エンワールド・ジャパンの評判は?利用者の口コミやメリット・デメリット、転職の流れを解説
エンワールド・ジャパンは外資系企業や日系グローバル企業への転職支援に特化した転職エージェントです。
ネット上で口コミを見てみると「サポートが丁寧」「外資系の求人が多くてキャリアコンサルタントの専門性が高い」など良い口コミが多く見つかります。一方で「連絡がしつこい」「求人が少ない」など、ネガティブ評価をされていることもあります。
実際のところ、エンワールド・ジャパンの評判はどうなのでしょうか?
本記事では独自に調査したエンワールド・ジャパンの評判・口コミについてご紹介します。さらにエンワールド・ジャパンのメリット・デメリットや登録の流れ、エンワールド・ジャパンと一緒に登録したいおすすめの転職エージェントをご紹介します。
エンワールド・ジャパンで転職した方の感想は?良かった・悪かったことについてアンケートを取ってみた
今はまだエンワールド・ジャパンに登録するか迷っている方は、すでに利用した方の評判・口コミをチェックしてみることをおすすめします。
「エンワールド・ジャパンを利用した人は満足したのか」
「エンワールド・ジャパンを利用するにあたって心がけておくことは?」といった不安や悩みも経験者からの評判やアドバイスを知ることで解決できる場合があります。
ここでは、独自に調査した「エンワールド・ジャパンを利用した人の感想」を紹介します。外資系や日系グローバル企業への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アンケート調査の概要は以下のとおりです。
調査の目的 | エンワールド・ジャパンを利用した感想に関するアンケート |
調査人数 | 5人 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査実施期間 | 2024年5月9日~10日 |
あなたの年齢を教えてください
今回アンケートを取った方の現在の年齢を調査したところ、以下のような結果になりました。
年代 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
20代 | 1人 | 20% |
30代 | 1人 | 20% |
40代 | 3人 | 60% |
50代 | 0人 | 0% |
エンワールド・ジャパンを利用して転職した方の現在の年齢は40代が中心という結果でした。
性別は?
アンケートに回答してくれた方の性別は以下のとおりです。
性別 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
男性 | 1人 | 20% |
女性 | 4人 | 80% |
今回アンケートを取った方のうち、80%は女性という結果でした。
外資系企業では性別に関係なく能力さえあればハイクラス求人に転職できるため、女性の転職者も多いと考えられます。
エンワールド・ジャパンの総合評価は?
エンワールド・ジャパンを利用した方に同社の総合評価を確認したところ、結果は以下のとおりになりました。
評価 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
すごく良い | 1人 | 20% |
良い | 4人 | 80% |
普通 | 0人 | 0% |
悪い | 0人 | 0% |
今回アンケートをとったなかでは、「普通」「悪い」と評価した方はおらず、全員が「すごく良い」「良い」と回答していました。
エンワールド・ジャパンは外資系・日系グローバル企業などハイクラス求人や、それらの業界に強い担当のキャリアコンサルタントが在籍しているなど、サービスが充実しています。転職者に求められるスキルレベルも高いものの、利用した多くの方が満足できる転職エージェントであるといえるでしょう。
エンワールド・ジャパンの求人数は多い?
エンワールド・ジャパンを利用した方に同社の求人数の多さを聞いたところ、以下のような結果になりました。
評価 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
すごく良い | 1人 | 20% |
良い | 3人 | 60% |
普通 | 0人 | 0% |
悪い | 1人 | 20% |
エンワールド・ジャパンの求人数についてアンケートを取ったところ、総合評価と同様に、ほとんどの方が「すごく良い」「良い」と回答する結果になりました。
エンワールド・ジャパンは外資系や日系グローバル企業の求人に強いという特徴から、転職者が満足できる数量の求人が集まっているのでしょう。
エンワールド・ジャパンの求人の質は良い?
エンワールド・ジャパンを利用した方に同社の求人の質を聞いたところ、以下のような結果になりました。
評価 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
すごく良い | 3人 | 60% |
良い | 2人 | 40% |
普通 | 0人 | 0% |
悪い | 0人 | 0% |
エンワールド・ジャパンの「求人の質」についてアンケートをとったところ、全ての方が「すごく良い」または「良い」と回答しました。
外資系や日系グローバル企業に強い求人ラインナップであることはご紹介してきたとおりですが、利用した方の多くはその質の高さに満足していることが伺えます。
エンワールド・ジャパンのキャリアコンサルタントの質は良い?
エンワールド・ジャパンは転職エージェントであるため、専任のキャリアコンサルタントから求人紹介などのサポートを受けることができます。
キャリアコンサルタントの質が転職できるか否かに直結するため、転職エージェント選びでは特に気をつけたい重要なポイントです。
エンワールド・ジャパンを利用した方に同社所属のキャリアコンサルタントの質を聞いたところ、以下のような結果になりました。
評価 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
すごく良い | 2人 | 40% |
良い | 2人 | 40% |
普通 | 1人 | 20% |
悪い | 0人 | 0% |
エンワールド・ジャパンに在籍しているキャリアコンサルタントの質を聞いたところ、大半の方が「すごく良い」「良い」と回答する結果になりました。
エンワールド・ジャパンは求人の質だけでなく、キャリアコンサルタントの質が良いと、実際に利用した方は評価しています。
これからエンワールド・ジャパンの利用を検討している方にとっては心強い結果ではないでしょうか。
エンワールド・ジャパン全体のサービス・サポートは良い?
エンワールド・ジャパンを利用した方に全体のサービス・サポートの良さを聞いたところ、以下のような結果になりました。
評価 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
すごく良い | 1人 | 20% |
良い | 4人 | 80% |
普通 | 0人 | 0% |
悪い | 0人 | 0% |
エンワールド・ジャパンの総合的なサービスやサポートについても、「普通」「悪い」と評価した方はいませんでした。
求人の数・質、キャリアコンサルタントの質、総合的な満足度まで全ての項目で「すごく良い」「良い」という回答が大半という結果です。
エンワールド・ジャパンで転職した後の年収はどうなった?
エンワールド・ジャパンは外資系や日系グローバル企業への転職サポートが多く、公式サイトによれば多くの方が年収アップを実現しています。
では実際にエンワールド・ジャパンを利用して転職した方は、転職前と転職後で年収が上がったのでしょうか?
エンワールド・ジャパンを利用して転職できた方に「前職から年収が上がったか」を確認したところ、以下のような結果になりました。
評価 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
上がった | 2人 | 40% |
変わらない | 3人 | 60% |
下がった | 0人 | 0% |
エンワールド・ジャパンを経由して転職した方に年収が前職から上がったか、下がったかを聞いたところ、半数に近い人が「年収が上がった」と回答しました。
前職の給与水準にもよりますが、ハイクラス求人が多いエンワールド・ジャパンであれば転職を機に年収アップすることも十分に可能です。
エンワールド・ジャパンを利用したときの年齢は?
エンワールド・ジャパンを利用した方に、転職した当時の年齢をアンケートで聞いたところ、以下のような結果になりました。
年代 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
20代前半 | 1人 | 20% |
20代後半 | 1人 | 20% |
30代前半 | 0人 | 0% |
30代後半 | 3人 | 60% |
40代 | 0人 | 0% |
今回アンケートを取った方の転職時の年齢を聞いたところ、60%は30代後半という結果になりました。エンワールド・ジャパンは外資系や日系グローバル企業といったハイクラス求人が多く、転職者に求めるスキルレベルも高いです。
登録する転職者の方も、社会人として長くスキルや経験を積んだ30代~40代前後が多くなるのでしょう。
利用した転職エージェント・転職サイトの数は?
エンワールド・ジャパンを利用して転職した方に、エンワールド・ジャパンを含めて何社の転職サイト・転職エージェントを利用したか尋ねたところ、以下のような結果になりました。
社数 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
1社 | 1人 | 20% |
2社 | 2人 | 40% |
3社 | 2人 | 40% |
4社以上 | 0人 | 0% |
内定を得るまでに利用した転職サイト・転職エージェントの数を聞いたところ、ほとんどの方が1社または2社のみという結果になりました。
ほかの転職エージェントの利用者に同様の質問をしたときは「3社」「4社以上」という回答も多かったですが、エンワールド・ジャパンを利用した方はあまり他のサイトを利用しなかったようです。
要因としてはエンワールド・ジャパンの求人の質が良く、サブで登録する転職サイトや転職エージェントが少なくても転職活動が終わったということが考えられます。
内定を受けるまでに要した日数は?
エンワールド・ジャパンを利用して転職した方に、申し込んでから内定を得るまでに要した期間・日数を確認したところ、以下のような結果になりました。
期間 | 票数 | 比率 |
---|---|---|
1~2週間 | 2人 | 40% |
2~4週間 | 0人 | 0% |
1ヶ月 | 2人 | 40% |
1~2ヶ月 | 1人 | 20% |
2ヶ月以上 | 0人 | 0% |
今回の調査においては、エンワールド・ジャパンを利用して転職期間が2ヶ月以上に及んだ方はいませんでした。早い人は転職活動を始めて2週間以内に内定を得ています。
早く転職活動を終わらせられた要因はさまざまですが、例えば前職で働いている前から「自己分析」「業界分析」を進めていたことが考えられます。
自分が目指すべき業界や職種が明確になったことで、迷うことなく目当ての求人を探せたのでしょう。
すぐにでも現職から飛び出して新しい環境で働きたい方は、転職活動を始めてから自己分析や業界研究を始めるのではなく、日頃から準備を進めておくことをおすすめします。
転職を決意したきっかけは?
転職活動をした経験がある人が、全員同じきっかけ・目的で転職を決意するわけではありません。人それぞれ、転職を決めるまでに感じた想いは異なります。ここでは、実際に転職をした方は、どのようなきっかけで転職を決意したのか見ていきましょう。
勤めている会社で、直属の上司と仕事のことで口喧嘩をしてしまい、会社での居心地が悪くなってしまったため、転職することを決意しました。それまでも直属の上司の言動や行動があまり好きではなかったのでちょうど良いきっかけになったなと感じています。
40代 男性
業務がいつも通りの時間に終わらないことが多くあり、残業体質の企業が嫌で転職を考えるようになり、入社当時は気にならなかったものの歳を重ねて体力の衰えとともに残業や早朝出勤が厳しくなってきたので負担を軽減できるような職場がいいと思ったからです
40代 女性
転職を決意したきっかけは、前の仕事は人間関係があり陰湿な上司や、残業手当などないのに働かせられた事に不満をもっていったからです。転職するには、それなりの覚悟が必要だと感じましたが今では決意してよかったです。
20代 女性
前職の仕事内容と給料が見合っておらずずっと悩んでいた所、昇格の試験を受け上司にも絶対昇格できると確認してもらった書類に太鼓判を押されていたのにも関わらず受からなかったのがとてもショックだったからです。未来の無い職場だと思いました。
30代 女性
転職を決意したきっかけは人それぞれです。ただ全体的には、給与水準や人間関係に不満を持って転職を決意される方が多いようです。
エンワールド・ジャパンを選んだ理由は?
外資系や日系グローバル企業に転職を目指すにあたって、利用できる転職サイトはエンワールド・ジャパンだけではありません。リクルートエージェントやマイナビエージェントのような総合型の転職エージェントはもちろん、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト等のハイクラス向けスカウト型転職サイトもあります。
ではなぜ、今回アンケートに答えてくれた方はエンワールド・ジャパンを選んだのでしょうか?
ここでは転職経験者がエンワールド・ジャパンに決めたきっかけや理由について解説します。
外資系企業に転職したいと思っていたので、ネット検索で「外資系 求人 エージェント おすすめ」と検索したら、様々な転職エージェントが検索されましたが、その中でも自分の目に止まったのがエンワールド・ジャパンだったので選ばせてもらいました。
40代 男性
求人を探す際にとても見やすく、要点が分かりやすかったのがきっかけです。自分が求めている求人が多く掲載されていて探す幅も増え、探しているうちに自分の条件も広がっていきました。そのため仕事を見つけやすくなり気持ちが楽になったのを覚えています。
30代 女性
エンワールドは、通常より応募数があり選びやすい部分があったからです。たくさんありすぎるのも迷いますが、適度に応募数がありしっかりと内容も書かれていたので安心して応募できるのでよかったです。常に気が張っていましたが安心して探せました。
20代 女性
求人数が多くてサポートが充実しているからであり、公開求人や非公開求人あわせてたくさん求人数があったので転職先の選択肢を広げられそうと思ったからであり、自分に適した求人も探しやすいからです。
40代 女性
ハイクラス求人が多く掲載されていて、求人の質もかなり高いのでハイレベルな生活水準を求めている人ならおすすめのサイトです!!ワールドワイドなイメージが強くハイクラスの仕事に就けるのでここを選びました!!
40代 女性
エンワールド・ジャパンのサービスを受けていて「すごい」「優れている」「良い」と思ったこと
ここでは、エンワールド・ジャパンを利用して転職した方が、エンワールド・ジャパンについて感じた「すごい」「優れている」「良い」と思ったことを解説します。
対応が早いなと感じました。求人も私がチャレンジしたい職種が多く取り揃えられていたのかもしれませんが、その点でもとてもストレスも軽減され、逆に新しい職探しが楽しくなったと感じました。提案してもらう内容もよかったです。
30代 女性
どの求人の質も高くハイクラスの仕事がたくさん紹介されているので他のサービスよりも優れているんだと思いました!!仕事内容がハイレベルなスキルを求めているのである程度のスキルを持った人ならきっといい仕事が見つかるでしょう!!
40代 女性
外資系や上場企業の応募数が格段に他社と違っていたからです。他では、なかなか載っていないプレミアムな事も書かれているので、ここに来ました。そして、入社後もしっかりとサポートしてくれたり、迷った事を相談できたので嬉しかったです。
20代 女性
自分自身としては求人の提案力が高いこと。また面接同行サービスがあり、条件に合った転職先を探せるので短期間で転職でき、管理職に特化したサービスも提供しているので自分に合った求人が見つかりやすいことです。
40代 女性
エンワールド・ジャパンを利用していて良いと感じた点は、コンサルタントが企業側と転職希望者の両方を担当してくれたことです。企業の詳細な情報を教えてもらうことができますし、企業側にもこちらの条件を言ってもらうことができるので、企業側と転職希望者が意思疎通しやすい環境にあるのは良いなと感じました。
40代 男性
エンワールド・ジャパンのサービスの悪いところ、改善してほしいところ
ここでは、エンワールド・ジャパンを利用して転職した方が、エンワールド・ジャパンについて感じた「悪い」「改善してほしい」と思ったことを解説します。
担当者によって意見が違っていたりここがもっと知りたいという事が曖昧だったりする事があったので、それを改善できたらもっと分かりやすいと感じました。グローバルの会社も数がもっとあると選びやすいと感じました。
20代 女性
どの仕事もレベルが高くかなりスキルを求められるのでいろいろな資格が必要になり転職するのも一苦労しそうで嫌でした!!掲載されている会社の中には全く返信してくれない会社もあったので気を付けたほうがいいです!!
40代 女性
エンワールド・ジャパンを利用していて改善して欲しい点は、「求人案件が思っていた以上に少なかった」ところです。厳選された求人案件しか取り扱っていないのかもしれませんが、大手転職エージェントと比べても明らかに少なく、コンサルタントから紹介してくれる案件も少ないので、もう少し扱ってほしいなと感じています。
40代 男性
担当によるのかもしれませんが、最初から的はずれな提案をしてくる時もありました。求めていた求人がいっぱいだったのか私のスキル足らずだったのかはわかりませんが、こちらが納得していないうちに違うものに誘導させるようなこともありました。
30代 女性
悪い点としては自分の条件に合わない求人をすすめられることがあったり、電話やメールでの連絡がしつこいことがあること。またキャリアアドバイザーの質にばらつきがあるので、キャリアコンサルタントの対応によっては自分が求める企業がなかなか見つからない可能性があることです。
40代 女性
これからエンワールド・ジャパンを活用したいと考えてる方へアドバイスをお願いします。
最後に、エンワールド・ジャパンを経験した方から、これからエンワールド・ジャパンを利用しようか迷っている方に向けてアドバイスを頂きました。
エンワールド・ジャパンを利用するか迷っている方は、こちらのアドバイスも参考にしてみてください。
まず自分が求めている職種をしっかり見極めるのが大切だと思います。その上で探すととても使いやすく見やすいです。まだ分からないという人は、1つでも譲れない条件に絞って探してみるとサイトはとても見やすいと思うので必ず何かぴったりに近いものが見つかると思います
30代 女性
エンワールド・ジャパンは、企業側と転職希望者の両方を担当しているので、転職したいと思う企業の詳細な情報を手に入れることができるのでおすすめです。面接対策もしっかりとしてもらえるので、外資系企業に転職したい人にはぜひ利用してみてほしい転職エージェントです。
40代 男性
豊富な求人数を活用して転職市場のトレンドを把握することや、サポート期間を気にしすぎないで希望と合わない求人を紹介されたらハッキリ断ることが大切です。また、求人サイトの強い業界について理解してから利用をしたほうがよりスムーズに転職活動がしやすいと思います。
40代 女性
ハイクラス求人を求めているのならエンワールド・ジャパンが一番お勧めです!!弁護士や税理士、外資系の会社や証券会社などかなりのスキルを求められる会社に転職できるのでハイレベルな生活を送りたいのなら強くお勧めします!!
40代 女性
外資系の応募数やグローバルに活躍したい方や、キャリアアップを目指したい方は特にオススメです。その他にも、内定したら終わりではなくて、その先の就職した後もしっかりとサポートしてくれるので安心します。ぜひ、活用して欲しいと感じます
20代 女性
エンワールド・ジャパンの基本情報
エンワールド・ジャパンは、外資系企業や日系グローバル企業への転職に特化した転職エージェントです。エン転職など有名な転職サイトを複数運営する「エン・ジャパン株式会社」のグループ会社「エンワールド・ジャパン株式会社」が運営しています。
転職エージェントであることから、登録すると専任のキャリアコンサルタントが1人つきます。履歴書や職務経歴書の作成アドバイスや面談の模擬練習、求人紹介や推薦、入社前の手続き代行までさまざまな転職活動をサポートしてくれます。
エンワールド・ジャパンはハイクラス求人に特化していますが、管理職や経営の中枢で働く人は非常に多忙です。一般的な転職サイトでは自分で求人を探したり応募したりする必要があり、多忙な方では転職活動をする時間が見つけられない可能性もあります。
エンワールド・ジャパンはキャリアコンサルタントのサポートがあるため、多忙な管理職以上のハイクラス人材の方でも転職活動を実現できます。
サービス名 | エンワールド・ジャパン |
種類 | 特化型の転職エージェント |
運営会社 | エンワールド・ジャパン株式会社 ※厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-010605 |
特徴 | ・外資系企業や日系グローバル企業への転職支援に特化している ・年収1,000万円以上のハイクラス求人が多数 |
料金 | 無料 |
求人掲載数 ※2024年8月時点 |
1万件以上 |
エンワールド・ジャパンとエン・ジャパンの他サービスとの違いは?
エン・ジャパンは国内でも大手の人材紹介会社であり、エンワールド・ジャパン以外にもさまざまな転職サイト・転職エージェントを運営しています。
ここではエンワールド・ジャパンと、エン・ジャパンのほかの転職サイトの違いを紹介します。
エンワールド・ジャパンとエン転職の違い
エンワールド・ジャパンとエン転職の違いは、「転職エージェント」と「転職サイト」というジャンルの違いが大きいです。
エンワールド・ジャパンは転職エージェントであり、担当のキャリアコンサルタントが転職活動をバックアップしてくれます。一方のエン転職は転職サイトなので、担当者が転職者につくことはありません。
エン転職はキャリアコンサルタントのサポートがないため、自己分析、求人検索、応募、書類・面談内容のブラッシュアップまで、自分だけで行う必要があります。その一方で求人数はかなり多いうえに転職ノウハウのコラムなどが充実しています。
また、掲載している求人のジャンルも異なります。エンワールド・ジャパンは外資系や日系グローバル企業といったハイクラス求人に特化していますが、エン転職は若手・未経験向けの求人なども含めて全年代向けに求人を掲載しています。
「専門のキャリアコンサルタントの力を借りてハイクラス転職を実現する」ならエンワールド・ジャパン、「自分のペースで転職活動をしたい」ならエン転職という使い分けができるでしょう。
エンワールド・ジャパンとエンエージェントの違い
エン・ジャパンが提供する転職エージェントとして、「エンエージェント」というサイトもあります。
同じグループ企業が提供する同じ転職エージェントですが、以下のようにコンセプトは全く異なります。
エンワールド・ジャパン | 外資系・日系グローバル企業の求人に特化している |
エンエージェント | 一般的な転職者を対象に幅広い求人を扱っている |
世界で知名度が高い超大手企業の求人や、高年収の求人はエンワールド・ジャパンのほうが多い傾向にあります。キャリアアップを狙うならエンワールド・ジャパンのほうがおすすめです。
一方のエンエージェントは若手向けの求人や未経験歓迎の求人からハイクラス求人まで幅広いラインナップが揃っています。未経験の業界に飛び込みたい方や、スキルがなく自信が持てない方は、エンエージェントのほうがおすすめできます。
エンワールド・ジャパンはしつこいって本当?
エンワールド・ジャパンに関する口コミを調査してみると「電話連絡がしつこい」という内容の口コミをみかけることがあります。
この「連絡がしつこい」というのはエンワールド・ジャパンに限ったことではありません。どの転職エージェントでも感じる可能性があります。
なぜ転職者のもとに「しつこい」と感じるくらい電話がくるのかというと、キャリアコンサルタントに課された内定目標が原因かもしれません。
エンワールド・ジャパンをはじめとした転職エージェントはボランティアではなくビジネスで事業を展開している営利企業です。転職エージェントは転職者が内定を得て入社することで初めて企業側から報酬を得るビジネスモデルです。
転職者が内定を得て入社しないことには転職エージェントは利益を得ることができません。そこで、キャリアコンサルタントには、転職エージェントからの売り上げ目標が課されます。
目標達成にこだわるあまり、電話やメールでの連絡頻度が多くなってしまうキャリアコンサルタントもいるようです。
どうしても「しつこい」と感じてしまったら、以下の3つの対処を試してみましょう。
- 担当のキャリアコンサルタントを交代してもらう
- 別の転職エージェントを利用する
- 転職サイトを利用する
転職エージェントのサポートに連絡して、キャリアコンサルタントの交代をお願いすることは可能です。別のコンサルタントが担当になることで状況が好転する可能性は十分にあります。
担当者を変更しても連絡が「しつこい」と感じるなら、別の転職エージェントを利用することも1つの方法です。転職エージェントによってユーザーに対する連絡の頻度が異なることもあります。
ただ、どの転職エージェントも転職者の内定があって初めて利益になる構造はあまり変わりません。どの転職エージェントを利用しても「しつこい」という気持ちが消えないなら、転職サイトの利用も検討しましょう。
転職サイトはキャリアコンサルタントによるサポートがないため、しつこい連絡がくることはありません。求人紹介や書類作成アドバイスといったサポートを受けることは難しいですが、自分のペースで転職活動をしたい方なら転職サイトのほうが合っているかもしれません。
エンワールド・ジャパンのメリット・特徴
アンケートの結果を見ると、多くの方がエンワールド・ジャパンのサービスに満足していることが分かりました。「ハイクラス求人ならエンワールド・ジャパンがおすすめ!」という回答もあり、これから転職をしようと考えている方にとって有力な選択肢になるでしょう。
エンワールド・ジャパンの強みは何といってもハイクラス求人が多いことです。
ハイクラス求人のなかでも特に外資系求人に強いため転職者全員が気軽に利用できるわけではありませんが、他社にはない優良求人が見つかる可能性もあります。
ここからは、エンワールド・ジャパンを活用したことがある方にアンケートを実施するなかで見えてきた、エンワールド・ジャパンのメリットや他社にはない独自の特徴などをご紹介します。
具体的なメリット・特徴は以下の通りです。
- 外資系・日系グローバル企業の求人に強い
- 外国人を含む多様なキャリアコンサルタントがいる
- 質の高いマッチングが可能
- 幅広い業種・職種の求人が見つかる
- アフターフォローが充実している
- 条件が良い非正規社員(派遣社員・契約社員)の求人も見つかる
外資系・日系グローバル企業の求人に強い
エンワールド・ジャパンでは国内企業はもちろんですが、さらに好待遇の外資系企業や日系グローバル企業の求人が多数あります。外資系・日系グローバル企業への転職実績も豊富で、専門キャリアコンサルタントによるサポートを受けることができます。
インターブランド社「Best Global Brands 2017」トップ100社のうち93社において採用支援実績があることからも、エンワールド・ジャパンがいかに外資系への転職に強いかが分かるでしょう。
外国人を含む多様なキャリアコンサルタントがいる
エンワールド・ジャパンを利用していると、Linkedlnなどを経由して英語のスカウトや求人紹介のメッセージが送られてくることがあります。
エンワールド・ジャパンには欧米やアジア圏出身の外国人を含む多種多様なコンサルタントが在籍しています。彼らは転職者に対してフランクに接することが多く、いきなりスカウトがくることも珍しくありません。
英語による転職活動ができるのは、外国人キャリアコンサルタントを多数抱えているエンワールド・ジャパンならではのメリットといえるでしょう。
質の高いマッチングが可能
エンワールド・ジャパンのメリットとして、キャリアコンサルタントから質の良いマッチングを受けられる点が挙げられます。
エンワールド・ジャパンのキャリアコンサルタントは業種・職種別のチームに分かれており、担当者の専門性が高いです。また1人の担当者が転職者と企業の両方を担当するため、企業と転職者のマッチング精度も高い傾向にあります。
一般的な転職エージェントは「企業の担当者」と「求職者の担当者」を分ける「分業型」のビジネスモデルです。両面型であるエンワールド・ジャパンなら、企業と求職者両方のニーズを理解したうえで企業の情報を紹介してくれるので、満足度が高くなっています。
実際、エンワールド・ジャパンから入社した人の6ヶ月継続率は97.5%と非常に高くなっています。
口コミをみても「条件に合う求人を短時間で探せた」といった、マッチングの精度に感心するコメントが多くよせられています。
外資系のなかでも自分に合う求人を見つけたい方は、エンワールド・ジャパンが良い選択肢になるでしょう。
幅広い業種・職種の求人が見つかる
エンワールド・ジャパンのキャリアコンサルタントは業界や職種ごとに専門性が高く、自分が気になる業種や職種に精通したキャリアコンサルタントからサポートを得ることができます。
エンワールド・ジャパンの求人紹介を見ると、取り扱っている業種と職種は以下のとおりです。
- 農業・畜産・水産
- 銀行・金融・保険
- 建設・インフラ
- コンサルティング
- 消費財・日用品・サービス・小売・広告
- 教育
- エネルギー・資源
- 経営・経営管理 ・(役員クラス以上)・エグゼクティブ
- 政府系・官公庁・公務員
- ホスピタリティ&旅行
- 人事・総務・エグゼクティブアシスタント
- 法務・知財・コンプライアンス
- ライフサイエンス・ヘルスケア・医療機器・製薬
- 製造業(電気・電子・機械・自動車・化学・その他)
- 不動産
- サプライチェーン、購買、物流
- テクノロジー・デジタル・通信
- 経理・財務
- フィールドテクニカル / 技術普及
- 事業開発 / ライセンシング / M&A
- 基礎研究 / 応用研究
- 研究所長
- マーケティングコミュニケーション / PR
- プロジェクトマネジメント
- ブローカー
- 保険 - アンダーライティング / 支払
- 経理・財務 / FP&A
- ビルメンテナンス
- 土木設計
- コミッショニングエンジニア
- 設備保全
- ビジネスアナリスト
- 経営 / 業務コンサルタント
- メディア
- クリエイティブディレクター
- トレードマーケティング
- ビジネスディベロプメント
- Teacher/Trainer/Assistant Trainer
- 経営企画
- CTO / CIO
- CMO
- 研究開発
- 品質管理・品質保証
- アプリケーションエンジニア / テクニカルサービスエンジニア
- 賃貸仲介 / 売買仲介
幅広い業種や職種の求人をチェックしてみたい方や、さまざまな業種・職種のなかで自分に合う求人を提案してもらいたいと思っている方は、エンワールド・ジャパンがおすすめです。
アフターフォローが充実している
エンワールド・ジャパンのメリットとして、アフターフォローが充実している点が挙げられます。
例えばエンワールド・ジャパンでは入社後の状況に応じたアドバイスを提供しています。入社後の不安な時期に寄り添ってくれるため、転職した方にとって非常に心強い存在になるはずです。
実際、口コミをみてもエンワールド・ジャパンの担当キャリアコンサルタントから献身的なサポートを受けられたという声が挙がっていました。
条件が良い非正規社員(派遣社員・契約社員)の求人も見つかる
エンワールド・ジャパンは外資系企業や日系グローバル企業の求人が多いこともあり「正社員の求人がほとんど」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
もちろんメインになるのは正社員の求人ですが、契約社員や派遣社員の求人も見つかります。
契約社員や派遣社員というと一般職のイメージが強いですが、エンワールド・ジャパンで見つかる契約社員や派遣社員の求人は「管理職」「専門職」などスペシャリストに特化した求人です。
エンワールド・ジャパンのデメリット・注意点
「ハイクラス求人のなかでも外資系や日系グローバルの求人が多い」「キャリアコンサルタントに外国籍の人がいる」など、外資系企業への転職に強いメリットがあるエンワールド・ジャパン。
ただ、メリットだけではなく、利用する前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。例えば、ハイクラスに強い転職エージェントであるため、「未経験者歓迎」「年齢不問」など内定を得やすい求人は少ないです。
「とにかく急いで働きたい」「自分を採用してくれるなら仕事内容はこだわらない」と考えている方は、登録しても転職できる求人がなかなか見つからないことがあります。
ここからは、エンワールド・ジャパン登録する前に知っておきたいデメリットや注意点について見ていきましょう。
具体的な注意点・デメリットは以下のとおりです。
- 経歴やスキルが不十分では内定を得られない可能性が高い
- 大手転職エージェントと比較すると求人が少ない
- 自分では求人に応募できない
- 掲載企業が都市部に集中している傾向にある
- ビジネスレベルの英語力を求められる求人が多い
- コンサルタントの質にバラツキがある
経歴やスキルが不十分では内定を得られない可能性が高い
エンワールド・ジャパンでは管理職以上のハイクラス人材をターゲットにしています。プロ人材の転職支援に強い一方、経験やスキルに自信がない方には不向きという点がデメリットです。
登録したとしてもスキルの自信がない方に紹介してもらえる求人が見つからないと、断られてしまう可能性もあるでしょう。
まだ入社して数年の若手社員や、自分のスキルや経験に絶対的な自信がない方の場合、エンワールド・ジャパンに加えてほかの総合型の転職エージェントに登録することをおすすめします。
例えば20~30代など若手や第二新卒から評判の良いマイナビエージェントでは、さまざまなジャンル・業界の求人があります。エンワールド・ジャパンで紹介してもらえる求人数が少ない方でも、多くの求人を紹介してもらえるでしょう。
大手転職エージェントと比較すると求人が少ない
エンワールド・ジャパンは、質の高いハイクラス求人を紹介しているという特徴があるのはすでに解説した通りです。そのような高品質な求人は絶対数が少ないため、若手の未経験向けからハイクラス求人まで網羅している大手の転職エージェントと比較すると、どうしても求人数は少なくなります。
またエンワールド・ジャパンは「両面型」の転職エージェントであり、1人の担当者が転職者と企業の両方を担当することになります。お互いにとってマッチング度の高い案件を紹介するのでミスマッチの発生は少ない傾向にあるものの、その分だけ紹介される求人はより少なくなる傾向があります。
よって、「できるだけ多くの求人を紹介してほしい」と考えている方にとっては、エンワールド・ジャパンは不向きの可能性があります。
ただ、質が低い求人を紹介されるよりも、数は少ないながらも質が良い求人だけを紹介してもらった方が良いという考え方もあります。
自分では求人に応募できない
エンワールド・ジャパンの公式サイトでは求人を検索することは可能です。ただマイナビ転職やリクナビNEXTといった転職サイトとは違い、良い求人を見つけても自分で応募することはできません。
応募するなら会員登録をしたうえでキャリアコンサルタントに相談し、マッチングしてもらったうえで企業に紹介してもらう必要があります。
「気になる求人には自分からどんどん応募したい」と考えている方にとっては、転職エージェントであるエンワールド・ジャパンは向いていない可能性があります。
掲載企業が都市部に集中している傾向にある
エンワールド・ジャパンは全国の求人を紹介していますが、公開求人を見ると、その求人は東京など首都圏が中心です。
実際にエンワールド・ジャパンで検索をかけてみたところ、全求人が10,000件より少し多いのに対し、東京の求人だけで全体の9割前後にあたる約9,000件になりました。
東京都や東京の都心まで通勤圏内の方なら、東京の企業に転職することは問題ないはずです。ただ、地方に住んでいて東京の通勤圏内に引っ越すことが難しい方の場合は、求人の選択肢が極端に少なくなるデメリットがあります。
東京や首都圏以外の転職先を探すなら「マイナビエージェント」「リクルートエージェント」のような大手の総合型転職エージェントを利用しましょう。
総合型であれば全国の求人をまんべんなくフォローしています。ハイクラス以外の求人も増えますが、年収よりも勤務地に対するこだわりが強い方は総合型の転職サイトがおすすめでしょう。
ビジネスレベルの英語力を求められる求人が多い
エンワールド・ジャパンは外資系企業や日系グローバル企業の求人を扱っているため、ビジネス英会話ができる程度の英語力が求められます。
海外の支店とWeb会議をする際に英語を使用するような会社の場合、英語力がないと入社することはできないでしょう。
単に英単語を知っていたり多少の会話ができたりするだけでは不十分で、ネイティブと円滑なコミュニケーションが取れるのが理想です。
英語が必須の外資系企業に転職を目指すなら、ビジネスレベルの英語力が身につくように日々精進しましょう。
英語に苦手意識がある場合は、エンワールド・ジャパンで紹介されている求人のなかでも英語力を必要としないものを優先して紹介してもらうと良いでしょう。
コンサルタントの質にバラツキがある
これはエンワールド・ジャパンに限ったことではありませんが、担当のキャリアコンサルタントの力量や転職者との相性によって、転職活動の難易度が変わることがあります。
もしも質が低いキャリアコンサルタントにあたってしまったり、転職者と根本的に相性が合わないキャリアコンサルタントにあたってしまったりした場合は、内定まで遠い道のりになることが考えられます。
キャリアコンサルタントは効率的に内定獲得数を伸ばすため、見込みがある方は全力でサポートしてくれます。一方で転職実現の見込みが薄いと判断された方や、キャリアコンサルタントが保有する求人にマッチしないと判断された方は、なかなか対応してくれない可能性があります。
エンワールド・ジャパンを利用する際の手続きの流れ
エンワールド・ジャパンのメリット・デメリットの両方を把握したうえで登録・利用することを決めたら、次はエンワールド・ジャパンへの登録手続きを進めていきましょう。
エンワールド・ジャパンに登録する際の大まかな流れは以下のとおりです。
- 事前準備
- 会員登録
- 初回面談
- 求人の紹介
- 履歴書や職務経歴書の作成アドバイス
- 内定
- 年収など待遇の向上
- 退職手続き・入社手続き
- 入社後のフォロー
事前準備
利用する転職エージェントをエンワールド・ジャパンに決めたあとはすぐに登録したいところですが、ここで事前準備を進めておくことをおすすめします。
すぐに登録することも当然できますが、志望動機や自己PR、長所・短所などをイメージしておかないと、登録に余計な時間がかかります。特に重要なレジュメ(履歴書や職務経歴書)は事前に考えておかないと内容が薄くなり、企業に刺さらない文章になってしまうこともあるでしょう。
いきなり会員登録してレジュメ作りを始めるのではなく、登録前に下書きするなど事前準備をしておくほうがエンワールド・ジャパンに登録する際にスムーズに必要項目を埋められます。
仮に上手に下書きができなかったとしても、事前準備することに意味はあります。
うまく言語化できなかった点や希望がはっきり決まらなかった部分などについてキャリアコンサルタントとの初回面談の際などに相談することで、キャリアコンサルタントに「自分が困っているところ」を共有できます。
エンワールド・ジャパンはレジュメ作成のアドバイスのサービスもあるため、質問・相談をすることでブラッシュアップされたレジュメを完成させやすくなるでしょう。
また、レジュメ以外にも、自身が転職を希望する業界や職種や待遇、その理由などについて言語化してまとめておくことも必要です。
エンワールド・ジャパンでは他の転職エージェントと同様に登録後に担当キャリアコンサルタントとの初回面談が実施されます。転職先の希望や避けたい業界などの希望がまとまっていないと面談時間で自分の希望をうまく伝えられず、その後の求人紹介に影響することがあるかもしれません。
会員登録
大まかに履歴書や職務経歴書、志望動機などの内容が決まったら、次は実際にエンワールド・ジャパンに会員登録をしましょう。
エンワールド・ジャパンの公式サイトにアクセスするとトップページの「新規会員登録⇒」のボタンが見つかります。新規会員登録ボタンをクリックして、申し込みフォームから登録を始めましょう。
必須項目は転職希望者の個人情報や職務経歴のほか、希望の転職先を知るために入力することになります。
- 氏名(ローマ字・漢字)
- 生年月日
- メールアドレス
- 携帯電話番号
- 現住所
- 英語力
- 日本語力
- レジュメのアップロード
- パスワード など
レジュメを持っていない場合は上記の内容に加え、最終学歴や直近の職歴、年収や就業状況などを追加で入力することになります。
ここで入力ミスがあると、わざとでなくても「注意力が足りない」「転職熱意が足りない」と判断される可能性もあるかもしれません。
外資系などハイクラス転職をするなら細かな部分の注意力なども当然評価されるので、この時点から意識してミスを減らすようにしましょう。
入力した内容はエンワールド・ジャパンのキャリアコンサルタントが確認し、後日にメールか電話で返信がくる流れです。
エンワールド・ジャパンに申し込み完了後、基本的には3営業日以内にキャリアコンサルタントから連絡がきます。ただ、希望条件によっては求人を紹介してもらうことが難しい場合もあります。
せっかく担当者から連絡がきても電話に出れないと話が進みません。エンワールド・ジャパンに申し込んだあとは、可能な限り電話に出られるように注意しておきましょう。
初回面談
申し込みフォームへの入力と会員登録が完了したあと、エンワールド・ジャパンのキャリアコンサルタントからの連絡を待って初回の面談に入ります。
キャリアコンサルタントとの面談は顔と顔を突き合わせた「対面方式」が主流でした。実際、エンワールド・ジャパンでは面接の拠点となるオフィスが東京・名古屋・大阪にあります。
ただ、新型コロナウイルスが蔓延して対面の面談が難しくなって以降は、オンライン形式での面談にも対応しています。
Web面談なら自宅にいながら担当者の顔を見て面談できるので、地方在住の方はWeb面談がおすすめです。
面談の日程は転職者側からの希望とキャリアコンサルタントの都合が合う日になります。自分の仕事が忙しくて面談ができないと転職活動を本格スタートすることができないので、登録後は初回面談まで可能な限り時間に余裕を作り、面談の候補日は複数用意しておきましょう。
初回面談の当日は、キャリアコンサルタントから「転職者が希望する転職先の業界や職種、仕事内容、待遇」などについて確認されます。申し込み時にフォームに入力した内容をもとに以下のような質問が行われることが多いので、事前に回答内容を考えておきましょう。
- なぜ転職しようと思ったのか
- 前職の経歴・実績
- 強み・スキル・資格
- 希望する転職先の仕事内容・待遇・条件
- 目指す将来像 など
面談に入る前の注意点として、面談が始まったあとで質問の回答を考えることは避けるべきです。
キャリアコンサルタントは複数のユーザーを担当していることもあり、面談時間は限られています。
質問された内容に対して答えを考えている時間が長いと面接がスムーズに進みません。自分の希望を伝えきれないと、初回面談の次の「求人紹介」の際に、希望が反映されていない求人ラインナップが紹介されるかもしれません。
初回面接までに自己分析や仕事経験を見直して、質問された際の回答を考えておきましょう。
求人の紹介
会員登録と初回面談が終わったあとは、いよいよ担当のキャリアコンサルタントから求人の紹介が行われます。
紹介される求人はキャリアコンサルタントとの面談で伝えた希望をもとに集まった求人なので、自分で数万件の中から検索するよりも効率的に自分に合う求人を探せるでしょう。
ただし、自分が希望していない求人が紹介される可能性もあるので注意が必要です。
理由としては、キャリアコンサルタントが考えた「転職者に合うだろう求人」を探してきてくれたことが考えられます。
また、キャリアコンサルタントが保有している「内定を得やすい求人」というケースもあるので注意が必要です。
転職エージェントは転職者が企業に入社した際に、転職者の年収30%程度を報酬として企業から受け取ります。内定を得て転職者が入社しないとキャリアコンサルタントの売り上げは一切ないので、キャリアコンサルタントには内定数について目標数が設定されていると考えるほうが自然です。
内定の数を獲得するために、転職者の希望外の求人を紹介される可能性もあります。もし希望とかけ離れた求人が紹介された場合は、素直に断って問題ありません。
履歴書や職務経歴書の作成アドバイス
エンワールド・ジャパンを含む転職エージェントのサービスは、求人を紹介してもらうだけではありません。
履歴書や職務経歴書について、担当のキャリアコンサルタントからアドバイスを受けられるサービスを利用することも可能です。
アドバイスをもとに履歴書や職務経歴書をブラッシュアップすれば、書類選考を通過できる可能性が上がるでしょう。
ただし、簡単なミスをして余計な指摘を受けないように注意が必要です。せっかくのサービスなので、企業の担当者に刺さる文章の書き方など、実践的なアドバイスのみ受けられるようにミスのないレジュメを作りあげましょう。
ポカミスが多いと、キャリアコンサルタントから「転職への熱意」を疑われることもあるかもしれません。
ミスのない履歴書や職務経歴書を作ったうえでアドバイスしてもらいましょう。
- 履歴書や職務経歴に記載する基本情報(氏名や住所、職歴など)に間違いはないか
- 学歴や前職までの経歴に間違いはないか
- 実績が正確に記載されているか
- 誤字・脱字など単純なミスは発生していないか
キャリアコンサルタントが履歴書や職務経歴書を確認して、改善点があれば教えてもらえます。
「採用担当者に実績や熱意をアピールできる書き方」を教えてくれるので、しっかりアドバイスを聞いて改善することで書類選考を通過できる可能性が上がるはずです。
書類作成のアドバイスが終わったあとは、書類選考を突破したことを見越して面接対策も積極的に利用しましょう。
面接対策では受け答えの基本に加えて、応募する企業ごとの質問の傾向に合わせて、面接官に刺さる回答の仕方など実践的な対策を教えてくれることがあります。
どの企業でも通用する「面接時のマナー」を知ることもできるため、面接試験を長年受けてこなかった方や苦手意識を持っている方はぜひ活用しましょう。
内定
書類選考や面談をクリアすれば企業から内定が出て、「内定承諾書」の提出を求められます。
すぐに回答をせず、本当にその企業に入社して転職活動を完了して良いのか、よく考えてから内定承諾書を提出しましょう。
もし複数の内定を得た場合、どちらを選ぶかによって今後の人生は大きく左右されます。今一度求人票を見比べたり、口コミサイトで社内の雰囲気を調べたりして、納得したうえで入社先を絞っていきましょう。
内定を受けた企業でも必ず入社しなければいけないわけではありません。どうしても別に受けたい求人があるなどの理由なら、エンワールド・ジャパンの担当者から、内定辞退の連絡をしてもらうこともできます。
年収などの待遇の交渉
入社する意思が固まったあと、企業によっては入社予定の企業と年収などの待遇の交渉に進める場合があります。
自分のスキルを値付けして企業にアピール・交渉する作業は大変です。うまく年収交渉ができないと、想定より低めの年収が設定される可能性もあります。
入社前の年収交渉に苦手意識を感じるなら、エンワールド・ジャパンのコンサルタントの手を借りましょう、
エンワールド・ジャパンを介して内定を得た方は、転職者の代わりに年収交渉を代行してもらうことも可能です。
退職手続き・入社手続き
内定を出してくれた企業への転職が決まった場合、「すでに退職済みの転職者」と「働きながら転職活動した方」ではその後の動きが異なります。
すでに会社を退職して転職活動をしている方はすぐに入社までの準備に入れますが、働きながら転職活動をした方は現職の退職手続きをすることになります。
いま働いている企業に迷惑にならず、内定先の企業にも早く入社日を伝えるためにも、可能な限り早めに上司に退職の意思を伝えましょう。法律では2週間以上前に退職の申出をすれば退職できますが、実際は2週間で引き継ぎが不可能なケースも少なくありません。
転職先の入社希望日に間に合うように逆算して、上司と相談しながら退職日を決めましょう。
いままで転職した経験がなく「現職から退職する流れが分からない」という方の場合は、エンワールド・ジャパンに相談してみることをおすすめします。
入社後のフォロー
エンワールド・ジャパンなどの転職エージェントでは入社までのサポートで終わりではなく、入社後のアフターフォローを受けられる点に魅力があります。
エンワールド・ジャパンなどの転職エージェントを経由して転職活動をして入社した場合、入社から1週間~10日前後で転職エージェントから連絡が入ります。
仮に「入社前に聞いていた仕事内容と相違がある」「雰囲気が合わずに困っている」などの悩みがある場合、このアフターフォローの際に打ち明けましょう。
転職エージェントからは、入社後にどのように周囲と接すれば良いのか、アドバイスを受けることができます。また、入社前に転職者に伝わっていた仕事内容と実際の仕事内容が全く異なる場合には、転職エージェントから企業に改善要求をしてくれることもあります。
もしアフターフォロー前に転職先での働き方や待遇に不満・不安を感じた場合は、エージェントからの連絡を待たずに自分から転職エージェントに連絡しても良いです。
エンワールド・ジャパンを最大限に活用して内定を狙うポイント
エンワールド・ジャパンを利用することで外資系や日系グローバル企業などの大手企業・有名企業に転職できる可能性があります。
ただ、登録さえすれば内定を取れるほど甘いものではありません。やり方に失敗してしまうと、エンワールド・ジャパンに登録したとしても転職に失敗してしまう可能性は十分にあります。
そこで、エンワールド・ジャパンに登録した人が良い求人に巡り会えるコツや、内定を狙う際に知っておきたいポイントなどを解説します。
- 毎日ログインして情報を更新する
- エージェントからの信頼を失うような行為はしない
- 書類作成アドバイスや面談対策のサービスを積極的に活用する
- コンサルタントとは定期的にコミュニケーションを取る
毎日ログインして情報を更新する
エンワールド・ジャパンはほかの転職エージェントと比較して、紹介される求人が多いとはいえません。効率的に転職活動をするなら、更新された新着求人はすぐにチェックしておくほうが良いでしょう。
毎日ログインして求人をチェックするクセをつけることで、優良な求人を見逃すリスクを低減させることができます。
また、定期的に登録情報を更新することも重要なポイントです。情報を更新することでキャリアコンサルタントの目に留まりやすくなり、転職する意思がある人材だと認知してもらえるようになります。
「積極的に転職を狙う人材」とキャリアコンサルタントに認知されることで、集中してサポートしてくれるでしょう。
逆に「登録はしたけど全く情報を更新していないし、ログインもしていない」という状態では、コンサルタントに注目してもらえず、求人紹介の頻度が少なくなってしまう可能性も否定できません。
例えば「新しく国家資格を取得した」など、前向きな情報ができたときは積極的に更新しましょう。
エージェントからの信頼を失うような行為はしない
エンワールド・ジャパンに限った話ではありませんが、転職エージェントやキャリアコンサルタントの信頼を失うような行為は絶対にNGです。
例えば「担当者からの連絡を無視する」という行為。キャリアコンサルタントは数多くの転職者を担当しており、非常に多忙です。また内定数の目標があることから、熱意があって転職の見込があると考えられる人材に集中して対応すると予想できます。
わざと連絡を無視したり、連絡がきても折り返しに時間がかかりすぎたりする場合は「転職への熱意が弱い」と判断されて求人紹介の頻度が減ってしまうかもしれません。
さらに良くないのは、経歴やスキルなどを詐称したり、複数のエージェントを利用して同じ企業に応募したりすることです。
これらの行為をするとエンワールド・ジャパンからの信頼を決定的に失うことになり、転職支援を受けられないだけでなく、会員登録の強制解除に繋がる可能性もあります。
転職者がお客様とはいえ、何をしても良いわけではありません。ハイクラス求人を多く紹介してもらって転職したいなら、エンワールド・ジャパンに対して誠実な対応を心がけましょう。
書類作成のアドバイスや面談対策のサービスを積極的に活用する
外資系や日系グローバル企業への転職を成功させるなら、エンワールド・ジャパンのサービスを最大限に活用しましょう。
キャリアコンサルタントから求人の紹介をしてもらったり業界についての質問に回答してもらったりすることはもちろん、書類作成のアドバイスや面接対策をしてもらうことも重要です。
ハイクラスかつ有名企業の求人は人気が高く多くの人が申し込むため、対策をするかしないかで書類選考や面接試験の結果に大きく影響する可能性があります。
エンワールド・ジャパンでは外資系企業などハイクラス求人への転職支援に特化したキャリアコンサルタントが在籍しているので、積極的に書類作成アドバイスや面接をお願いしてノウハウを吸収すると良いでしょう。
コンサルタントとは定期的にコミュニケーションを取る
エンワールド・ジャパンのキャリアコンサルタントは外資系企業や日系グローバル企業の転職事情に精通しています。
外資系や日系グローバル企業に転職したい方は、求人紹介のとき以外も積極的にコンサルタントとコミュニケーションをとって情報収集や業界研究に活用しましょう。転職に積極的な姿勢をみせるとサポートを優先してもらえる可能性も高くなるので一石二鳥です。
キャリアコンサルタントは転職者が内定を得て新しい企業に入社することで評価につながるので、転職に関係ある質問なら何でも答えてくれます。
「こんなことを聞いたら笑われるのでは?」と不安になるかもしれませんが、そのような心配はせずにどんどん相談して疑問点を解消すると良いでしょう。
エンワールド・ジャパンに向いている人の特徴
エンワールド・ジャパンは外資系企業や日系グローバル企業の求人が多いという特徴から、誰にでもおすすめできる転職エージェントではありません。ご自身のスキルや経歴とエンワールド・ジャパンの求人がマッチしていないと、せっかく時間を使っても内定を得られない可能性もあります。
ここでは、エンワールド・ジャパンに向いている方の特徴として、以下の3つをご紹介します。
- 高学歴かつ仕事で管理職以上の経歴がある人
- 外資系企業で働きたい夢がある人
- 英語や第二外国語が堪能な人
高学歴かつ仕事で管理職以上の経歴がある人
ここまで解説してきた通り、エンワールド・ジャパンで紹介される求人は年収1,000万円を超えるようなハイクラス求人や、外資系・日系グローバル企業の求人が多いです。
大手企業や外資系企業が求める人材は学歴や専門的な知識・マネジメント能力など、高いレベルが要求されます。
ハイクラス求人を出している企業が求めるような高学歴で、かつ専門的なスキルや管理職としてのマネジメント経験がある人は、エンワールド・ジャパンに向いているでしょう。
外資系企業で働きたい夢がある人
エンワールド・ジャパンは外資系の企業や海外に多くの拠点を持つ日系企業の求人が数多く集まります。一般的な転職サイトや転職エージェントでは出回らないような外資系求人があり、日本企業より給与水準が高い企業も少なくありません。
転職に成功すれば大きなキャリアアップ、年収アップを実現することができます。
外資系企業に転職してキャリアアップを実現したい方は、エンワールド・ジャパンがおすすめです。
英語や第二外国語が堪能な人
外資系企業はもちろん、日系企業でも外国に多くの支店を抱えるような企業では、公用語が英語というケースは珍しくありません。
有名なところでいえば、ネット通販でおなじみの「楽天」では社内で英語が公用語になっています。
英語は、グローバルビジネスの共通言語です。Englishnization(社内公用語英語化)は、日本国内外のグループ社員間の円滑な情報共有、世界の最新情報をスピーディに掴むこと、そして世界中から優秀な人材が集まり、一体感をもった競争力のある組織にしていくことを目指してスタート。移行開始宣言から5年後の2015年には、全社目標としていたTOEIC平均スコア800点をクリアしました。
引用元:楽天|カルチャー
ビジネスレベルの英語を話せる方にとって、英語が公用語の企業はキャリアアップに最適な環境といっても過言ではありません。
日本ではビジネスレベルの英語をスラスラ話せる人材は少ないため、自分にとっては何気ないことでも会社にとっては重要なスキルとして認知されることもあります。
英語が公用語になっている企業は昇進要件に英語力がチェックされることもあります。普段から英語をすらすら話せる方であれば、英語力で落ちる心配なくほかの勉強に集中できるでしょう。
エンワールド・ジャパンに向いていないのは経験が浅く若い人
残念ながらエンワールド・ジャパンに向いていない方の特徴は、「社会人経験が浅く、専門的なスキルのない若い人」です。
エンワールド・ジャパンではビズリーチのような審査はなく、登録そのものは誰でもすることができます。ただ、専門スキルがないと紹介される求人が少なくなってしまう可能性はあります。
自分のイメージよりも紹介される求人が極端に少ないと、自信をなくしてしまうかもしれません。
どれくらいの社会人経験やスキルがあれば求人をたくさん紹介してくれるのかの基準はありませんが、一例としては以下のような経験やスキルはあったほうが良いでしょう。
- 専門性の高い企業や部署の実務経験が3~5年以上
- 管理職の実務経験あり
- 英語や第二外国語でビジネス英会話ができる
入社して1年未満の方や、一般職としての経験しかお持ちでない方の場合、エンワールド・ジャパンだけでなく「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」「doda(デューダ)」など、全年代向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。
総合型の転職エージェントは若手の求人からハイクラス転職まで幅広く扱っているので、経験が浅い若手社員の方でも良い転職先が見つかる可能性が高いです。
エンワールド・ジャパンと併用したいハイクラス向け転職エージェント
エンワールド・ジャパンはハイクラス求人を見つけて転職したい方にとって魅力的な転職エージェントです。ただ、エンワールド・ジャパンに外資系や日系グローバル系を含むハイクラス求人の全てが集まるわけではありません。
ハイクラス求人を見つけて転職したい方は、複数の転職サイト・転職エージェントに登録しましょう。エンワールド・ジャパンに登録されていない求人を見つけられたり、エンワールド・ジャパンには登録数が少ない業界のハイクラス求人が見つかったりする可能性があります。
仮にエンワールド・ジャパンの担当キャリアコンサルタントと相性が悪くても、もう1つの転職エージェントに登録しておけばそちらのキャリアコンサルタントとコミュニケーションを取ることもできます。
エンワールド・ジャパンと並行して登録したい、おすすめの転職サイト・転職エージェントは以下のとおりです。
- ビズリーチ
- リクルートダイレクトスカウト
- パソナキャリア
- JACリクルートメント
- ランスタッド
- doda X
- LHH転職エージェント
- クライス&カンパニー
ビズリーチは審査を通過した人だけが利用できるハイクラス向け転職エージェント
- 審査を通過したハイクラス人材が利用できるスカウト型の転職サイト
- 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上のハイクラス求人で占められている
ビズリーチは、選ばれた人だけが利用できるハイクラス求人特化型の転職サイトです。公式サイトにはソニー三菱地所・NTT・JTなど大手企業の名称があり、登録できれば誰もが知る超大手企業のスカウトを受けられる可能性があります。
ビズリーチのメリットは、忙しいハイクラス人材にマッチする転職活動ができることです。管理職以上の役職につくハイクラス人材の方は多忙ですが、最初に履歴書や職務経歴書などをレジュメとして登録さえしてしまえば、あとはスカウトを待つだけで転職活動を進めることが可能です。
掲載されている求人の3分の1以上は年収1,000万円を超えており※、前職から大幅な年収アップも可能でしょう。転職について不安があってもハイクラス転職に特化した転職のプロフェッショナルであるヘッドハンターに相談することもできるので安心です。
※1:2023年10月末時点
ただし、転職希望者が登録するには審査が必要というデメリットがあります。一定のキャリアやスキルをお持ちの方でないと審査を通過することが難しいため、ビズリーチに登録するなら自身の経歴を見直してみることが必要になるでしょう。
サービス名 | ビズリーチ |
運営会社名 | 株式会社ビズリーチ |
資本金 | 1億3,000万円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約13万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 13-ユ-302647 |
リクルートダイレクトスカウトは審査不要で登録できるスカウト型の転職サイト
- 経歴・希望をレジュメとして登録すれば、求人企業や転職エージェントからスカウトが届く
- リクルートのブランド力によって、多数の優良求人の採用担当者が集まっている
リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手の転職エージェント「株式会社リクルート」が提供するスカウト型・ハイクラス特化型の転職サイトです。
「スカウト型」というと難しく感じるかもしれませんが、手続きは難しくありません。経歴や希望をレジュメとして登録するだけで、あとは求人企業や転職エージェントからスカウトが来るのを待つだけです。
一般的な転職サイトから求人案件に応募する場合、求人検索⇒希望に合致した案件に応募、という流れになります。求人を絞り込む作業に時間がかかるため、多忙な管理職や経営陣の方には使いにくい一面がありました。また、ある程度想像できる希望の範囲内でしか求人案件に応募できません。
一方、スカウト型の転職サイトであるリクルートダイレクトスカウトでは自分では思いもよらなかった案件のスカウトを受けられます。しかも、経歴を公開する際は希望を明記している状態で企業の担当者がレジュメを閲覧するため、案内される案件はミスマッチが起こりにくくなっています。
リクルートダイレクトスカウトでは「リクルート」のブランド力を活かして多数の転職エージェントと提携しており、登録すれば多くのスカウトを受けられる可能性があるでしょう。
スカウト型の転職サイトとして知名度が高いサイトに「ビズリーチ」がありますが、ビズリーチに登録するには審査に通過しなければいけません。せっかく手続きしても登録できない可能性があります。一方のリクルートダイレクトスカウトの登録は制限がなく、年齢要件などの要件さえ満たせば誰でもスカウトサービスを利用できます。
サービス名 | リクルートダイレクトスカウト |
運営会社名 | 株式会社リクルート |
資本金 | 3億5,000万円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約34.6万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 厚生労働大臣許可番号, 13-ユ-010258 |
公式サイト |
パソナキャリアはハイクラス求人や女性向けの求人に強い転職エージェント
- 大手総合転職エージェントとして多くの求人があり、なかでも「ハイクラス求人」のサポートを得意としている
- 女性のハイキャリア転職サポートを得意としており、毎年のように実績を伸ばしている
パソナキャリアはパソナグループが運営している、ハイクラス向けの求人が多い転職エージェントです。分類としては「大手総合転職エージェント」ですが、なかでも「ハイクラス求人」のサポートを得意としています。
日本の大手・優良求人が約92%を占めており、パソナキャリアの限定求人は1,500件以上もあります。約500人のキャリアコンサルタントによって強力なサポートを受けられ、これまでの累計実績では約54万人の転職支援を実現しています。
また、パソナキャリアは女性の転職サポートが充実している点も特徴です。
パソナキャリアにおける女性のハイキャリア転職サポートは毎年のように実績を伸ばしています。
- 女性の転職成約数:2020年から3年で2.2倍
- 女性転職成功者の年収アップ率:72%
- ハイクラス転職を希望する女性の登録:2016年と比較すると2022年は3.2倍
女性の転職に特化した専任アドバイザーからのサポートが受けられるのもパソナキャリアのメリットです。転職活動中の女性の悩みを知り尽くしたアドバイザーがいるため、一人ひとりに対して寄り添ったサポートを受けられるでしょう。
パソナグループは企業の女性活躍推進を積極的にサポートしていることから、パソナグループと懇意にしているクライアントで女性の活躍推進に力を入れている企業が多いです。
サービス名 | パソナキャリア |
運営会社名 | 株式会社パソナ |
資本金 | 1億円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約4万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 13-ユ-010444 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
JACリクルートメントは管理職や専門技術職のハイクラス転職に強い
- 管理職・役員など会社経営の中枢の人材や、技術・専門職など替えが効かないスキルを持った方向けの求人が多数
- ロンドン発祥の転職サイトであり、外資系への転職実績も豊富
JACリクルートメントはビズリーチやリクルートダイレクトスカウトのように、ハイクラス転職に特化した転職サイトです。管理職や役員といった会社経営の中枢の求人以外に、技術・専門職など替えが効かないスキルを持った方向けの求人も多数あります。
また、ロンドン発祥の日系転職エージェントという点から、外資系企業への転職に強い点も特徴です。世界11か国のグローバルネットワークによって、外資系企業だけでなく、海外進出した日系グローバル企業の求人を見つけることもできます。担当者の英語力も高く、英文レジュメ作成や英語面接対策の支援を受けることも可能です。
JACは東証プライム市場に上場していて、事業規模や信頼性はバツグンです。これまで約43万人の転職支援を行っていて※、コンサルタントの総数は約1,200名にものぼります。
※1988年からの累計実績
医療業界、金融業界など多様な知識と経験が求められる業界の転職を支えてきたプロが集結しており、転職者のスキルや経験にマッチする求人を紹介してくれるでしょう。
JACリクルートメントでは、「転職者側の担当者」「企業側の担当者」が同じという特徴もあります。2つの担当者がバラバラな転職エージェントの場合、転職者側の担当者が最新情報を持っていないかもしれませんが、JACリクルートメントではエージェント自身で鮮度の良い情報を保有しており、転職者にフィードバックしてくれるでしょう。
サービス名 | JACリクルートメント |
運営会社名 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
資本金 | 6億7,226万円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約1.9万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 厚生労働大臣許可番号 13-ユ-010227 |
公式サイト | https://www.jac-recruITment.jp/ |
ランスタッドは世界最大級の規模を誇る人材サービス会社
- 正社員、紹介予定派遣、派遣社員など、正規雇用以外にもさまざまな雇用形態の求人がある
- 公式サイトでは「キャリアHUB」と呼ばれるビジネスパーソン向けコンテンツがあり、転職活動と情報収集を同時並行で進められる
ランスタッドは公式で「世界最大級」と謳われている総合人材サービス会社です。同社は1960年にオランダにて設立され、現在では世界39の国と地域に4,400以上の拠点を置いています。
正社員はもちろん、紹介予定派遣、派遣社員など、正規雇用に捉われないさまざまな雇用形態の求人を扱っています。「事務派遣・正社員」「製造・軽作業・ドライバー」「単発・短期バイト」など、業種や職種も多種多様です。正社員だけでなく、さまざまな雇用形態の選択肢を探りたい方にとってランスタッドはおすすめできるといえます。
正社員の転職としては「ハイクラス向け転職」という区分がある点も特徴です。事務・管理部門をはじめとして「営業」「マーケティング・販促・企画」「コンサルタント・士業」「経営・管理職」など、企業の中枢や売り上げに直結する重要部署に関する求人が多数見つかります。
さらに公式サイトでは「キャリアHUB」と呼ばれるビジネスパーソン向けコンテンツがあります。「マミートラックとは?意味や課題、抜け出すための対策を解説」「プロのエクセル活用術 年賀状管理に便利な『住所録の作り方』」など仕事でもすぐに使える実践的な内容のコラムが充実しています。
サービス名 | ランスタッド |
運営会社名 | ランスタッド株式会社 |
資本金 | 1億円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約6,100件 ※「事務派遣・正社員」「首都圏」で絞り込み検索をした結果 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 労働者派遣事業許可番号 派13-010538 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-010554 |
公式サイト | https://www.randstad.co.jp/ |
doda Xは年収800~2,000万円クラスの求人が多数ある
- 「年収800万円~2,000万円クラス」のハイクラス非公開求人が集まるので、事業の中枢の仕事がしたい方に向いている
- 「doda X キャリアコーチング」では専属サポーターと対話でき、キャリアに対する「気づき」によって行動の選択肢を増やせる
doda Xは、「doda(デューダ)」という転職サイトを運営するパーソルキャリア株式会社のハイクラス向けの転職支援サービスです。ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトにも負けない「年収800万円~2,000万円クラス」のハイクラス非公開求人が集まっており、ESGを推進する企業の経営や事業運営に携われるような求人もあります。
dodaの口コミでは転職エージェント、転職サイト、スカウトという異なるサービスを利用できる点が好評で、スカウトを待つ以外に自分から求人に応募できます。「ヘッドハンティングサービス」「求人紹介サービス」「企業スカウトサービス」の3つを活用することで、スカウトを待つだけよりも効率的に転職活動が可能です。
「スカウトを待ちながらも、自分から転職活動を進めたい」という方であれば、両方に対応しているdoda Xがおすすめできます。
また、doda Xでは「doda X キャリアコーチング」というサービスもあります。これまで多くのハイクラスのキャリア形成に関わってきた専属サポーターと対話することで、キャリアに対する気づきや考え方、行動の選択肢を増やしてくれます。自分では気付かなかった強みに気付くことができるでしょう。
サービス名 | doda X |
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
資本金 | 11億2,700万円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約5.7万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 13-ユ-304785 |
公式サイト | https://doda-x.jp/ |
LHH転職エージェントは転職した方の3人に2人が年収アップを実現している
- LHH転職エージェントを利用した転職者のうち「3人に2人」が年収アップ
- 業界別ではなく専門領域に特化した職種別の担当コンサルタント制度を導入している
LHH転職エージェントは各業界に精通したキャリアコンサルタントが、厳選したハイキャリア求人を紹介・サポートしてくれる転職エージェントです。LHH転職エージェントを利用した転職者のうち「3人に2人」が年収アップを実現※しており、今の年収水準に満足できない方の登録先としておすすめできます。
※2023年4月LHH転職エージェント調べ
さらに「転職後の年収の増額幅は平均101万円」「10人に1人は年収1,000万円以上の仕事に転職している」など、転職支援について数々の実績があります。これまでスキルに見合った報酬を得ていないと感じる方でも、身に着けたスキルやマネジメント能力次第では今までよりも高い年収の仕事を探せるでしょう。
またLHH転職エージェントは自社の発表ではありますが、競合にあたる会社よりも業界や職種への知見が高く、「競合よりもおすすめできる」とユーザーから評価されています。業界や職種に対する専門性が高いことから、満足度が高いことが伺えます。
知見の高さの要因はいくつもありますが、例えば、業界別ではなく専門領域に特化した「職種別の担当コンサルタント制」を導入している点が挙げられます。1人の担当者が企業と求職者の両者を担当する「360度式コンサルティング」の制度もあり、担当者が企業から得た鮮度の高い最新の情報を転職者に伝えやすくなっています。
サービス名 | LHH転職エージェント |
運営会社名 | アデコ株式会社 |
資本金 | 55億6,000万円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
約1.5万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 労働者派遣事業許可番号 派13-010531 職業紹介事業許可番号 13-ユ-010386 |
公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
クライス&カンパニーは経営層とダイレクトルートの求人を多数紹介してもらえる
- 経営陣へのダイレクトルートになっている求人が多く、一次選考の通過率が高い
- 転職決定者の19.6%が面談から2年以上を経て転職を実現しており、じっくり転職活動を進めたい方にもおすすめ
クライス&カンパニーはハイキャリア人材の転職・キャリア戦略をサポートしてくれる転職支援サービスです。求人のうち非公開求人が占める割合が大きく、年収800万円以上の非公開求人が求人全体の約71%にも達しています。
紹介してもらえる企業の75.4%が経営者や経営層とのダイレクトルートであることから一次選考の通過率が62.2%と高い水準です。ハイクラスキャリアの94.8%が面談で「自分のことを理解してもらった」と感じているように、面談のクオリティも高くなっています。
またクライス&カンパニーでは、すぐに転職したい方だけでなく、数年先の将来を見越して登録する方も少なくありません。転職決定者の19.6%が面談から2年以上を経て転職を実現した方であり、将来の転職を見越した情報収集のために登録しておくのもおすすめです。
またクライス&カンパニーでは「クライス汐留アカデミー」とよばれるキャリアセミナーを開催しています。さまざまな領域で活躍しているプロフェッショナルが 【知識と知恵のInput】 【共通の問題意識を持つ者同士のNetworking】 といった構成で講習してくれ、参加者の「挑戦への熱量」を高めてくれます。
サービス名 | クライス&カンパニー |
運営会社名 | 株式会社クライス&カンパニー |
資本金 | 1,300万円 |
公開求人数 ※2024年8月時点 |
公開求人 約9,200件 非公開求人 約2万件 |
対応地域 | 全国 |
許可番号 | 13-ユ-040184 |
公式サイト | https://www.kandc.com/ |
エンワールド・ジャパンに関するよくある質問と回答
最後に、エンワールド・ジャパンに関してよくある質問と回答をご紹介します。
エンワールド・ジャパンの転職支援実績ってどのくらい?
エンワールド・ジャパンでは、さまざまな業界・職種の外資系企業や日系グローバル企業への転職実績があります。
例えばAmazonやコカコーラといった世界的な大企業とも取引をしているなど、掲載企業のなかには世界的に有名な会社も含まれています。
エンワールド・ジャパンの利用に費用はかかりますか?
いいえ。エンワールド・ジャパンを利用する転職希望者に関しては、完全無料で利用することができます。
転職希望者がエンワールド・ジャパンを無料で利用できる理由は、法律で決まっているためです。職業安定法という法律では「有料職業紹介事業者は求職者から手数料を徴収してはいけない」と定められています。
また、エンワールド・ジャパンをはじめとした転職エージェントは、求人を掲載する企業から報酬を受け取ることで事業運営をしています。転職エージェントが企業に求職者を紹介し、企業が採用すれば「転職者の年収30~35%程度」を報酬として支払うことになります。
上記のような仕組みがあるからこそ、転職者は安心して無料で利用できるわけです。
LinkedInを経由してエンワールド・ジャパンから連絡が来るの?
Linkedln(リンクトイン)とは、採用やビジネスの人脈構築を目的として開発されたビジネスSNSです。
日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、海外では欧米を中心に普及率が高いです。海外や外資系企業で働く方なら多くがLinkedlnのアカウントを取得しているといっても良いでしょう。
登録するプロフィールを充実させれば、エンワールド・ジャパンのヘッドハンターや企業の採用担当者からのスカウトが直接届く場合もあります。
「コントラクト・プロフェッショナルズ」って何?
コントラクト・プロフェッショナルズは、エンワールド・ジャパンが提供している派遣・契約型のサービスです。
管理職に特化して派遣・契約業務の紹介をしており、これまでの管理職としての経験を活かしながら契約社員、派遣社員、紹介予定派遣などで働くことができます。何らかの事情で正社員として働き続けることが難しい管理職の方におすすめのサービスです。
要求されるスキルレベルは高いものの、一般的な派遣よりも高収入になっています。仕事とプライベートを充実させたい管理職以上の経験者の方は、一度サイトを覗いてみると良いでしょう。
エンワールド・ジャパンの退会方法は?
エンワールド・ジャパンからの退会方法については、公式サイトで特に言及はされていません。
もしもエンワールド・ジャパンから退会したいときは、担当者に直接「退会したい旨」を連絡するか、エンワールド・ジャパンの窓口に連絡しましょう。あるいは「お問い合わせフォーム」を利用して退会の意思を伝える方法もあります。
利用規約に「ご利用者は、当社の定めに従い、いつでも本サービスの利用を終了することができます。」と記載されていることもあり、退会できないということはないので安心してください。
まとめ:外資系企業や日系グローバル企業へのハイクラス転職ならエンワールド・ジャパンがおすすめ
エンワールド・ジャパンは大手のなかでも外資系や日系グローバル企業への転職支援に強い転職エージェントです。
各業界に精通したキャリアコンサルタントがサポートをしてくれるので、外資系への転職が初めての方でも安心して転職活動にチャレンジできます。勤務先としては外資系という特徴もあって東京・大阪・名古屋など空港のある都市圏に近い企業が多いという点も特徴です。
ご自身の管理職としての経験やスキルに自信があり、外資系企業への転職に万全を期して臨みたい方はエンワールド・ジャパンを利用してみてはいかがでしょうか。