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株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、当社が開発・提供する外部委託先リスクマネジメントを支援するクラウドアプリケーション「Supplier Risk MT」(サプライヤーリスクエムティ、以下 SRMT)について、日本生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:清水 博、以下 日本生命)における導入事例を公開したことをお知らせいたします。
■導入の背景
保険業界では、外部委託を実施する際は金融庁が定める監督指針等に基づき委託先に対する管理・監督責任が求められ、外部委託管理が重要視されています。日本生命では業務を外部委託する場合における適切な業務遂行の確保に向けて、「外部委託規程」等を定めて外部委託管理を行っていましたが、事業規模の拡大に伴って管理業務においてチェックシートの授受や進捗管理が煩雑化し人的負担が大きくなっていました。また、集中リスク管理や委託先情報の一元管理、他部署との情報連携にも課題がありました。
■導入の経緯
管理している外部委託先情報のデータベース化を進めることでデータの有効活用を目指しシステム化を検討しましたが、複雑な外部委託管理をすべて落とし込めるシステムであることが最低条件でした。さまざまな視点で外部委託先の評価ができる柔軟性の高いシステムを探していたところ、外部委託管理プロセスのシステム化が可能で、日本生命専用にカスタマイズした柔軟な仕様が実現できると判断したため、SRMTの導入に至りました。
■導入効果
SRMTの導入により、特に期日管理やリマインドについては効率化されました。システムからリマインドメールが条件設定のもと自動で送れるようになったため、委託元担当者にメールや電話でリマインドをする手間も大きく削減しています。
■今後の展望
今後はSRMTを活用して、委託先や地域の偏り、クラウドを含む社外システム利用状況などの集中リスク管理や委託先情報の一元管理、他部署への連携などデータベース化と分析の強化を目指しています。
当社は今後もSRMTを通じ、外部委託に関連する情報の一元管理による一気通貫したリスクマネジメントの実現と、DX化による高度なリスクマネジメント活動の実現に寄与してまいります。<資料ダウンロードについて>導入事例詳細は、以下のURLよりダウンロードいただけます。URL:https://www.grcs.co.jp/casefile/case04_srmt_2024
GRCSによるブログ記事です。