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GRCS、Arm Treasure Dataと協業を開始

Cookie同意等のデータ取扱におけるプライバシー管理を支援、企業のクリーンなデータ利活用を促進

 

株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、英Arm(本社:英国ケンブリッジ、以下Arm)の日本法人であるトレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:内海 弦、以下 Arm Treasure Data)と個人データのプライバシー管理領域において協業することに合意しました。

マーケティングにおけるデータの利活用を促進するカスタマーデータプラットフォーム(以下、CDP)を提供するArm Treasure Dataと、企業のリスクおよびコンプライアンス管理の観点から個人データのプライバシー管理を支援してきた当社が、相互の知見を持ち寄ることで企業活動における健全かつ適切なデータの利活用を支援してまいります。

 

Cookie(クッキー)と呼ばれるWebページの訪問履歴などを記録する仕組みを活用することにより高度なデジタルマーケティング活動を推進する企業が増えています。一方、昨年施行されたEU一般データ保護規則(以下、GDPR)においては、Cookieが個人を識別するオンライン識別子と関連付けられうる個人データとみなされることにより、日本でも透明性のあるデータの取り扱いやルールの整備、管理体制を強化する声が高まっています。さらに今後2020年1月に施行予定であるカリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)や、2020年内に改正が予定されている日本の個人情報保護法、現在制定に向け審議が進められているeプライバシー規則(e-Privacy Regulation)など、個人のプライバシー保護の観点から世界的に個人情報保護規制強化が推進されていくと想定されます。

 

GRC(ガバナンス・リスクマネジメント・コンプライアンス)、及びS(セキュリティ)領域で事業を展開している当社は、2018年にプライバシー管理ソフトウェアにおいてリーダー企業であるOneTrust社の日本初のコンサルティングパートナーとなり、同社製品であり各プライバシー規制に対応したCookie同意管理ツール「CookiePro」の導入により、数多くの企業に対してGDPRをはじめとする規制への準拠を支援してまいりました。Arm Treasure Dataとの協業により、当社のプライバシー管理に関するノウハウとArm Treasure Dataのデータ利活用に関するノウハウを併せて提供することで、リスク管理を踏まえた適正なデータ取扱いによる積極的なデジタルマーケティングを促進します。

 

協業の第一歩として、Arm Treasure Dataのクライアントにおけるデータ取り扱いに関わるプライバシー保護の課題を、当社の「CookiePro」導入支援及びコンサルティングサービスを通じて解決してまいります。
また今回の協業に関し両社共催でセミナーを開催します。

 

<セミナー概要>

タイトル:『デジタルマーケティング×プライバシー保護』で競争力を高めるポイント
日時:2019年12月10日(火)15:00〜17:00
場所:トレジャーデータ東京オフィス(東京都千代田区)

セミナー詳細、お申込みについては以下のURLよりご確認ください。
URL:https://www.treasuredata.co.jp/seminar/20191210-privacy-seminar-grcs/



今後は、当社の強みであるプライバシー保護管理支援ツール「OneTrust」や、Cookie同意管理ツール「CookiePro」、サプライチェーンを含め企業が保有する全ての個人情報の適正な管理を支援する当社製品の外部委託先管理ツール「Supplier Risk MT」などを通じたデータ保持によるリスクを適正に管理する体制構築の支援と、Arm Treasure Dataの強みであるデータの収集・活用によるデジタルマーケティング及びデジタルトランスフォーメーションの推進、これら両社の強みを活かし企業における新たな価値創出を支援してまいります。

 


<GRCSについて>
GRCSは、企業を取り巻く複合的課題をGRC (Governance、Risk、Complianceの総称)の側面から解決するITサービスパートナーです。コンサルティング及びそのノウハウをベースに開発した独自のIT-GRCソリューションや、最新のセキュリティソリューションを提供し、企業経営における迅速な意思決定を支援します。



 

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GRCSによるブログ記事です。