Skip to content

外部委託先リスクマネジメント支援ツール「Supplier Risk MT」を 株式会社静岡銀行が導入

外部委託先リスクマネジメント支援ツール「Supplier Risk MT」を 株式会社静岡銀行が導入

効率的かつ抜け漏れのないモニタリングとリスクベースでの外部委託管理を実現

株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、当社が提供する外部委託先リスクマネジメント支援ツール「Supplier Risk MT」(以下、SRMT)について、株式会社静岡銀行(本店:静岡県静岡市、頭取:八木 稔、以下 静岡銀行)における導入事例を公開したことをお知らせいたします。

<導入の背景>

地域社会の課題解決支援を通じた社会価値創造と企業価値向上を目指す静岡銀行では、事業拡大に伴い外部委託業務が年々増加し、外部委託管理の効率化が急務となっていました。また、「課題解決型企業グループ」としてお客さまに寄り添う上で、多様化・複雑化するリスクに備えた高度なリスク管理体制の構築の必要性を感じていました。
こうした課題を解決するため、静岡銀行のコンプライアンスグループ(SRMT導入時)はグループの第1次中期経営計画「Xover〜新時代を拓く」(2023-2027年度)で掲げる「トランスフォーメーション戦略」の推進に合わせ、システム導入による外部委託管理の高度化・効率化を模索。その結果、外部委託業務案件ごとのリスク可視化、モニタリングの効率化、および既存の運用方法を踏襲しながらの効率化を図れるSRMTの導入を決定しました。

<導入の経緯>

静岡銀行がSRMTの運用開始に際して最も重視したのは、行内の関係部署間だけでなく、外部委託先との連携において摩擦を生じさせないことでした。システム化による混乱を避けるため、既存の運用方法をシステムのインターフェースやフローに踏襲させつつ、通知や集計機能の拡大などの機能面での当社との調整も重ねたうえでシステム化を推進しました。
この柔軟な設計により、委託先にとっても負担を最小限に抑え、行内外の関係者がスムーズに協力できる環境が整い、ハレーションを最小限に抑えた形でのシステム定着が実現しました。

<導入効果>

  • 抜け漏れのない外部委託管理
  • モニタリングの効率的な進捗管理
  • 委託業務案件毎のリスクの可視化

手作業の集計をなくし進捗確認やリマインドの効率化を実現したことで、担当者は手間のかかる作業から解放され、より戦略的な業務に集中できるようになりました。また、SRMTに登録した情報を基に預託情報の取り扱いの有無を可視化する等、リスクベースでの委託業務の分析と外部委託管理が実現しています。

<今後の展望>

静岡銀行が今後期待するのは、SRMTのさらに多角的なリスク評価の実装と、しずおかフィナンシャルグループ全体への運用拡大です。委託業務の多様化やリスクトレンドの変化に対応するため、時勢に沿った適切な管理方法を柔軟に取り入れられるよう、モニタリングシートの設問の見直しなどを通じて、より高い次元での外部委託管理を目指します。また、この運用をグループ全体に展開することで、グループ全体の外部委託管理の一層の高度化・効率化が期待されます。

当社は今後も、SRMTによる外部委託先管理のDX化により、企業のリスク管理体制の強化と業務負担の軽減を支援してまいります。

資料ダウンロードについて
サービス活用事例の詳細は、以下のURLよりダウンロードしていただけます。
https://www.grcs.co.jp/case09_srmt_2025
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社GRCS IR担当
E-mail: ir@grcs.co.jp

GRCSによるブログ記事。G(ガバナンス)R(リスク)C(コンプライアンス)S(セキュリティ) をテーマに、シンプルで分かりやすい記事を配信しています。 どうぞよろしくお願い致します。