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社内リスク管理業務の支援サービス「GRCアウトソーシング」の提供開始

GRCS_logo

負荷が過大な業務を一括して代行、業務効率化によりリスク管理体制の高度化を支援

 

株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、企業のリスク管理に関わる煩雑な業務を代行する、社内リスク管理業務支援サービス「GRCアウトソーシング」の提供を開始します。当社のクラウドサービス契約者を対象に、情報収集やデータ登録、集計作業などの業務を代行します。負荷が高い業務のアウトソースと、クラウド管理によるリスク可視化を行うことで、業務効率化と実効的なリスク管理体制の実現を支援します。

 

企業のリスク管理やガバナンスに対する評価は年々厳しくなり、その必要性が高まっています。企業においてあらゆるリスクを管理する上での喫緊の課題は、それらの業務を担う人員の不足です。特定の時期に高い負荷が発生する業務や、業務量が少ないものの継続性が求められる業務などに人的リソースが割かれており、注力すべきリスク分析やリスクマネジメントなど根幹となる業務に十分な時間を割けない状況が発生しています。

 

このような現状を解決するために、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)の領域において様々なリスクを管理し可視化するためのクラウドサービスを提供する当社は、当社のクラウドサービスをご契約いただいたお客様を対象にデータ収集及び入力業務などを追加で提供する、社内リスク管理業務支援サービス「GRCアウトソーシング」を開始します。当社の長年にわたるGRC領域における実績と経験を活かし、アセスメントのヒアリング及び結果の登録や外部委託先情報の登録管理、サイバーインシデント情報の登録管理など、特に人的リソースが必要な業務を当社が代行します。初期サービスメニューは以下表1とし、今後は順次サービス内容を拡大していく予定です。入力作業などの事務作業のアウトソースは海外においては普及が進んでおり、これにより可視化されたリスクの分析とそれに基づく対応策の立案と実行に注力でき、より高度かつ実効性のあるリスク管理が可能となります。

 

1 社内リスク管理業務支援サービス「GRC アウトソーシング」サービス一覧

※入力されたデータは、豊富な実績のあるSalesforceのクラウド基盤上で安全に管理されます。

 

 

サービス分類

料金例

サービス詳細/対応可能な業務の例

1

基本
機能

基本
サービス

10万円~/

GRC アウトソーシング」を利用して頂くための
基本サービスです。
お客さまのデータを保管するための基本契約となります。

2

インシデント
管理

サイバーインシデント
登録管理

3万円~/

社内で発生したサイバーインシデント情報の登録と
分析を行います。
1ヶ月あたりのインシデント数に応じた課金となります。

3

ダッシュボード

ご要件に応じたサイバーインシデント発生状況の
レポートを作成し報告します。
頻度とレポート量に応じた課金となります。

4

委託先
管理

アセスメント
登録管理

外部委託先に対して、セキュリティに関する
定期的なアセスメントのヒアリング及び
結果の収集と集計を行います。

対象となる委託先数に応じた課金となります。

5

ダッシュボード

ご要件に応じた外部委託先の
監査状況のレポートを作成し報告します。
頻度とレポート量に応じた課金となります。

6

委託先管理
業務全般

契約前のスクリーニングチェック、契約後のモニタリングなど
外部委託先とのコミュニケーション全般を支援します。
管理対象となる委託先数に応じた課金となります。

 

 

■対応する当社クラウドサービス

・インシデントと脆弱性の管理ツール「CSIRT MT」:https://www.grcs.co.jp/products/csirtmt

・外部委託先リスク管理ツール「Supplier Risk MT」:https://www.grcs.co.jp/products/srmt

 

今後は特に上場企業において、経営上のリスクに関する定性的な情報を適切に社外へ開示することがデファクトスタンダードになることが想定されます。当社は企業のリスク管理業務における業務効率化を包括的に支援することで、迅速かつ的確な経営判断に貢献します。

 

 


GRCSによるブログ記事です。