテレワークをやめるという話も最近耳にしました。
私自身が在宅勤務を選択するようになってから数年経ちますが、確かにデメリットも多少感じています。
それは社員とのコミュニケーションです。

いまはチャットを通じて会話をするなどして密にコミュニケーションを取ることでカバーしていますが、オフィスに他の社員と一緒にいるからこそわかることも少なからずあります。
一時期在宅勤務日を増やしたことでそのことに気付いたため、リアルなコミュニケーションも大事にしようと今は思っています。
何事もバランスなのかもしれません。


これはあくまで私個人の体験記であり、一人ひとりを取り巻く環境や仕事内容に応じて最適な環境は異なると思いますが、当社はそのどれにもできる限り合わせようとしてくれる、働きやすいと感じられる環境が得られる会社だと私は感じています。


なお冒頭で触れたテレワーク・デイズ、当社も参加企業として登録しマーケティング部は期間中2日間で部員全員が在宅勤務を実施しました!


GRCSによるブログ記事です。