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テレワークでも成果をあげる!効果的なテレワークのコツ

新型コロナウイルスの影響から、テレワークを実施、または推奨している企業が増えています。多くの学校も臨時休校に入り約3週間といったところでしょうか。

当社でも2月下旬頃に業務に影響が出ない範囲での時差通勤やテレワークを推奨する通知が出され、私の所属する部署では現在9割のメンバーが主にテレワークをしています。

 

当社は通常からテレワークが可能な制度となっているため、普段からテレワークがベースという社員もいます。

テレワークと言うと、集中力が落ちる、成果が見えない、コミュニケーションが希薄になるなどマイナスな面も取り上げられがちですが、これまで経験してきた当社社員から「テレワークのコツ」について意見を募ってみました。

今日はそのコツをいくつかご紹介したいと思います!




1.スケジュールの見える化

多くの企業で社員間でのスケジュール共有はされているかと思いますが、テレワークとなるとお互い目の届かないところで作業することになるため、管理職はもとより同じチーム内でも相手の動きがわかりづらくなってしまいます。

そのため、”今日のこの時間はこの作業を実施”という予定を共有カレンダーに入れることで周知します。

外出や打ち合わせの予定は共有していることが多いかと思いますが、個人の作業内容まで共有していることはあまりないのではないでしょうか。

些細なことかもしれませんが、お互いが見えないという状況においては進捗状況が把握できるなど相互に安心感が持てるかと思います。

また、あらかじめ作業の予定を立てることで1日のスケジュールも確立され、効率よく実施できるのではないでしょうか。

 

他にもランチタイムや不在にする時間帯もスケジュールに入れることで、”いまは業務時間ではないですよ” と周囲に知らせることができます。

相手の状況がわからないなかでコミュニケーションを取る際は一方的になりがちですが、こちらから状況を知らせておけば例えばすぐに返信ができなかったとしても理解してもらいやすいかと思います。



 

2.仕事をする環境を整える

自宅は気を休める場所でもあるため、そこで集中して仕事に取り組むにはなかなかスイッチが入らないという人も多いかと思います。

そのため、仕事モードを確立するための工夫がいくつか挙がりました。

 

  •  仕事中は蛍光灯、プライベートタイムは白熱灯、と照明を変える
  •  体にあった机、椅子を使う
  •  子供が家にいる時間はオンラインミーティング時など状況に応じて個室で作業

 

人によって集中できる環境は違うかと思いますが、自分にあった環境を早く見つけることで自分なりのテレワークスタイルが確立できるかもしれません。



 

3.運動する!

テレワークのメリットの一つが通勤電車に乗らずにすむことかと思いますが、家の中で椅子に座りPCに向かって黙々と作業をこなすだけで一日が終わってしまうとなると、外に出ないというデメリットにもなりかねません。

これを解消すべく、ある程度体を動かすという意見が複数挙がりました。

具体的には、朝もしくは夜など業務時間の前後にランニング、ウォーキング、ヨガなどの運動を行うというものでした。

体を動かすことで頭がシャキっとして仕事にも集中できはかどるとのことです。



 

おまけ 子供とテレワーク

全国的な休校措置と仕事の両立により様々な議論が繰り広げられていましたが、みなさまどのような対応をされているでしょうか。

 

私自身は主に自宅で小学生の子供と過ごしつつ仕事をしています。

同じ家にいても遊び相手になれるわけではないので、子供と相談して自宅用時間割を決め45分の勉強時間+15分の休憩時間でアラームをセットし時間割通りに過ごしてもらうことにしました。

いつまで続くか少し心配でしたが、休校開始から現在までほぼ実行できています。

今日の1時間目は漢字プリント、2時間目は計算ドリル、などその日にやることをあらかじめ子供と相談して決めておくことでスムーズに取り組んでくれたのだと思います。

おかげで私も仕事に集中することができています。

まもなくこのまま春休みに突入するのでしばらくこの時間割制度を続けていきたいですが、そこまで我が子もおりこうさんではないのでそろそろ反発されそうです。



最後に

やむを得ない状況で急なテレワーク実行というところもあったかもしれません。

時々出社するために電車に乗ると人の少なさを実感するので、やはり通勤などを控える人が増えているのだろうと感じています。

 

今回は、テレワークの効果をあげるためののコツをご紹介しましたが、

最近になってテレワークを狙ったサイバー攻撃への注意喚起なども出されており、セキュリティ対策も重要視されています。

 ※こちらの記事も併せてお読みください:急な在宅勤務でのセキュリティ対策

 

企業や組織としての対策と同時に自宅で仕事をする個人個人が注意すべき点もあります。

これらは非常時だけ気を付ければよいということではなく、常日頃からリスクを意識した対策や行動を取ることでセキュリティ水準をあげることになるのではないでしょうか。

 

テレワークという経験や働き方の選択肢が増えたことをこの先に活かし、よりセキュアな環境でより多くの人の働き方を改善することにつながればと思います。

 

そして何よりもこのような状況が早く収束することを心から祈ります。




GRCSによるブログ記事です。