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ゲーム型クラウド教育サービス「シンプラZ」がMoodle認証連携対応

NANAROQとこだまリサーチが共同開発

 

NANAROQ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:佐々木 慈和、以下 NANAROQ)は、こだまリサーチ株式会社(本社:札幌市中央区、代表取締役:吉澤 慶記、以下 こだまリサーチ)と共同でゲーム型クラウド教育サービス「シンプラZ」と学習管理システム「Moodle(ムードル)」*¹との認証連携に対応するプラグインモジュールを開発しました。
2016年12月より「Moodle」プラグインモジュールと合わせた「シンプラZアカデミック版」のサービス提供を開始致します。

NANAROQが提供する「シンプラZ」はゲーム感覚でコンプライアンスや情報セキュリティを学ぶ教育サービスです。これまで「シンプラZ」単体でのサービス提供を実施してきましたが、既に「Moodle」を導入している主に高等教育機関向けにも幅広くサービスを展開するため、文教向けのシステム開発を手掛けるこだまリサーチと共同で「Moodle」との認証連携に対応するためのプラグインモジュールを開発しました。

このプラグインモジュールを利用すると、管理者は「Moodle」上で「シンプラZ」コンテンツを教材として設定でき、各ユーザーは「Moodle」によるユーザー認証を経て、学内IDをクラウド側へプロビジョニングすることなく、「シンプラZ」教材を利用することができます。このことにより、「Moodle」と「シンプラZ」相互運用の効率化と安全な環境を提供します。また今後Shibboleth認証連携にも対応を予定しており、導入済みの認証システムにて安心して「シンプラZ」をご利用いただける機会を増やしてまいります。

*¹「Moodle(ムードル)」:オープンソースの学習管理システムです。
商標「Moodle」は「Moodle」の創業者兼開発責任者であるマーティン・ドゥギアマスが所有しています。


この度の発表に関しまして、九州大学様と、こだまリサーチ株式会社様より以下のエンドースメントをいただいております。
九州大学 サイバーセキュリティセンター長 岡村耕二様
情報セキュリティ分野の教育には、講義中に用いる組織で作成する主教材に加えてシンプラZのようなオフライン時に楽しみながらも勉強のできる第三者の作成する副教材の存在が学生の理解を助けるために有効と考えています。しかし、常に学生の理解度を把握する必要があります。今回、シンプラZがMoodle対応となったことで作成者の異なる主教材と副教材での学生の評点が統一できると考えています。今後の機能向上として、よりシームレスなMoodleデータベースとの連携や、Shibboleth対応など発展を期待しています。

こだまリサーチ株式会社 代表取締役 吉澤慶記様
NANAROQ様の「シンプラZアカデミック版」のサービス提供開始を心より歓迎いたします。
Moodle対応により、NANAROQ様のコンプライアンスや情報セキュリティ教育のコンテンツが、教育分野で広く使われる契機になり、多くの教育機関でインターンシップ前や教育実習前のスクーリングに活用され、広くリテラシーの向上につながることを期待しております。

コンプライアンスや情報セキュリティ教育の必要性は、企業だけでなく大学などの高等教育機関においても急速に高まっています。NANAROQは、教育とゲームの親和性を高めた「シンプラZ」の教材を幅広く展開することで、一人ひとりのリテラシーの向上に貢献してまいります。


■価格
 プラグインモジュール利用料(初年度):200,000円(税別)
            (次年度以降):120,000円(税別)
 シンプラZアカデミック版利用料(100ユーザー毎/1年間):60,000円(税別)