その攻撃ベクターは、SSDP (Simple Service Discovery Protocol)/CLDAP (Connection-less Lightweight Directory Access Protocol)/DNS (Domain Name System)/NTP (Network Time Protocol) を使用した、80 番ポートへの UDP リフレクションが1つのピークを構成しており、全体の攻撃時間は約15分とのことだった。
この攻撃は2021年11月に行われ、アジアのある顧客企業を攻撃した。攻撃は約10,000のソースから発信されたが、そこには米国/中国/韓国/ロシア/タイ/インド/ベトナム/イラン/インドネシア/台湾などの国々が含まれる。この 3.47Tbps の攻撃は、これまでに Microsoft が対処した攻撃の中で最大であり、おそらく過去に記録された中でも大規模なものだと思われる。