転職サイトおすすめ比較ランキング!理想の転職を実現するコツも紹介

転職サイト おすすめ

キャリアアップや自身の希望を実現するために転職活動を行っている方は数多く存在します。転職希望者にとって必要不可欠なのが「転職サイト」でしょう。

しかし、現在有料職業紹介事業者は30,000を超えており※、膨大な数の転職サイトが運営されています。これだけ数が多いとどの転職サイトに頼ればいいのか迷ってしまいます。

厚生労働省職業安定局人材サービス総合サイト(有料職業紹介事業 31,009件 令和6年2月21日時点)

転職活動は大きなライフイベントで、絶対に失敗したくないものです。そのためには、自身に最適な転職サイトを活用・利用しなければいけません。

「最適な転職サイト」は人それぞれです。ここでは、「総合的に評価が高い」「年代別」「職種別」など、様々なカテゴリで人気の転職サイトを紹介します。

また、最適な転職サイトの選び方や有効活用法、転職を成功させるためのコツも解説しています。ぜひ参考にしてください。

※各表の情報は2024年2月時点

【マイナビのプロモーションを含みます】

サービス名 対応エリア 特徴
リクルートエージェント 全国
海外
日本最大級の規模と実績がある転職エージェント
doda(デューダ) 全国
海外
転職エージェントと転職サイト、スカウトの機能がある
リクルートダイレクトスカウト 全国 AIによるマッチング機能やエージェントとのチャット機能などの新機能でハイクラス求人を狙える
エン転職 全国
海外
担当者自らが企業を取材し、おすすめする点に加えネガティブ情報も正直に掲載
マイナビ転職 全国
海外
求人案件の応募要件も未経験からベテランまで幅広いためバランスのよい転職サイト
ビズリーチ 全国
海外
年収500万円以上の転職希望者を対象のスカウト型転職サイト
JACリクルートメント 全国
海外
ハイクラス、ミドルクラスの求職者が対象でサポート豊富
おすすめの転職サイト・転職エージェント厳選7選

【総合】おすすめ転職サイトランキング

【総合】おすすめ転職サイトランキング

おすすめの転職サイトをランキング形式で紹介します。まずはどのような転職希望者でもおすすめできるトータルバランスに優れた転職サイトです。

転職希望者の属性や希望はそれぞれ異なります。例えば、「年代」「職種」「勤務地」「待遇」「ポジション(役職)」「働き方」などです。

以下の転職サイトには転職に関するあらゆるニーズに合致する求人案件が数多く掲載されています。また、転職に関する様々な情報も得られます。

転職サイトは複数の登録を推奨しますが、そのうち1社もしくは2社は以下のいずれかのサイトへ登録したほうがよいでしょう。

リクルートエージェント:非公開求人20万件以上!日本最大級の転職エージェント

リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 365,746件
拠点 北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京(2拠点)、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
対応エリア 全国、海外
リクルートエージェントの基本情報
リクルートエージェントのおすすめポイント
  • 日本最大級の転職エージェント、リクルートエージェントが運営する転職サイト
  • 数多くの非公開求人を有している
  • 経験豊富なキャリアアドバイザーからの転職サポートを受けられる

リクルートエージェントは、日本最大級の規模と実績を誇る転職エージェントが運営する転職サイトです。

リクルートエージェントはその名の通り株式会社リクルートが提供するサービスです。就職情報誌の老舗であるリクルートですから掲載している求人案件は質、量ともに高く、掲載している情報量も豊富です。企業の特徴や業務内容、待遇など知りたい情報が一目瞭然です。

求人案件数に関しては公開求人が367,6932件、さらに非公開求人は226,080件が掲載されています(2024年2月1日現在)。ほぼ全ての業種業界・職種を取り扱っている、と言っていいでしょう。

非公開案件とは、リクルートエージェントの独自の、もしくはコンフィデンシャルな案件です。魅力的な案件が多く、20万件以上取り扱っているのは大きな魅力です。

また、経験豊富なキャリアアドバイザーからの転職サポートもメリットのひとつです。求人案件の詳細だけではなく、転職活動の方法や面接対策のアドバイスなどを受けられます。

リクルートエージェントのサイトの利用は、転職エージェントであるリクルートエージェントへ登録が必須です。

doda(デューダ):公開求人数20万件以上で充実した転職コンテンツが満載

doda(デューダ)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 235,832件
拠点 北海道(2拠点)、宮城、東京(7拠点)、神奈川(2拠点)、静岡、愛知(2拠点)、京都、大阪(3拠点)、兵庫、岡山、広島、福岡(2拠点)、鹿児島
対応エリア 全国、海外
doda(デューダ)の基本情報
dodaのおすすめポイント
  • 求人企業から直接スカウトメールが届く
  • 20万件を超える豊富な求人案件数
  • 転職を行う上で関心の高いコンテンツが豊富

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する総合転職サイトです。doda自体は歴史の古い転職情報サービスであり、非常に高い知名度を持つサイトです。

dodaはスカウト機能に特徴があります。それは、転職エージェントであるパーソルキャリアの転職サイトにも関わらず求人企業から直接スカウトを受けられる点です。時には「面接確約」のスカウトを受けられる可能性もあります。

一般的に転職エージェントが運営する転職サイトはそのエージェント経由でしか求人案件に応募できません。ましてや企業からのスカウトはありません。

掲載している求人案件数も多く、多種多様な20万件以上の案件が常時公開されています(239,252件。2024年2月1日時点)。求人案件は週2回更新され、更新時には随時2万件以上の案件がアップされます。掲載されている情報は常に新鮮です。

求人の検索項目は各項目ともに細分化されており、その組み合わせで検索できるので希望の求人案件を容易に見つけられるでしょう。

転職に関して興味深いコンテンツが充実しているのも特徴です。例えば、「平均年収ランキング」「転職タイプ診断」「データで見る転職」など、知りたい情報を客観的なデータで得られます。

リクルートダイレクトスカウト:リクルートが提供するスカウト専門サイト

リクルートダイレクトスカウト
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 226,923件
拠点 北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京(2拠点)、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
対応エリア 全国
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント
  • リクルートが提供するスカウトに特化した転職サイト
  • 多数の転職エージェントからスカウトを受けられる
  • 2023年12月にリニューアルし様々な機能が追加

リクルートダイレクトスカウトはリクルートが提供するスカウト型の転職サイトです。経歴や希望を登録すれば、あとは求人企業や転職エージェントからのスカウトを待つだけです。

転職サイトから求人案件に応募する場合、求人検索を行い希望に合致した案件に応募するのが一般的でした。ある程度想像できる希望の範囲内の求人案件にしか応募できません。

しかしスカウト型の転職サイトは自分には思いつかない案件のスカウトを受けられます。しかも、経歴を公開する際には希望を明記しているため案内される案件はミスマッチが起こりません。今後転職サイトの主流になる可能性があります。

リクルートダイレクトスカウトは就職・転職情報サービスとして老舗のリクルートが運営しています。ブランド力を活かして今まで培った顧客ネットワーク、さらには多数の転職エージェントと提携しています。登録すれば多くのスカウトを受けられる可能性があります。

スカウト型の転職サイトとして知名度が高いのはビズリーチですが、ビズリーチに登録するには審査に通過する必要があります。しかしリクルートダイレクトスカウトへの登録は制限がないため、どなたでもスカウトサービスを利用できます。

リクルートダイレクトスカウトは2023年12月にリニューアルしました。AIによるマッチング機能やエージェントとのチャット機能などの新機能が追加され、より使いやすくなったと評価されています。

なお、リニューアルに伴い、求人を行う企業や転職エージェントへのプロモーションも強化しています。今まで以上に多くの企業や転職エージェントが参画するでしょう。

エン転職:会員数1,000万人以上と多くのユーザーから支持されている転職サイト

エン転職
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公開求人数 105,055件
拠点 東京(2拠点)、埼玉、千葉、愛知、大阪、福岡
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://employment.en-japan.com/
エン転職の基本情報
エン転職のおすすめポイント
  • オリコン顧客満足度調査の転職サイト部門で2018年~2023年まで6年連続1位を獲得
  • 求人情報の内容が詳細に記載されているので企業の情報を把握しやすい
  • 転職エージェントからのスカウトも受けられる

エン転職はオリコンの満足度調査の転職サイト部門で2018年から6年連続1位を獲得している転職サイトです。会員数は1,000万人を超え多くの転職希望者が利用しています。

ユーザーから高く評価されている理由の一つに掲載している情報の充実度が挙げられます。求人案件はエン転職の担当者自らが企業を取材し、おすすめする点に加えネガティブ情報も正直に掲載します。

さらに、独自のリソースから勤務中の社員や在籍していた社員のクチコミ、それに対する企業担当者のコメントまでも情報提供しています。情報は単に企業から提供された情報だけではありません。多方面からの情報も収集し公開しているのです。求人企業と求職者とのミスマッチを起こりにくくしています。

この他にも、サイトやスマホアプリの使いやすさ、エン転職独自の求人特集など、様々な点でユーザーから評価されています。

エン転職は求人掲載型の転職サイトですが、スカウトサービスも提供しています。スカウトを希望する方は、経歴や希望を掲載すれば関心を持った企業や転職エージェントからのスカウトやオファーを受けられます。

マイナビ転職:ここにしかない独占案件が多数掲載

マイナビ転職
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 非公開
拠点 北海道(3拠点)、青森、岩手、山形、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、群馬、東京(3拠点)、神奈川、愛知、山梨、長野(2拠点)、静岡(2拠点)、福井、岐阜、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫(2拠点)、島根、岡山、広島、愛媛、福岡(2拠点)、長崎、熊本、沖縄、海外(4拠点)
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://tenshoku.mynavi.jp/
マイナビ転職の基本情報
マイナビ転職のおすすめポイント
  • 転職サービス大手のマイナビグループが提供する転職サイト
  • マイナビ転職にしかない独占案件を多数掲載
  • 全国各地のセミナーや転職フェアを積極的に実施

マイナビ転職は大手総合人材情報サービス、マイナビグループの転職サイトです。様々な業種業界の企業が多種多様の職種の求人案件を公開しています。求人案件の応募要件も未経験からベテランまで幅広いためバランスのよい転職サイトと言っていいでしょう。

スカウトサービスも提供しており、希望すれば企業や転職エージェントからのスカウトを受けられます。企業からのスカウトには「プレミアム特典」や「スカウト特典」などの特典のあるサービスがあります。

マイナビ転職には他には掲載していない独自案件を多数掲載しています。他の転職サイトにない求人情報を得たい方にはおすすめです。

全国各地で転職フェアや合同説明会などのイベントを積極的に実施しているのも特徴です。これは全国に拠点を展開しているマイナビの強みを活かした施策です。

転職フェアや合同説明会では企業担当者と直接会って求人の詳細情報や疑問点を確認できます。検討している企業であれば応募するかどうかの大きな判断材料となるでしょう。

20代や第二新卒におすすめの転職サイト

20代や第二新卒におすすめの転職サイト

「新卒の就活が上手くいかず不本意な就職をしたのでリベンジ転職をしたい」「就職したものの想像とは違っていた」「新たにやりたいことが見つかったのでチャレンジしたい」

など、何らかの事情で転職を考えている20代や第二新卒の方は多いでしょう。その中には「20代は実務経験が浅いので転職が難しいのでは?」と考えている方がいるかもしれません。しかし心配はいりません。

20代、第二新卒の転職希望者が転職サイトを選ぶ際には、「未経験応募可能な求人案件」が多数掲載しているサイトをおすすめします。さらに、転職活動の方法やノウハウを丁寧に解説するコンテンツが豊富かどうかも確認してください。20代や第二新卒の転職希望者は「はじめて転職」の方が多いからです。

20代や第二新卒を対象とした転職サイトは数多く存在します。その中で、特におすすめのサイトを紹介します。

Re就活:はじめて転職に役立つコンテンツが満載

Re就活
運営会社 株式会社学情
公開求人数 12,931件
拠点 東京、愛知、京都、大阪、福岡
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://re-katsu.jp/career/
Re就活の基本情報
Re就活のおすすめポイント
  • 20代、第二新卒の転職に特化した転職サイト
  • はじめて転職の方に役立つコンテンツが満載
  • 企業から直接スカウトを受けられる

Re就活は、新卒就職情報サービス大手の株式会社学情が運営する転職サイトです。20代や第二新卒を対象とした転職サイトで、実務経験が浅い方や未経験でも応募可能な求人案件が数多く掲載されています。

2024年2月1日時点で掲載されている求人案件はおよそ12,894件です。そのうち職種・業界未経験でも応募可能な案件は850件を超えます。

また、はじめて転職活動を行う方向けのコンテンツが充実しています。書類の書き方や面接対策などの転職活動の進め方だけではなく、

  • 20代のキャリア形成の参考になる「20代の働き方研究所」
  • 今後の方向性に悩んでいる方向けの「適職診断」
  • 転職に成功した方の体験談を集めた「20代の転職実例レポート」

などの役立つ情報を発信しています。

スカウト機能もあり、経歴を公開すれば企業からのスカウトメールを受けられます。イベントも定期的に実施されており、転職フェアでは数多くの求人企業との接点ができます。

企業担当者と直接コミュニケーションが取れれば、転職に対する疑問や不安が解消しやすくなるでしょう。

doda:業種職種未経験でも応募可能を多数掲載

doda
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 18,172件(総案件数253,832件)
拠点 北海道(2拠点)、宮城、東京(7拠点)、神奈川(2拠点)、静岡、愛知(2拠点)、京都、大阪(3拠点)、兵庫、岡山、広島、福岡(2拠点)、鹿児島
対応エリア 全国、海外
doda(デューダ)の基本情報
dodaを20代や第二新卒におすすめする理由
  • 業界、職種未経験案件が18,000件以上
  • 企業からの面接確約オファーを受けられる
  • 自分にあったキャリアパートナーを選べる

転職サイトとしてトータルバランスのよいdodaは、20代や第二新卒の転職希望者にも特におすすめです。

おすすめする理由には、まず業種・職種未経験でも応募可能な求人案件を多数取り扱っている点が挙げられます。

dodaが持つ20万件を超える求人案件のうち、18,000件が業種・職種未経験でも応募可能です(2024年2月1日時点)。未経験でも応募可能な案件は若手を対象としたものが大半を占めるため、20代や第二新卒の方々を対象にした案件が多い、と言えます。

提供するスカウトサービスである企業からの「面接確約オファー」は書類選考のプロセスを省いて面接に進めます。実務経験が短く書類選考の通過に自信がない20代や第二新卒の方でもスムーズに選考を進められます。

dodaは600社以上の転職エージェント、5,000人以上のキャリアアドバイザーと提携しています。もしこの中から自分にあったキャリアアドバイザーを見つけられれば非常に頼りになります。

経験の浅い20代や第二新卒であればなおさらそう感じるでしょう。

AMBI:若手でもハイキャリアを目指す方のためのサイト

AMBI
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公開求人数 12,528件
拠点 東京(2拠点)、埼玉、千葉、愛知、大阪、福岡
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://en-ambi.com/
AMBIの基本情報
AMBIのおすすめポイント
  • 若手ハイキャリア志向の転職希望者を対象とした転職サイト
  • スタートアップ企業、ベンチャー企業の案件も多数掲載
  • 気になる案件の書類選考通過が可能かどうか診断できる

AMBIはエン・ジャパン株式会社が提供する転職サイトのうちの一つです。特に若手でハイキャリア志向をお持ちの方が対象です。およそ115,000件(2024年2月1日時点)と数多くの案件が掲載されており、スカウト機能も利用可能です。

求人案件は大手企業や官公庁だけではなく、スタートアップ企業やベンチャー企業の案件も多数掲載されています。大半が若手を対象とした案件のため、キャリアアップやスキルアップを目指す20代には魅力的です。

スカウトサービスも利用可能です。AMBIは多数の転職エージェントと提携しています。しかもエージェントからのスカウトを受けられるだけではなく転職エージェントが掲載している求人案件への応募が可能です。

機能のひとつに「合格可能性診断」があります。掲載している求人案件に「気になる」をチェックすると、書類選考を通過する確率がどの程度かが判明します。

関心のある案件があるものの企業の選考基準に合致しないかもしれない、と悩んでいる方は応募に躊躇しているでしょう。しかし、合格可能性診断を利用すれば、書類選考通過の可能性だけではなく自身の市場価値も理解できる材料になります。

ハタラクティブ:フリーターや第二新卒でもチャレンジ可能な案件多数

ハタラクティブ
運営会社 レバレジーズ株式会社
公開求人数 3,590件
拠点 東京(3拠点)、神奈川、愛知、大阪、福岡
対応エリア 全国
公式サイト https://hataractive.jp/
ハタラクティブの基本情報
ハタラクティブのおすすめポイント
  • 20代の未経験者向けの転職支援サービス
  • キャリアアドバイザーが寄り添って転職活動をサポート
  • 短期間で高い確率で内定獲得の実績が多数あり

ハタラクティブはインターネットのメディアや事業を複数展開しているレバレジーズ株式会社が運営しているエージェント型の転職サイトです。

20代の転職希望者を対象とした転職サイトは数多くあります。その中でハタラクティブの最大の特徴は学歴や正社員経験を問わない求人案件が多い点です。中卒や高卒、非正規社員、フリーターの方でも応募可能な求人を多数取り揃えています。

正社員の就業経験がないと、「転職活動の進め方がわからない」のが悩みのひとつです。ハタラクティブではキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりに寄り添ってサポートします。

書類選考通過率は96%以上、内定率80%以上、などの実績からもキャリアアドバイザーのサポートの質の高さが伺えます。ハタラクティブの登録者はキャリアの浅い方が多いにも関わらず高い実績を残しているからです。

「未経験者でも応募可能な案件が多い、しかも書類選考通過率が高い」と聞くと求人の質に疑問を感じるかもしれません。

しかし、ハタラクティブの取り扱い求人案件3,490件のうち、大手企業の案件は1,100件とおよそ3分の1を占めます。大手企業への転職も可能です。

マイナビジョブ20’s:20代に特化した転職エージェントが運営する転職サイト

マイナビジョブ20’s
運営会社 株式会社マイナビワークス
公開求人数 非公開
拠点 東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫
対応エリア 全国
マイナビジョブ20’sの基本情報
マイナビジョブ20’sのおすすめポイント
  • 20代に特化したエージェント型の転職サイト
  • 求人案件の多くが第二新卒歓迎・職種未経験OKの案件
  • 入社後の定着率は95.2%と高く、腰を据えて業務に取り組める

マイナビグループが展開する数多くの転職サイトの中で、マイナビジョブ20’sは第二新卒・既卒者向けの転職サイトです。企業の人材採用に豊富な実績を持つマイナビグループのノウハウを活かし最適なマッチングを実現しています。

エージェント型の転職サイトのため、サービスを利用するにはキャリアアドバイザーとの面談が必要です。登録後は専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートするので、はじめて転職する方には心強い存在となるでしょう。

紹介可能な求人案件のうち、「第二新卒歓迎」「職種未経験OK」の案件が大半を占めているのは大きな特徴です。

機能のひとつである「マイナビジョブ20’sスカウト」を利用すれば求人企業から直接スカウトを受け取れます。思いもよらなかった企業からのオファーを受けられるかもしれません。

未経験職種にチャレンジしても入社後にミスマッチが起こるのでは・・と心配している方もいるでしょう。しかしマイナビジョブ20’sを利用して転職した方の定着率は95.2%です。ほとんどの方が定着しているのでご安心ください。

30代のミドル層におすすめの転職サイト

30代のミドル層におすすめの転職サイト

多くの30代の求職者が転職活動で希望に挙げる条件は「キャリアアップ」「スキルアップ」「年収アップ」ではないでしょうか。この条件をクリアするには経験を活かした転職を実現しなくてはいけません。

特に30代になると待遇面は転職において非常に重要です。ほとんどの方は転職先では今までと同等、もしくは同等以上の金額の条件を望んでいるでしょう。同条件、もしくは同条件以上の給与を得るには即戦力として転職先の企業に貢献する必要があります。

30代におすすめの転職サイトは、「未経験ではなく一定以上の実務経験をお持ちの方」を対象とした求人案件が多いサイトです。特におすすめのサイトを紹介します。

リクルートダイレクトスカウト:ハイキャリアを目指す方へのスカウトが多数

リクルートダイレクトスカウト
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 226,923件
拠点 北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京(2拠点)、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
対応エリア 全国
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
リクルートダイレクトスカウトを30代におすすめする理由
  • 一定のキャリアを持った方が対象のスカウト型転職サイト
  • 高額の年収の求人案件が多い
  • 数多くの転職エージェントが参画している

リクルートが運営するスカウト型の転職サイト、リクルートダイレクトスカウトは30代にもおすすめします。

理由は、このサイトのコンセプトが未経験やキャリアの浅い方を対象にしているのではなく、「ハイキャリアの転職サイト」だからです。一定のキャリアを持った登録者に対して求人企業や転職エージェントがアプローチを行います。

また、年収800~2,000万円の求人案件が12万件以上と高額の年収の案件が多いのも30代におすすめの理由です。これらの求人案件の多くは、即戦力として活躍できる30代を対象としています。

前述の通り会員に対してスカウトするのは求人企業だけではなく、転職エージェントも含まれます。数多くの求人案件や独占案件を持つエージェントからのスカウトが期待できます。

ビズリーチ:一定のキャリアをお持ちの方を対象とした転職サイト

ビズリーチ
運営会社 株式会社ビズリーチ
公開求人数 106,647件
拠点 東京(3拠点)、静岡、愛知、大阪、広島、福岡
対応エリア 全国、海外
ビズリーチの基本情報
ビズリーチのおすすめポイント
  • 国内最大級のスカウト型転職サイト
  • 年収500万円以上の転職希望者を対象
  • 多数のヘッドハンターとのコンタクトが可能

CMでもおなじみのビズリーチは国内最大級のスカウト型の転職サイトです。経歴や希望を登録し、経歴に関心を持った企業やヘッドハンターからのスカウトを待つのが基本サービスです。

求人案件の応募も可能で、2024年2月1日時点で掲載している案件は106,139件です。リクルートエージェントやdodaと比較すると案件数が少ない、と感じるかもしれません。

しかしビズリーチと契約している求人企業は累計でおよそ26,200社、ヘッドハンター数は6,600人です。これらの企業やヘッドハンターからスカウトを受けられる可能性があるのは大きな魅力です。

ビズリーチは30代以上の方向けの転職サイトと言えます。転職希望者が登録するには審査があり、一定のキャリアをお持ちの方でないと審査に通りません。

審査基準は非公開ですが、ある程度のキャリアを持ち、年収500万円以上の方であれば審査に通る可能性が高いでしょう。また、掲載している案件の3分の1以上が年収1,000万円以上の案件です。

ビズリーチは「有料プラン」を設けている数少ない転職サイトです。無料会員でも利用できますが、一部のサービスしか利用できず、有料会員はすべての求人、スカウトメールの閲覧・返信が可能になります。

登録は無料で、登録してから一定期間は有料プランのサービスを受けられます。まずは無料期間内にサービスを利用し、それから有料プランに変更するのか無料会員を継続するかを判断してもよいでしょう。

エン ミドルの転職:30代や40代を対象とした転職サイト

エン ミドルの転職
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公開求人数 222,148件
拠点 東京(2拠点)、埼玉、千葉、愛知、大阪、福岡
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://mid-tenshoku.com/
エン ミドルの転の基本情報
エン ミドルの転職のおすすめポイント
  • 30代・40代を対象とした転職サイト
  • 1,000万円以上の求人案件が多数掲載されている
  • 400社以上の転職エージェントとの接点ができる

エン ミドルの転職はエン・ジャパン株式会社が提供している転職サイトで、30代・40代の求職者を対象としています。エン・ジャパンでは、前項で紹介した「AMBI」が20代向け、「エン ミドルの転職」が30代、40代向けと位置づけています。

経験豊富な求職者が対象の転職サイトのため、経営幹部や部長クラスの求人案件を多数掲載しています。2024年2月1日時点で19,284件の案件が年収1,000万円以上の求人です。

エン ミドルの転職は「提携している転職エージェントと求職者とのプラットフォーム」です。400社を超える転職エージェントがエン ミドルの転職を利用し、関心のある登録者をスカウトします。

そのため、掲載している求人案件も基本的に「転職エージェントが顧客の求人を掲載」とお考えください。

転職エージェントが掲載している案件の中には、その転職エージェントしか取り扱っていない「独占案件」もあります。他では見られない希少な案件に出会える可能性があります。

JACリクルートメント:30代から50代をメインターゲットとした転職サイト

JACリクルートメント
運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
公開求人数 8,042件
拠点 宮城、埼玉、東京、神奈川、静岡(2拠点)、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントの基本情報
JACリクルートメントのおすすめポイント
  • 転職エージェントの老舗、JACリクルートメントが運営する転職サイト
  • ハイクラス、ミドルクラスの求職者が対象
  • 経験豊富な転職コンサルタントのサポートを受けられる

JACリクルートメントはプライム市場上場の転職エージェント、株式会社ジェイ エイ シーリクルートメントが運営しています。

JACリクルートメントは1988年に設立した転職エージェントです。設立当初から「外資系企業への転職サポート」「ミドルキャリア・ハイキャリアの転職サポート」を強みとしています。30代の方で一定のキャリアをお持ちの方であれば多数の案件紹介を受けられるでしょう。

JACリクルートメントは転職エージェントのため、キャリアコンサルタントのサポートを受けられます。ちなみに、オリコンの顧客満足度調査では、「ハイクラス・ミドルクラス転職部門」で6年連続1位を獲得しています。サポートの質の高さが窺えます。

在籍しているキャリアコンサルタントは1,200名を超え、それぞれが専門分野や得意分野を持ったプロフェッショナルです。転職活動で頼りになる存在となるでしょう。

日経転職版:日経ID会員をターゲットにした優良企業の案件が多数掲載

日経転職版
運営会社 株式会社日経HR
公開求人数 305,462件
拠点 東京
対応エリア 全国
公式サイト https://career.nikkei.com/
日経転職版の基本情報
日経転職版のおすすめポイント
  • 日経グループが運営している転職サイトで優良企業の案件が多い
  • 求人企業の確かな情報を得られる
  • 年収800万円以上や部長級の案件を多数掲載

日経転職版は、日本経済新聞社グループの株式会社日経HRが運営している転職サイトです。求人案件の応募ができる上に転職エージェントからのスカウトを受けられます。

日経転職版の特徴は30代、40代の即戦力を募集している優良企業の案件が多い点です。優良企業からの人気が高いのは、日経転職版の会員の多くが即戦力として期待できる方が多いからです。

日経転職版は日経IDと提携しています。日経IDは会員数1,000万人を超える日本最大級のオーディエンス・プラットフォームです。しかも会員はほぼ全てビジネスパーソンで30代、40代が半数を占めます。求人企業や転職エージェントからは質の高い求職者が登録している転職サイトとして注目されています。

日経転職版は「日経会社情報DIGITAL」と提携し、正確な企業情報を得られる点も魅力です。日経会社情報DIGITALでは、企業情報や財務データ、人事データ、プレスリリースなど転職活動に不可欠な情報を確認できます。

年収800万円以上のハイクラス案件、マネージャーや部長クラスの案件が多いのも30代におすすめできる理由のひとつです。

※日経IDの会員数・属性 

ハイクラス転職を実現したい方におすすめの転職サイト

ハイクラス転職を実現したい方におすすめの転職サイト

年収アップやポジションアップなど、よりワンランク上の自己実現に向け転職活動を行っている方がいます。いわゆる「ハイクラス転職を実現したい方」です。

ハイクラス転職におすすめの転職サイトは、「高年収」「マネジメント層」「スペシャリスト」の求人案件が多いサイトです。特におすすめのサイトを紹介します。

なお、30代や40代を対象とした転職サイトの多くは、ハイクラス転職の希望者も対象としています。前項の「30代におすすめの転職サイト」で紹介したサイトも検討してください。

ビズリーチ:「ハイクラス転職といえば」でお馴染みの転職サイト

ビズリーチ
運営会社 株式会社ビズリーチ
公開求人数 106,647件
拠点 東京(3拠点)、静岡、愛知、大阪、広島、福岡
対応エリア 全国、海外
ビズリーチの基本情報
ハイクラス転職にビズリーチをおすすめする理由
  • 「ハイクラス転職」を謳った転職サイトの草分け的存在
  • 数多くの年収の高い求人案件に出会える
  • 高年収での転職実績が数多くある

「ハイクラス転職と言えばビズリーチ」と思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。ハイクラス転職の転職サイトとしてのブランディングは見事に成功しています。

ビズリーチに掲載されている求人案件の多くは年収600万円以上の方をターゲットにしています。年収600万円は日本の平均年収(458万円:令和4年度)を大きく超えています。この点でもすでにハイクラスの転職サイトと言っていいでしょう。

令和4年分 民間給与実態統計調査 国税庁

さらに、総求人案件のうち3分の1以上が年収1,000万円の案件です(2021年度実績)。経営幹部や管理職などの高いポジションの案件が多数掲載されています。

なお、ビズリーチ経由で転職した方の転職後の平均年収は、30代840万円で、40代は960万円です。高い水準の年収額での転職をサポートしています。

リクルートダイレクトスカウト:リクルートが提供するハイキャリアのスカウトサイト

リクルートダイレクトスカウト
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 95,802件(総求人案件数226,923件)
拠点 北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京(2拠点)、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
対応エリア 全国
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
ハイクラス転職でリクルートダイレクトスカウトをおすすめする理由
  • 「ハイキャリア」をコンセプトにしたリクルートの転職サイト
  • 高年収帯の求人案件の掲載が多く決定後の平均年収も高い
  • リニューアルでより多くの転職エージェントが参画する可能性がある

リクルートダイレクトスカウトはリクルートが提供する転職サイトの中では特に「ハイキャリア」をコンセプトにしています。転職決定年収の平均が925万円とハイクラス転職の実績を残しています(2022年度実績)

利用方法は自身の経歴を登録し、企業や転職エージェントからのスカウトを待つスタイルです。ただ、求人案件も掲載しており気になる案件はチェックできます。掲載している求人案件で年収800万円~2,000万円の求人はおよそ12万件です(2023年7月実績)。

おすすめする理由のひとつに2023年12月に行われた大規模リニューアルがあります。内容の刷新とプロモーションで今後より多くの企業や転職エージェントの参画するでしょう。求人案件や転職エージェントの数が増えればより希望の転職を実現する可能性が高くなります。

リニューアルの施策のひとつに「複数のリソースの登録者をリクルートダイレクトスカウトに統合する」があります。統合によってリクルートダイレクトスカウトの登録者は大幅に増えます。

登録者の増加は求人企業や転職エージェントにとってもメリットです。スカウトを送る側からすれば登録者は多ければ多いほど対象が広がるからです。参画する企業や転職エージェントの増加が見込まれるのはこのためです。

doda X:掲載案件は全てハイクラスの求人

doda X
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 45,384件
拠点 北海道(2拠点)、宮城、東京(7拠点)、神奈川(2拠点)、静岡、愛知(2拠点)、京都、大阪(3拠点)、兵庫、岡山、広島、福岡(2拠点)、鹿児島
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://doda-x.jp/
dodaXの基本情報
dodaXのおすすめポイント
  • ハイクラス層に特化した転職サイト
  • 掲載している求人案件はすべてハイクラス
  • 厳選された約5,400人のヘッドハンターが求人を案内している

dodaXはパーソルキャリア株式会社が運営するハイクラス専門の転職サイトです。サービス自体は2019年に開始されましたが、2022年10月に現在の「dodaX」としてリニューアルしています。

dodaXは、「転職エージェントからのスカウト」「掲載している求人案件への応募」いずれのサービスも利用できます。

求人案件(2023年10月時点で約4万件)はすべてハイクラス案件で、800万円~2,000万円の案件が数多く掲載されています。なお、求人案件は「転職エージェントが取り扱っている案件」です。

また、現在dodaXには約5,400人のヘッドハンターと契約しており、それぞれが求人を案内しています。

ハイクラス案件は企業にとってコンフィデンシャルな案件が多く、特定のヘッドハンターにしか依頼をしない場合が多々あります。dodaXに登録すればより多くの希少な案件に出会えるでしょう。

なお、2024年4月からは企業が登録者にスカウトを行うサービスを開始します。よりスカウトを受けられる可能性が高くなります。

JACリクルートメント:ハイクラス転職の案件が多い転職サイト

JACリクルートメント
運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
800万円以上の公開求人数 1,011件(総案件数8,042件)
拠点 宮城、埼玉、東京、神奈川、静岡(2拠点)、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
JACリクルートメントの基本情報
ハイクラス転職でJACリクルートメントをおすすめポイントする理由
  • ハイクラス・ミドルクラスの転職に強い転職エージェント
  • 800万円以上の案件が多数掲載
  • 業界動向や職種を熟知したコンサルタントがサポート

JACリクルートメントは、「ハイクラス・ミドルクラスの転職に強い」転職サイトです。オリコン顧客満足度調査の「ハイクラス・ミドルクラス転職部門」では4年連続1位の評価を得ています(2019年~2024年度

)。

JACリクルートメントの求人案件を検索する際、「年収500万円」からが検索可能となっています。ミドルクラス以上の求職者を対象としている転職サイトと言えます。

公開されている求人案件およそ8,000件のうち800万円以上の求人案件はおよそ1,000件を占めます。さらに、そのうち1,000万円以上の案件はおよそ300件です。ポジションに関しても課長や部長、役員クラスの管理職案件が数多く掲載されています。

JACリクルートメントのキャリアコンサルタントは業種や業界ごとの担当制に分かれています。それぞれが業界の知識や動向、職種に関して豊富な知識を有しています。さらに転職サポートのスペシャリストで数多くの転職支援の実績も持っています。

どのようにキャリアアップや年収アップを実現できるのかを熟知しているので、ワンステップ上の転職を目指す方には頼りになる存在になるでしょう。

女性におすすめの転職サイト

女性におすすめの転職サイト

転職先を選ぶ重要なポイントは、企業の内容や仕事のやりがい、待遇面などが挙げられます。

女性が転職する際にはこの他にも、

  • 社員の男女比率
  • 結婚や出産などのライフイベント後の働き方
  • ワークライフバランス

などのポイントに注目されるのではないでしょうか。

女性が安心して転職できるための求人情報や転職活動の情報が充実しているおすすめサイトを紹介します。

doda(Woman Career by doda):女性視点でのコンテンツが満載

doda(Woman Career by doda)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 235,832件
拠点 北海道(2拠点)、宮城、東京(7拠点)、神奈川(2拠点)、静岡、愛知(2拠点)、京都、大阪(3拠点)、兵庫、岡山、広島、福岡(2拠点)、鹿児島
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://doda.jp/woman/
doda(Woman Career by doda)の基本情報
dodaを女性におすすめするポイント
  • 女性のための転職コンテンツがある
  • 女性視点での求人特集が組まれている
  • 女性が働く上で気になる情報が満載

20万件を超える求人案件を掲載しているdodaは女性にもおすすめです。dodaには、女性向け転職の専用コンテンツ「Woman Career by doda」があるからです。

Woman Careerの特徴は、まず、女性が特に気になるポイントでの求人案件の特集が組まれている点が挙げられます。例えば、「在宅・リモートワークOK」「育休・産休実績あり」「年間休日120日以上」「残業20時間未満」などです。

ライフイベント後も働きたい方、家庭をお持ちの方、ワークライフバランスを重視される方には希望の案件を見つけやすいでしょう。

さらに、女性の平均年収ランキングや女性の仕事満足度ランキングなど、女性を対象とした調査結果を掲載しています。自身の転職市場価値を把握できます。

また、「女性のモヤモヤを解消する100問100答」のコーナーでは、働く女性のあらゆる悩みに対して解決策を提案しています。仕事やプライベートで「どうすればいいのか」悩んだときにはぜひご覧ください。

解決のヒントが見つかるかもしれません。

女の転職type:女性を対象とした正社員の求人案件を多数掲載

女の転職type
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
公開求人数 2,597件
拠点 東京(2拠点)
対応エリア 全国
公式サイト https://woman-type.jp/
女の転職typeの基本情報
女の転職typeのおすすめポイント
  • 正社員で長く働きたい女性のための転職サイト
  • 国認定の優良企業の案件が多数掲載
  • 女性ならではの目線での求人検索が可能

女の転職typeは、株式会社キャリアデザインセンターが提供する転職サイトです。企業が求人案件を掲載する求人掲載型の転職サイトです。エージェント型の転職サイトではありません。

この転職サイトのコンセプトは「正社員で長く働きたい女性を応援する転職サイト」です。2,000件を超える女性が活躍できる求人案件のうち、約8割が正社員の求人です。掲載している求人案件は事務、営業、販売・サービスなど幅広い職種です。

求人は、「なでしこ」「くるみん」「えるぼし」など経済産業省や厚生労働省が認定した女性活躍企業が多数案件を掲載しています。安心して勤務できる環境が用意されている優良企業の案件が多い、と言えます。

女の転職typeでは求人検索の条件にも特徴があります。リモートワークや休日など一般的な検索項目に加え、「育児との両立OK」「女性管理職在籍」などで検索が可能です。

女性ならではのこだわりの条件で求人が検索できれば、より希望に近い案件に出会えるはずです。

マイナビ転職女性のおしごと:女性に人気の様々な求人案件が見つかる

マイナビ転職女性のおしごと
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 非公開
拠点 北海道(3拠点)、青森、岩手、山形、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、群馬、東京(3拠点)、神奈川、愛知、山梨、長野(2拠点)、静岡(2拠点)、福井、岐阜、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫(2拠点)、島根、岡山、広島、愛媛、福岡(2拠点)、長崎、熊本、沖縄、海外(4拠点)
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://tenshoku.mynavi.jp/woman/
マイナビ転職女性のおしごとの基本情報
マイナビ転職女性のおしごとのおすすめポイント
  • 女性ならではの職種の求人案件多数
  • 女性に人気のキーワードで多彩な求人検索が可能
  • 全国各地の女性を対象とした求人案件が掲載されている

マイナビが運営するマイナビ転職の女性版の転職サイトです。事務職・秘書・経理・医療・アパレルなど女性が活躍している求人が多数掲載されています。

マイナビ転職女性のおしごとの特徴は求人検索です。業種、職種、働き方はもちろんのこと、女性に人気の様々なキーワードでの検索が可能です。

例えば、キャリアアップやスキルアップを希望する女性のためには「オンキャリ系」の人気キーワードで求人検索が可能です。具体的には「女性の管理職活躍中」「総合職」「初年度年収500万円以上」「語学力を活かす」などです。

仕事重視ではなくオンオフの両立重視の女性は「オフキャリ系」のキーワードでの検索ができます。オフキャリ系の人気キーワードには「完全週休二日制」「時短勤務」「原則提示退社」「服装自由」などがあります。

この他にも「注目のキーワード」での求人検索も可能です。希望の働き方が叶う求人案件を見つけやすい転職サイトです。

また、首都圏や関西のような都市圏だけでなく、全国各地の女性を対象とした求人を探せるのも特徴のひとつです。全国に拠点を持つマイナビのネットワークを最大限に発揮しています。

LIBZ(リブズ):多様な働き方の求人案件を多数掲載

LIBZ(リブズ)
運営会社 株式会社リブ
公開求人数 なし
拠点 東京
対応エリア 非公開
LIBZの基本情報
LIBZのおすすめポイント
  • リモートワークやフレックスなど様々な働き方の求人を多数掲載
  • 経歴に興味を持った企業に出会える
  • 正社員以外の案件も幅広く網羅している

LIBZはエージェント型の転職サイトです。経歴や希望を登録し、興味を持った企業やエージェントからのアプローチがあり案件を紹介されるサービスです。

LIBZは女性の転職に特化した転職サイトではありません。それでも女性におすすめなのは、働き方に柔軟なスタンスを持つ企業の案件を多数取り扱っているからです。

ほんの数年前まで、就業スタイルはオフィスへの出勤が前提であり、残業を厭わない方が評価されていました。家庭の事情など何らかの理由でこのような働き方が難しく、実力を発揮できない女性は数多くいるはずです。

しかし、LIBZではフレックスやリモートワークなど、「ニューノーマル」な働き方がOKな求人案件を紹介しています。仕事と家庭の両立を目指している方には希望が叶う案件に出会うかもしれません。

LIBZには、正社員の案件だけではなく、在宅ワーク中心の業務委託案件などの求人案件があります。自身のキャリアの方向性やライフスタイルに合わせた案件を見つけられるでしょう。

パソナキャリア:ハイキャリア転職を目指す女性におすすめ

パソナキャリア
運営会社 株式会社パソナ
「女性が活躍する」公開求人数 3,869件
拠点 北海道、青森、秋田、山形、宮城、福島、茨城、埼玉、群馬、栃木、埼玉、東京(2拠点)、新潟、石川、富山、福井、山梨、長野県、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、奈良、島根、鳥取、山口、徳島、高知、愛媛、香川、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://www.pasonacareer.jp/woman/
パソナキャリアの基本情報
パソナキャリアのおすすめポイント
  • 女性のハイキャリア転職の実績が多数あり
  • 女性の転職に精通したキャリアアドバイザーがサポート
  • グループ全体で企業の女性活躍推進をサポートしている

パソナキャリアはパソナグループの転職エージェントの転職サイトです。パソナキャリアは大手総合転職エージェントですが、女性のハイキャリア転職サポートを得意としています。

パソナキャリアにおける女性のハイキャリア転職サポートは着実に実績を伸ばしています。女性の転職成約数は2020年から3年で2.2倍、しかも女性転職成功者の年収アップ率は72%です。ハイクラス転職を希望する女性の登録も増加しています(2016年と比較すると2022年は3.2倍)。

女性の転職に特化した専任アドバイザーからのサポートが受けられるのもおすすめする理由のひとつです。転職活動中の女性、ひとりひとりに対して寄り添ったサポートが期待できます。

また、パソナグループ全体は企業の女性活躍推進を積極的にサポートしています。元々多くの女性が活躍しているパソナのノウハウを活かし、女性の活躍推進を支援しているのです。

そのため、パソナグループと懇意にしているクライアントで女性の活躍推進に力を入れている企業は数多くあります。パソナキャリアにも女性の採用に積極的な多くの企業が求人を依頼しています。

ITエンジニアにおすすめの転職サイト

ITエンジニアにおすすめの転職サイト

現在、もっとも採用意欲の高い業界はIT業界かもしれません。

ITエンジニアのニーズは非常に高く、経験が浅い方からベテランまであらゆるスキルをお持ちの方を対象とした求人が溢れています。社会人経験2~3年であれば未経験でもチャレンジ可能な求人案件も多数見られます。

採用ニーズの高いITエンジニアゆえに転職先は慎重に選ぶ必要があります。安易に転職し、転職後に思い描いていたキャリアが形成できなかったら転職した意味がないからです。

ITエンジニアを募集しているIT業界の幅広い業界の企業、レベルに応じた求人案件を数多く取り扱っている転職サイトを紹介します。

レバテックキャリア:業界最大級のITエンジニア転職サイト

レバテックキャリア
運営会社 レバテック株式会社
公開求人数 22,070件
拠点 東京、愛知、大阪、福岡
対応エリア 全国
公式サイト https://career.levtech.jp/
レバテックキャリアの基本情報
レバテックキャリアのおすすめポイント
  • IT専門職に特化した転職サイト
  • 希望企業への転職成功率が非常に高い
  • 企業のリアルな情報を得られるので安心できる

レバテックキャリアはレバテック株式会社が運営する転職サイトです。IT・WEB業界のエンジニアやクリエイターに特化しており、IT専門職の約50職種のサポートを行っています。

IT職種の求人数24,000件を超えているので、エンジニアであれば経験を活かせる求人が必ず見つかるでしょう。※2024年1月

エージェント型の転職サイトのため、登録後キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めます。IT業界やIT職種を熟知したアドバイザーがサポートするので安心です。

希望企業への転職成功率が96%と非常に高いのはレバテックキャリアの大きな強みです。エージェントに希望に沿わない企業を紹介され強引に勧められる、といったケースはない、と言えるでしょう。

※2020年8月~2021年9月実績

求人企業の現場のリアルな情報を収集し、登録者に伝える点も強みです。レバテックキャリアは企業担当者が企業へ訪問し、担当者や現場の担当者からヒヤリングを行います。企業訪問する回数は年10,000回以上とかなりの頻度です。

企業担当者が自身の目で確認した企業の状況や、企業の現場の方から聞く生の声を聞けるのは登録者にとって大きなメリットです。検討している企業の詳細な職場環境や職務の内容が確認できれば、応募の可否を決定する材料となります。

また、詳細な企業情報を知り納得した上で入社すれば、短期間で企業にフィットできるでしょう。「選考時や入社前に感じていたイメージと違う」とギャップを感じる可能性も低くなります。

Geekly(ギークリー):希望のIT転職成功率は9割以上

Geekly(ギークリー)
運営会社 株式会社Geekly(ギークリー)
公開求人数 21.311件
拠点 東京(2拠点)、大阪
対応エリア 関東、関西
公式サイト https://www.geekly.co.jp/
Geeklyの基本情報
Geekly(ギークリー)のおすすめポイント
  • IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントの転職サイト
  • 希望の企業への転職成功率が高い
  • 専門のアドバイザーによる選考のサポートが手厚い

株式会社Geekly(ギークリー)は、2011年設立のIT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。業界に特化した28,000件以上の求人案件を有しています(2024年2月1日時点)

サイト上に掲載されている求人案件は20,000件を超えています。求人案件は年収アップ、働き方、職場環境などのこだわり条件などで検索可能です。

IT業界に勤務中でワークライフバランスの改善を希望している方は多いでしょう。Geeklyでは、リモートワーク、フレックス勤務、在宅勤務などの項目での求人検索ができます。

強みは登録者と求人企業とのマッチング精度の高さです。Geeklyの「希望の転職成功割合」は95%で、ほとんどの方は希望の転職を実現しています。しかも、入社後の職場定着率は97%とほぼ全ての方が長きに渡り活躍されています。

希望の企業へ転職するには選考をクリアしなければいけません。Geeklyは選考サポートにも定評があり、業界や転職活動の知識が豊富な100名以上のアドバイザーが支援をしています。

まず提出書類に関して、ITの専門家による履歴書・職務経歴書の無料添削サービスを行っています。専門家の視点で書類を修正するので、書類通過率は確実にアップします。

さらに面接対策も万全です。創業以来蓄積されてきた75,000件以上の豊富な面接のデータをもとに、応募する企業に合わせた情報の提供やアドバイスを受けられます。自信を持って面接に臨めるでしょう。

ワークポート:未経験でも応募可能なIT求人案件が数多く掲載

ワークポート
運営会社 株式会社ワークポート
IT関連公開求人数 25,062件
拠点 北海道、青森、岩手、宮城、福島、新潟、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京(2拠点)、神奈川、山梨、長野、富山、石川、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、大阪(2拠点)、兵庫(2拠点)、奈良、和歌山、岡山、広島、愛媛、高知、福岡(2拠点)、長崎、熊本、大分、宮崎(2拠点)、鹿児島、沖縄
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://www.workport.co.jp/
ワークポートの基本情報
ワークポートのおすすめポイント
  • 未経験からエンジニアにチャレンジできる案件が多数
  • 全国42の拠点があり日本全国の転職希望者に対応
  • 「転職コンシェルジュ」が転職活動をフルサポート

株式会社ワークポートは20年の歴史を持つ転職エージェントです。様々な業種業界、職種の求人案件を取り扱っていますが、その中でもIT業界の案件を豊富に取り揃えています。

ITエンジニアの中途採用は即戦力採用が一般的で企業の多くは経験者を求めています。しかし、ワークポートには未経験でもITエンジニアに応募できる求人の依頼が数多くあります。2024年1月時点で1,100件を超える未経験応募可能な案件が公開中です。

未経験でもITエンジニアにチャレンジしたい方でも希望の案件が見つけられるかもしれません。

ワークポートは全国に42の拠点を運営しています。多くの転職サイトや転職エージェントは都市圏のみの対応しかできない、もしくは限られた案件数の提供しかできません。地方にお住まい、もしくは地方勤務を希望するITエンジニアの方でもワークポートで満足のいく転職活動ができるでしょう。

ワークポートのキャリアコンサルタントは「転職コンシェルジュ」と呼ばれています。これは、転職活動における様々な要望に応える”コンシェルジュ”のマインドを持ちサービスの提供を行うのが目的だからです。

不安や懸念が多い転職活動に、転職のプロとしての転職コンシェルジュの全力のサポートが受けられます。

管理系職種でおすすめの転職サイト

管理系職種でおすすめの転職サイト

総務や人事、経理、法務など管理系職種に従事されている方が転職を考える際、

果たして現在の年収は適正なのだろうか

自身の転職における市場価値は高いのだろうか

キャリアアップをするためにはどのような企業に就職すればいいのだろうか

などの悩みに直面するかもしれません。管理系職種は営業やエンジニアと異なり実績や評価が社内のみの判断になるため、世間一般の評価がわかりにくいものです。

転職サイトには管理系職種や士業(公認会計士、税理士、弁護士など)に特化したものもあります。

特におすすめを紹介します。

MS Agent:管理部門・士業特化型で老舗の転職サイト

MS Agent
運営会社 株式会社MS-Japan
公開求人数 9,975件
拠点 東京、神奈川、愛知、大阪
対応エリア 全国、海外
公式サイト https://www.jmsc.co.jp/
MS Agentの基本情報
MS Agentのおすすめポイント
  • 管理部門・士業に特化し30年以上の実績を持つ転職エージェントの転職サイト
  • 紹介実績の半数以上が年収500万円以上で決定
  • 上場企業はじめ優良企業の案件が多数

MS Agentは管理系職種、士業に特化した転職エージェント、MS-Japanが運営する転職サイトです。MS-Japanは30年以上の歴史を持ち、管理系職種の特化型としては業界屈指のエージェントです。

サイトに掲載されている求人案件は10,000件弱と物足りなさを感じるかもしれません。しかし掲載案件は全て管理系職種や士業の案件のため、対象となる方や希望が明確な方にとっては応募企業を絞りやすいと言えるでしょう。

しかも公開している求人案件は総案件のうちおよそ1割で、あとの9割は非公開案件です。MS-Japanしか取り扱っていないコンフィデンシャルな案件も多数あるため、関心がある方はまずは登録をおすすめします。

取り扱っている求人案件は職種に特化しつつも半数以上の52%が年収500万円以上の案件です。キャリアアップ、スキルアップに加え年収アップの実現が可能です。なお、年収交渉はMS-Japanの企業担当者が代わりに行いますので希望はきちんと伝えましょう。

求人を依頼している企業は優良企業が多いのも特徴です。全上場企業の70%にあたる約2,600社からの依頼実績があります。上場企業でキャリアを積みたいと希望されている管理系職種の方におすすめです。

ジャスネットキャリア:公認会計士・会計・経理系の求人に特化

ジャスネットキャリア
運営会社 ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
公開求人数 4,144件
拠点 東京、大阪
対応エリア 全国
公式サイト https://career.jusnet.co.jp/
ジャスネットキャリアの基本情報
ジャスネットキャリアのおすすめポイント
  • 経理系職種、税理士、公認会計士の求人案件が豊富
  • キャリアアップ、スキルアップを実現するセミナーや研修を受けられる
  • 在宅勤務など多様な働き方の案件が多数

ジャスネットキャリアはジャスネットコミュニケーションズ株式会社が運営する転職サイトです。会計・経理・財務・税務職種、公認会計士や税理士を中心とした求人が掲載されています。

掲載企業は事業会社のみならず会計士事務所、税理士事務所、コンサルティングファームなど多岐に渡ります。取引実績企業数は5,000社を超えます。

おすすめポイントのひとつにキャリアアップ、スキルアップを実現するためのサポートが挙げられます。ジャスネットコミュニケーションズは人材紹介業だけではなく、教育事業や人材派遣業を展開している企業です。

このグループ内のシナジー効果を活かし、キャリアアップやスキルアップのセミナーやイベントを定期的に実施しています。経理のスキルアップを目指したい方には最適の転職サイトです。

また、希望に応じた多様な働き方に対応した求人案件を検索できるのも注目ポイントです。例えば、「在宅ワーク制度あり」「週1日からOK」「時短勤務の相談OK」などです。

経理のスキルをお持ちで家庭やお子様をお持ちの方、資格取得を目指して勉強時間を確保したい方向けの転職サイトかもしれません。

地方に強い転職サイト

地方に強い転職サイト

転職の希望項目で勤務地を最優先に考えている方は多くの転職サイトに不満を感じているかもしれません。特に家庭の事情などでUターンやIターンなど希望されている方です。

転職サイトの多くは都市圏の求人案件を中心に掲載しています。地方の求人案件や転職事情を知りたい方には物足りないでしょう。

ただ、全国の求人を網羅している、または地域に密着して運営している転職サイトも存在します。地方に強いおすすめの転職サイトを紹介します。

マイナビ転職:全国展開のスケールメリットを活かし各地の求人を網羅

マイナビ転職
運営会社 株式会社マイナビ
UIターン歓迎の公開求人数 非公開
拠点 北海道、青森、秋田、山形、宮城、福島、茨城、埼玉、群馬、栃木、埼玉、東京(2拠点)、新潟、石川、富山、福井、山梨、長野県、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、奈良、島根、鳥取、山口、徳島、高知、愛媛、香川、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
対応エリア 全国
公式サイト https://tenshoku.mynavi.jp/ui_turn/
マイナビ転職の基本情報
マイナビ転職を地方の転職におすすめする理由
  • U・Iターンに関するコンテンツが充実
  • 各都道府県の新鮮な求人情報を提供
  • 全国各地で転職フェアを定期的に実施

大手総合転職サイトのマイナビ転職は地方での転職に関する求人案件や情報が満載です。これは全国各地に50を超える拠点を置くマイナビのネットワークを最大活用しているからです。

マイナビ転職のU・Iターンに関するコンテンツは非常に充実しています。U・Iターンの専用ページには各地の転職事情や転職事情などが掲載されているので地方で勤務したい方には参考になります。

「U・Iターン歓迎」の求人案件も多く掲載されており、随時更新されています。求人検索は各都道府県の専用ページが設けられており、週2回更新されています。希望の地域の専用ページを定期的にチェックすれば常に新鮮な情報を得られます。

さらに、全国各地で定期的に転職フェアを実施し、企業と直接コミュニケーションを取れる場を提供しているのは大きなメリットです。

転職フェアはほぼ毎週全国のどこかで実施され、地域密着の企業や地方自治体、U・Iターン希望者歓迎の企業が出展しています。企業ブースだけではなく、キャリア相談コーナーや履歴書用写真撮影コーナーなど、転職に役立つブースも設置しています。

お住まいの地域で転職フェアの予定があれば情報法収集のためだけでも参加してもよいでしょう。

はたらいく:地域に密着した企業の求人案件を中心に掲載

はたらいく
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 3,645件
拠点 北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京(2拠点)、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
対応エリア 全国
公式サイト https://www.hatalike.jp/
はたらいくの基本情報
はたらいくのおすすめポイント
  • 地域密着型の転職サイトで各地に根付いた企業の案件が多い
  • 「らいくサービス」で気になる案件に気軽にアプローチできる
  • 「せきらら求人」はメリットだけではなく大変な点も伝えるので納得して転職ができる

はたらいくは株式会社リクルートが運営している転職サイトです。リクルートは数多くの転職サイトを運営していますが、はたらいくは「地域に密着した求人案件の情報サイト」と位置づけられています。

地域に密着した転職サイトのため、求人企業は大手企業よりもその地域に根付いた中小企業が中心です。

求人案件は「自分らしさ」のこだわり条件での検索が可能です。例えば「資格取得支援」「学歴不問」「18時までに退社」「髪型(服装)自由」などです。地元で自分らしく働きたい方はチェックしてください。

転職サイトで関心のある求人を見つけても、応募可能かどうか悩み躊躇するケースはないでしょうか?はたらいくではこのような悩みを解決する「らいくサービス」の機能があります。

らいくサービスは、求人案件に「らいく!」のアクションを送ると企業が匿名レジュメを見て可能性の有無を判断する機能です。匿名レジュメ(らいくレジュメ)は経歴だけではなく人柄や自分らしさをアピールできます。人柄に関心を持った企業からのレスポンスがあるかもしれません。

はたらいくの「せきらら求人」では、求人の良いところだけではなく大変な点も正直に伝えています。わざわざ大変な点を伝えるのは転職後に「こんなはずではなかった」と後悔しないようにするためです。

事前に転職先企業の大変な点が把握できれば、入社を決断する際にはより納得ができるでしょう。

ヒューレックス:各地の金融機関との協業で独占案件を獲得

ヒューレックス
運営会社 ヒューレックス株式会社
公開求人数 23,218件
拠点 宮城、東京、愛知、大阪、福岡
対応エリア 全国
公式サイト https://www.hurex.jp/
ヒューレックスの基本情報
ヒューレックスのおすすめポイント
  • 地方に密着した転職サポートを行う転職エージェント
  • 独自のネットワークで独占の求人案件が多数
  • 登録者の専任コンサルタントがワンストップで転職支援を行う

ヒューレックス株式会社は宮城県に本拠地を置く転職エージェントです。東京、大阪、名古屋、福岡にも拠点を置き転職サポートを行っています。

本拠地のある東北地方を始め、日本全国の地方に密着した転職支援を行っており、他転職サイトにないヒューレックスだけの独占案件を多数取り扱っています。

ヒューレックスに独占案件が多い理由は、「全国250の金融機関とのネットワークを持っているため」です。提携している金融機関の顧客で人材採用に困っている企業があればヒューレックス社に要請があり、採用の支援を行います。

地域に密着した金融機関から紹介される企業の中には、中途採用に不慣れで転職サイトを利用していない企業もあるでしょう。このような企業の案件は自然とヒューレックスの独占案件となります。しかも、求人企業は金融機関のお墨付きの優良企業ばかりなので安心です。

大手転職エージェントでは、求人企業の担当者と登録者の担当者は別です。しかしヒューレックスでは専任コンサルタントが登録者との面談やアドバイスをしながら企業の推薦や折衝を行っています。

コンサルタントは登録者の意向、状況を把握した上で企業と交渉するので、スピーディーかつ希望通りの活動ができるでしょう。

職種別・タイプ別におすすめの転職サイトをピックアップ

職種別・タイプ別におすすめの転職サイトをピックアップ

転職サイトは多様化しており、あらゆる職種に特化したサイトも数多く運営されています。現在注目されている職種ごとにおすすめの転職サイトとその強みを紹介します。

看護師におすすめの転職サイト

サイト名 公開求人件数 特徴
レバウェル看護 151,281件 キャリアアドバイザーの丁寧な対応が高く評価されている
看護roo! 84,232件 転職情報だけではなく様々な情報や知識を得られる看護師のための総合サイト
ナース人材バンク 19,173件 全国各地の看護師の求人案件が網羅している

レバウェル看護:看護の転職に特化したアドバイザーのサポートがある

レバウェル看護

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営しています。同社は看護師の転職支援サービスを提供する転職エージェントです。

掲載されている求人案件数は豊富で15万件以上です。さらに、キャリアアドバイザーに希望条件を伝えると希望に合致した案件の提案が受けられます。キャリアアドバイザーとはLINEでの連絡が可能なので速いレスポンスが期待できます。

転職してその職場が自分に合っているかどうかは入ってみなければわかりません。レバウェル看護では職場のリアルな情報をできる限り伝え、転職後にギャップを感じないように心がけています。

例えば、案件の紹介時はメリットだけではなく大変な点もきちんと伝えます。また、レバウェル看護を通じて転職した方には入職後もフォローを行い実態の確認をしています。

実際に働いてみてどう感じたのか、生の声を聞けるのはとても参考になるでしょう。

看護roo!:看護師の転職に関するノウハウが満載

看護roo!

看護roo!は株式会社クイックが運営する看護学生と看護師を対象としたメディアです。ナースライフを応援するために看護知識やニュースなどの看護に役立つ情報だけではなく、プライベートでも楽しめるコンテンツで構成されています。

看護roo!は転職サイトとしての一面も持っています。全国の看護師の求人や看護師の転職に関するノウハウを掲載しています。

運営会社である株式会社クイックは人材紹介や派遣、求人広告のメディア運営など、転職に関する抱負なノウハウを持っています。転職エージェントとしても多くの実績があります。

看護roo!はそのノウハウを最大に活かし、看護師の最適な転職が実現できるようサポートしています。

ナース人材バンク:業界最大級の求人案件数

ナース人材バンク

ナース人材バンクは、高齢社会に適した様々な情報インフラを構築している株式会社エス・エム・エスが運営する転職サイトです。2005年のサービス開始以来着実に利用者を増やしており、現在では年間10万人以上の看護師が利用しています。

看護師向けの転職サイトとしては業界最大級の求人数を取り扱っています。全国に拠点を持ち、各都道府県それぞれ数百件以上の求人が掲載されています。ちなみに、東京都は2,500件以上、大阪ではおよそ1,500件の求人案件の中から検索が可能です。

この転職サイトは転職エージェント型のため、キャリアアドバイザーからの転職サポートが受けられます。しかも看護師の転職に関する知識が豊富なアドバイザーがサポートします。

看護師特有のキャリアアップや働き方の希望などあらゆる看護師の転職の悩みを理解し、的確なアドバイスを受けられるでしょう。

薬剤師におすすめの転職サイト

サイト名 公開求人件数 特徴
マイナビ薬剤師 非公開 調剤薬局の求人案件が豊富
ファルマスタッフ 50,382件 薬剤師転職支援では豊富な歴史を持つ
薬キャリエージェント 35,540件 登録会員数が業界最大級。薬剤師に最も利用されている転職サイト

マイナビ薬剤師:調剤薬局の求人案件多数

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師はマイナビグループの薬剤師に特化した転職サイトです。薬剤師専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりの希望とキャリアに合わせたサポートを行っています。

全国14か所に拠点を置きサービスを展開しており、地方での転職相談はもちろん求人する職場の詳細な情報も把握できます。全国各地の職場を紹介する「薬剤師の職場カルテ」では、求人先の環境をはじめ様々な情報を得られます。UターンやIターンを希望する薬剤師の方でも安心して転職できるでしょう。

特に調剤薬局への転職を希望されている方にはおすすめの転職サイトです。

マイナビ薬剤師の特徴として、「調剤薬局の求人が多い」点が挙げられます。様々な業種での求人案件が掲載されていますが、そのうち半数以上は調剤薬局の案件です。

求人は待遇や勤務条件だけではなく「産休・育休実績あり」「残業10h以下」「駅チカ」「総合門前」などこだわり条件の検索も可能です。より希望に近い調剤薬局の案件を見つけられます。

ファルマスタッフ:薬剤師に特化した転職支援の老舗

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは薬剤師・意思・メディカルスタッフの人材紹介などを行っている株式会社メディカルリソースが提供しています。特に薬剤師に特化した転職支援サービスを行っています。

薬剤師の転職支援では24年の歴史があり、豊富な転職支援の実績を持ちます。利用者の評価も高く、「薬剤師に選ばれる転職サイトNO.1」の評価も得ています。

※日本マーケティングリサーチ機構調べ。2019年7月

ファルマスタッフは求職者に「お会いする姿勢」を大切にしています。これは、求職者一人ひとり、さらには求人依頼先に対して丁寧なサポートを行う姿勢の現れです。

全国12拠点を構えているので、都市圏以外の求職者や依頼のあった求人先に対しての丁寧なサポートを可能にしています。

ファルマスタッフを利用した求職者はコンサルタントを非常に高く評価しています。同社が実施した顧客満足度アンケートでは、「満足している」と95%を超える求職者が回答しています。

薬キャリエージェント:薬剤師登録数NO1の転職サイト

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは、薬剤師・医師専門の転職エージェント、エムスリーキャリア株式会社が運営している転職サイトです。年間20,000人以上の薬剤師が利用し転職活動を行っています。

エムスリーキャリアは数多くの医療関連ビジネスを展開し、薬剤師の会員を21万人有しているエムスリーグループの関連企業です。

登録している膨大な数の薬剤師会員のネットワークを活かし、独占案件を含む数多くの求人情報や案件の内情を提供できるのが強みです。業界や職種に関して高い専門性を持つキャリアコンサルタントも登録者から評価されています。

キャリアコンサルタントは専門性の高さだけではなくスピーディーな対応も兼ね備えています。登録時には、最短即日、最大10件の案件の提案が行われます。登録から内定まで、早い場合最低3日で実現します。

また、面接のスケジュール調整や直接行いにくい条件交渉も代わりに行ってくれます。納得のいく転職を実現するためのサポートを受けられます。

ベンチャー / スタートアップ企業の転職におすすめの転職サイト

サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
Wantedly https://www.wantedly.com/ 141,242件 ベンチャー企業と個人をつなぐビジネスSNS
キープレイヤーズ https://keyplayers.jp/ 非公開(2024年2月4日時点) ベンチャー / スタートアップ転職支援が豊富な代表から直接サポートを受けられる
プロコミット https://www.procommit.co.jp/ 333件 常に優良なベンチャー企業やスタートアップ企業お幅広いポジションを保有

Wantedly:個人とベンチャー企業との出会いをつなぐ転職サイト

Wantedly

Wantedlyは、「ビジネスSNS」と位置付けされている転職サイトです。プロフィールを登録している350万人の個人ユーザーと35,000社の企業との出会いとつながりを深める目的で運営されています。運営会社はウォンテッドリー株式会社です。

ベンチャー企業やスタートアップ企業を中心に14万件を超える求人が掲載されています。ベンチャー/スタートアップ企業に特化した転職サイトとしては最大級の求人数です。

大きな特徴は、社風や企業文化などの企業独自の情報の紹介に力を入れている点です。単に企業の特徴や職務内容、条件を掲載しているだけではありません。

求人企業はプロフィールページを作成し求職者に自社の魅力をアピールしています。具体的には自社のビジョンや募集職種のミッション、就業中の社員の声などです。

ベンチャー企業の社風や実態はわかりにくい、とお考えの方は多いでしょう。Wantedlyのプロフィールページで企業の雰囲気や働き方が理解できるため、求人企業での就業がイメージしやすくなります。

また、気軽に企業とコミュニケーションが取れるので、気になる企業があれば書類を提出せずにまずは問い合わせて確認してもよいでしょう。

キープレイヤーズ:数多くのベンチャー企業の支援を行う代表がいる転職サイト

キープレイヤーズ

株式会社キープレイヤーズは、高野秀敏氏が立ち上げたベンチャー/スタートアップ企業専門の転職エージェントです。

高野氏は大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして豊富な実績をお持ちです。かつ数多くの上場支援や企業への投資を行い、複数のベンチャー企業の役員も兼務しています。

数多くの企業とのコネクションを持ち、採用や事業の支援を行っている高野氏のベンチャー、スタートアップ企業を見る目は確かです。設立間もない一般的に知られていなくても将来有望な企業の紹介を受けられます。

また、求人企業と登録者のマッチング精度が非常に高く書類選考が通過しやすいのは大きな特徴です。これは企業と深い信頼関係を構築し、採用ニーズをしっかりと把握しているためです。

キープレイヤーズのWEBサイトには数多くのベンチャー企業の代表インタビューが掲載されています。ベンチャー志向があり、ベンチャー企業のトップのビジネスに対する思いを知りたい方はチェックしてください。

プロコミット:ベンチャー / スタートアップ企業への転職を成功するためのノウハウが満載

プロコミット

プロコミットは、数多くのベンチャー / スタートアップ企業から求人の依頼を受けている転職エージェントです。求人企業にはユニクロやメルカリ、JINSなどの名だたる優良企業も含まれています。

取り扱い求人は職種のみならずポジションも幅広く、スタッフクラスからマネージャー、経営幹部と様々です。より経営に近いポジションの案件であれば年収レンジも当然高水準となり、1,000万円超の求人も多数取り扱っています。

常に優良ベンチャー / スタートアップ企業から幅広いポジションの求人依頼があるのは、的確な紹介を常に行っているからです。

成長中のベンチャー / スタートアップ企業は常に社内環境が変化します。最適な人材を紹介するには、社内の環境変化に伴う求人ターゲットの変化にも対応しなければいけません。プロコミットでは企業の成長スピードも見極めながら企業がその時求める最適な人材を紹介しているのです。

続々と新たなベンチャー / スタートアップ企業の案件も集まっています。これは実績のある数多くのベンチャー / スタートアップ企業のトップからの紹介やプロコミットの評判を知った企業からの依頼があるからです。ベンチャー企業のトップの多くは業界問わず横のつながりを持っています。

介護職におすすめの転職サイト

サイト名 公開求人件数 特徴
マイナビ介護職 非公開 様々なこだわり条件での求人検索が可能で自身にあった働き方が見つけられる
レバウェル介護 192,435件 求人掲載数が豊富で全国19万件以上の求人を掲載
介護ワーカー 43,764件 経歴に関心を持った施設から直接スカウトを受けられる

マイナビ介護職:勤務地や働き方など様々な希望に合致する案件を掲載

マイナビ介護職

マイナビ介護職は40年以上の大手人材サービス企業、株式会社マイナビの介護に特化した転職エージェントサービスです。

運営会社は就職・転職支援サービスでは業界大手企業のマイナビです。そのノウハウを介護転職支援サービスに活かしています。

まずは転職サイトとしての利便性です。マイナビ介護職での求人検索は勤務地や給与の条件だけではなく様々なこだわり条件でも可能です。例えば「夜勤専従」「年間休日110日以上」「ブランクOK」「残業少なめ」「託児所・育児施設あり」などです。細かな希望の求人でも探しやすくしています。

経験や知識が豊富な介護専門のキャリアアドバイザーが数多く在籍しているのも特徴のひとつです。求職者に寄り添ったきめ細やかなサポートが受けられます。

マイナビは全国に拠点を展開しており、イベントの実施も積極的です。マイナビ介護職では全国17の面談会場を設置しています。地方にお住まいでもキャリアアドバイザーと直接会ってアドバイスを受けられますし、転職の疑問や不安を解消できます。

レバウェル介護:介護職の転職支援で評価が高い転職エージェントが運営

レバウェル介護

レバウェル介護は転職エージェントサービスと介護向け関連メディアのサービスです。介護業界の「理想の働き方をサポートする」をコンセプトに2015年から「きらケア」としてサービスを開始しました。

取り扱い求人案件は全国18万件以上を超え、介護系転職サイトではトップクラスの案件数を誇ります。条件面のみならず施設の雰囲気の情報なども詳細に記載されているので、どの施設に応募するのか比較検討しやすくなっています。

求人は正社員だけではなく派遣やパートなど様々な働き方の案件が掲載されているので自分に合った働き方を選択できます。また、介護職未経験や無資格の方でも応募可能な案件も多数取り扱っています。

運営会社は介護専門の転職エージェント、レバレージメディカルケア株式会社です。キャリアアドバイザーの丁寧なサポートが高く評価され、介護の転職サービスクチコミ総合評価のNO.1を獲得しています。

※介護転職サービスGoogleマイビジネスのクチコミ評点の比較

未経験から介護職にチャレンジしたい方、転職活動に不安をお持ちの方でも安心して任せられます。

介護ワーカー:数多くのスカウトを受けられる可能性あり

介護ワーカー

介護ワーカーはその名の通り介護職に特化した転職サイトです。医療福祉分野、建設業界への人材紹介・派遣を行っているトライトグループが運営しています。

掲載している案件は4万件以上です(2024年2月2日時点)。全国の介護職が検索可能で正社員だけではなく派遣、契約、パートなど様々な雇用形態の求人が掲載されています。自分に合った働き方の求人を選べるでしょう。

機能のひとつに「ダイレクトリクルーティング」があります。自身の経歴や希望条件を登録すると、プロフィールに関心を持った採用担当者からスカウトを受けられるサービスです。自分では気づかなかったポイントに注目され、思いもよらなかった案件の提案があるかもしれません。

ダイレクトリクルーティングではプロフィールを把握した上でスカウトされるので、選考に進む場合はスムーズです。早期の転職を可能にします。

キャリアアドバイザーからのサポートも受けられます。サポート内容はキャリアに関するアドバイス、希望案件の紹介、転職の疑問や不安の解消、選考サポート、入職後フォローなどです。二人三脚で転職活動を行えるので安心です。

保育士におすすめの転職サイト

サイト名 公開求人件数 特徴
マイナビ保育士 非公開 首都圏や大阪、愛知など都市圏の案件数が豊富
保育士ワーカー 46,412件 丁寧な転職サポートや入職後のフォローに定評あり
保育士バンク! 21,763件 全国のネットワークを活かし業界最大級の求人案件数を誇る

マイナビ保育士:都市圏の転職支援に強い

マイナビ保育士

マイナビ保育士はマイナビグループの保育士の転職に特化した転職サイトです。転職エージェントのため、キャリアアドバイザーの転職サポートを受けながら転職活動を進めていきます。

就職・転職支援サービスとして業界大手のマイナビが運営しているため、キャリアアドバイザーの転職サポートは万全です。はじめて転職する方でも安心して、また、納得できる転職を実現できるでしょう。

マイナビ転職は「都市圏に強い」保育士の転職サイトです。公開求人案件の大半が首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、大阪府、愛知県の案件だからです。

サイト上に公開していない非公開案件もありますが、比率に関しては大きな差はないと言えます。マイナビ保育士は都市圏にお住まいの保育士、もしくは保育士を目指す方には最適です。

保育士ワーカー:数多くの保育士転職支援の実績あり

保育士ワーカー

保育士ワーカーは保育士を対象とした転職サイトで、非公開案件も含む全国数万件の求人案件を取り扱っています。この求人数は保育士を対象とした転職サイトでは最多クラスです。

運営しているのは医療福祉業界や建築業界に特化した人材サービスを展開しているトライトグループです。豊富な紹介実績を持ち、トライトグループを通じて年間で30,000人の方が転職に成功しています。

保有している求人は保育園・幼稚園・学童・病院や一般企業内の保育など幅広い業種の案件です。掲載情報には勤務している方の声や職場の雰囲気などのアナログな情報も含まれています。職場環境を把握した上で入職すれば、「こんなはずではなかった」と感じにくくなるでしょう。

保育士ワーカーでは求人案件への応募が可能ですが、キャリアアドバイザーのサポートも受けられます。具体的にはキャリア相談や求人案件の詳細情報、書類の添削や面接対策、条件面の交渉など転職活動に関するあらゆるサポートです。

キャリアアドバイザーからは入職後のアフターフォローも受けられるため、何かあった時でも安心です。

保育士バンク!:業界最大級の求人案件数

保育士バンク!

保育士バンク!は株式会社ネクストビートが運営する転職サイトです。ネクストビートは日本の人口減少社会に必要な事業を手掛けており、転職バンク!をはじめITを中心とした事業を展開しています。

転職バンク!では数多くの転職支援の実績があり、累計40万人の保育士の方々が同社の利用経験をお持ちです。

転職バンク!の特徴は豊富な求人案件です。保有している案件はおよそ50,000件と業界トップクラスの案件数を誇ります。全国に11拠点を置き、2万以上の提携園のネットワークを最大限に活かしているので数多くの求人獲得を可能にしています。

掲載している求人案件の情報は写真だけではなく動画やクチコミで紹介しています。掲載情報をご覧になれば就業するイメージが湧きやすくなります。

保育士バンク!では、保育を知るキャリアアドバイザーが登録から入職後のフォローまで一つ一つ必要なタイミングでサポートします。転職活動に対する思いや進め方は人それぞれですが、一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。

コンサルティングファームの転職におすすめの転職サイト

サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
アクシスコンサルティング https://www.axc.ne.jp/ 非公開 設立20年で85,000人のコンサルタントの転職支援実績あり
ムービン https://www.movin.co.jp/ 2,870件 日本のコンサルティングファームの96%がクライアント
アンテロープ https://www.antelope.co.jp/ 3,950件 コンサルティングファーム、金融業界に特化している

アクシスコンサルティング:大手ファームの4人に1人が利用する転職サイト

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングはコンサルタントの転職支援を中心に行っている転職エージェントです。創業20年でおよそ85,000人の転職を支援した実績を持ちます。

クライアントは業界大手から新進まで数多くのコンサルティングファームやコンサルタントのスキルを必要とする事業会社が中心です。

キャリアアドバイザーはコンサルティング業界出身者などで構成され、コンサルタントのキャリアパスを熟知しています。

求職者へのアドバイスは「コンサルティングファームへの転職方法」や「コンサルタントのキャリアアップ」だけではありません。「未経験からコンサルタントになる方法」「コンサルタントのキャリアチェンジの方法」も含まれます。

転職支援の期間が平均3年と長期に渡るサポートを行うのも特徴です。これは一度きりの転職サポートではなく、「生涯のキャリアパートナー」を目指しているからです。そのため、キャリアアドバイザーは中長期的な視点で転職をサポートしています。

もし求職者が転職を希望していても、最適な転職時期でないと判断すれば無理に転職を進めないケースもあるのです。無理に転職を進めるキャリアアドバイザーにはこのようなサポートができません。

ムービン:BCG出身者が立ち上げた転職エージェント

ムービン

ムービンは大手コンサルティングファーム、ボストンコンサルティングの出身者が設立した転職サイトです。運営会社は転職エージェント株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアです。

ムービンの設立は1997年、25年以上に渡りコンサルティングの転職支援を行っています。コンサルティング業界の転職支援では業界NO.1で、日本に拠点を持つコンサルティングファームの95%がクライアントです。

選考対策は万全です。書類選考の添削をはじめ過去数十万件の面接サポートのノウハウを活かし「受かるための対策」を惜しみなく提供しています。面接対策にはコンサルティング業界特有のケース面接も含まれます。

支援の対象者は幅広く、コンサルタント未経験者から複数回のリピート利用者まで様々です。幅広いスキルの求職者に対して柔軟に転職支援を行っています。

サイトにはピックアップしたコンサルティングファームの紹介や業界の動向も掲載されています。コンサルティング業界への転職をお考えの方は、まずはサイトを訪問してください。

アンテロープ:コンサルティング・金融業界に特化

アンテロープ

アンテロープを運営する株式会社アンテロープキャリアコンサルティングは、金融・コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。コンサルタントや金融業界出身者を求めるベンチャー / スタートアップ企業や事業会社の求人案件も掲載しています。

アンテロープは20年以上の転職支援の実績を持ちますが、コアバリューに「キャンディデート・ファースト」を掲げています。

基本的にキャンディデート(求職者)と企業を結びつけるのが転職エージェントです。しかしアンテロープではキャンディデート視点で支援しています。長期的なキャリアデザインを可能にしています。

キャンディデートから信頼を得るために、コンサルタントは高いプロ意識と専門性を持ってサポートを行っています。選考時に必要であれば選考している企業に勤務している(していた)方とのミーティングのセッティングもします。

さらに、転職活動の支援だけではなく入社後の立ち上がりを支援する「スタートアップ・コーチング」サービスを無料で提供しています。キャンディデートとの長きに渡る信頼関係の構築を目指す姿勢が窺えます。

サイトではコンサルタント自らが業界動向やキャリア構築に関するコラムを執筆しています。常に企業と接し、転職のサポートを行っているコンサルタントの生の声は転職活動を行う上での参考になるでしょう。

建設業界の転職におすすめの転職サイト

サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
建職バンク https://kenshoku-bank.com/ 11,378件 転職成功率が高く、内定までのスピードも速い
建築求人.jp/td> https://www.kenchiku-kyujin.jp/ 7,194件 利用している企業、求職者からの満足度が高い

建職バンク:建設業界の求人案件・利用者数NO1

建職バンク

建職バンクは、建設・土木・設備技術者に特化し転職支援サービスを提供している転職サイトです。運営会社は株式会社アーキベースで、住環境の持続的発展に貢献するためのITサービスを提供しています。

掲載されている求人案件は、施工管理、設備設計、設備管理、設計、現場作業人、職人などが中心です。業種、業界に特化しているため、他の求人サイトにはない求人案件も多数取り扱っています。

実績も豊富です。利用者数はおよそ266万人で転職成功率は93.1%を誇ります。利用開始から内定までの平均期間が26日とスピーディーに決定するのも特徴なのですぐに転職したい方には魅力的です。

※同社調べ

求人への応募はサイトからの応募、キャリアアドバイザーからの紹介、スカウトと3種類の方法を選べます。希望に応じた方法で求人案件に応募が可能です。

建設・土木・設備業界の転職サイトと聞くと、経験者を対象としたサイトと考えられるかもしれません。しかし未経験でも応募可能な求人も多数掲載されているので、業界・職種の未経験者でチャレンジしたい方にもおすすめです。

建築求人.jp:クチコミ評価や利用者満足度で評価される建設業界転職サイト

建築求人.jp

建築求人.jpは、JAGフィールド株式会社が運営する建設業界に特化した転職サイトです。JAGフィールド株式会社は2000年に設立され、建設業界に特化した人材紹介・人材派遣のサービスを行っている企業です。

建設業界の転職支援では利用者、求人企業いずれも評価されている転職サイトです。大手リサーチ企業、ゼネラルリサーチ社の調査では、複数の部門で1位を獲得しているのが評価の高さを示しています。1位を獲得しているのは、「業界従事者のクチコミ評価」「人事担当者の評価」「ベテラン技術者の利用満足度評価」の3部門です。

建築求人.jpでは業界未経験やブランクがある方に対しての転職サポートが非常に充実しています。未経験からのチャレンジを可能にしているのは充実した研修制度があるからです。机上の研修、eラーニング、資格取得支援などの教育プログラムが用意されています。

技術者に働きやすい環境を心がけている点も特徴です。フォローを徹底し、相談にはすぐに対応できる体制を整えています。そのため、離職率が低く長きに渡り活躍している方が大半です。転職先で腰を据えて業務に取り組みたい方は安心です。

外資系企業の転職に強い転職サイト

サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
JACリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ 8,042件 「外資系の転職はJAC」として名高い転職エージェント
キャリアクロス https://www.careercross.com/ 9,124件 掲載されている求人案件は英語力が必要な案件が大半を占めている
エンワールド https://www.enworld.com/ 972件 外資系企業でのハイクラス求人案件が多数掲載

JACリクルートメント:設立以来外資系企業の転職支援で豊富な実績

JACリクルートメント

大手転職エージェントであるJACリクルートメントには数多くの外資系企業の求人案件の依頼があります。外資系企業に対する紹介を得意とする転職エージェントだからです。

JACリクルートメントは現在、総合転職エージェントとしてあらゆる業界の求人を取り扱っています。しかし設立当初は「外資系転職といえばJACジャパン(旧社名)」を前面に出していました。現在もその強みは健在です。

親会社であるJACは元々ロンドン発祥の転職エージェントでイギリス、アメリカをはじめ11カ国でビジネスを展開しています。この独自のネットワークを活かし、各国のクライアントである外資系企業との取引を行っているのです。他社にはない外資系の求人案件もあるでしょう。

JACリクルートメントは日本法人を設立してから30年以上培ってきた外資系企業の採用支援の実績があります。そのため外資系企業への転職サポートは万全です。

外資系企業特有の文化や環境、英文レジュメの作成、英語面接など、外資系企業の勤務経験がない方は不安に感じるかもしれません。しかしJACリクルートメントでは専任のキャリアアドバイザーが丁寧にサポートを行うので安心です。

キャリアクロス:英語力を活かしたいバイリンガル向け転職サイト

キャリアクロス

英語力をお持ちで語学力を活かして外資系企業にチャレンジしたい、と希望される方は数多くいらっしゃいます。求人検索サイトのキャリアクロスには語学力を活かせる求人や外資系企業の求人が多数掲載されています。

キャリアクロスはバイリンガル&グローバル人材向け転職サイトとして2000年からサービスを開始しました。運営会社である株式会社キャリアクロスはオンライン求人広告運営会社です。ちなみに、現在はJACリクルートメントのグループ企業です。

キャリアクロスに掲載されている求人案件は基本的にバイリンガル人材を対象としたものが中心です。日本語以外の語学力に自信がない方にはおすすめできません。

外資系企業求人を探す際には細かい条件での検索が可能です。例えば、英語以外の語学力が活かせる外資系企業、職種(営業、IT、バックオフィス)経験が活かせる外資系企業、などの項目です。

キャリアクロスの求人応募の方法は、自ら検索して関心のある案件に応募するか、経歴を登録しスカウトを待つかの二通りです。

なお、キャリアクロスは転職エージェントではありません。そのため、選考サポートはなく、企業との条件交渉は基本的に自ら行う必要があります。

エンワールド:英語力を活かしたハイクラス求人案件が多数

エンワールド

エンワールドは外資系企業や日系グローバル企業を希望する方を対象とした転職サイトです。数多くの外資系企業の求人案件の検索ができます。

エンワールドはその名の通り人材ビジネス大手のエン・ジャパン社の関連企業で20年以上外資系企業へのサポートを行っています。なお、エンワールドがエン・ジャパン社の傘下に入ったのは2010年です。前身は外資系企業やグローバル企業の転職支援で多くの実績を持つ転職エージェント、ウォールストリートアソシエイツです。

エンワールドでは日本に拠点を置く外資系企業のおよそ87%との取引があります。世界に名だたる企業から日本でのスタートアップ企業まで多岐に渡ります。

エンワールドは転職エージェントです。転職活動は経験と知識が豊富なキャリアコンサルタントが求職者一人ひとりに応じてサポートします。

転職サポートも様々な外資系企業に対応するため安心して任せられます。エンワールドでは日本を含む27カ国の国籍のキャリアコンサルタントが在籍しています。

国による様々な文化や環境を理解しているコンサルタントが転職サポートを行っているので、企業に応じたきめ細やかなアドバイスを可能にしています。

海外で働きたい方におすすめの転職サイト

サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
パソナグローバル https://www.pasona-global.com/ 179件(海外案件) 海外に他拠点展開しているので海外でのサポートも万全
JACリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ 8,042件 アメリカ、イギリス、ドイツ、アジア8カ国に法人あり
ランスタッド https://www.randstad.co.jp/ 4,600件 世界39の国と地域に4,700以上の拠点を置く世界最大級の転職サービス企業

パソナグローバル:数多くの海外拠点とのネットワークあり

パソナグローバル

大手総合人材サービスグループのパソナは、海外での勤務を希望する方向けのサービスを提供しています。それがパソナグローバルです。

人材サービスとして老舗のパソナは膨大な数の企業との取引があります。海外展開を行っている企業も数多く、パソナグローバルにはグローバル人材の求人が8,000以上の企業から依頼されています。

転職サポートは様々な国籍、マルチカルチャーを持つキャリアアドバイザーが長期的な視点でのキャリアサポートを行います。ビザの取得方法や現地採用の実態など、海外勤務をする上で気になる素朴な疑問にも丁寧にアドバイスします。

転職後も安心です。パソナは複数の海外拠点があり、各拠点に日本人や日本語対応のスタッフが在籍し情報提供を行っています。生活に関するあらゆる悩みを相談できます。

サイト内の「海外で働く為の基礎知識」では、海外での転職動向や環境に関して、地域ごとに紹介されています。給与相場も紹介されているので、具体的な勤務地の希望があれば非常に参考になるでしょう。

JACリクルートメント:欧米・アジアに法人を置く転職エージェント

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、ロンドンでスタートした転職エージェントです。日本だけではなくアメリカ、イギリス、ドイツ、アジア8カ国で転職支援を行っています。

各国の法人同士で密に情報交換を行っているため、日本にいながら他国の転職情報の状況を確認ができます。海外への転職サポートの実績も多数あります。

海外勤務には「日本企業・外資系企業の海外現地法人への転職」「日本本社の企業からの海外駐在」の2つのパターンがあります。JACリクルートメントではいずれのパターンのサポートが可能です。なお、前者の場合はJACの海外支社のコンサルタントからのサポートを受けられます。

JACリクルートメントには海外転職サポートの実績が豊富なキャリアコンサルタントが多数在籍しサポートを行っています。そのため、過去の海外での就業経験を活かしたい方だけではなく、海外勤務未経験の方でも安心です。

サイトには海外転職市場の状況や海外勤務のキャリアプランなど、海外勤務に役立つコラムが掲載されています。海外勤務を希望されている方には注目です。

ランスタッド:世界最大級の外資系転職サービス企業

ランスタッド

ランスタッドはオランダ発祥の世界最大級の総合人材サービス企業です。欧米を中心に39の国と地域に事業所を置き、およそ46,000人の従業員が勤務しています。日本には97の拠点があります。

この世界中のネットワークを活かし、日本からでも外資系企業で海外勤務の可能性のある求人案件の検索を可能にしています。また、日系グローバル企業での駐在案件や海外勤務可能な案件も数多く依頼があります。

ランスタッドの日本法人には様々な国のキャリアコンサルタントが在籍しています。勤務を希望している国の出身のコンサルタントがいれば、現地の労働環境や社会情勢の情報を得られるでしょう。

ランスタッドには転職に関する様々なジャンルの資料をダウンロードできます。この資料は日本だけではなく世界各国で作成されています。海外の転職市場に関するレポートもあるため、海外勤務希望者は海外の転職市場の動向を踏まえた上での活動ができます。

Indeed:世界最大級の求人検索エンジン

Indeed
サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
indeed https://jp.indeed.com/ 5,717,114件(正社員の案件) 世界最大級の求人案件検索サイト

Indeedは世界最大級の求人検索エンジンです。50カ国以上の国と地域で展開し、毎月3.5億人が訪問しています。日本でも月間訪問者はおよそ2,000万です。アメリカでサービスを開始した企業ですが、現在はリクルート社の子会社です。

最大の特徴かつメリットは検索可能な求人案件数です。正社員の求人を検索すると案件数は550万件を超えます(2024年1月現在)。閲覧可能な求人案件数では転職サイトの中では圧倒的な数です。

求人検索エンジンのため、求人を探すには検索する必要があります。検索項目は「キーワード+勤務地」

とシンプルですが、その分偏ることなく検索結果が判明します。希望の求人案件を幅広く探したい方には最適です。

Indeedが他の求人掲載サイトや転職エージェントの転職サイトと異なる点は利益を得る方法です。一般的に求人掲載サイトは掲載企業から掲載費用を請求します。また、転職エージェントはサイト経由で登録した求職者を企業に紹介し企業から手数料を得ています。

一方でIndeedは求人企業からの掲載料は請求せずサイト内の有料広告で利益を得ています。基本的に求人掲載は無料なので数多くの企業が利用しています。

なお、Indeedに掲載されている求人案件は、求人企業の採用ページそのものの情報かIndeed内で開設した企業アカウント内での情報か、となります。そのためIndeed経由で応募したつもりでも、企業への直接応募となる可能性があります。

転職活動に役立つサイト

転職活動に役立つサイト

転職活動を行う上で、検討材料となるのは求人案件に記載されている企業の概要、職務内容や条件面だけではありません。

実際にその企業で勤務中、もしくは在籍していた方の生の声、企業の市場における位置など客観的な情報はチェックしたいのではないでしょうか。

転職サイトには転職希望者の参考になるクチコミサイトや業界動向を伝えるサービスを提供しているジャンルのものがあります。

転職活動に必ず役立つおすすめサイトを紹介します。

サイト名 公式サイト 特徴
転職会議 https://jobtalk.jp/ 社員(もしくは以前在籍していた社員)のクチコミが20万社以上掲載
OpenWork https://www.openwork.jp/ 1,600万件を超えるクチコミ情報と数万件の求人案件が掲載
ミイダス https://miidas.jp/ 自分の転職市場価値が診断できる
JobQ https://job-q.me/ 転職に関するどんな悩みでも質問できるQ&Aサイト
キャリコネ https://careerconnection.jp/ 20代、30代の求職者や人事から注目されている
業界動向サーチ https://gyokai-search.com/ 希望業界や企業に関する客観的な情報を得られる
転職活動に役立つおすすめサイト

転職会議:20万社以上のクチコミ情報が閲覧可能

転職会議
転職会議のおすすめポイント
  • 20万社を超える企業のクチコミ情報が掲載されている
  • 890万人以上の登録者が登録し情報発信を行っている
  • 40万件以上の求人案件の検索が可能

転職会議は株式会社リブセンスが運営する転職サイトです。国内最大級の転職クチコミサイトとして広く知られており、20万件以上の企業のクチコミが掲載されています。その数は実に375万件を超えます。

企業のクチコミ情報の内容は細かい項目で記載されています。一例を挙げると、「総合評価」「年収、評価制度」「仕事のやりがい面白み」「入社後に感じたギャップ」「退職理由」などです。検討している企業に応募するかどうか大きな判断材料になるでしょう。

転職会議の会員数はおよそ890万人で、月間390万人以上のユーザーが訪れています。常にクチコミ情報が増え続けている転職サイトです。

転職会議には数多くの求人情報も掲載されており、掲載している求人数は40万件以上にのぼります。しかも毎週数万件の新着の求人が掲載されます(2024年1月29日の新着求人は50,863件)。求人検索を行い、関心のある案件があればクチコミを見て検討する、といった利用ができます。

なお、転職会議の会員登録は制限なく行えますが、クチコミの情報を自由に閲覧するには自らが在籍している(もしくは在籍していた)企業のクチコミを投稿する必要があります。

そのため、クチコミを投稿する方の中には、当たり障りのない内容しか記載しない場合もあります。閲覧している情報の真偽は自らが行わなければいけません。情報は慎重に判断してください。

OpenWork(オープンワーク):日本最大級の転職クチコミサイト

OpenWork(オープンワーク)
OpenWork(オープンワーク)のおすすめポイント
  • 約1,600万件のクチコミ情報が閲覧できる
  • 60,000件を超える求人案件が掲載されている
  • スカウトサービスを受けられる

OpenWork(オープンワーク)はオープンワーク株式会社が運営するクチコミ・求人掲載転職サイトです。1,600万件以上の社員のクチコミが掲載されている国内最大級の転職クチコミサイトです。

クチコミ情報は「組織体制・企業文化」「働きがい」「年収」「ワークライフバランス」「企業分析」など9つの項目で構成されています。応募する際に気になるポイントを網羅していると言えます。

また、60,000件を超える求人案件の検索も可能です(62,961件、2024年2月3日時点)。大手企業、外資系企業、ベンチャー企業とあらゆる業界の求人が掲載されているので気になる企業の案件があるかどうかをチェックしてみてもよいでしょう。

OpenWorkにはスカウトサービスも提供しています。これはWeb履歴書を登録すれば企業から直接オファーを受けられるサービスです。利用すれば自らの転職市場価値を知る機会になります。

なお、クチコミ情報を制限なく閲覧するには一定の条件を満たさないといけません。「会社評価の回答」「転職サービスへの登録」「Web履歴書の入力」「有料プログラム(1,100円/月)」のいずれかです。

ミイダス:自分の転職市場価値がわかるサイト

ミイダス
ミイダスのおすすめポイント
  • 独自の「可能性診断」で自身の転職市場価値が理解できる
  • 活躍できる可能性の高い企業からのオファーが来る
  • 424,950社の優良企業が利用している

ミイダスは大手人材サービス企業グループ、パーソルグループのミイダス株式会社がサービスを提供しています。ミイダスは転職のアプリで、自身の転職市場価値を調べられます。

自分の転職市場価値はミイダス独自の「可能性診断」で判断できます。可能性診断は所要時間およそ5分の入力で完了します。氏名の登録は必要ありません。

登録した情報を元に認知バイアスや行動特性、パーソナリティなどが診断・分析され診断結果が判明します。

「可能性診断」によって市場価値のチェックや自身に向いている仕事はなにかの診断を受けられます。また、希望すれば関心を経歴情報や診断結果に関心を持った企業からのスカウトを受けられます。活躍できる可能性の高い企業からのスカウトを受けられると言っていいでしょう。

スカウトには面接確約スカウトもあります。面接確約スカウトは書類選考の手間が省け、応募するだけで選考に進めます。

なお、ミイダスは大手企業をはじめ40万社以上の企業が利用しています(424,950社、2022年12月時点)。

JobQ:転職に関するあらゆる相談ができるQ&Aサイト

JobQ
JobQのおすすめポイント
  • 転職に特化したQ&Aサイト
  • 7万件以上のクチコミから欲しい情報を見つけられる
  • 気になる企業の社員や元社員のリアルな情報を得られる

JobQ(ジョブキュー)は、株式会社ライボが運営する就職・転職に特化したQ&Aサイトです。なお、株式会社ライボは大手人材サービスグループのパーソルグループのグループ会社です。

JobQは就職や転職に関する内容であればどのような質問でも受け付けています。例えば、企業情報やキャリアに関する内容、転職活動の進め方、選考対策、転職サービス、転職の疑問や悩み、などです。これらはほんの一部であり、転職や就職に関するあらゆる質問が網羅されています。

会員制のため登録が必要ですが、質問は匿名できるため遠慮せず質問ができます。現在までのクチコミ数は7万件を超えており、約90%の質問に回答が寄せられています。気になる質問や悩みを検索してみてもいいでしょう。同様の質問が見つかる可能性があります。

回答者も匿名です。気になる企業に関する質問をすれば、その企業に在籍している社員、もしくは元社員からのリアルな情報を知れるかもしれません。

JobQは会員登録を完了し、会員ページにログインさえすれば利用できます。相談や質問の投稿や閲覧回数の多い質問の確認もできます。

キャリコネ:20代~30代の求職者と人事担当者が共に注目するクチコミサイト

キャリコネ
キャリコネのおすすめポイント
  • 社員、元社員のクチコミで構成されている転職情報サイト
  • 掲載している記事の信憑性が高い
  • 求人データベースとしての利用ができる

キャリコネは株式会社グローバルウェイが運営する転職情報サイトです。企業に関する評判や状況、労働環境などのクチコミが多数掲載されています。登録されている企業数は60万社を超えます(620,926社。2024年1月22日時点)。

キャリコネのクチコミ情報は信憑性が高いので安心です。企業のクチコミ情報は、その企業の情報は在籍している社員、もしくは元社員が投稿しています。

企業のクチコミを掲載するには、いくつかの項目で自分なりの点数をつけなければいけません。その項目とは、「仕事のやりがい」「ストレス度の高さ」「労働時間・休日数・給与額の満足度」「給与・ボーナス」などです。転職時には気になる項目ばかりのため、閲覧する際には参考になるでしょう。

さらに、投稿するには「全体で480文字以上の入力」「コピー&ペースト禁止」などの条件をクリアしなければいけません。プログラム及び目視による掲載後の閲覧も行っています。

投稿にこのような条件があると気軽に投稿できません。投稿されているクチコミは全て本気度の高い方の投稿、とお考えください。

キャリコネでは求人検索も可能です。提携している人材サービス業の情報も含め、およそ47万件の求人案件(2024年1月22日時点)が掲載されています。求人企業を検索し、気になる企業があればその企業のクチコミ情報をチェックしてもよいでしょう。

業界動向サーチ:希望する業界や企業の動向が一目でわかる

業界動向サーチ
業界動向サーチのおすすめポイント
  • 幅広い業界、数多くの企業の動向や今後の見通しなどの情報を得られる
  • 業界のシェアやランキングなどが理解できる
  • 転職を検討している企業の将来性が予測しやすくなる

業界動向サーチは株式会社デジタル&ワークスが運営している情報サイトです。様々な業界の動向や現状、課題や見通し、ランキングなどの情報を掲載しています。

デジタル&ワークス社は業界分析、企業分析、株価分析、国際情勢分析に強みを持っている企業です。同社の独自の調査と分析で、業界動向サーチには毎年200以上の業界、4,000社近い企業の分析結果が掲載されています。

業界動向サーチは転職に関する情報サイトではありません。しかし、転職先として検討している企業の状況や業界内でのシェア、優位性を把握するには有効なサイトです。選考対策のための情報収集にも役立つでしょう。

公的機関が運営する転職サイトや転職支援サービス

公的機関が運営する転職サイトや転職支援サービス

転職サイトや転職支援サービスには厚生労働省などの公的機関が運営、提供しているものがあります。代表的な転職サイト、転職支援サービスを紹介します。

サイト名 公式サイト 特徴
ハローワークインターネットサービス https://www.hellowork.mhlw.go.jp/ 厚生労働省が提供する総合転職情報サイト
jobtag https://shigoto.mhlw.go.jp/User/ 様々な職業の特徴や自身の志向が可視化できる
ジョブカフェ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jakunen/jobcafe.html 全国各地に設置されている若年層を対象とした転職支援サービス
サポステ https://saposute-net.mhlw.go.jp/ 就労に対して不安を持つ方を支援するための情報を掲載

ハローワークインターネットサービス:国が提供する総合雇用支援サイト

ハローワークインターネットサービス
ハローワークインターネットサービスの特徴
  • 求職者に対して様々な雇用支援サービスの情報を提供している
  • 雇用保険に関する手続きを行っている
  • 職業訓練(ハロートレーニング)を提供

ハローワーク(公共職業安定所)は、求職者や求人を行う事業主に対して雇用に関する様々な支援を行うサービス機関です。厚生労働省が運営しています。

ハローワークが求職者に提供するサービスは求人情報の提供やキャリア相談だけではありません。失業保険や雇用保険に関する手続きを行うのはハローワークで、雇用保険の相談の受付や情報の提供を行っています。

また、職業訓練(ハロートレーニング)の提供もハローワークのサービスのひとつです。求職者がスキルを向上するために様々な職業訓練プログラムを斡旋しています。訓練に必要な費用は無料です(テキスト代等除く)。

jobtag:自分に合う職業は何かを理解できる転職サイト

jobtag
jobtagの特徴
  • 様々な職業の特徴が理解できる
  • 自分がどのような仕事に向いているのか自己分析できる
  • 就職活動や業界研究などに役立つ機能が備わっている

jobtagは厚生労働省が提供する職業情報提供サイト(日本版O-NET)です。職業情報を「ジョブ(仕事)」「タスク(仕事を細分化した内容)」「スキル」等の観点から「見える化」して提供しています。

「どのような職業があるのか」「その職業ではどのような仕事なのか」「どのような人が向いているのか」などの項目を可視化できます。就業経験がない方や転職希望者だけではなく、就職支援サービスを行っている方や企業の人事も役立つサイトです。

jobtagではおよそ500の職業を詳細に解説しています。具体的には仕事内容、就業する経路、都道府県単位の労働条件、求人倍率、賃金、どのような人が働いているのか、などです。データだけではなく動画でも紹介しています。

また、「自分はどのような仕事に向いているのか」の自己分析も可能です。搭載されている複数の適性検査の受検が可能で、検索結果で自身の適性や向いている職業を分析できます。

この他にも、就職活動や業界研究などに役立つ機能があります。例えば、業界別・職種別にいろいろな観点からその特徴を紹介するページや労働法や最低賃金の情報などです。

ジョブカフェ:若年層を対象とした転職支援サービス

ジョブカフェ
ジョブカフェの特徴
  • 若年層を対象とした転職支援サービス
  • 地域の実情に応じた就職支援を受けられる
  • 全国46都道府県に設置されている

ジョブカフェは都道府県が主体となって若年層向けの就職支援を行っている施設です。なお、ジョブカフェは通称で正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」です。

ジョブカフェでは、就職セミナーや職場体験、カウンセリング、職業相談、職業紹介などのサービスを行っています。若年層の方が自分に合う仕事を見つけるために様々なサービスを1か所で受けられるのです。しかも無料です。

ジョブカフェは都道府県主体でサービスを提供しているため、その地域の実情や特性に合った就職支援を行っています。そのため、求職者のスキル向上サポートはその地域の就職支援に適したワークショップやセミナーなどが行われます。

ジョブカフェは全国46の都道府県に設置されています。多くは県庁所在地にありますが、地域によっては出張所を設けてサービスを提供しています。お住まいの地域のジョブカフェを検索してみてもよいでしょう。

サポステ:就労に不安を持つ方向けの就労支援サービス

サポステ
サポステの特徴
  • 15歳~49歳までの方を対象にして就労支援機関
  • 就労に不安を持つ方に対して様々なサポートを提供
  • 全国に177か所に設置されている

サポステは、就労に対する悩みを抱えた15歳~49歳までの方を対象に支援を行っている機関です。正式名称は「地域若者サポートステーション」で、厚生労働省から委託された若者支援の実績がある団体などが運営しています。

2022年時点で延べ700万件以上の利用があり、2021年度の総利用件数はおよそ50万件でした。数多くの就職の悩みを抱えている方が利用しています。

サポステの提供するサービスは就職や転職に必要なスキルを身につけるための講座の実施です。ただし、その内容はコミュニケーション講座、ビジネスマナー講座、就業体験、就活セミナーなどです。

「働きたいけど自信がない・・」と悩みをお持ちの方が就活に踏み出すためのサービスと言えます。離職してからブランクが長い方などには最適です。

サポステは全国177か所に設置されています。身近に相談できる機関として気軽に利用できます。

転職サイトとは?徹底解説

転職サイトとは?徹底解説

おすすめの転職サイトを紹介しました。そもそも転職サイトとはどのようなサイトを指すのでしょうか?

転職サイトとは、転職希望者が希望の求人や新しいキャリアを見つけるためのWEB上でのプラットフォームです。求職者と募集を行っている企業とを結びつける役割を担っています。

多くの転職サイトは、求人案件を掲載しているだけではありません。転職市場のトレンドやキャリア形成のためのヒント、円滑に転職活動を進める方法などの情報も公開しています。

転職サイトを利用すれば効率的に希望の求人案件を見つけ、かつ円滑に転職を実現できるでしょう。

転職サイトにはいくつかのタイプがあり、各社ともにそれぞれ強みを持ちます。転職サイトの特徴を解説します。

転職サイトはなぜ無料で利用できるのか

求職者は一部の転職サイトを除けば会員登録すれば無料で求人情報の収集ができ応募もできます。求職者がなぜ無料で転職サイトを利用できるのか不思議に感じている方もいるでしょう。

一般ユーザー(つまり求職者)が無料で転職サイトを利用できるのには理由があります。転職サイトの運営費用は参画する企業や転職エージェントが負担しているからです。

まず、採用活動を行っている企業は求人情報を転職サイトに掲載するために料金を支払っています。このように「求人広告の出稿料」が一般的に転職サイトの運営費用となります。

また、スカウト型の転職サイトでは、参画している転職エージェントが転職サイトに料金を支払っています。この場合、求人広告の掲載料金ではなく成功報酬制での支払いとなります。

成功報酬が発生する条件
  • 転職サイトに登録している求職者をスカウトして顧客へ紹介し入社が決定した
  • 顧客の求人情報をサイトに掲載し、応募した求職者を顧客に紹介し入社が決定した

転職サイトの会員を自社の顧客に紹介し入社が決定した場合、転職エージェントは顧客から得た紹介手数料の何割かを転職サイトに支払うのです。

さらに、求職者が転職サイト無料で利用できる理由としては、純粋により多くの会員を増やしたいからです。多くの会員が登録している転職サイトであれば広告を出稿したいと希望する企業が見込めます。

また、会員数が増えればより多くの求職者のデータが収集できます。マーケティング目的のためにも無料で会員を募っているのです。

転職サイトは「エージェント型」が主流

数年前までの転職サイトは「求人案件掲載型」が主流でした。求人案件を掲載し、関心を持った求職者の応募を待つ受け身のスタイルと言っていいでしょう。

しかし現在は「エージェント型」の転職サイトが大半を占めます。経歴を匿名で公開している求職者に対して求人企業や転職エージェントがアプローチするスタイルです。

転職サイトの運営は求人案件を掲載する企業や転職エージェントの利用料によって運営されていると説明しました。

求人案件掲載型の転職サイトを利用すると求職者からの応募があってもなくても費用が発生します。一方でエージェント型の転職サイトはサイトの会員が直接(もしくは顧客への紹介で)入社を決定した段階で費用が発生します。

求職者に対して直接コンタクトでき、しかも成功報酬制であるのがエージェント型の転職サイトです。費用対効果が優れている、と多くの求人企業や転職エージェントは感じています。

エージェント型の転職サイトが主流になってきたのは当然かもしれません。

スカウト機能

エージェント型の転職サイトの最大の特徴が「スカウト機能」です。スカウト機能の登場によって転職サイトは大きく変化しました。

スカウト機能は、会員が自身のプロフィールを公開し、経歴に関心を持った企業や転職エージェントからのアプローチを待ちます。

企業や転職エージェントは求職者の経歴をある程度把握した上でコンタクトを取ります。そのため効率の良いマッチングを実現します。

なお、スカウト機能を利用したい求職者は公開する情報を制限できます。個人が特定されるのを心配している方は勤務している企業名を公開しなくても問題ありません。

転職サイトのメリット

転職サイトのメリット

転職活動のツールは数多く存在します。その中で転職サイトはどのようなメリットがあるのかを解説します。

希望に合致する求人案件を効率的に検索できる

転職サイトで求人案件を検索する際、各サイトの求人検索の項目は細分化しています。そのため、自身の希望する案件を効率的に探し出せます。

検索項目は業種や職種、給与面や休日休暇、福利厚生などの条件面だけではありません。

最近では「リモートワーク可能」「産休や育休取得実績あり」など働き方に関する項目もある転職サイトもあります。

自分のペースで転職活動ができる

転職サイトを情報源としてうまく活用すれば自ら希望するペースで転職活動を進められます。

特に、転職を希望していても差し迫って転職する必要がない方にとって転職サイトの利用は最適です。例えばキャリアアップやスキルアップを希望している方や将来的にUターンやIターンを希望している方です。

希望条件を明確にして常々転職サイトをチェックし、希望の案件が出てくればその時点で具体的に応募すればよいのです。

簡単に企業や転職エージェントとのコミュニケーションが取りやすい

関心のある企業や求人案件に対してアプローチしたとしても、直接企業に確認した際にレスポンスが悪い場合があります。返事が来ない可能性もあります。

しかし転職サイトを通じての企業や転職エージェントとのコミュニケーションは比較的手軽に、かつ迅速に行えます。

転職サイトは求職者と企業(や転職エージェント)をつなぐプラットフォームです。どちらかからのコンタクトがあれば、転職サイトは早急に対応するように相手に要請します。

一定期間対応のない場合にはリマインドも行われるため、コンタクトの見落としも防ぎます。応募しても長期間返事がない、といったケースを防げます。

転職サイトのデメリット

転職サイトのデメリット

転職サイトにはデメリットがあるのを忘れてはいけません。デメリットを把握した上でうまく活用してください。

条件に合わないと応募できない場合がある

求人情報を公開する企業や転職エージェントは、求職者からの応募に対して条件を設定する場合があります。例えば、「年齢」「学歴」「年収条件」「経験社数」などです。

求職者がこれらの条件を満たしていない場合、求人検索を行っても検索結果にその案件が出てこない可能性があります。また、案件を見つけたとしても「条件に合致しないため」応募できないかもしれません。

転職サイトが求人案件と求職者の間にフィルターを作るのです。これはデメリットの一つと言っていいでしょう。

情報過多でも判断はすべて自己判断で行わなければいけない

転職サイトから得られる情報は豊富です。複数の転職サイトに登録すれば膨大な情報を受け止め、それを自身で咀嚼しなければいけません。転職サイトを利用すると情報過多になるため迷いが生じる可能性があります。

「この案件が自分に合っているのか」「どのタイミングで応募すればよいのか」「複数の案件に応募すればよいのか」「内定が出たがこの条件は適正なのか」

転職活動において重要な判断を下す場面で、多くの選択肢があると非常に悩ましいのではないでしょうか。し

かし全てひとりで判断する必要があります。

もし転職して失敗したと感じた場合、「別の選択肢にすればよかった」と後悔するかもしれません。

転職サイトの利用の流れ

転職サイトの利用の流れ

一般的に転職サイトの利用は以下の流れで行われます。

  1. 会員登録(アカウント作成)
  2. プロフィールの登録
  3. 求人の検索
  4. スカウト機能の利用
  5. 求人案件への応募
  6. 選考~内定~入社

会員登録(アカウント作成)

まずは登録し自らのアカウントを作成します。登録ページからIDとパスワードを作成しメールアドレスを登録します。

プロフィールの登録

学歴、職歴、保有資格、希望条件などの情報を登録します。スカウト機能を有効活用したい方であれば、内容を詳細に記載してください。

求人の検索

自身の希望する検索項目を設定し求人案件の検索を行います。気になる案件があればチェックしておき、自らのリストとしての保存も可能です。

スカウト機能の利用

スカウト機能にしておけば、公開しているプロフィールに関心を持った企業や転職エージェントからのスカウトを受けられます。気になるスカウトがあればすぐに対応しましょう。

求人案件への応募

希望する求人を見つければ、もしくは関心のある案件のスカウトがあれば応募します。転職エージェント経由での応募の場合、求人を行っている企業に直接応募するわけではありません。まずは転職エージェントとコンタクトし、その上で企業への推薦が行われます。

転職エージェント経由の応募の場合、転職エージェントの判断で企業へ推薦されない可能性もあります。

選考~内定~入社

転職サイトから応募し、書類、面接、適性検査などの選考を経て、選考がOKであれば内定となります。内定を受諾すれば正式に入社が決定します。

選考プロセスや選考合格から内定までのプロセスは各企業によって異なります。そのため、応募から内定までの期間も様々です。

最適な転職サイトの選び方

最適な転職サイトの選び方

現在、膨大な数の転職サイトが存在します。

各転職サイトのほとんどが掲載している求人案件数は豊富で転職活動に関する情報量も充実しています。どの転職サイトを利用すればよいのか迷っている方も多いでしょう。

自分に合った転職サイトを選ぶために、確認すべきポイントを解説します。

求人掲載型かエージェント型か

転職サイトは求人掲載型とエージェント型の2種類があると解説しました。検討している転職サイトはどちらなのかを確認してください。

一般的に求人掲載型はビズリーチやリクルート、マイナビ、enなど転職情報プラットフォームを運営する企業が提供しています。

エージェント型は転職エージェントが提供しています。リクルートエージェントやJACリクルートメント、パソナキャリアなどが運営している転職サイトです。

求人掲載型は求人掲載数が豊富です。様々な企業が直接、さらに転職エージェントも求人案件を掲載しているからです。「百貨店型」と言ってもいいかもしれません。

一方でエージェント型は、運営している転職エージェントの強みを活かした求人案件が掲載されています。「専門店型」と言えるでしょう。エージェント型の転職サイトには、そのエージェントしか取り扱っていない案件も存在します。

どちらを希望するのかはそれぞれの好みです。しかし求人掲載型を希望していたのに登録したら実はエージェント型だった、などの事態は避けたいものです。

なお、リクルート系列の「リクルートエージェント」、マイナビ系列の「マイナビエージェント」は転職エージェントです。それぞれが運営している転職サイトはエージェント型です。

自分自身が「何ができるのか?何をしたいのか?」を明確にする

転職サイトを選択する前に、まずはキャリアやスキル、希望を明確にしなければいけません。希望に合致していない転職サイトに登録してもあまり意味がないからです。

まずはご自身の年齢や所属した業種業界、経験した職種、保有資格などを見直し、「何ができるのか」を確認してください。これはあくまでも「企業に所属してどう貢献できるのか」といった観点です。

「何ができるのか」を確認した上で「何をしたいのか」を明確にしましょう。単に希望の案件を探し、応募しても企業が求める要件を満たしていないと転職は実現しません。

希望の転職をするには「何ができるのか」「何をしたいのか」、両方の条件を満たす情報を掲載している転職サイトに登録してください。

転職に役立つ情報が充実しているサイトを選ぶ

転職サイトの大きなメリットは「希望の求人情報を検索し応募できる」です。しかしそれだけではありません。転職に役立つ様々な情報を得られるのもメリットです。

転職サイトに掲載されている役立つ情報の例
  • 年収査定
  • 転職市場のトレンド
  • 書類通過するための履歴書と職務経歴書の書き方
  • 面接対策
  • 退職交渉の方法

転職サイトは求人情報だけではなく、自身にとって有益な転職に関する情報が充実しているかどうかを確認しましょう。

常に最新の情報を掲載しているサイトを選ぶ

求人情報は「水もの」です。そのため、常に最新の情報を掲載している転職サイトに登録しましょう。関心のある案件に応募してもすでに採用が充足していた、といった状況は避けたいものです。

転職サイトに掲載している情報が新しいかどうかは、「更新日時」「掲載日時」「掲載終了日」で確認できます。

更新日時に関しては、毎日、最低でも一週間に一度は更新しているかどうかを確認しましょう。

クチコミ情報をチェックする

クチコミサイトでの情報も転職サイトを選択する上で判断材料のひとつになります。

検討している転職サイトに併せて「クチコミ」と検索すると数多くの情報を収集できます。ユーザーの生の声は登録するかどうかの参考になります。

注意していただきたいのは、クチコミ情報はあくまでも個人の主観であり客観的な情報ではない点です。あまりにも主観的でネガティブな情報は鵜呑みにしないほうがよいでしょう。

逆に、あらゆる点に関して大絶賛しているクチコミも100%信頼しないでください。「サクラ」である可能性が否定できないからです。

使いやすいサイトを選ぶ

いくら情報が充実している転職サイトでも、使いにくいと感じたサイトはおすすめできません。使いにくいと感じたサイトは登録時には頻繁に利用してもそのうち利用しなくなります。

「使いやすいポイント」は人によって異なります。転職サイトの使いやすさとは、

「登録やログイン方法」「求人検索のしやすさ」「サイトの動線」「応募のしやすさ」「メッセージの確認のしやすさ」など、

ではないでしょうか。

あらゆるサイトと同様に、転職サイトもUIやUXは重要です。ある程度操作を行い「使いやすい」と感じた転職サイトに登録してください。

転職サイトの有効活用法

転職サイトの有効活用法

充実した転職活動を送るには、単に転職サイトに登録し漫然と利用していても実現できません。

転職サイトをフルに活用するためのコツと方法を解説します。

複数のサイトに登録する

転職活動で転職サイトを活用されたい方は、必ず複数のサイトへの登録をおすすめします。1社の転職サイトしか登録していない方よりも情報源が多ければより多くの情報を収集できます。

しかし目についた転職サイトにむやみに登録しても意味がありません。例えば、以下のようなジャンル内で自身に合ったサイトに登録してみてはいかがでしょうか?

  • 幅広く様々な案件が掲載されている総合型の転職サイト
  • 自身の年代をターゲットにした転職サイト
  • 自身の経験内容に合致した職種の掲載が多い転職サイト
  • 転職エージェントが運営している転職サイト

それぞれのジャンルで1社ずつ登録すれば4社への登録となります。4社に登録すれば必要とする情報を網羅できる可能性が高くなります。それぞれのジャンルで異なる複数の転職サイトに登録するとよいかもしれません。

それぞれのジャンルで転職サイトを選ぶ基準は人それぞれです。「求人情報の多さ」「情報の新鮮さ」「見やすさ」「使いやすさ」などです。自身が重視しているポイントで選びましょう。

複数のサイトに登録するメリットの一つに「情報を精査できる」点が挙げられます。複数のサイトに同じ求人案件が掲載されていた場合、同じ案件でもより多くの情報を得られます。掲載内容を比較してもよいかもしれません。

なお、多くの転職サイトに登録すると情報過多となりどの情報が正しいのかどうか混乱する可能性もあります。客観的に自身に必要な情報を取捨選択してインプットしてください。

常に最新の求人情報をチェックする

転職サイトに登録すれば、こまめに求人情報をチェックしてください。希望の求人情報をいち早くキャッチできるからです。

中途採用の募集が発生する理由はたいてい「欠員がでるから」か「業務が多忙で人手が足りないから」のいずれかです。「優秀な方は常に採用したい」といった採用はITエンジニアなど一部の職種や一部の企業を除くとごくわずかです。

企業は人材を必要とするときにしか中途採用の募集は行われないため、いつ募集が発生してもおかしくないのです。希望の案件情報を早期にキャッチできればすぐに応募できます。

人気の案件は掲載とともに応募が殺到し短期間で応募を締め切られる可能性があります。せっかく希望の求人案件を見つけても応募が締め切られていた、といった事態は避けたいものです。

スカウト機能を有効活用する

一昔前まで転職サイトは「関心のある求人案件があれば応募する」単方向の媒体でした。しかし現在は「登録した転職希望者に対して企業や転職エージェントがアプローチする」双方向が主流です。

理想の転職を実現するためにスカウト機能を利用しない手はありません。うまく活用してください。

スカウト機能が有効なのは、求人案件にアプローチするだけではなくスカウトを受けられるのでチャンスが広がるからです。さらに、

  • 自身の市場価値が理解できる
  • 思いもよらない案件に出会えるかもしれない

といった点も大きなメリットになります。

自身の情報を登録すれば、様々な企業や転職エージェントからスカウトメールが送られてきます。その内容や求人案件が分かれば、その時点でどのような企業で活躍できる可能性があるかを理解できるでしょう。

また、自身が想定していなかった求人案件の案内が来るかもしれません。自身の経験を見て思いもよらなかった観点に注目し案件の提案を受ける可能性もあるのです。

気づいていなかったキャリアの広がりを発見できれば、キャリアアップやスキルアップのチャンスはより大きくなります。

転職サイトに自身の情報を公開する際の注意点

なお、多くのスカウトを受けたい、とお考えの方は登録する情報は面倒かもしれませんができる限り正確に記載しましょう。

例えば、複数社数在籍しているにも関わらず直近に在籍している企業しかサイトに情報を公開していない、といった方がいます。

このような方は経歴の一面しか見られないため、希望しない案件の提案を受けてしまいます。また、「転職に対する本気度」を企業や転職エージェントから疑われ、従来であれば受けられるスカウトが受けられないかもしれません。

公開している情報は常にアップデートする

スカウト機能を活用して転職活動を行う方は、自身のキャリアに変化があればすぐに登録している情報を修正して更新してください。より多くの、かつ魅力的なスカウトを受ける可能性が高くなります。

更新すべき情報とは、

  • キャリアにプラスになる資格を取得した
  • すでに取得していた資格のグレードがあがった(簿記資格やTOEICの点数アップなども)
  • 学歴に変化があった(大学院卒業やMBAなど)
  • 昇進、昇格した、また、マネジメント人数が増えた
  • プロジェクトのマネジメントやリーダーを行った
  • 海外赴任を経験した

などです。

いずれも中途採用の選考では高く評価されます。これらの項目に当てはまるにもかかわらず情報を公開していないのは非常にもったいない話です。

希望条件を絞りすぎない

求人案件を探す際には、「業種」「職種」「年収」「勤務地」など希望の条件を設定します。この際、「絶対に譲れない項目」以外は柔軟に条件を設定してください。

条件を絞れば絞るほど該当する求人案件が減り、選択肢が少なくなります。

例えば、経験がある職種を希望条件に設定したとしても、経験した業種を希望条件に設定しなくてもよいかもしれません。業界未経験でも職種の経験が合致していれば選考可能な案件は数多く存在します。

また、ここ近年の転職サイトの求人検索項目が非常に細分化されています。特に労働環境や働き方に関する条件はバラエティに富んでいます。例えば、「年間休日」「フレックスタイム」、「リモートワーク可能」や「副業可能か否か」などです。

労働環境に関する希望は、敢えて外して検索してもよいかもしれません。労働環境は求人案件を選ぶ上で重要、と考える方は多いでしょう。しかし、労働環境に関する検索条件を設定したために結果から洩れた案件の中にキャリアアップ可能な案件がないとは言えません。

細部にこだわったために本当に良い案件を見逃す、といった状況は避けてください。

自身の希望条件を公開する際の注意点

スカウト目的で自身の情報を公開している方は、希望条件の設定にご注意ください。

例えば、「あわよくば」と現在の年収より大幅に高額な年収を希望に設定している方がいるかもしれません。しかしスカウトする側からすると根拠のない年収アップを希望する方に対しては好印象を持ちません。たとえ優秀な経歴を持っている方でも、です。

同じく、給与以外でも自身の希望を事細かに記載している方も同様です。例えば、残業時間や休日休暇の希望、業務内容やポジションへの要求などを公開している方です。

同じスキルやキャリアをお持ちでも、細かく希望条件を記載している方はしていない方よりもスカウトの数は減るかもしれません。

もしご自身が求職希望者をスカウトする人事や転職エージェントだったとしたら、と想像してください。あまりにも細かく希望条件を設定している転職希望者を敬遠したくなりませんか?

転職エージェントは転職活動に必要不可欠?

転職エージェントは転職活動に必要不可欠?

現代の転職活動における主要なツールは「転職サイト」と「転職エージェント」が双璧です。いずれも有効に利用できればより希望の転職を実現できる可能性が高くなります。

転職エージェントが持つ特徴を徹底解説します。

転職エージェントとは?

転職エージェント(人材紹介会社)は、企業から求人の依頼を受け対象となる候補者を推薦し、入社までのサポートを行います。推薦した候補者が入社した時点で企業から手数料を受け取る完全成功報酬制のビジネスです。

1件あたりの手数料は決定した年収額の20%~35%程度です。企業からの紹介手数料を得られるので登録者の費用負担はありません。

転職エージェントの形態
  • 登録型
  • エグゼクティブサーチ型

「登録型」は、自社に登録した転職希望者をクライアントに紹介します。転職希望者が登録する手段には、自社サイトや転職サイトからの問い合わせや応募、転職サイトでのスカウトメールがあります。

一方でエグゼクティブサーチ型は、「ヘッドハンティング」と言えばわかりやすいでしょう。

クライアント企業が指定する人材に対してアプローチを行い企業との接点を作り、入社までのサポートを行います。なお、対象となる人材クライアントが指定する企業に在籍している人物の場合もあります。

対象となる人材は高度な知識や技術の所有者や経営に近いポジションで勤務されている方などハイクラス層が中心です。企業から依頼があれば転職の意思がない方に対してもアプローチを行います。

一般的な転職希望者が利用する転職エージェントは「登録型」とお考えください。転職サイトを利用、運営している転職エージェントにエグゼクティブサーチ専業の会社はないからです。

転職エージェントのメリット

転職エージェントを利用するメリットは「求人情報を得られる」だけではありません。例えば、

  • 転職エージェント独自の「非公開案件」に出会える
  • キャリアに関するカウンセリングやアドバイスを受けられる
  • 企業のアナログ情報を得られる
  • 転職活動に関する様々なノウハウを得られる
  • 企業と直接やりにくい交渉事を変わりに行ってくれる

などが挙げられます。

転職エージェント独自の「非公開案件」に出会える

転職サイトには「非公開案件」や「詳細はお問い合わせください」など社名を明らかにしていない求人案件があります。非公開案件を取り扱っているのは転職エージェントです。

非公開案件はその転職エージェントしか取り扱っていない独自案件や希少性の高い案件の可能性があります。中には有名企業や人気の企業があるかもしれません。

求人案件を掲載する際に社名を公開しない理由
  • 社名を公開すると応募が殺到するので
  • 社内に中途採用を秘密にしたいため
  • 他の転職エージェントに知られたくないため

キャリアや転職活動に関するアドバイスを受けられる

理想の転職を実現するのに一人で悩んでいる方にとって転職エージェントは頼りになる存在です。数多くの転職のお手伝いをしているキャリアアドバイザーからアドバイスを受けられるからです。

一例を挙げると、キャリアアップやその他希望を実現するための

  • 企業の選択の方法
  • 資格などどのようにスキルアップすればいいのか
  • 5年後、10年後を見据えどのような転職をすればよいのか

などのアドバイスを受けられます。

企業のアナログ情報を得られる

求人情報の情報量が多い転職サイトは数多く存在しますが、それでもすべての情報を網羅しているわけではありません。

例えば、その企業の定着率、一緒に働くメンバーの年齢層、面接官の情報、どのような方が採用されているか、などです。

このような求人案件の「アナログ情報」を転職エージェントは情報を蓄積しています。後悔のない転職をするために、また、有利に選考を進めるためには重要な情報です。気になる方は確認しましょう。

求人案件に対して気になる疑問があれば、些細なものでも遠慮なくエージェントに確認してください。満足のいく転職を実現するにはどのような疑問でも解消したほうがよいからです。

転職活動に関する様々なノウハウが得られる

特に初めて転職を行う方、前回の転職を失敗したと感じている方には転職エージェントの利用をおすすめします。キャリアアドバイザーと相談しながら転職活動を進めれば失敗する可能性は低くなります。

転職エージェントが有している情報は企業情報だけではありません。選考を有利に進める方法や、滞りなく退職や入社する方法など、転職活動そのものの数多くのノウハウを有しています。

具体的には、「効果的な職務経歴書の作成方法」「面接や適性検査などの選考対策」「退職交渉の方法」などです。

多くの転職サイトにも転職活動の進め方やノウハウを掲載しています。しかし、転職活動の進め方や対策すべき点は人それぞれです。転職エージェントの協力を得られれば自身に最適な転職活動を行えます。

企業と直接やりにくい交渉事を代わりに行ってくれる

中途採用の選考では企業との様々な調整や交渉が発生します。例えば、

  • 面接日の調整
  • 選考合格後の待遇面の交渉
  • 内定後の入社日の調整

などです。大抵の調整や交渉は応募者企業と直接やりにくいものですし希望を伝えるのは難しいでしょう。特に年収交渉は応募者が企業と直接行うのは大変です。

しかし転職エージェント経由の応募であれば応募者の代わりに企業との交渉を行ってもらえます。自らの「エージェント」として利用できるのです。

なお、選考が進んでいる最中で「企業と合わない」と感じ選考を辞退したい時も転職エージェントに伝えれば問題ありません。自らが企業に選考辞退の意向を伝える必要はないのです。

転職エージェントのデメリット

転職活動に有効な転職エージェントではあるもののデメリットもあります。覚えていただきたいのは、「転職エージェントは営利事業である」点です。

そのため、

  • 転職エージェントは登録者よりも企業側の立場である
  • 進行中の案件にねじ込まれる可能性がある
  • 利益が高い方を優先される可能性がある

といったデメリットが発生します。

転職エージェントは登録者よりも企業側の立場である

転職エージェントは、「登録者を企業に紹介し、入社が決定すれば企業から手数料を受け取る」ビジネスです。慈善事業ではありません。

企業からお金を受け取るため、どうしても登録者よりは企業寄りの立場になるのは仕方がないでしょう。いくら登録者が希望の転職を実現できても自社からの紹介でないと利益が発生しないからです。

「キャリアアドバイザー」や「キャリアコンサルタント」といった肩書を持っていても、転職エージェントに所属している限りはビジネスである、と意識してください。

進行中の案件にねじ込まれる可能性がある

前述した通り転職エージェントはビジネスです。紹介した登録者の入社が決定しないと1円も売上が発生しません。そのため進行案件があれば強引に進められる可能性があります。

中には、自社の紹介で内定が出た登録者に対して考える間も与えず強引に回答を迫るケースもあります。営業ノルマが厳しい転職エージェントにありがちです。

なお、内定を受諾するかどうか悩んでいる時に無茶なスケジュールで回答を迫られても、内定を受諾するかどうかの即答は避けてください。たとえ内定取り消しの可能性を転職エージェントから匂わされたとしてもきちんと検討の時間が欲しい、と主張しましょう。

内定が出てから一日二日の期間で回答を保留しても内定取り消しにはなる可能性は限りなく低いです。企業側から即日もしくは翌日の回答を迫るケースはほぼありません。

回答期限を無茶なスケジュールで転職エージェントから伝えられた場合の対処法はあります。それは、「納得がいかなければ内定辞退もやむを得ない」といった姿勢で応対するのです。

転職エージェントも数日の遅れで売上を逃したくはありません。逆に強気で交渉してもいいかもしれません。

ただし、これはあくまでも「悩む正当な理由がある時」にしてください。例えば家族からの同意を得るために話し合う時間が欲しい、などの理由です。

意味もなく回答期限を伸ばすのはたとえ内定を受諾したとしても、受け入れ先の企業の心象を悪くします。入社を希望するのであればできる限り早期に回答しましょう。

なお、一般的に内定が出てから入社するか否かの回答期限は「一週間程度」です。

利益が高い方を優先される可能性がある

同じ転職エージェントから複数の企業が進み複数の企業から内定が出たとします。その際転職エージェントから年収の高い案件を強く勧められるかもしれません。

勧められた企業が自身の希望に合致しているのであれば問題ありません。しかし、転職エージェントが強く推す理由が理解できない場合はなぜかをきちんと確認してください。

転職エージェントが企業から得られる紹介手数料は年収額と比例します。年収が高くなればなるほど大きな売上を得られるので、年収の高い案件に決定してもらったほうが大きな利益が出ます。

また、キャリアアップや待遇アップが実現しないにもかかわらず特定の企業への入社を強く勧められるかもしれません。

これは、転職エージェントの担当者が懇意にしている企業の可能性があります。エージェントがなぜその企業を勧めるのか、充分に考えてください。

転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントの利用の流れは、一般的には以下になります。

  1. 登録
  2. キャリアアドバイザーとの面談
  3. 求人案件への応募~書類選考のサポート
  4. 面接のサポート
  5. 内定時のサポート
  6. 退職~入社までのサポート

登録

まずは登録です。登録は転職エージェントの公式サイト経由や転職サイト経由から行います。

関心のある転職エージェントに登録するケースはもちろんあります。しかし、現在は「転職サイトに掲載している転職エージェントの求人案件に応募する」形で登録するケースが一般的です。

サイトの登録画面で個人情報を記入しますが、もし手元に履歴書や職務経歴書があればその時点でアップロードします。

なお、履歴書や職務経歴書は登録時の提出をおすすめします。登録した時点で書類を提出できれば、エージェントがすぐに経歴を理解でき、すぐに案件の提案を受けられる可能性が高くなります。

キャリアアドバイザーとの面談

登録後、エージェントから面談の要請があればキャリアアドバイザーとの面談が行われます。面談の内容は、希望や経歴の確認と、問い合わせた案件があればその案件の説明です。

面談では転職活動に関する疑問点や気になる点は遠慮なく確認してください。さらに、自身の希望を明確に、きちんと伝えましょう。

キャリアアドバイザーとの面談は企業の面接ではありません。強く主張したからといって評価が下がるわけではありません。

逆に本音を理解してもらえればより希望に近い案件の提案を受けられる可能性が高くなります。

求人案件への応募

転職エージェントで求人案件に応募するには2つのパターンがあります。それは、

  • 会員向けのサイトに掲載している関心のある求人案件に応募する
  • 転職エージェントからの求人の案内を待つ

です。自身の経験が活かせる、もしくは希望に合致する案件を見つければ(もしくは案内されれば)応募します。

関心のある案件に応募する場合、転職エージェントの判断で企業へ推薦されない可能性もあります。これは企業とコミュニケーションを取っているエージェントが検討し「選考の通過が難しい」と判断するからです。

また、応募時に履歴書や職務経歴書の修正や加筆を求められるケースもあります。これは書類選考の通過率を高める目的のためですので素直に受け入れたほうがよいでしょう。

面接のサポート

書類選考が通過すれば企業との面接です。面接のサポートは転職エージェントの有効な活用方法のひとつです。面接に関する様々な情報を収集できるからです。一例を挙げると、

  • 面接官の情報(人数やどのようなポジションの方が面接するのか、性格など)
  • 面接の傾向(穏やかな面接なのか、圧迫面接なのか)
  • 想定質問の内容と模範回答

などがあります。

面接は企業によって傾向が異なります。面接前にはエージェントにしっかりと対策をしてもらいましょう。想定質問に対してどのように回答すればよいのか悩んでいる時には遠慮なく確認してください。

希望すれば模擬面接を実施するエージェントも数多く存在します。

内定時のサポート

選考に合格すれば内定です。この際に応募者が気になるのは、

  • 希望の年収額の提示があるかどうか
  • 指定される入社日が無理のないスケジュールなのかどうか

ではないでしょうか。しかもいずれも企業とは直接交渉しづらい内容です。

このような場合、転職エージェントをうまく活用して企業との交渉をお願いしてください。ただ、希望は「根拠のある希望」でないとエージェントも交渉できないと理解してください。根拠のない希望を伝えても受け入れられる可能性は非常に低いです。

退職~入社までのサポート

納得のいく処遇で内定が出れば内定受諾し入社が決定します。就業中の方は勤務している企業との退職交渉に入りますが、スムーズに退職するためにも転職エージェントを利用しましょう。

例えば、退職交渉が困難な企業に勤務している方や希望の退職日が認められない方もいるでしょう。

転職エージェントは退職交渉に関するノウハウも数多く有しています。どのように交渉すればよいのか指示を仰いでください。

また、入社が決定した企業に対する入社手続きで疑問点があればエージェントに確認できます。

転職エージェントの有効活用方法

転職エージェントの有効活用方法

今や転職活動に必要不可欠な転職エージェントですが、理想の転職を実現するにはいくつかのポイントを押さえなければいけません。

転職エージェントの有効活用方法を紹介します。

複数の転職エージェントに登録する

登録の手間や対応が必要になりますが、転職エージェントには複数社への登録をおすすめします。理由は、

  1. 1社のみの登録だと得られる情報が偏る
  2. エージェントの独占案件を見逃す可能性がある

の2点が挙げられます。

まず①に関して、求人案件の豊富な大手エージェントに登録すれば希望の案件が見つかるのでは?と思われるかもしれません。しかしたとえ業界最大手の転職エージェントでも全ての求人案件を把握しているわけではありません。

大手のエージェントに求人の依頼をしない企業も多数存在します。理由は、大手エージェントは登録者数が多いものの、企業に対してきめ細かなサービスが難しいと感じられているからです。

あらゆる求人案件の情報を網羅するのは現実的に難しいのですが、複数の転職エージェントに登録すればある程度カバーできます。

次にエージェント各社は大抵「そのエージェントにしか依頼していない求人案件」、つまり「独占案件」を持っています。

もしその独占案件が希望の案件であれば選考が進む可能性が高くなります。他のエージェントに依頼をしていないため競争率が低くなるからです。

独占案件をサーチするためにも複数社のエージェント登録してみてもよいでしょう。

多拠点展開している転職エージェントに登録する

東京や大阪にしか拠点がない転職エージェントは多数存在します。しかしおすすめは多拠点、少なくとも東京と大阪いずれにも拠点がある転職エージェントです。

拠点が1箇所のエージェントは、拠点がない地域に本社、つまり人事機能がある企業の求人案件を見落としがちになります。

もし他地域の企業の求人案件を取り扱っていても、その地域に拠点を持つエージェントよりは得られる情報量は少ないでしょう。人事担当者とのコミュニケーションを取りにくい上に地域の特性などの情報収集も難しいからです。

地方へのUターンやIターン転職を希望される方は、大手エージェントと希望の地域に拠点があるエージェントに登録してください。希望の案件を見つけられる可能性が高くなります。

会社よりはキャリアアドバイザーとの相性

求人案件が豊富な転職エージェントもあれば、希望の業界や職種に強いエージェントも存在します。しかし、転職エージェントを利用して転職活動を行う上での成功の可否は「キャリアアドバイザーとの相性」です。

相性のよいキャリアアドバイザーとは、「信頼できるキャリアアドバイザー」とお考えください。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは自身の代わりに企業、もしくは企業担当者と交渉や調整を行います。まさしく「代理人」です。

自身の代理人が信頼できる人でないと理想や希望の転職を実現するのが難しいのは理解できるでしょう。信頼できないキャリアアドバイザーだと本音も伝えられません。

信頼できるかどうかの見極め方は、「誠実さ」「知識や経験の豊富さ」などが挙げられます。さらに「いかに寄り添ってくれるかどうか」もポイントです。

これは、登録者側の立場で最適な転職活動の進め方をアドバイスする、企業との交渉を行う、とお考えください。

自分の思いや希望は正確に伝える

中途採用の面接で転職理由や希望を伝える際、本音と建前のうち建前を伝えるはずです。キャリアアドバイザーに対しては必ず本音を伝えてください。

特に給与や条件面の希望は正確に伝えましょう。選考が合格し、転職エージェントの企業担当者が企業と条件交渉を行う際に非常に重要な情報になります。

キャリアアドバイザーに本当の自身の希望や思いを伝えなければ、建前の情報だけを企業に伝えてしまいます。もし選考が進んでも建前以上の条件を引き出すのは難しくなります。

希望通りの条件でオファーが獲得できる保証はありません。しかし企業担当者が本当の希望を把握した上で企業と交渉に臨むかどうかで可能性は変わってきます。

嘘や虚偽の申告はご法度

経歴をよく見せるために、経歴を詐称して情報を申告する方がいます。例えば数ヶ月など短期間で離職した企業があればその経歴を削除してしまう、などです。

経歴詐称は絶対にやめてください。軽い気持ちで詐称しても事実が発覚すれば転職エージェントからの信頼はすべて失います。「虚偽をした登録者」と判断され案件の紹介は二度となくなるでしょう。

もし経歴詐称の事実が発覚せずに採用が決定したとしても、内定後に虚偽が発覚すれば採用取り消しになっても仕方がありません。

入社後に発覚すれば会社都合での退職になる可能性もあります。そうすればさらに経験社数が増えてしまいます。

個人情報保護法があるため、経歴詐称はバレにくいのでは?と感じている方がいるかも知れませんが、転職エージェントもプロです。経歴詐称を隠すのは難しい、とお考えください。

希望に近い案件であればまずは応募してみる

転職エージェントから案内される求人案件で最低限の希望をクリアしていればまずは応募しましょう。本当に合うかどうかを判断するのは選考を進めてから判断しても遅くはありません。

理由はチャンスを逃さないためです。

中途採用が行われる募集背景は欠員補充か増員のいずれかであり、採用が決定すれば募集は終了します。「応募するかどうか」を躊躇している間に他の候補者で採用が決定するケースは起こり得ます。

応募を検討している企業が自身に合うかどうかは、求人票や採用ページの情報だけでは判断できません。面接で企業と直接話してみないとわからないでしょう。

一見希望を満たしていない求人案件でも、面接で担当者と話してみると実は希望の会社だった、といった話もあります。まずは応募をしてチャンスは逃さないでください。

転職後も継続してつきあう

転職エージェントを利用して転職した後もキャリアアドバイザーとのネットワークは切らさないでおきましょう。入社した企業の情報を提供すれば転職エージェントにとって貴重な情報なので非常に喜ばれます。さらなるキャリアアップを希望して数年後に転職活動を行う際に大きな助けとなってくれます。

欧米では、優秀なビジネスマンに必要なのは「顧問弁護士、かかりつけのドクター、キャリアコンサルタント」と言われています。

懇意にしている転職エージェントは必ず役に立ちます。

理想の転職を成功させるコツ

理想の転職を成功させるコツ

理想の転職を実現するには転職サイトや転職エージェントの活用が必要不可欠です。しかし、漫然と利用しているだけでは転職が成功するわけではありません。

転職を成功させるためには転職活動時の「事前準備」や「意識づけ」で大きく結果が変わります。転職活動のコツや注意点を紹介します。

転職の目的を明確にする

転職しようと思い行動に移す際に、まずしなければいけないのは「なぜ転職したいのか」を明確にすることです。

転職の目的は人それぞれです。「現職に不満がある」「キャリアアップしたい」「キャリアチェンジをしたい」・・等々。

情報が氾濫している中で転職の目的を明確にして案件を探さないと目移りしてしまい、転職活動が迷走してしまいます。

現職に不満がある方であればどのような点に不満があり、どう改善すればいいのかをお考えください。例えば、年収のアップやワークライフバランスの改善、公正な人事評価があるかどうか、などです。

また、「キャリアアップ」が目的であれば、

  • 会社の規模や任されるミッションが大きくなれば希望を満たすのか
  • しっかりとしたキャリアパスが用意されているか
  • 高度な業務に関われるのか

によって該当する案件が変わってきます。

もしキャリアチェンジを希望されるのであれば、未経験でも活躍できる受け入れ態勢があるのかが重要です。業界経験もしくは実務経験いずれかがあれば問題ない、といった求人もあります。

転職の目的によって求人案件を検索する項目は異なるとご理解ください。

なお、現状に不満があり転職をお考えの方は、「改善の余地はないのか」「現職では実現できないのか」を熟慮しましょう。

中途採用の選考では転職理由が大きな選考ポイントです。転職理由が他責、もしくはそのように受け取られるのであれば選考通過が非常に厳しくなります

転職活動のスケジュールを立てる

内定が出てから入社までに必要な期間を把握する

内定が出てから退職するまでどの程度の期間を要するのかをイメージするのは転職活動を行う上で重要なポイントです。

現職中の方であれば物理的に求人案件に応募して転職先に入社するまでには最低2ヶ月が必要です。中途採用の選考は面接が2回行われれば応募から内定まで最短で物理的に1ヶ月近くかかります。書類選考、面接、内定が出るまでの各プロセスにそれぞれ3日から1週間の期間が必要になるためです。

内定が出ても退職交渉や引き継ぎを考慮すると更に1ヶ月が必要です。重要なポジションに就かれている方や業務量が多い方はさらに時間が必要でしょう。

あまりにも退職までの時間がかかる方は選考に合格しない可能性もあります。基本的に中途採用は「すぐに人材が必要」だからです。

退職の意を伝えてから退職まで数ヶ月の期間が必要な方は、繁忙期を避けて選考に臨んだほうがよいかもしれません。

入社時期を明確にして転職活動を行う

「いつ転職したいのか」「いつまでに転職したいのか」など、希望の入社時期を定めるのも転職活動において重要です。

入社時期を明確にすれば腰を据えて転職活動に取り組めます。本気で転職活動に取り組めばより成功率が高くなります。

ただし、転職は自分の都合だけで決定できるものではありません。あくまでも中途採用を行っている企業があって初めて成立します。

入社時期を「来年の年明けに」「年度が一段落した来年の4月に」と希望しても、そのタイミングで案件がなければ転職できません。

理想の案件があれば多少時期を早めてでも退職し入社する、柔軟に考えたほうが良いかもしれません。

希望要件の優先順位をつける

転職する際に重視する要件は1つではなく複数のはずです。転職活動を成功させるためには、マスト要件とベター要件を定めて優先順位をつけてください。

転職する際に重視する点には、

  • 仕事内容(本当にやりたい業務なのか、など)
  • 会社の内容(規模や業種業界、上場の有無、など)
  • 年収
  • 勤務地(転勤の有無も含め)
  • ワークライフバランス
  • 福利厚生

などが挙げられます。案件を検索する際には、全ての要件もしくはある程度の要件で希望をクリアしているかどうかをチェックしているでしょう。

全ての要件が希望を満たしている案件であれば問題はないのですが、そのような理想の案件にはなかなか巡り会えません。可能性を広げるためにも「妥協できない要件」「妥協できる要件」を明確にしましょう。

転職の目的や希望時期にもよりますが、ある程度条件をクリアする案件であればまずは応募をおすすめします。選考の機会が増えればより理想の転職を実現できる確率が高くなるからです。

また、積極的な応募をおすすめするのは「チャンスを逃さない」ためでもあります。中途採用は採用が決定すれば終了します。迷っているうちに募集が終了する、といった状況は避けたいものです。

次が決まらずに退職するのはおすすめしない

どんなに業務が忙しくて転職活動に時間を割くのが難しい方でも、就業しながらの転職活動をおすすめします。離職してから転職活動を行うのはリスクが伴います。

多忙、もしくは拘束時間が長い職場で勤務されている方の中には、「退職して転職活動に専念したい」とお考えの方もいるでしょう。確かに退職して転職活動に集中すれば成果が出るかもしれません。面接設定も楽に行なえます。

しかし、中途採用はタイミングに左右されます。離職している間に希望の求人案件がない可能性があります。

また、転職先が決まらず退職した方に対して中途採用の選考の評価はよくありません。「次が決まらずに退職する方」は「計画性がない方」といった印象を与えるからです。

さらに、離職期間が短期間で次の転職先が決定すれば問題ないのですが、離職期間が長期間になる可能性も否定できません。

離職期間が長期間になると焦りが出て正常な判断ができなくなります。とにかく早期の就業を希望し、妥協して転職したものの希望の転職ではないため後悔する方は多数存在します。

不本意な転職をしてもその後諦めて勤務される方はまだしも、転職先を短期で退職する方もいます。無闇に経験社数を増やし、次の転職活動では大きなハンデとなります。

ライフイベントがある方、価値の高い資格取得者や特殊な技能をお持ちの方以外は、次を決めずに退職するのは避けたほうが無難です。

内定が出るまでは応募者の選択権はない

転職先は「様々な希望に合致している」だけではなく「自分に合っている」企業に決めたいものです。そのため、選考(特に面接)では、「この企業は自分に合っているか」を見極めるでしょう。

その考えは間違っていません。しかし、「内定が出ない限りは応募者が企業に入社するか否かの選択権がない」ことを忘れないでください。

選考でいかに自分に合ったと感じた企業でも、その企業へは選考に合格し内定通知が出ないと入社できません。入社するかどうかを悩んでいる企業に対しても同様です。入社をするかそれとも辞退するかは内定が出ない限り応募者の側から決定できないのです。

そのため、中途採用の選考は「まずは合格」を目指し、万全の準備をした上で臨みましょう。入社するかどうかの判断は内定が出てから悩んでも遅くないのです。

複数の内定獲得を目的にする

後悔しない転職を希望するのであれば、複数の企業から内定獲得し、その中からどこに入社するかをおすすめします。

転職活動は希望あった企業を厳選して1社ずつ応募したい、とお考えの方がいるかもしれません。その都度選考に集中したいといったお気持ちも理解できます。

しかし、「複数の企業の中から転職先を決定」したほうが納得できる転職活動ができた、と言えます。

「入社するかどうか」の判断だけではなく、複数の選択肢の中から選ぶ判断ができる、と「2つの判断」ができるからです。

自らが判断する機会が多ければ多いほど結果に納得できます。転職活動に満足できれば転職後に何か壁に当たったとしても「複数の選択肢の中から自分が決めたのだから」と思えます。そうすれば前向きな気持ちで業務に取り組めます。

少なくとも、「もっと他の企業を見ておけばよかった」と思う気持ちは、内定獲得数が1社のみの方よりは感じにくいはずです。

会社のパソコンやメールアドレスで転職活動を行わない

スマートフォンやパソコンがあれば24時間いつでも求人情報をチェックできます。また、選考が進めば企業や転職エージェントからの連絡を確認できます。

たとえ業務の合間にも企業や転職エージェントとのやり取りができるのですが、この際、会社のパソコンは利用しないでください。また、メールは会社のアドレスではなくプライベートのアドレスを使用してください。

業務中に外出する機会が多い方やオフィスで勤務している社員が少ない環境の方もいるでしょう。社内の人間にパソコンの使用用途知られる心配はない、とお考えかもしれません。

しかし会社によっては社員のネット履歴やメールのログをチェックしています。

万が一就業中に転職活動を行っていると会社に知られると社内での立場は間違いなく悪くなります。人事考課に影響しますし、会社に居づらくなり退職を余儀なくされる可能性も否定できません。

業務中に転職活動を行う際にはできる限り自身のスマートフォンを利用しましょう。

面接は準備して臨む

中途採用の面接は「企業の求めるスキルや資質と応募者の持つスキルや希望が合致するかどうかのすり合わせの場」とお考えください。応募者の持つ資質重視で選考する新卒採用の面接とは異なります。

中途採用の面接では「この企業は自分に合うのかどうか」をしっかりと見極めてください。ただし、前述した通り選考に合格し内定を獲得しないと、応募者側から「入社するか否か」の選択権はありません。

そのため、面接では合うか合わないかを見極めながら選考の合格を目指してください。面接を通過するには面接の準備を行えるかどうかが非常に重要です。

面接で準備すべきポイントを紹介します。

企業研究はできる限り行う

選考を受けるのはその企業に対して高い関心があるのは当然だと思います。しかし、もし書類選考を通過して面接を受けるのであれば、考えられるあらゆる方法でその企業に関する情報収集を行ってください。

規模や売上、主力製品(やサービス)はもちろんのこと、最近の動向や競合他社なども調べたほうがよいでしょう。新聞記事などもチェックしてみてください。

綿密に企業研究を行うメリットは、面接時に企業に対してポジティブな印象を与えるからです。自社の情報をよく調べている候補者に対して面接官は悪い印象を持つはずがありません。

さらに、情報収集しているうちに企業の特徴や独自の強みを発見できれば面接時の志望動機に使えます。また、情報収集している時点で気になる点があればそれを面接時に確認できます。ありがちな志望動機や逆質問にならないので、他候補者との差別化にもなります。

情報収集の方法としておすすめなのは、リクナビやマイナビなど新卒向け求人サイトに掲載されている情報です。新卒向けの求人サイトの掲載情報は社会人経験のない学生向けのため、非常にわかりやすくかつ丁寧に内容が記載されています。企業研究には最適です。

中には、既存社員のコメントや働きぶりを紹介している記事もあるのでより業務のイメージができます。

想定質問の回答は事前にアウトプットしておく

面接での質問はある程度想定できます。以下の質問は必ず出る、と考えて良いでしょう。

  • 自己紹介
  • 転職理由
  • 志望動機
  • 自身の強みや弱み
  • 入社希望時期
  • 現在の年収や希望の年収
  • 先方への質問

これらの質問に関しては事前に回答を用意しておけば本番で戸惑わず回答できます。

おすすめは「回答内容を書き出してみること」です。いくら頭の中で回答を用意していても、口に出してみるとまとまっていない内容かもしれません。

事前に文章にしてみると頭の中が整理され、スムーズにしかも自信を持って回答できるようになります。

想定質問を紹介しましたが、注意点を紹介します。回答内容を考える際の参考にしてください。

  • 自己紹介:1分半~2分程度。「短すぎず、長すぎず」を心がけてください
  • 転職理由:面接官が納得する理由なのか、他責になっていないのか
  • 志望動機:なぜ数ある企業の中でその企業に応募したのか、転職理由との一貫性はるのか
  • 自身の強みや弱み:弱みに関しては、強みとも受け取れる内容にしましょう。例)正確に業務を完了させたいので慎重になりすぎることがある、など
  • 入社希望時期:現職中の方は内定が出てから1ヶ月~2ヶ月程度が一般的です
  • 現在の年収と希望の年収:希望年収を現収入より多く伝える時には、その根拠が必要です
  • 先方への質問:「その企業で働く」と想定して「業務上気になる点」を確認してください。待遇や残業、有給の取得のしやすさなどの質問は避けましょう

適性検査の対策を行う

選考ポイントに適性検査の結果を重視する企業は数多く存在します。数回の面接で応募者の本質を見抜くのは非常に困難です。適性検査が判断材料になるのは当然と言えます。

適性検査はあくまでも「適性を判断するため」の検査のため、問題ができたかできないかで合否が決まるわけではありません。

しかし、いざ適性検査を受ける時に緊張や戸惑いのせいで本来の実力を出せない可能性もあります。そのため、どのような適性検査があるのかを事前に把握してもよいでしょう。代表的な適性検査は以下の検査です。

  • SPI3
  • クレペリン検査
  • V-CAT
  • 玉手箱
  • CUBIC
  • SCORE

これらの適性検査の概要は対策本やネットで調べられます。どのような目的の検査でどのような内容なのか、知っておくといざという時落ち着いて対応できます。

内定通知書を確認するまでは安心しない

面接が終了後人事担当者や転職エージェントから「選考は合格です」と連絡があったとします。嬉しいでしょうし安心するでしょう。しかしまだ「内定」ではありません。内定通知書が出るまでは決して安心しないでください。

「選考に合格しても内定が出ない」状況が起こりうる可能性はゼロではありません。例えば、外資系企業では日本法人で採用を決定したとしても本国の決済が下りず採用されなかった、といったケースもあります。

内定は書面で確認してから初めて安全圏に入った、と言えます。くれぐれも口頭内定だけで退職交渉に入らないようにしてください。

退職の意向を伝えた後に「実は内定ではなかった」となると目も当てられません。

退職交渉は強い意志で行う

内定通知書が出て入社の決意ができれば現職との退職交渉です。お世話になった会社への辞意を表明するのは気が重いでしょう。しかし「絶対に退職する!」と強い意志を持って交渉に臨んでください。

一定期間勤務していた方であれば、辞意を表明すると上司から間違いなく引き留めにあいます。

現在の業務の放棄に対して責任感がないと非難されるかもしれません。給与アップやポジションアップを匂わせてくる場合もあるでしょう。しかし絶対に従ってはいけません。

業務の放棄に関する非難に関しては論理のすり替えです。誰かが抜けても業務が回るようにするのが上司の仕事です。退職を希望する方のせいではないのです。

また、給与やポジションのアップが辞意を表明した時点で提示するのはおかしな話です。もし継続して勤務していればその申し出がないわけですから。

退職交渉は、「退職自体を相談」ではなく「希望の時期にスムーズに退職するための相談」と意識しましょう。「退職」は労働者が在籍している企業に対して主張できる数少ない権利である、と覚えておいてください。

当たり前の話ですが退職交渉はケンカ腰で行わないでください。「お世話になった企業に迷惑をかけないために退職までの期間はきちんと業務に励みます」といった姿勢と態度が必要です。

転職サイトのよくある質問

転職サイトのよくある質

転職サイトには何社登録したほうがいい?

4~5社への登録をおすすめします。ただしむやみに登録しても意味がありません。複数の転職サイトを選択する基準の例としては、

  • 幅広く様々な案件が掲載されている総合型の転職サイト
  • 自身の年代をターゲットにした転職サイト
  • 自身の経験内容に合致した職種の掲載が多い転職サイト
  • 転職エージェントが運営している転職サイト

などです。それぞれのジャンルで異なる複数の転職サイトに登録してもよいでしょう。

転職活動で転職サイトを活用されたい方は、必ず複数のサイトに登録してください。1社の転職サイトしか登録していない方よりも複数の転職サイトに登録されている方が数多くの情報を得られます。

数多くの転職サイトに登録すると受ける情報が多くなりどの情報が正しいのかどうか混乱してしまうかもしれません。その場合、客観的に自身に必要な情報を取捨選択してインプットしてください。

転職しなくても転職サイトに登録してもいい?

転職サイトへの登録をするのに必ず転職を行う必要はありません。たとえ転職する気はなくても転職サイトへの登録は自由です。

転職サイトに登録すると、様々な求人の情報を得られます。さらに、エージェントからのスカウトを受けられる可能性もあります。

自身の転職市場の価値を知るために、または転職市場の状況を把握するためにも転職サイトへの登録はおすすめです。情報収集を常に行えば将来的に転職する時には必ず役に立つでしょう。

ちなみに、転職エージェントへの登録も転職が必須条件ではありません。転職をする気はなくても転職エージェントとの面談も可能です。面談をすればさらに詳細に転職市場の状況や自身の転職市場価値、可能性を理解できるでしょう。

ただし、転職エージェントが登録者と面談を行うのはビジネスの一貫です。全く転職する気がない登録者との面談は利益には繋がらないのでそれなりの対応をされてしまいます。

エージェントとの面談は、多少なりとも転職する気があると思わせたほうが親身になって相談に乗ってくれます。

転職サイトは何度も登録できる?

可能です。転職サイトに登録し、転職活動をストップした時に登録解除し、活動を再開する際に再登録する方は多数存在します。

逆に転職サイトへの登録は継続するのではなく、転職活動を行う毎の登録がいいかもしれません。

特に転職エージェントが関与している転職サイトへ登録する場合、五月雨式に登録している方は転職意欲に疑問を持たれます。そのため、スカウトメールが少なくなる可能性があります。

なお、転職エージェントへの登録を何度も行う方は、くれぐれも履歴詐称をせずに正しい情報を公開してください。

登録を解除する際に情報の削除を希望しているからと安心していても、履歴詐称が判明する可能性はゼロではありません。もし事実が発覚すると転職エージェントからの案件紹介はなくなる、とお考えください。

転職サイトに登録して勤務先にバレない?

基本的には転職サイトへの登録が勤務先に判明しません。個人情報の秘密保持には各サイトともに万全に行っているからです。転職エージェントも同様です。

注意していただきたいのはスカウトメールを受け取るために匿名情報をサイト内に公開する時です。企業の人事担当者が直接スカウトできるサイトの場合、所属している企業の人事担当者が登録者情報を閲覧できるからです。

転職サイトに登録する際には、自身が勤務している企業が中途採用を行っているかどうかを事前にチェックしたほうがよいかもしれません。

心配な方は転職サイトに自身の情報を公開する際、企業名や企業を特定できる情報は非公開にしたほうがよいでしょう。

また、会社のPCやメールアドレスを使用しての転職サイトの登録は避けてください。何らかの事情で転職サイトの利用が知られてしまうかもしれません。社員のインターネットやメールの利用履歴をチェックしている企業が存在するのも事実です。

応募から入社までどのぐらいの時間がかかる?

一般的には2ヶ月~3ヶ月程度とお考えください。就業中の方が選考で面接を2回実施する企業に応募し入社した場合、プロセスは、

書類選考→一次面接→最終面接→内定→入社受諾→退職交渉→退職→入社

となります。このうち書類選考から入社受諾までの選考プロセスにかかる期間は1ヶ月程度です。それぞれのプロセスの間に選考や調整の時間があるため、それぞれ3日から1週間程度の時間が必要になるからです。

さらに退職の意を表明し、退職して入社までの期間は最短で1ヶ月程度です。迷惑をかけず引き継ぎを行うためには1ヶ月半から2ヶ月必要かもしれません。

ただし、この選考期間や退職交渉から入社までの期間はあくまでも「一般的」な期間です。

書類選考に時間がかかる企業はありますし、適性検査を実施する企業もあります。面接を4回、5回と実施する企業もあります。このような企業であれば自然と選考期間が長期間になります。

逆に面接回数が1回など短期間で選考が完了する企業もあります。

転職サイトと転職エージェントで書類通過率は変わりますか?

同じ経歴でも転職サイト経由よりも転職エージェント経由のほうが書類通過率は高くなる傾向があります。ただし、

  • 登録者の強みをエージェントが把握し、企業に対してその強みをきちんとアピールして推薦する
  • 企業の人事と懇意にしているエージェントが推薦する

このいずれかの条件を満たす必要があります。転職サイト上に公開している情報だけではなく人柄など、プラスαの情報をエージェントがアピールするからです。

このような「アナログ情報」をアピールしてもらうためには自身の強みをエージェントに理解してもらわなければいけません。エージェントとしっかりとコミュニケーションを取りましょう。

複数の転職サイトから同じ企業に応募してもよいですか?

同じタイミングで複数の転職サイトから同一企業への応募は避けてください。複数の経路から応募したからと言って書類選考の通過率が高くなるわけではありません。

逆に複数の転職サイトからの応募が発覚した場合、企業からは「節操がない」と受け取られネガティブな印象を与えます。書類選考を通過するスキルをお持ちの方、でもです。

また、すでに選考落ちした企業に対して別の転職サイトや転職エージェントから応募しても選考は進まないとお考えください。

選考が進まない理由は明らかにあるわけなので、別の経路から応募してもその理由が払拭されません。

特に転職エージェントからすでに応募した企業への推薦を依頼しないでください。すでに応募した企業への応募を希望する場合、応募済みの事実を隠して依頼するはずです。応募済み、しかも選考落ちした企業に対して転職エージェントは推薦しないからです。

推薦後にすでに応募済みの事実が発覚した場合転職エージェントはその登録者に不信感を抱きます。信頼できない登録者と認識されその後の案件紹介がなくなるかもしれません。

求人件数が多い時期はいつ?

通年採用が一般的となり、人手不足が続き買い手市場である現在の転職市場では季節問わず多くの企業が募集を行っています。

ただ、特に求人が増える時期もあります。

  • 年末から年明け
  • GW前後
  • お盆前後

いずれも長期休暇の前後は求人案件が増加します。

転職を考えている方は休暇中に真剣に転職を考えじっくりと情報収集を行います。企業も真剣に転職をお考えの方をターゲットにして情報を公開するため自然と求人案件が増えるからです。

さらに、年末から年明けは、年度の変わる4月に採用を注力している企業が増えます。また、冬の賞与を支給された後に退職する方が増え、欠員が発生するからです、

GWのタイミングは、夏の賞与の支給後に退職する方が退職の意を表明する時期のため欠員が発生します。また、お盆の時期は夏の賞与を支給後に退職を表明する方が多く出るため欠員が発生しやすくなります。

お盆の時期は、企業の人員計画の見直しが行われ増員が増える時期でもあります。下半期がスタートする10月入社を目標に多くの企業がこの時期に採用活動を行います。

まとめ:理想の転職を実現するためには

おすすめの転職サイトや転職サイトと転職エージェントの特徴や有効活用法を解説しました。

現代の日本では転職でのキャリアアップや待遇アップの実現は当たり前となりました。以前のように終身雇用制度ではなくなったからです。キャリアアップを実現できれば転職回数が多い方でも転職市場では評価されています。

このように転職が一般的になった現在、転職サイトや転職エージェントは理想の転職を実現するには必要不可欠なツールです。上手く活用しましょう。

転職活動を行う際には、「自身は何ができて転職で何を求めているのか」を必ず定めてください。

転職サイトや転職エージェントによって得られる情報は膨大です。情報が多すぎるゆえに活動を行う上で迷いが生じるかもしれません。迷いが生じると判断を誤るかもしれません。また、決断が必要な時に躊躇してしまいます。

誤った判断をしないためにも、また、きちんと決断するためにも、「ぶれない転職の軸」を保つ必要があります。