初めまして、2018年9月に入社しましたクラウドサービス開発部の齋藤です。
4月になり暖かい日も増え、各地で桜が開花したというニュースを耳にするようになりました。この時期になると「今年はどこへお花見に行こうかな?」とついつい考えてしまいます。
私が新卒で入社したのは法律事務所だったのですが、業務終了後に日比谷公園(裁判所に隣接)で上司や同僚とワイワイお花見をしたのが良い思い出です。
こういった「楽しい(!?)社内コミュニケーションは大好き!」という方も多いかも知れませんが、ERM(Enterprise Risk Management)の現場では担当者を悩ませるものの一つに「関係者や関連部門とのコミュニケーション」が挙げられます。
ここでは、ERMの現場におけるコミュニケーションに関する課題を考えながら、
ERMツール Enterprise Risk MT(ERMT)の機能をご紹介します。
目次
- 調査票の回収・催促と集計で手一杯で回収率も低い。現場へのフィードバックまで手が回らない…
- リアルタイムの可視化や分析が難しい…
- 海外法人など離れた場所での不祥事などの管理が困難で全社リスクを把握できない…
1.調査票の回収・催促と集計で手一杯で回収率も低い。現場へのフィードバックまで手が回らない…
ERMにおいては、全社に対しリスクに関する調査票の配布回収を実施している企業も多いかと思います。
回収率が低く催促に追われたり、集計作業で手一杯になってしまい、現場へのフィードバックまで手が回っていないというお悩みはないでしょうか。
- 収集・集計・催促等の自動化
ERMTでは、回答者へメール通知後画面から回答を入力、またはExcelで質問票を配布し回収後にツールに取り込むことが可能です。
これにより大幅に工数が削減できます。
- 「事務局からのお知らせ」画面(ホーム画面内)
他ユーザにリアルタイムでリスク管理情報をお知らせすることができます。 - TODO管理機能
任命先(担当者)や期限などを設定し、TODO管理ができます。
TODO情報はホーム画面に表示されます。
- メモ・ファイル機能
「メモ」にはコメントのやり取りが可能です。(Web上掲示板のようなイメージです)
他ユーザへのフィードバックやコミュニケーションに利用することができます。
「ファイル」には関連するドキュメントをアップすることができ、簡単に他ユーザに共有できます。
2. リアルタイムの可視化や分析が難しい…
膨大な量のデータを集計するだけで時間と人手を費やしてしまい、リスクを可視化し分析するところまでたどりつかない、というお悩みもよく伺います。手間をかけずにリアルタイムでデータが可視化されれば、本来注力すべきリスク分析やリスクマネジメントに集中することができるはずです。
- レポート・ダッシュボード機能
「レポート」では入力されたデータを元に表やグラフを作成することができます。
そのレポートを組み合わせて、ビジュアル化したのが「ダッシュボード」です。
こういったデータを見ること自体が、フィードバックや潜在的なリスクの発見につながります。
レポート・ダッシュボードはお客様の要件に応じて任意の設定が可能です。
※ユーザによって参照できるレポートを制限することができます。
3. 海外法人など離れた場所での不祥事などの管理が困難で全社リスクを把握できない…
近年海外へ進出する企業が増えていますが、海外においても災害や内部不正、品質問題など、多くのリスクを抱えることとなりリスク管理の重要性も増します。
しかし円滑にコミュニケーションを図り海外のリスクを把握、管理していくことは簡単ではありません。
- 多言語対応・クラウドサービス
ERMTは多言語に対応したクラウドサービスなので場所を選ばず利用可能です。
グローバルに事業を展開する企業様にもおすすめです。
Enterprise Risk MTをお客様のERMコミュニケーションにお役立ていただけたら幸いです。
Enterprise Risk MT:https://www.grcs.co.jp/products/ermt