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こんにちは web担当の山中です
今日は普段生活するのに役立つ身近な色についての役割を考えてみたいと思います。
まずこういう標識
一般的に黄色と黒は視認性が非常に高く、おのずと注意を引く配色になっています。例えば標識などで、注意してね!本当に危険だから!時には死んじゃうくらいの危険だよ!とセキュリティを謳うものにはだいたいこの配色がなされています。
というのも、別名「警戒色」と言われており、見たら何やら違和感を感じてしまうので人の目に留まりやすくなっているみたいです。
スズメバチなど有毒な動物という警告を現す色も黒と黄色の縞模様を持ちます。これは同時に敵から身を守る役目もあるそう。
【おまけ】全国の有名コーヒーチェーン店、あのショップカードにはこの配色がされてますが、 ちょっとデザイン性を持たせるだけで、とてもモダンな感じになってます。
次に代表的な色として赤を見てみましょう。
赤には活力やアクティブなど強く刺激するイメージ効果を持ちます。また禁止を表す色でもありますね。
よく見るマークとして、入っちゃダメだよや禁煙など、禁止を意味するのが皆さんもご存知のこれ赤い丸の中にダメを意味する斜線例:禁煙マーク
たまにみかけるバージョンタバコが前
一方で、赤は、女性をより魅力的に見せる効果もあるみたいです。
ある実験で、同じ女性の顔写真を、背景に色を付けない場合と、赤を背景にした場合の2パターン用意してどちらがより魅力的に映るかという実験を行いました。すると圧倒的に赤色背景の方に人気が集まったみたいです。
ほか、エレベーターの非常ボタンもやはり赤色をしていますね。
そして緑
安心や安定、調和や優しさ、リラックス効果があると言われています。例えば上にあげた禁煙マークの逆バージョン、喫煙エリアのマークには緑色が使われていますね。
タバコを吸うことにマイナスイメージを持っていると、緑は逆に違和感を持ちそうです。
ちょっと逸れますが、海外では喫煙は害があるものと警告するため、吸う人に罪悪感を植え付けるためにタバコのパッケージにはまともに閲覧できないくらい、辛辣な写真を載せているものが多いみたいです。
一般的に色の持つ意味は国によって様々ですが、上に挙げた、赤、黄色、緑が持つ意味として、信号機にも採用されているように、・赤は危険・黄色は注意・緑(青)は安全は、世界のデファクトスタンダードとして共通の認識になっています。
セキュリティリスクマップでも危険度が低い緑から危険度が高い赤へと変わる配色パターンを採用しているのがよく見られるのではないでしょうか?
ここで、余談ですが我が家の網戸は赤が開かない、緑が開くというように鍵が付いています。
ただ、子供が外に出ないように配慮する場合、網戸が開いてしまうのは危険なので、緑が安全だと認識していると間違えてしまうことが多々あります。
色の持つ意味と、個々による状況によっては本質的な意味が必ずしも一致する訳ではないので、場合によっては混乱することもありそうです。
2017年にGRCSに中途入社。 入社前はWebデザイン、アプリのUI/UX、DTP関連など制作全般に携わっていた。 現在はマーケティング部でGRCやセキュリティ領域の自社サイトのWeb制作ほか、セキュリティ関連の記事執筆などを担当している。