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全社的リスクマネジメント支援ツール「Enterprise Risk MT」に インシデント管理機能を追加

対応状況のナレッジ化及びリスクや対応策の再評価を推進し一気通貫したリスク管理を支援

株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下 当社)は、当社が開発・提供する全社的リスクマネジメント(ERM)を支援するクラウドアプリケーション「Enterprise Risk MT(ERMT)」(エンタープライズリスクエムティ、以下 ERMT)の新機能として、インシデント管理機能を追加し提供を開始しました。リスク情報ならびに対応策と併せ発生したインシデント情報を一元管理することで、より高度なリスクマネジメント活動の実現に寄与します。

 

これまで当社はERMTの提供を通じ、企業のERM活動における多数のリスク情報をツール上で体系的に管理することで多角的なリスク分析や可視化を可能にし、より実効性のあるERM活動を支援してまいりました。企業におけるリスクマネジメントにおいては、リスクが顕在化した際の影響や被害を低減させるために予め準備をする活動とともに、実際に起こってしまったインシデント(事件・事故)に対する迅速な対処や被害低減そして再発防止に取り組むインシデント管理活動も重要となります。

特に、ESG(Environment:環境/Social:社会/Governance:ガバナンス)領域に関連するような不祥事等の早期把握や予防については、投資家等からの企業評価にも直結する喫緊の課題となっています。また、EHS(Environment:環境/Health:健康・衛生/Safety:安全)管理の面からも、日常発生するインシデント管理の重要性は高まっています。

 

しかしながらインシデント管理体制が不十分なために対応にバラツキがあったり、そもそも発生状況が社内で正確に把握・集計できていない、そのため再発防止やリスク低減へ活かすための分析等へ結びつかないといった状況を抱える組織も少なくありません。
このような背景から当社は、リスク顕在化の予兆となるヒヤリハットやインシデントの発生状況や被害、対策の状況を一元的に管理するため、リスクマネジメント支援ツールであるERMTに「インシデント管理機能」を追加しリリースいたしました。

<インシデント管理機能 概要>

発生したインシデント情報を登録することで、予めERMTへ登録済の対応策との紐付けやその後の対応状況の管理が円滑に実施できます。またインシデント管理におけるExcelやメールベースでの情報のやり取りをツール上へ置き換えることで作業効率化を実現するとともに、権限設定によって情報の開示範囲を限定することでセンシティブな情報の外部漏洩の予防が可能となります。さらにインシデント情報を蓄積することで発生傾向の把握やリスク及び対応策の再評価、ナレッジ化が可能となります。

 

ERMT インシデント詳細画面ERMT インシデント詳細画面

 

■特長

  • インシデントをオンラインで報告し、報告させたい項目や内容の抜け漏れ等を防止
  • 即座に情報集約と共有ができ、インシデント毎に異なる承認フローも設定可能
  • 現場写真や証拠文書等のインシデントに関する情報の一元管理と閲覧制御が可能
  • 既存の報告プロセスに合わせた項目等のカスタマイズが可能
  • レポート・ダッシュボード機能によるデータの可視化が可能

    URL:https://www.grcs.co.jp/products/ermt

 

 

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GRCSによるブログ記事です。