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2022年の CVE は 25% 増で 25,096件:6年連続で前年を上回る|IoT OT Security News

本記事はサイバー・セキュリティに関するニュースを集めた情報サイト
IoT OT Security News」に掲載されている情報から
セキュリティニュースを一部抜粋してご紹介するものです。

記事詳細は下部に記載のURLよりご覧ください。

 

2023/06/07 InfoSecurity — Skybox Security がまとめたデータによると、米国政府から報告された新たな脆弱性の数は毎年 25%ずつ増加しており、2022年には過去最高となる25,096件に達したという。セキュリティベンダーである同社は、Vulnerability and Threat Trends Report 2023 をまとめるにあたり、NVD (National Vulnerability Database) の分析を行った。

この調査結果により、新たに発見された脆弱性の数が、6年連続で前年度よりも増加し続けていることが判った。Skybox Security によると、今回の増加率は 2017年以来最大のものであり、過去10年間に公表された CVE の合計数は 192,000以上となったという。

2022年に報告された CVE の深刻度だが、約 80% は Medium あるいは High で、16%は Critical と分類されている。

深刻度 Critical の脆弱性の割合は、昨年の 20% から減少した。しかし、深刻度の低い脆弱性を脅威アクターたちが悪用することで、リモート・コード実行 (RCE:Remote Code Execution) や権限昇格へといたるケースが多いため、深刻度とリスクは一致しないと、Skybox Security は主張している。

そのため、CVE の深刻度だけではなく、脆弱性/露出性/資産の重要性/ビジネスへの影響などに基づいて、パッチの優先順位を決定するために、リスク評価を継続的に実施する必要があると、同社は指摘している。
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