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全社的リスクマネジメント支援ツール「Enterprise Risk MT」をセガサミーホールディングス株式会社が導入

インシデント管理のDX化による攻めのリスクマネジメント実現へ

株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、当社が開発・提供する全社的リスクマネジメント(ERM)支援するクラウドアプリケーション「Enterprise Risk MT」(エンタープライズリスクエムティ、以下 ERMT)について、総合エンタテインメント企業のセガサミーホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長グループCEO:里見 治紀、以下 セガサミー)における導入事例を公開したことをお知らせいたします。

 

_l2rts-52セガサミーホールディングス株式会社 グループガバナンス本部 
ガバナンス戦略室・戦略企画課 課長 東郷 伸宏氏

 

■導入の背景

グループで約10,300人が勤務するセガサミーでは、東京証券取引所の市場再編により、プライム市場でより高いレベルのガバナンスを求められるようになったことをきっかけに、リスクマネジメントの強化を進めていました。従来のインシデント管理は表計算ソフトをベースとした属人的な対応であったため、組織として進捗状況の伝達やノウハウの蓄積、ナレッジの共有が不十分であるという課題がありました。


■導入の経緯

セガサミーでは、インシデントを見やすく整理し、進捗状況の確認などをわかりやすく表示して管理でき、最終的には蓄積したインシデントのデータベース化から分析まで可能なソリューションを求めていました。ERMTは必要な機能を満たしつつもシンプルなシステムであり、インシデント管理のデジタルへの切り替えという目的に合致したため導入に至りました。


■導入効果

ERMTの導入により、インシデント対応と進捗がひと目でわかるように整理され、担当者だけではなくグループで進展を容易に見守れるようになりました。導入時のサポートによりセガサミー社内で使われていた用語等を実装したことで、スムーズに利用が進んでいます。特定のインシデントに対する注意点や改善点を ERMT に積極的に入力し、ノウハウやナレッジがシステム内に共有できる状態で蓄積されることで、担当者は対症療法ではなく対策強化に目が向くようになりました。


■今後の展望

セガサミーホールディングス株式会社 グループガバナンス本部 ガバナンス戦略室・戦略企画課 課長の東郷 伸宏氏は「ビジネス環境の不確実性が高まっている中で、企業が成長できるチャンスを見出すためにリスクを管理する。いわば攻めのリスクマネジメントが求められる時代になっています。そのため、ERMTが果たす役割は大きい。インシデントの件数が膨大になればなるほど、分析を含めて自動化による手助けが必要です。人間個人は成長できても進化はできません。大量の情報を分析するのにはテクノロジーを頼るしかないのです。AI による進化を期待します」と述べています。

当社は今後もERMTを通じ、リスク情報や対応策、インシデント情報の一元管理による一気通貫したリスクマネジメントの実現と、DX化による高度なリスクマネジメント活動の実現に寄与してまいります。

 


<資料ダウンロードについて>

導入事例詳細は、以下のURLよりダウンロードいただけます。
URL:https://www.grcs.co.jp/casefile/case02_ermt_2023


 

 

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GRCSによるブログ記事です。