リクルートダイレクトスカウトの評判は?口コミとアンケート結果からメリット・デメリットと向いている人を解説
転職活動の強い味方になる「転職サイト」「転職エージェント」ですが、どのような転職を実現させたいかによって、選ぶべき転職サイト・エージェントは異なります。
特に、ハイクラスな求人を探している方や、今の会社よりもネームバリューのある企業で働きたい方、年収の大幅アップを狙っている方にとって、優良な求人を用意してくれる転職サイト選びが超重要です。
キャリアアップや年収アップを実現できるような転職の成功を目指すなら、ハイクラス向け求人をメインに扱う「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。
わたしたちがリクルートダイレクトスカウトに関する口コミを調査したところ、以下のような評価・評判が多く集まりました。
- リクルートダイレクトスカウトはAIによるレコメンド機能が充実している
- プロフィールを埋めることで、すぐに大手を含めた各企業からスカウトがどんどん届く
- レジュメを一度登録してしまえば再度作成する手間がなくて楽だった
- ヘッドハンターの方のアドバイスで派遣社員から正社員にステップアップできた
- ヘッドハンターの方が話を聞いてくれる姿勢が素晴らしい
- ヘッドハンターの方は不安な状況でも寄り添ってもらえなかった
- リクルートダイレクトスカウトは地方求人が少ないと思う
- スカウトの数は思った以上に少なかった印象がある
- 面接から採用までの待ち時間が長い点に不安を感じた
- ヘッドハンターの方が電話をかけてくるタイミングが良くなくて困った
口コミを見ると、リクルートダイレクトスカウトはレジュメを一度登録すれば効率的に転職活動が進められ、大手からの求人も多いという評価になりました。ヘッドハンターの方のアドバイスで大きなキャリアアップを達成した方もいて、リクルートダイレクトスカウト在籍のヘッドハンターのレベルの高さが伺えます。
一方、地方で働きたい人向けの求人が少なかったり、ヘッドハンターによっては良くない対応も見られたりという悪い口コミも見つかりました。
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターの質が高く、ハイクラス求人が多数集まるので待遇も申し分ないケースが多いです。「リクルート」というネームバリューも含め、ハイクラス求人を狙っている方が登録する1社としておすすめできます。
年齢層でいえば若手社員よりも、むしろ30代~40代の「管理職の経験がある」「専門性の高い企業でバリバリ働いている」といったハイレベルな方向けの求人が多いです。
本記事ではリクルートダイレクトスカウトの概要や口コミ・評判、わたしたちが独自調査したリクルートダイレクトスカウトに関するアンケート結果、メリット・デメリットなどを紹介します。
転職エージェント「リクルートダイレクトスカウト」とは?基本情報を解説
リクルートダイレクトスカウトは、希望にマッチした求人が届く、リクルートの転職スカウトサービスです。企業だけでなくヘッドハンターからスカウトが届く無料の転職支援サービスとして知られており、2021年11月に「キャリアカーバー」から名称が変更されています。
リクルートの求職活動支援サービス共通で使える「レジュメ」に対応しており、登録することで企業やエージェント(ヘッドハンター)から直接スカウトが届きます。
- 経験や能力・希望条件を選ぶだけでレジュメが完成。企業やヘッドハンターからスカウトを受けられるようになる
- リクルートダイレクトスカウトがレジュメや求人情報を分析し、企業やエージェントにおすすめしてくれる
- 企業やヘッドハンターとチャットでやりとり
また、求人の特徴としてハイクラス求人に特化している特徴があります。スカウトが送られてくる求人情報のなかには、年収600万円を超えるハイクラス求人が多く見つかります。
20代で高年収を実現したいハイプレーヤーの転職希望者にもおすすめできますが、30~40代で管理職経験がある人材に特に向いているでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの基本概要をまとめると、以下のとおりになります。
サービス名称 | リクルートダイレクトスカウト |
運営会社 | 株式会社リクルート |
サービスの分類 | 転職サイト・ハイクラス特化型 |
公開求人数 | 約35.9万件(年収200万円以上の求人・2024年9月時点) |
非公開求人数 | - |
対応する地域 | 日本全国 |
料金 | 無料 |
リクルートダイレクトスカウトの仕組み
リクルートダイレクトスカウトは、転職エージェントのように「担当のキャリアコンサルタントが手取り足取りサポートしてくれる」という仕組みではありません。
求職者が登録したレジュメ(職務経歴書)をヘッドハンターがみて、興味をもったユーザー(転職希望者)にスカウトが届くしくみになっています。
レジュメは匿名で登録するので、企業担当やヘッドハンターが興味を持つのはユーザーの職務経歴やスキル・能力です。登録時点では氏名は公開されないので、名前バレが怖いと感じる人にもおすすめできます。
リクルートダイレクトスカウトの料金体系
リクルートダイレクトスカウトを利用するにあたって、ユーザーが負担する費用はありません。
求職者であるユーザーは、無料でリクルートダイレクトスカウトを利用することができます。
これは、スカウト経由でユーザーが入社すると、企業からリクルートダイレクトスカウトに報酬が入る仕組みになっているためです。
完全無料で利用できるヘッドハンティング型の転職サイトは、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチなど、ごく限られています。
お金をかけずにハイクラス企業からのスカウトを受けたい方は、リクルートダイレクトスカウトが大変おすすめです。
リクルートダイレクトスカウトのスカウトの種類
リクルートダイレクトスカウトには、以下のような5種類のスカウトメールが存在し、一部では書類選考をパスして面接確約になっています。
5種類のスカウトメールの概要をまとめると以下のとおりです。
スカウトメール | 面接確約 |
---|---|
ヘッドハンタースカウト | なし(書類選考が必須) |
FIT HUNTERスカウト | なし(書類選考が必須) |
一求入魂スカウト | なし(書類選考が必須) |
企業スカウト | あり(書類選考をパスできる) |
顧問求人スカウト | なし(書類選考が必須) |
ヘッドハンタースカウト
ヘッドハンタースカウトは、リクルートダイレクトスカウトに登録している「ヘッドハンター」から送られてくるスカウトです。
いわゆる「スカウト」と表記する場合、多くがこのヘッドハンタースカウトを表しています。
ただし、ヘッドハンタースカウトは面接確約ではなく、応募すると改めて書類選考が送られてきます。
レジュメのマッチング率が高いユーザーに機械的にメールが送られるケースが多いので、ヘッドハンタースカウトが届いたとしても、本当に自身が希望する内容に近い求人なのかは必ず確認しましょう。
FIT HUNTERスカウト
FIT HUNTERスカウトは、求職者が経験したことがある業種を得意分野にしているヘッドハンターから送られるスカウトのことです。
希望する分野に精通しているヘッドハンターを頼ることは、内定を得るうえで非常に重要です。機械的に送られてくることもあるヘッドハンタースカウトと比較して、一度話を聞いてみる価値はあります。
その業界に精通したヘッドハンターなら、求人票に書かれていない社外秘の内容や、業界独特の社風など、一般的なヘッドハンターでは答えられない質問に回答してくれる可能性があります。
一求入魂スカウト
一求入魂スカウトは、ヘッドハンターや企業の採用担当者に選ばれた人だけに送信される限定のスカウトのことです。スカウトに「一求入魂」と表示されるので、非常に分かりやすくなっています。
企業やヘッドハンターから送信できる回数には限りがあるので、このスカウトが届くということは企業やヘッドハンターが求職者のレジュメに心を動かされている可能性があります。
加えて届くメールがコピペではなく、自分用にカスタマイズされているのであれば、かなり期待値が高いとみて良いでしょう。興味がある分野のスカウトであれば、積極的に応募を検討してみても良いでしょう。
ただし、一求入魂とはいえ、一般的なヘッドハンタースカウトと同じく、書類選考を受けることは必要になります。
企業スカウト
起業スカウトは、企業の採用担当者が転職希望者のレジュメを読んだうえで送信してくれるタイプのスカウトのことです。
すでに職務経歴書がチェックされた状態でスカウトが届くということは、書類選考は実質的に通過したと思って良いでしょう。5つのスカウトのなかで唯一、書類選考をパスして面談が確約される点が特徴です。
注意点としては、企業スカウトを受けたあとは、すぐに応募するか否かを決めることが重要です。先に応募した人が内定を得て採用が決まってしまうと、その時点でせっかくの企業スカウトも募集が終了してしまうためです。
少しでも興味がある企業スカウトなら、早めに返信したほうが良いです。
顧問求人スカウト
顧問求人スカウトは、企業の顧問として契約をオファーされるスカウトのことです。企業の外部顧問として本業とは別に副収入を得ながら転職先も探したいときには、このスカウトを活用できます。
ただし、こちらも企業スカウトとは異なり、面談確約にはならない点に注意が必要です。
リクルートダイレクトスカウトの良い口コミ・評判
ここからは、わたしたちが調査したリクルートダイレクトスカウトの良い口コミ・評判をご紹介します。
リクルートダイレクトスカウトはAIによるレコメンド機能が充実している
AIによるレコメンド機能が優れていると思いました。自分のレジュメや希望条件に基づいて、マッチする可能性の高いスカウトをレコメンドしてくれました。レコメンドされたスカウトは、自分が興味を持つものが多く、見逃すことがありませんでした。
30代 男性
リクルートダイレクトスカウトでは、自分が作成したレジュメ(職務経歴書)にもとづいて、自分に合うと思われるスカウトをレコメンドしてくれます。
人によっては多数のスカウトが届くことがありますが、レコメンドの機能があるリクルートダイレクトスカウトなら自分に合う求人を見逃してしまう可能性が低いでしょう。
プロフィールを埋めることで、すぐに大手を含めた各企業からスカウトがどんどん届く
少しのプロフィールを登録すれば、色んな企業からすぐにスカウトが飛んでくることはすごいと思った。大手だからか、取り扱う求人が多すぎて、色んな仕事を見て比較することができた。未経験、資格なしでも探したが、それでもたくさんの求人が、出たことに驚いた。
40代 女性
レジュメやプロフィールを登録したあと、すぐに大手を含む複数の企業やヘッドハンターからのスカウトが来るという口コミです。
リクルートダイレクトスカウトは「リクルート」の名を冠する大手の転職サイトであり、企業求人もさまざまなものが届きます。ハイクラス求人を中心に比較検討を進めたい方には、うってつけのサービスといえるでしょう。
ハイクラス向けの求人が中心ですが、なかには未経験や無資格の人でも採用される可能性がある求人も見つかるようです。
レジュメを一度登録してしまえば再度作成する手間がなくて楽だった
現職対応や子育てをしながらの自己流の転職活動に限界を感じており、リクルートダイレクトスカウトに登録しました。リクルートダイレクトスカウトでは履歴書を1度登録してしまえばその都度送付や日程調整をしなくて良く、転職活動の手間が省けました。
普通に転職活動をしていたら享受できなかったメリットが多くあり、驚きながら利用させて頂きました。
30代 女性
ハローワークなどを利用して普通に転職活動をすると、新しく企業の求人に応募する際に履歴書や職務経歴書を送る必要性が生じることがあります。
一方、リクルートダイレクトスカウトではレジュメを登録すれば、企業やヘッドハンターがそれをチェックしてくれます。オンラインの転職サービスであるがゆえに、利用することで転職活動の手間を省いて効率的に内定を狙えるでしょう。
ヘッドハンターの方のアドバイスで派遣社員から正社員にステップアップできた
元々家の都合で派遣社員だったので、次の仕事も派遣社員で探そうと思っていました。ところが、エージェントさんに家の都合をお知らせしたところ、それを踏まえて正社員でも働けるのではと教えてもらい、実際に正社員として採用が叶いました。
リクルートダイレクトスカウトに登録していなかったら今でも派遣社員のままだったかもしれません。担当の●●さんには感謝です。
30代 男性
ヘッドハンターの方から親切にアドバイスしてもらうことで考え方が変わり、派遣社員の希望を正社員の希望に変えて採用が叶ったという事例です。
ヘッドハンターは転職のプロであり、転職者のスキルや市場価値に見合う求人を紹介してくれます。自分にとっては「高嶺の花」と感じる求人でも、あまり恐れ過ぎずにヘッドハンターに相談すると良い結果につながる可能性もあるでしょう。
ヘッドハンターの方が話を聞いてくれる姿勢が素晴らしい
求人が多く、メールや電話でよく連絡が来るので求人を逃しにくかったのかなと思います。急いで探しているわけではなかったのでそこも考慮して探していただきました。お話しするときも聞きの姿勢がしっかりされていて安心でした。
20代 女性
ヘッドハンターとやりとりをする際、ユーザー側の希望もしっかり加味してくれます。この口コミ主の方の場合、「急いで探しているわけではない」という現状をヘッドハンターが理解したうえで、求人を紹介してくれたようです。
また、ヘッドハンターによってはユーザーの話や悩みをしっかり聞いて解決に導いてくれます。初めて転職活動をする方や、転職活動に不安がある方でも、信頼できるヘッドハンターを見つければ安心でしょう。
リクルートダイレクトスカウト悪い口コミ・評判
リクルートダイレクトスカウトは「リクルート」の文字がサービスに含まれていることからも分かるとおり、ハイクラス向けの転職サイトとして知名度が非常に高いです。実際、わたしたちが調べてみると、良い口コミ・評判が多数集まりました。ただし、利用者が多いほど、悪い口コミ・評判も見つかります。
利用する人が多いほど、悪い口コミも一定数集まってしまうので、ある程度は仕方がないところです。悪い口コミが見られるからといって「利用しない方が良い」ということでは決してありません。
とはいえ、リクルートダイレクトスカウトにどのような悪い口コミがあるのか、知っておくことも重要です。リクルートダイレクトスカウトへの登録を検討している方は良い口コミ・評判だけでなく、これから紹介する悪い口コミ・評判も併せてご覧ください。
ヘッドハンターの方は不安な状況でも寄り添ってもらえなかった
就業しながらの転職ではなかったので、今後、どうなるか不安を抱えている状況でした。それなのに、ヘッドハンターの方に寄り添ってもらえませんでした。お話ししてみて、そのヘッドハンターの方にとっては単なる仕事であり、他人事だなと非常に感じた。担当者が悪かったのか、対応に関して気に障ることも少なくなかったです。
40代 男性
良い口コミのほうで「ヘッドハンターがしっかり話を聞いてくれた」というものが見つかりましたが、今度は反対に「寄り添ってもらえなかった」という口コミが見つかりました。
残念ながら、リクルートダイレクトスカウトに限らず、機械的に求人の相性だけをみてスカウトを投げてくるヘッドハンターもいるようです。
「親身になって相談に乗ってくれない」「対応が雑に感じる」など、ヘッドハンターと自分の相性が悪いと感じたら、早いうちに別のベッドハンターとのやりとりに切り替えるのも1つの方法です。
リクルートダイレクトスカウトは地方求人が少ないと思う
都会のほうばかりの求人ばかりで、地方になるととことん少ない。地域を選択しても、都心の求人ばかりが出て、参考にならなかった。地方など、都会から離れたところで働こうとした時の求人の少なさには、落胆した。もっと、都心から離れた地方の求人を増やして欲しかった
40代 女性
リクルートダイレクトスカウトは地方向けの求人が少ないという口コミです。
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けの求人サイトであり、本社が東京や大阪といった大都市にあるケースが多いです。
未経験者歓迎の求人を扱うほかの転職サイトに比べて、都市部の求人に偏っているという可能性も確かにあります。
地方の求人や中小企業の求人も同時にチェックしたい場合、リクルートダイレクトスカウトに加えて「リクルートエージェント」など全国のさまざまな求人を網羅的に扱う転職エージェントにも併せて登録しておくと良いでしょう。
スカウトの数は思った以上に少なかった印象がある
リクルートダイレクトスカウトを利用していて悪かった点は、「スカウトの数が思っていた以上に少なかった」ところです。自分の希望していた業種(運送業)が悪かったのかもしれませんが、ヘッドハンターからのスカウトメールが少なかったのは残念に感じました
30代 男性
良い口コミでは、登録したあとすぐにヘッドハンターや企業からの求人が集まったというものがありましたが、こちらは逆に、思っていたよりスカウトが少なかったという内容です。
口コミでは運送業と書かれていますが、それ以外にも、業界や登録した時期によって、スカウトが届く頻度や数が大きく変わる可能性もあります。
リクルートダイレクトスカウトの登録はそのまま残しておき、多方面の業界の求人を扱う「リクルートエージェント」「doda」といった転職エージェントを併せて利用することをおすすめします。
面接から採用までの待ち時間が長い点に不安を感じた
私は今回の転職は大成功で不満や悪かったところは特に感じませんでした。強いて挙げるなら、転職する際に少しだけ面接から採用までの待ち時間が長く感じて不安な気持ちになりました。それ以外は特に何も問題無いと思います。
20代 男性
リクルートダイレクトスカウトに登録したあと、人によってはすぐに企業担当者からのスカウトが届いて面談が開始される可能性があるなど、スピーディに手続きが進むことは珍しくありません。
ただ、面接のあとに内定を出すかどうかは企業側が主体的に決めるため、採用担当者が慎重に判断している場合は思った以上に時間がかかる可能性もあります。
面接で好感触でも、内定が出るまで時間がかかる可能性があることも考慮して、できるだけ余裕をもって早めに転職活動をしましょう。
ヘッドハンターの方が電話をかけてくるタイミングが良くなくて困った
かけてこないで欲しい時間にも電話をかけてきたり、短時間で済ませたいと言っても長々と話し続けたりする点はあまり良くない印象でした。どうしてもここに入って欲しいと言われた時はあなたのノルマのために転職するのではないのだけど…と思いました。
20代 女性
ヘッドハンターからの電話がひんぱんにかかってきて、その電話も長時間に及んだことに不満を感じたという口コミです。
ヘッドハンターとしては企業が転職希望者を採用して初めて評価や報酬に直結するので、転職希望者に合うと思う求人をどんどん紹介してくることは考えられます。
ただ、ユーザーである転職希望者側にも事情があり、電話をかけて欲しくない時間やタイミングもあります。コンタクトを取ってほしくない時間帯があれば、その旨をヘッドハンターに伝えましょう。
いま話をしている電話を途中で切りたい場合も、遠慮なく伝えて話を中断して問題ありません。
【アンケート調査結果】リクルートダイレクトスカウトを実際に利用した人の評判は?
今はまだリクルートダイレクトスカウトに登録するか迷っている方のなかには「リクルートダイレクトスカウトを利用した人がどんな利用の仕方をしたのか」「リクルートダイレクトスカウト経験者の感想が知りたい」といった点について気になってしまう人もいるのではないでしょうか。
無数にある転職サイト・転職エージェントのなかから自分に合った1社を絞り込むためには、実際に利用した人の感想を知ることが近道です。
ここでは、わたしたちが独自に調査した、リクルートダイレクトスカウトを利用した人の感想を紹介します。
調査の目的 | リクルートダイレクトスカウトを利用した感想に関するアンケート |
調査人数 | 14人 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査実施期間 | 2024年2月6日~12日 |
あなたの年齢を教えてください
年代 | 票数 | 比率 |
20代 | 6人 | 43% |
30代 | 5人 | 36% |
40代 | 3人 | 21% |
50代 | 0人 | 0% |
転職活動を終えた現在の年齢について、今回のアンケート調査では20代の方も多くいました。同じハイクラス求人を中心に扱うビズリーチよりも、利用者の年齢が若い傾向にあることが読み取れます。
性別は?
性別 | 票数 | 比率 |
男性 | 5人 | 36% |
女性 | 9人 | 64% |
リクルートダイレクトスカウトの総合評価は?
回答 | 票数 | 比率 |
良い | 6人 | 43% |
普通 | 8人 | 57% |
悪い | 0人 | 0% |
総合評価では、半数近い人が「良い」と回答していることから、リクルートダイレクトスカウトの満足度が高いことが分かります。
また、「悪い」と評価したのが誰もいなかった点も注目ポイントです。リクルートダイレクトスカウトは「人によっては評価が低くなる」ということではなく、サービスの平均点が高いことが考えられます。
リクルートダイレクトスカウトの求人数は多い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 1人 | 7% |
良い | 9人 | 65% |
普通 | 3人 | 21% |
悪い | 1人 | 7% |
リクルートダイレクトスカウトの求人の質について、「悪い」と評価したのはわずか7%に留まっています。「すごく良い」「良い」と回答した人だけで70%を超えていることから、いかにリクルートダイレクトが多くの求人を紹介してくれたのかが伺えます。
リクルートダイレクトスカウトの求人の質は良い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 2人 | 14% |
良い | 6人 | 43% |
普通 | 5人 | 36% |
悪い | 1人 | 7% |
すごく悪い | 0人 | 0% |
「悪い」と評価したのはわずか7%で、「すごく悪い」と評価した人はいませんでした。
一方で「すごく良い」「良い」と答えた人で過半数に達しており、リクルートダイレクトスカウトの求人の質がいかに高いかが分かります。
「普通」と評価した人も30%超いますが、これは「ハイクラス求人に特化した転職サイト」と売り込んでいることから、期待値が高かったのが1つの要因と考えられます。
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターの質は良い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 2人 | 14% |
良い | 3人 | 22% |
普通 | 8人 | 57% |
悪い | 0人 | 0% |
すごく悪い | 1人 | 7% |
ヘッドハンターの評価については、「普通」と回答した人が57%ともっとも多く、次いで「良い」の22%という結果になりました。
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターはリクルートエージェントの専任キャリアコンサルタントと違い、登録してから二人三脚でずっとサポートしてくれる存在とは異なります。
このあたりのサービスの違いが、今回の評価につながったものと考えられます。
リクルートダイレクトスカウト全体のサービス・サポートは良い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 1人 | 7% |
良い | 5人 | 36% |
普通 | 8人 | 57% |
悪い | 0人 | 0% |
「悪い」と評価した人がおらず、「普通」と評価した人が過半数に達している点に特徴があります。
「ヘッドハンターの質」と内容は似ており、転職エージェントとはサービス内容に違いがあることから、このような結果になったと予想できます。
リクルートダイレクトスカウトで転職した後の年収はどうなった?
回答 | 票数 | 比率 |
上がった | 6人 | 43% |
変わらず | 7人 | 50% |
下がった | 1人 | 7% |
今回回答してくれた人のうち、半数近くの人について「年収がアップした」と回答してくれました。
ハイクラス向けの求人が多数揃っているリクルートダイレクトスカウトは、キャリアアップや年収アップを狙いたい人におすすめできるといえるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトを利用したときの年齢は?
回答 | 票数 | 比率 |
20代前半 | 3人 | 21% |
20代後半 | 3人 | 21% |
30代前半 | 4人 | 30% |
30代後半 | 3人 | 21% |
40代 | 1人 | 7% |
転職時の年齢について、40代よりも20~30代が多いことが分かりました。
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス求人が多い転職サイトではありますが、登録時に審査が必要ありません。
同じくハイクラス向けの求人が多いビズリーチと違って審査なしで登録できることで、年収が比較的低めな若い人でも登録しやすいことが考えられます。
利用した転職エージェント・転職サイトの数は?
回答 | 票数 | 比率 |
1社 | 3人 | 21% |
2社 | 6人 | 44% |
3社 | 3人 | 21% |
4社以上 | 2人 | 14% |
今回のアンケート調査で、1社のみで転職活動をする人よりも、2社以上の転職エージェント・転職サイトを利用している人が多いことが明らかになりました。
なかには「4社」「6社」といった回答もあり、多くの選択肢の中からリクルートダイレクトスカウトを選んだことが分かります。
内定を受けるまでに要した日数は?
回答 | 票数 | 比率 |
1週間~2週間 | 3人 | 21% |
2週間~4週間 | 2人 | 14% |
1ヶ月 | 5人 | 37% |
1ヶ月~2ヶ月 | 2人 | 14% |
2ヶ月以上 | 2人 | 14% |
内定を受けるまでに要した日数については、人によってバラバラであることが分かります。
そのなかでも比率が大きいのは「1ヶ月」なので、これが1つの目安になるでしょう。
自己分析や業界研究などをしっかり突き詰めた後で転職活動を始めれば、1ヶ月前後で内定を得ることも十分に可能でしょう。
転職を決意したきっかけは?
転職活動をした経験がある人が、全員同じきっかけや目的で転職を決意したとは限りません。では、実際に転職をした方は、どのようなきっかけで転職を決意するに至ったのでしょうか。
ここでは、アンケートに答えてくれた方が転職を決意したきっかけについて紹介します。
プライベートの予定があるのに勤務がいつも通りの時間に終わらないことが多くあり、残業体質の企業が嫌で転職を考えるようになりました。入社当時は気にならなかったものの、歳を重ねて体力の衰えとともに残業や早朝出勤が厳しくなってきたことから転職を決意しました。
40代 女性
私は以前友達の紹介で建築関係の仕事をしていました。あまりやりがいを感じられずにいて本当にこのままでいいのか毎日不安な気持ちを持って仕事をしていました。そんなときに転職を考える機会があり、このリクルートダイレクトスカウトを利用させていただきました。
20代 男性
低月給でサービス残業が多かった。人間関係には恵まれて、みんなで愚痴を言いながらもなんとか楽しくやっていたが、上司が変わって社内の空気が変わった。上司が変わると、人間関係も派閥が少しずつ出来始め、無理だと思った。やりがいも感じられなくなり、転職を決めた。
40代 女性
製薬会社で研究開発の部署に所属していましたが、自分のやっている仕事に意義を感じられなくなりました。自分の専門分野を活かして社会貢献できる仕事がしたいと思っていたときに、リクルートダイレクトスカウトに登録しました。そこで、自分の希望に合致したスカウトメールが何通も届き、中でも気になったのが、医療機器メーカーの研究開発部長からのスカウトでした。彼とチャットでやりとりをして、会社の製品や技術に興味を持ち、面接に進みました。面接では、彼のほかにも熱心な研究者やエンジニアと話す機会があり、自分がこの会社で挑戦したいと強く思いました。その後、幸運にも内定をもらい、転職を決めました。
30代 男性
転職を決意した理由は正社員を目指していたからです。給与金額が低く、待遇がよくなかったのと、地に足のついた正社員を目指すことでスキルアップや社会貢献を行い、自分に自信をつけたいと思ったことがきっかけとなりました。
20代 女性
有期雇用の契約社員として勤務をしており、契約満了を迎えたことにより転職活動を開始しました。今までの仕事内容を活かしながら家庭と子育てと仕事のワーク・ライフ・バランスを大切にするためにも無期雇用へ転職したいと思ったのがきっかけです。
30代 女性
勤めていた会社の業績悪化により、今後の自分のキャリアを考えたため。次のステップアップのために何ができるかと考え、その会社に続けていても自分が将来なりたい姿が浮かばなくなってきたため。このままその会社で働いていても未来の姿が描けなかった。
30代 女性
リクルートダイレクトスカウトを選んだ理由は?
転職を決意した人が利用するサービスには「ハローワーク」「求人情報誌」「転職サイト」「転職エージェント」など、さまざまな種類があります。
リクルートダイレクトスカウトを使って転職した方は、ビズリーチをはじめとして競合も多くある中で、なぜリクルートダイレクトスカウトを選んだのでしょうか。
アンケートに答えてくれた人がなぜリクルートダイレクトスカウトを選んだのか、その理由を紹介しましょう。
求人数が多くてサポートが充実しているからです。リクルートダイレクトスカウトは公開求人や非公開求人が多くあったので転職先の選択肢を広げられそうだと直感しました。サービスが充実しており、自分に適した求人も探しやすかったです。
40代 女性
テレビでもよく放送されていて、大手ならたくさんの求人が見られると思った。働きながらの転職活動で、なるべく誰にも知られたくなかったし、携帯で簡単に探せることが魅力に感じた。CMのように良い条件のスカウトがくれば、すぐに転職できると思い登録。
40代 女性
リクルートダイレクトスカウトを選んだのはGoogle検索で出てきたのがきっかけです。コマーシャルで知っていたことと、比較サイトでも上位だったのも大きいですね。リクルートといえば大手だったので、そこに掲載する企業もかける金額が大きく、求人に対する姿勢が本気だと思っていたのもあります。
30代 女性
リクルートダイレクトスカウトを選んだのは「リクルート」というネームバリューがあったからです。良い転職ができる期待感から、数ある転職サイトから最初に登録してみました。
リクルートダイレクトスカウトだから選んだというより、そのブランド名に惹かれたというのが正直なところです。
40代 男性
リクルートダイレクトスカウトを選んだのは、今までの経歴や自分の趣向にあった仕事のアドバイスや案件数、企業との繋がりを活用した「面接確約」の案件など、サービスが優れていると感じたからです。
何社か比較検討した中で相対的に満足な内容であったため選びました。ハイクラス転職とうたっていることもあり求人の質は高い。
30代 女性
私は転職活動で色々なサイトを訪問したのですが、どれも分かりづらく扱いづらく敬遠していました。
このリクルートダイレクトスカウトは求人情報が事細かに記載されてわかりやすかったので、このサイトを利用させていただく経緯になりました。
20代 男性
会社を辞めようと思いはじめたときに、こんなに忙しくていつ転職活動をしたら良いか分からなくなってしまって悩んでいました。友人に、リクルートダイレクトスカウトが良いよと教えてもらい、そのまま利用させていただいた感じです。
20代 女性
リクルートダイレクトスカウトのサービスを受けていて「すごい」「優れている」「良い」と思ったこと
リクルートダイレクトスカウトを利用した人が受けたサービスのなかで、「すごい」「優れている」「良い」と思ったことについて調査しました。
これからリクルートダイレクトスカウトを利用したいと考えている方は、経験者の生の声をぜひ参考にしてみてください。
良かった点としては高年収で質の高い求人情報が豊富であり、スカウトを受け取ることで自分の市場価値が分かることです。またスカウトを待つだけでなく、自分から求人を検索することもできます。
質の高いヘッドハンターが多数登録しているので、利用してみて損はありません。
40代 男性
他の転職エージェントでもヘッドハンターが求人案件を紹介してくれるところもあるのですが、ヘッドハンターは求人案件を紹介してくれるだけでサポートしてくれません。しかし、リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは求人案件の紹介はもちろんのこと、転職成功へのアドバイスをしてもらうことができます。自分は転職活動していて悩みがちだったので、ヘッドハンターのアドバイスはとても勇気づけられましたし、参考になりました。
30代 男性
スカウトメールの内容が、自分のレジュメに基づいてカスタマイズされていること。自分の強みや志向に合わせて、具体的なアピールポイントや求人の魅力が書かれているので、興味を持ちやすいです。
また、チャットでのやりとりが、スムーズで親切なことも魅力です。企業やエージェントの担当者は、返信が早くて丁寧で、質問にも詳しく答えてくれます。
選考の進捗やフィードバックも随時教えてくれるので、安心できます。
20代 女性
これは悪い面と紙一重なのですが、アプローチ力がすごく高いところです。他転職サービスも登録していましたが、一番と言っていいほど熱意を持って接していただきました。メールと電話の量はかなり多く、たくさんの情報量をいただけました。
20代 女性
サービスを受けていて「すごい」と思ったところは、求人の数が多いところです。そのほかにも圧倒的な知名度があり、ここまで広く知られていることは「優れている」と感じました。サイトも使いやすくて「良い」と感じました。
20代 女性
私は初めての転職でこのリクルートダイレクトスカウトを利用させて頂きました。本当にこのサイトで自分のやりたい職種に出会うことができるのか不安な気持ちでいっぱいでしたが、いざ求人情報を見てみると幅広い職種の求人があったので他の求人サイトより優れてると感じました。
20代 男性
優れていると感じたサポートは、こちらの融通を聴かせてヒアリングをしてくださったことです。ヒアリングの日程が夜しか取れなかったですが、こちらの都合にあわせて時間を融通してくれた。また、話を丁寧に聞いていただき、さらに今後の見通しや課題などを細かく説明してくれた。
30代 女性
リクルートダイレクトスカウトのサービスの悪いところ、改善してほしいところ
リクルートダイレクトスカウトはリクルートが運営するハイクラス向けの転職サイトとして、高年収のスカウトが届く可能性があるなどさまざまなメリットがあります。
ただし、実際に利用してみると、悪いと感じる部分もあるようです。
ここではリクルートダイレクトスカウトの経験者に、利用して悪かった部分や、改善してほしい点について聞き取りした結果をご紹介します。
悪かった点としては、希望条件にマッチした求人が少なかった点です。
リクルートダイレクトスカウトで紹介された求人数や質には満足であるのですが、希望条件にマッチした求人が少ない点は微妙に感じました。また専属のキャリアアドバイザーがつかなかったり、ヘッドハンターが柔軟な対応をしてくれなかったりしたので、そこにも不便に感じました。
40代 女性
リクルートダイレクトスカウトを通じて採用まで漕ぎ着けたので特別に悪い点というのはなかったのです。
強いていうならば、ITの知識が豊富なエージェントさんがいたら良かったかなと思います。雇用される側もする側もITと言っても幅広く、エージェントさんに広範な知識があればミスマッチが防げるからです。
30代 男性
スカウトメールの量が多すぎると感じました。一日に何十通ものスカウトメールが届くことがあり、すべてに目を通すのが大変でした。また、スカウトメールに返信するのも時間がかかりました。スカウトメールの量を制限するか、フィルター機能を充実させて欲しいです。
30代 男性
1つめは、スカウトメールの頻度が、少ないこと。自分の希望条件に合った求人が少ないのか、スカウトメールがほとんど届きません。もっと多くの企業やエージェントに自分のレジュメを見てもらえるようにして欲しいです。
2つめは、チャットでのやりとりが途切れること。スカウトメールに返信しても、企業やエージェントの担当者からの返信が遅かったり、来なかったりすることがあります。もっと迅速かつ丁寧に対応して欲しいです。
20代 女性
サービスの悪いと感じたところは、あまり求人の質がよくないと感じたところです。転職エージェントやクライアント先への派遣が多く希望の勤務地で働ける求人があまり見つけることができなかったので改善して欲しいです。
20代 女性
ハイクラス求人中心のため、「すぐに転職したいけど、キャリアやスキルがない」「初めて転職する」という方には使いにくさを感じるかもしれない。即戦力となるスキルやキャリアがないと求人がない等、良くも悪くも他のエージェントとは差別化されている。
30代 女性
話を聞いてくださった後はそこまでのフォローはなく、ほとんどメールが送られてくるものを見て決めていくので、こちらがアクションを取らないと相談がしにくいと思った。たくさんのメールが来るので、どれを選んで進めていくか悩みをもっと気軽に伝えられるといいなと思う。
30代 女性
これからリクルートダイレクトスカウトを活用したいと考えてる方へアドバイスをお願いします。
最後に、リクルートダイレクトスカウトを経験した方から、これからリクルートダイレクトスカウトを利用しようか迷っている方に向けてアドバイスを頂きました。
リクルートダイレクトを利用するか迷っている方は、こちらのアドバイスも参考にしてみてください。
転職するか決まり切っていない場合でも、豊富な求人数を活用して転職市場のトレンドを把握するのには活用できます。
転職活動をするにあたっては、希望と合わない求人を紹介されたらハッキリ断ること。またリクルートダイレクトスカウトの強い業界や職種を理解してから利用をしたほうがよりスムーズに転職活動がしやすいと思います。
40代 女性
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターから求人案件を紹介してくれるだけではなく、転職成功へのアドバイスもしてもらうことができるのでとても参考になります。希望する業種によっては求人案件の量は少なかったりしますが、全体的には求人案件が多いので、自分に合った転職先を探すもしくはヘッドハンターが探し出して紹介してくれるのでおすすめです。
30代 男性
転職自体、労力を必要とするので、なにかと大変だと思います。また、ひとりというのは不採用が重なると不安になることがあると思います。そんな時に、相談できる人がいるというのは、非常に心強い、支えになるときもあると思います。利用するメリットがあるので、利用してみてはどうでしょうか。
40代 男性
一度登録してみるのはいいと思います。自分の市場価値がよくわかるし、自己評価が思ったよりも過大評価している点にも気がつきます。自分が気がついていないところが長所だったり、長所だと思っていたことが短所だったりするので、自分のキャリアを見つめる良い機会になります。
30代 女性
転職をすると決めたらすぐに、行動することが1番大切になってきます。そして、自分だけでは、やはり、転職活動には限界があると思います。なので、ためしに、リクルートダイレクトスカウトを利用してみるのもありだと思います。
20代 女性
転職期日を決めずに気長に良い仕事を探すのがおすすめ。自分の市場価値や欠点を客観視することで転職の軸を見つめ直し、キャリアアップを目指すために利用すると良い。またヘッドハンターとの相性も重要なのでそこの見極めも大切にしてほしい
30代 女性
プロフィール、履歴書は面倒だけど、初めからきちんと書いておくと、後々の転職活動でも役立った。履歴書の他に、職務内容とかも書いておけば、いざ受ける時もすぐに活用できた。地方で働きたい時は、エージェントさんに相談すると、まだ枠が空いてるかどうかすぐに調べてくれた。
40代 女性
リクルートダイレクトスカウトの特徴とメリット
リクルートダイレクトスカウトは「リクルート」の企業名が入っていることからも分かるとおり、ハイクラス向けの転職サイトとしてかなりの知名度があります。
リクルート系列らしくサービスは非常に豊富であり、利用することで多くのメリットを享受できるでしょう。
ここでは、前述の口コミやアンケートの結果などを参考に、リクルートダイレクトスカウトの特徴や、利用することのメリットを紹介します。
- 審査なしで誰でも利用できる
- ヘッドハンターから転職成功へのアドバイスがもらえる
- ヘッドハンターだけでなく自分で求人も探せる
- 自分に合うヘッドハンターを指名できる
- 年収アップを狙える高品質な求人が多い
- リクルート運営のサービスで使いやすい
審査なしで誰でも利用できる
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス求人専門の転職サイトであるにも関わらず、登録審査が必要ありません。
年齢制限もないので、転職希望者であれば20代前半から50代の方まで、誰でも利用することができます。
現在の収入やスキル、居住地、希望する勤務地で登録が制限されることもないので、高収入案件をチェックしたい方やスカウトを受けたい方は登録しておいて損はありません。
一方、同じくハイクラス求人を扱う「ビズリーチ」では登録時に審査が実施されます。
審査を受けることを面倒に感じる方や、若くして登録したい人などは、ビズリーチよりもリクルートダイレクトスカウトのほうが向いている可能性もあるでしょう。
ヘッドハンターから転職成功へのアドバイスがもらえる
リクルートダイレクトスカウトの大きな魅力は、ヘッドハンターが転職者の味方として活動してくれることです。
ヘッドハンターは自分が用意した求人の仕事内容や待遇などの詳細だけでなく、面談でのアピール方法など内定を得るために必要な情報を教えてくれます。
企業に合う人材にアプローチして内定に導くのがヘッドハンターの仕事であり、内定を得るための的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
また、2023年12月からは転職希望者の経歴と企業が求める人物像をAIがマッチングしてくれるサービスもスタートしており、ヘッドハンターや企業がAIマッチングを利用してスカウトを送ってくれます。今までよりも、転職希望者の希望に近い求人を紹介してくれる可能性が高まったといえます。
ヘッドハンターだけでなく自分で求人も探せる
リクルートダイレクトスカウトはスカウト型の転職サイトという分類ではありますが、転職希望者が自分で求人を検索することもできます。
求人情報検索の画面から、業種・職種・勤務地・年収・フリーワードを入力しましょう。
表示された求人情報では仕事内容や求められるスキル・経験などの詳細に加え、担当のヘッドハンターのプロフィールなども確認できます。
ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つあいだに自分でも求人を探すことで、ただ
スカウトを待つよりも効率的に転職活動を進めることが可能です。
自分に合うヘッドハンターを指名できる
リクルートダイレクトスカウトは登録することで企業やヘッドハンターからの連絡を待てる「待ちの転職活動」が可能です。
ただ「絶対にヘッドハンターからの連絡を待たないといけない」ということでもありません。
リクルートダイレクトスカウトでは待つだけでなく、自分でヘッドハンターを探すことも可能です。
- 業種
- 担当職種
- 業界経験人数
- 勤務地
- フリーワード
うまく絞り込むことで、希望する業界や職種に強いベテランのヘッドハンターを探すことは十分に可能です。
希望するヘッドハンターから仕事の紹介を受けられるだけでなく、「担当の求人についての不明点」や「転職活動全般に関すること」など、さまざまなことを質問できます。
年収アップを狙える高品質な求人が多い
リクルートダイレクトスカウトは、年収600万円~800万円以上の、一般的に「ハイクラス」と呼ばれる求人が多いことが特徴です。
実際にリクルートダイレクトスカウトの求人検索機能で求人の年収を絞り込んでみたところ、600万円~1,000万円の求人でもかなりの数があることが分かりました。
年収 | 掲載求人数 |
---|---|
600万円以上 | 188,734件 |
800万円以上 | 111,712件 |
1,000万円以上 | 55,371件 |
1,500万円以上 | 16,076件 |
2,000万円以上 | 5,012件 |
3,000万円以上 | 965件 |
4,000万円以上 | 323件 |
※2024年2月21日時点
年収600万円というのは一般企業では課長クラスの年収であり、それが20万件近くもあるのはやはり驚きでしょう。
また、高年収の1つのボーダーラインとして認識されやすい「年収1,000万円以上」についても、約55,000件の求人が見つかります。
日本の会社員全体の平均給与は443万円とされているなかで、いかにリクルートダイレクトスカウトの求人の平均年収が高いかがお分かりになるでしょう。
いま働いている環境よりも大幅にキャリアアップを実現したい人や、年収アップを実現したい人は、リクルートダイレクトスカウトが強い味方になるはずです。
リクルート運営のサービスで使いやすい
リクルートダイレクトスカウトは、サービス名からも分かるとおり、大手の人材会社として知られている株式会社リクルートが運営しています。
リクルートではほかに「リクルートエージェント」「リクナビNEXT」など多数の転職サイト・転職エージェントを運営しており、人材サービスの運営においては国内トップクラスのノウハウがあります。
リクナビNEXT | 日本国内で最大級の転職サイト |
リクルートエージェント | 転職エージェント・人材紹介サービス |
リクナビ | 大卒の就活性が利用するサイト |
リクルートスタッフィング | 人材派遣 |
リクルートダイレクトスカウト | ハイクラス求人に特化した人材紹介・転職サイト |
リクルートダイレクトスカウトではそのネームバリューの強さから、ハイクラス求人が数多く集まります。リクルートのノウハウを活かしたサイト運営やサポートも実施されるので、転職希望者は安心して転職活動に集中できるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの注意点・デメリット
リクルートダイレクトスカウトはハイクラスに特化した求人サイトでありながら審査不要で登録できたり、ヘッドハンターを指名できたりといった、数々のメリットがあります。
ただ、一部でデメリットに感じてしまうこともあるのも確かです、
ここからは、リクルートダイレクトスカウトを利用するうえで知っておきたいデメリットや注意点を解説します。
具体的なリクルートダイレクトスカウトのデメリット・注意点は以下のとおりです。
- 経歴によっては希望にマッチする求人が少ないかもしれない
- 専属のキャリアアドバイザーはつかない
- 対応の柔軟性に欠ける場合がある
- ベンチャー企業の求人が少ない
- 急ぎの転職には向かない
経歴によっては希望にマッチする求人が少ないかもしれない
リクルートダイレクトスカウトではハイクラス求人が中心というのはすでに解説したとおりですが、求人を探している業界や職種によって、マッチする求人が少なくなってしまう可能性もあります。
実際、わたしたちが集めた口コミでも「登録した後すぐに多くのスカウトが集まった」という口コミもあれば、「思ったよりスカウトが少なかった」という口コミもありました。
希望する業界次第では思うようにスカウトが集まらなかったり、自分で求人検索してもうまく検索できなかったりすることがあるかもしれません。
また、スカウトを詳しく見てみると、自分が希望する内容とは異なる場合もあるようです。こうしたことが続くと、「リクルートダイレクトスカウトは(自分に合う)求人が少ない」という評価になってしまうかもしれません。
自分に合う求人がどうしても少ないと思ったときは「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」「doda」など全国の多種多様な求人が集まる転職エージェントを一緒に利用すると良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウトでハイクラス求人、そのほかのランクの求人を転職エージェントで探すことで、効率的に転職活動が進められるでしょう。
専属のキャリアアドバイザーはつかない
リクルートダイレクトスカウトのデメリットとして、専属のキャリアアドバイザー(キャリアコンサルタント)がつかないという点もあります。
リクルートダイレクトスカウトは専属のキャリアコンサルタントがつかない代わり、「ヘッドハンター」が在籍しています。
ヘッドハンターはレジュメと合う企業求人を紹介してくれる、他社で言うところのキャリアコンサルタント・キャリアアドバイザー的な存在です。
優秀な人を他社から引き抜くことを表す「ヘッドハンティング」から言葉ができています。
スカウトが届いたとして、そこからヘッドハンターとの話し合いに入ることになります。その行為が二度手間であると感じる方もいるようです。
またヘッドハンターは転職エージェントのキャリアコンサルタントと違って専属ではないので、そこに不信感を覚える方もいるかもしれません。
専属のキャリアコンサルタントとやりとりをして、手取り足取り転職活動をサポートしてほしいなら、同じリクルート系列でも「リクルートエージェント」のほうが良いでしょう。専属のキャリアコンサルタントがついてくれるので、リクルートダイレクトスカウトよりも素早く手厚いサポートを受けられる可能性が高いです。
対応の柔軟性に欠ける場合がある
ヘッドハンターによっては、求人紹介などについて転職希望者に応じた柔軟な対応をしてくれないと感じることもあるようです。
例えば、転職希望者が探している業界や職種の求人がないとき。
条件変更したり職種を変更したりといった提案なしに「紹介できる求人はない」と一言で断られてしまうような人もいるようです。
これは、リクルートダイレクトスカウトが「ハイクラス人材」を求めている求人を多く扱っていることが要因として考えられます。
企業側は十分なスキルや管理職としての経験を持った即戦力を探していることもあり、多少経験したくらいのレベルではスカウトを受けられない可能性があるためです。
転職希望者が自信を持っている分野と企業のニーズが合致しない限りはスカウトに至らない可能性があり、この点に関して「柔軟性がない」という評価になってしまっていると考えられます。
ベンチャー企業の求人が少ない
リクルートダイレクトスカウトの求人は年収600~800万円、あるいはそれ以上のハイクラス求人が多いです。つまり、扱っている求人の割合としては、大手求人が多いと考えられます。
ベンチャー企業やスタートアップ企業は大手と比べて年収水準が低めで、年収800万円を超えるような求人を出しにくいと考えられます。時期にもよりますが、ベンチャー企業の求人が少ないと感じる可能性はあるでしょう。
ベンチャー企業でバリバリと働いてスキルアップを狙いたい人は、リクルートエージェントなどのエージェント型の転職サービスに登録するのがおすすめです。担当のキャリアコンサルタントに相談することで、多くの求人に出会える可能性があるでしょう。
急ぎの転職には向かない
転職エージェントでは、専属のキャリアコンサルタントが転職希望者に合いそうな求人をバンバン持ってきてくれます。すぐにでも転職を成功させたいという希望を伝えることで可能な限り希望が叶うように、キャリアコンサルタントも最大限動いてくれるでしょう。
一方、リクルートダイレクトスカウトは企業やヘッドハンターからのスカウトを待つという、「待ちスタイル」の転職サイトです。
自分で求人を確認することもできますが、専属のキャリアコンサルタントがつく転職エージェントと比べてしまうと急ぎの転職には向かないといえます。
年収や待遇よりもスピード重視ですぐにでも転職活動を成功させたいなら、「リクナビNEXT」など自分が好きなペースで求人を探せる従来の転職サイトや、リクルートエージェントのような専属のキャリアコンサルタントがつくサービスの利用がおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトに登録して利用するまでの流れ
世の中には数々の転職サイトがありますが、登録の流れに関しては似通った部分も多いです。ただ、リクルートダイレクトスカウトは「スカウト型の転職サイト」という立ち位置であり、一部で登録方法に違いがみられることがあるかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトで転職活動をする場合、以下のような流れで手続きが進んでいくことを覚えておきましょう。
- 会員登録の申し込み
- ヘッドハンターからのスカウト
- 興味があるスカウトへの返信
- 面接
- 内定
ここからは、リクルートダイレクトスカウトに会員登録するところから内定を得るところまで、利用の流れをご紹介します。
1.会員登録の申し込み
リクルートダイレクトスカウトを利用するにあたっては、登録することから始まります。
まず、メールアドレスやSNSと連携してログイン情報を設定し、案内に従って以下の情報を入力しましょう。
- 卒業した学校の種別
- 卒業した学校名
- 卒業した学校の学部・学科
- 英語のレベル
- 氏名
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
- 住まいの都道府県
- 直近の年収
- 直近の業種
- 直近の職種
- メール設定
- 直近の勤めていた企業名
- 勤めていた企業の部署名・役職
- 勤めていた企業の在籍期間
- 勤めていた企業の職務内容
2.ヘッドハンターからのスカウト
リクルートダイレクトスカウトはビズリーチと違って、登録時に審査が実施されることがありません。
前章で紹介した内容を入力して登録が完了すれば、転職希望者なら基本的に誰でもサービスを利用することができます。
登録したレジュメの内容に沿ってスカウトが届くので、スカウトの内容を確認して興味があるスカウトがないか探してみましょう。
なお、本記事内で紹介したとおり、リクルートダイレクトスカウトには以下の5つのスカウトがあります。
- ヘッドハンタースカウト
- FIT HUNTERスカウト
- 一求入魂スカウト
- 企業スカウト
- 顧問求人スカウト
特に企業スカウトは、企業担当者が職務経歴書をみてからメッセージを送ってきてくれているので、書類選考をパスしてすぐに面接に進める可能性があります。
もし企業スカウトがきていたら内定の期待値が高いので、優先的に内容をチェックしましょう。
3.興味があるスカウトへの返信
ヘッドハンターや企業の採用担当者からスカウトされた求人の内容をチェックし、興味がわいた求人があれば、返信をして書類選考、または面接の日程を調整しましょう。
リクルートダイレクトスカウトでは求人に「詳しく知りたい」ボタンが用意されており、ボタンを押すことでヘッドハンターに気軽に質問を送ることができます。
ヘッドハンターや企業からのスカウトにはいくつか種類がありますが、なかでも優先順位が高いのは企業スカウトです。企業が転職希望者の職務経歴を全て見てから送ってくれている案件であれば、書類選考がなくなって面談が確約される可能性が高くなります。
一方、ヘッドハンターからのメッセージの場合は企業の採用担当者が書類を見た状態ではありません。企業は転職希望者のことを詳しく知るために、ヘッドハンターからスカウトされたとしても面接の前に書類選考を突破する必要があります。
ただ、企業からのスカウトではヘッドハンターを頼れないというデメリットもあるので注意が必要です。
書類選考なしで面接まで進める「企業からのスカウト」のほうが基本的に有利ではありますが、自分が企業ごとに面談の日程調整をしないといけなくなります。選考対策もヘッドハンターを頼らずに自分でおこなうことになり、人によっては「心細い」と感じることもあるかもしれません。
感覚としては一般的な転職サイトを利用しての転職活動に近くなります。
ヘッドハンターからのスカウトは書類選考の突破が必須ですが、内定を得ないことにはヘッドハンターの報酬もなくなります。ヘッドハンターは自分のためにも面談対策をなどフォローをしてくれるので、不明点をどんどん質問して面談スキルをアップさせてから本番に臨むことができます。
4.面接
書類選考を突破したあとは、いよいよ企業の採用担当者と顔を合わせての面接になります。
ヘッドハンターのスカウトを利用した場合はヘッドハンターが日程調整をしますが、企業からの直接スカウトの場合は企業担当者と直接やりとりすることになるでしょう。
本番当日は指定された持ち物を忘れずに持ったうえで、指定の時刻までに企業に訪問または集合場所に集まりましょう。
ヘッドハンターからのスカウトであれば、面談前に面談の対策をしてもらえる可能性もあります。
5.内定
面談を無事に通過すれば、企業から内定の通知が届きます。内定を承諾して入社の意思を固めれば、転職活動は完了です。
ただし、このときに「早く楽になりたい」と思って、ろくに確認せずに内定を承諾してしまうのはNGです。
企業から受け取る「内定通知書」の内容に疑問や違和感がないか、確実にチェックしましょう。
疑問に思うことがあったり、面談時の説明と違ったりした場合は、内定を承諾する前に採用担当者やヘッドハンターに相談しましょう。
なお、年収に関しては内定後に企業側と交渉することも可能です。ヘッドハンターから紹介された求人に関してなら、年収交渉や入社日の調整をヘッドハンターに依頼することも可能です。
6.退職交渉・入社
新しい企業からの内定が受け取れたら、いま働いている企業に退職を申し入れましょう。
企業にもよりますが、引き継ぎに1~2ヶ月の時間を要することがあります。そこも含めて、新しい企業の入社日を決める必要があるでしょう。
注意したいのは、強い引き止めにあって退職ができない事態です。
強い引き止めにあったとしても、新しい会社への入社日が決まらないと交渉能力や就労意欲を疑われることになるかもしれません。
強い引き止めにあって退職日が決められない場合は、退職までの流れについてヘッドハンターに相談してみましょう。
ただし、リクルートダイレクトスカウトをはじめとする転職サイトや転職エージェントでは退職代行のようなサービスはありません。
あくまでも自分で今の会社と退職に関して話をつけなければいけません。
リクルートダイレクトスカウトでたくさんのスカウトを得るためのコツ・ポイント
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターが在籍する転職サイトであり、ハイクラス求人の内定を得るうえでは強い味方になります。ただ、ヘッドハンターに任せているだけでは内定を得ることはできません。
リクルートダイレクトスカウトの強みを最大限に活かすためには、「自分の転職希望を明確にする」「職務経歴をブラッシュアップする」などの努力が大切になります。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトを活用して転職を成功させるためのコツ・ポイントをご紹介します。
ハイクラス求人を求めてリクルートダイレクトスカウトに登録したあとは以下のコツ・ポイントを守って転職活動を進めてみてください。
- キャリアのゴールを明確にする
- レジュメをしっかりと書く
- スカウト担当者が注目するキーワードを職務経歴書にちりばめる
- 希望勤務地を広くしすぎない
- 連絡は即座に返信(レスポンス)する
- 相性がよくないヘッドハンターは交代してもらう
キャリアのゴールを明確にする
転職エージェントでも転職サイトでも、転職を成功させるには転職の目的(ゴール)を明確にしておくことが重要です。
- 自分を今より更に高く評価してくれる企業で年収アップ・キャリアップを目指したい
- 管理職の立場から更にステップアップして、将来は取締役への就任を目指したい
このように、転職活動をする目的や活動のゴールが何なのかによって、目指すべき企業や受けるべきスカウトが全く異なってきます。
やってはいけないのは、「何となく今の職場が合っていないと思う」「今の職場は自分を評価してくれていない気がする」という何となくの理由で転職活動を始めてしまうことです。
明確な目的やゴールがない転職活動では、届くスカウトに片っ端から応募するような方法になってしまい、応募する求人に一貫性がなくなってしまいます。
目的を見失うことで目先の年収だけに目が行き、本当に自分がやりたかった仕事ができないまま早期退職を迎える可能性すらあるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトに登録する前に、自分がなぜ転職活動をするのか、なぜ今の会社ではダメなのかを言語化して、明確な目標やゴールをイメージしてから申し込むことが大切です。
レジュメをしっかりと書く
リクルートダイレクトスカウトに限った話ではありませんが、転職を成功させるならレジュメ(職務経歴書)をしっかりと書くことが重要です。
企業の担当者やヘッドハンターが転職希望者について知ることができるのは、レジュメに書かれた内容しかありません。
特に、専門知識や経験が必要とされるハイクラス求人において、レジュメの情報を充実させないと自分が求人にふさわしい人物であるかを証明できません。
誤字脱字をしないという当たり前のことはもちろん、自分が持つスキルの中で応募企業に刺さるものを効果的に、かつ具体的な数字やエピソードでアピールする必要があります。
良くないのは、自分がアピールしたい業界に関係ないスキルや経験なども、まんべんなく記載してしまうことです。
複数の知識やスキル・資格を持っていたとしても、全てレジュメに記載してしまうと企業に対して本当にアピールしたい内容が何なのか分からなくなります。
自分が希望している業界の採用担当者やヘッドハンターに刺さるようなスキルや資格を厳選し、具体的な成果や実績を数字でレジュメに残すことで、スカウトを受けられる可能性が向上するでしょう。
スカウト担当者が注目するキーワードを職務経歴書にちりばめる
スカウトの数を増やすうえで重要なのが、レジュメ(職務経歴書・履歴書)に記載するキーワードです。
例えば求職者が転職サイトで求人を探す際、キーワードを検索窓に入力することがあります。
スカウトも同様で、企業の採用担当者やヘッドハンターがキーワードを入力して転職希望者を検索しています。
キーワードがない、あるいは少ないレジュメを作ってしまうと、企業の採用担当者やヘッドハンターに検索されず、スカウトが届かない可能性があります。
検索されやすい単語としては、例えば「表彰」といった単語が考えられます。企業の採用担当者やヘッドハンターからすれば、すでに業界で一定以上のスキルや経験を持った人を採用したいと考えるためです。
同じ理由で「マネジメント」「統率力」といった単語も、注目される可能性があるでしょう。
希望勤務地を広くしすぎない
スカウトを受けるのに重要な要素に「勤務地」があります。
全国転勤OKを示すために希望勤務地を「全国」にしたほうが良さそうな気もしますが、必ずしも全国のほうが良いと決まったわけではありません。
地方に住む企業の採用担当者やヘッドハンターからすると「どこでも良い=地方求人は希望度が低い」と勘違いされてしまう可能性があるためです。
自分が働きたい地域をそのまま正直に入力するほうが、良い結果につながる可能性もあるでしょう。
「地域を絞ると他の地域からスカウトがこなくなる」と心配な方は、「リクルートダイレクトスカウトは全国」に「ビズリーチは地域を細かく指定」といったように、転職サービスごとに希望勤務地を変えるという方法もあります。
連絡は即座に返信(レスポンス)する
スカウトをたくさん得たいなら、ヘッドハンターや企業の担当者からの連絡は即座に返信することが大切です。
転職において、興味がある求人には自然と早く返信するでしょう。意識してスピーディに返信することで、ヘッドハンターや企業の担当者に対し、「働く意欲が高い」という印象を与えられ、採用に良い影響を与える可能性があります。
逆にいつまでも返信しないでいると「応募意欲が低い」と判断されてしまい、書類選考や面談の合否に影響する可能性があるかもしれません。
ほかの転職希望者に内定が出て採用が終わってしまうというリスクを防ぐ意味でも、返信は常にスピーディに行うことをおすすめします。
相性がよくないヘッドハンターは交代してもらう
リクルートダイレクトスカウトではスカウトをくれたヘッドハンターとやりとりをすることもありますが、必ずしも自分と相性の良いヘッドハンターにあたるとは限りません。
「この担当者は自分に合わないかも……」というヘッドハンターに出会ってしまったら、別のヘッドハンターに相談先を切り替えるのも1つの方法です。
自分と相性の悪いヘッドハンターに気を遣ってやりとりを続けていると「希望に合わない求人ばかりが紹介される」「レスポンスが悪すぎて話が進まない」など、イライラやストレスがたまるポイントになります。
もし、いまやりとりしているヘッドハンターが以下の点に1つでも当てはまってしまうなら、見切りをつけて別のヘッドハンターに切り替えることをおすすめします。
- 普段のやりとりや質問に対してレスポンスが遅い
- 紹介求人について質問しても、答えが返ってこない
- 自分のキャリアや希望を無視した求人ばかり押し付けてくる
- 企業と年収交渉などをおこなってくれない
- 対応そのものが横柄に感じる
ヘッドハンターは企業と転職希望者を結び付けて初めて報酬になるので、ヘッドハンターは「転職希望者が内定を取りやすい求人」を複数所持しています。
なかには、転職希望者の好みやキャリアプランに関係ない求人ばかり紹介してくるヘッドハンターもいるかもしれません。転職希望者と向き合っていない人は、自然と対応も雑になります。
上記のようなヘッドハンターとは長くやりとりせず、もっと対応が丁寧な人にどんどん切り替えていきましょう。
転職希望者から相手にされなくなればヘッドハンターも自分の行動を見直すしかなくなります。自分に合うヘッドハンターを選び続けることで、結果的にリクルートダイレクトスカウトに在籍するヘッドハンターの力量や対応力が高くなります。
リクルートダイレクトスカウトをおすすめできる転職者の特徴
リクルートダイレクトスカウトは「リクルート」と書かれてはいますが、ハイクラスに特化していることもあって「リクルートエージェント」のような誰でもおすすめできる転職サイトではありません。
特定の条件を満たし、管理職や専門職の経験を積んだハイキャリアな方におすすめできるサイトです。
具体的には、以下のような特徴を持っている方なら、リクルートダイレクトスカウトをおすすめできます。
- 年収600万円以上の年収を得ている人
- 受け身で転職活動をしたい人
- 自分の転職市場を見極めたい人
- キャリアアップを目指している人
年収600万円以上の年収を得ている人
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス求人の比率が高いので、求人に掲載されている年収もほかの転職サイトに比べて高い傾向があります。
2022年2月21日に調査したところ、「年収600万円以上」の求人は188,734件もありました。ほかの転職サイトで、年収600万円以上の求人をここまで多く揃えられる会社は少ないのではないでしょうか。
「年収●万円以上でないといけない」と決まったわけではありませんが、リクルートダイレクトスカウトで転職を成功させるなら年収600万円前後が1つの分かれ目になるでしょう。
ハイクラスの求人が多いということは、それだけ企業が転職希望者に求めるレベルも高くなるためです。
また、今すでに「年収600万円をもらっても良いスキルを持っているけど、会社に評価されずに昇給が実現できていない」という人も、リクルートダイレクトスカウトで大幅に年収をアップできる可能性があります。
受け身で転職活動をしたい人
リクルートダイレクトスカウトではほかの転職サイトのように自分で求人を探すこともできますが、基本的にはヘッドハンターや企業からのスカウトを待つスタイルで転職活動を進めます。
レジュメ(職務経歴書)を登録したあとはスカウトを待つだけでOKです。
高年収を得ている管理職やベンチャー企業の社員は、プライベートの時間を確保できないほど多忙な方が多いでしょう。そのような多忙な方々でも、「レジュメを登録すれば放置でスカウトが届く」という受け身の転職活動なら気軽に進められるはずです。
自分の転職市場を見極めたい人
リクルートダイレクトスカウトは、届くスカウトの内容で自分の転職市場での価値を見極めたい方にもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトはリクルートエージェントのようにサポート期間が決まっているわけではないので、とりあえず登録しての様子見という選択肢があります。
「これまでの経験がどれくらい評価されているか」が分かれば、転職活動の方向性も自然と決まってくるでしょう。
ヘッドハンターは転職市場を知り尽くしたプロであり、彼らのスカウトをチェックすることでより正確に自分の市場価値が分かるようになります。
キャリアアップを目指している人
リクルートダイレクトスカウトは年収600万円以上の求人が非常に多く、人によってはスカウトされるどの求人を見ても今の職場より年収が高かったり、キャリアアップを狙えたりすることもあります。
「キャリアアップ」と聞くと管理職や長年の経験や知識を積み重ねたベテラン社員に関係ある話と考えがちですが、今後のキャリア形成をしていける若手社員が求められる求人もあります。
つまり、リクルートダイレクトスカウトは、若手から中堅、ベテラン社員まで、キャリアアップを狙う全ての人におすすめできます。
リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違いとは?
リクルートグループには転職支援サービスがいくつもありますが、中でも知名度が高く、転職希望者に人気があるのが「リクルートエージェント」です。
同じリクルート系列の転職サービスであり「何が違うのか分からない……」とお困りの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントのサービスの違いについて、以下の3つに着目してご紹介します。
- 応募書類の添削サービスの有無
- 高年収求人の数の違い
- ヘッドハンターの数の違い
応募書類の添削サービスの有無
リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの大きな違いは、「専属のキャリアコンサルタント」の有無です。
リクルートエージェントには専属のキャリアコンサルタントが在籍していて転職希望者をサポートしてくれますが、リクルートダイレクトスカウトには専属のキャリアコンサルタントが在籍していません。
これは、リクルートダイレクトスカウトがあくまで「転職希望者とヘッドハンターを結びつけるサービス」であるためです。ヘッドハンターから紹介された求人に応募する場合に限り、ヘッドハンターから転職活動をサポートしてもらうことが可能です。
リクルートエージェントは希望に見合う求人をキャリアコンサルタントが探してくれたり、応募の際に書類を添削してくれたりと、全面的にサポートしてくれます。
「キャリアコンサルタントからのサポートを受けたいのか」によって、選ぶべきサービスは全く異なります。
高年収求人の数の違い
リクルートダイレクトスカウトはハイクラスの求人に特化した転職サイトとして知られています。年収300~500万円台の求人もありますが、ボリュームゾーンとなっているのは年収600万円以上の求人です。
一方のリクルートエージェントはハイクラスに特化しているわけではなく、未経験歓迎や若手向けの求人からハイクラス求人まで幅広く取り扱っています。
転職先に求める年収や、自分が持つスキル・経験によって、選ぶべき転職サービスが変わってきます。
ヘッドハンターの数の違い
リクルートエージェントは専属のキャリアコンサルタントが転職をサポートしてくれますが、逆にいえばサポートしてくれるのはその1人のみです。
1人の担当者がユーザーの希望を聞いたうえで求人を紹介してくれるので精度は高いですが、担当者の力量やユーザーとの相性によってはうまく転職を進められない可能性もゼロではありません。
リクルートダイレクトスカウトでは専属のキャリアコンサルタントがつかない代わり、数多くのヘッドハンターからスカウトを受け取ることができます。
ヘッドハンターによって紹介される求人やサポート内容はさまざまなので、思ってもいなかった優良求人に出会える可能性もあります。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いとは?比較一覧表
リクルートダイレクトスカウトといえばハイクラスに特化した転職サイトとして、同じリクルート系列のリクナビNEXTやリクルートエージェントと差別化されています。
一方、ハイクラス求人に特化した転職サイトというジャンルのライバルとして「ビズリーチ」の存在もあります。それぞれハイクラス求人が多いという点では共通していますが、全て同じではありません。
両者の違いを表に端的にまとめると以下のようになります。
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
---|---|---|
料金 | 求職者は完全無料 | 有料プランあり |
登録審査 | 審査は不要 | 審査が必要 |
副業の求人 | あり | なし |
以下のように、いくつかの違いがあることを把握しておきましょう。
- 会員料金の支払いが必要か否か
- 登録するのに審査が必要か否か
会員料金の支払いが必要か否か
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いは、求職者が完全無料で利用できるか否かです。
リクルートダイレクトスカウトは完全無料でサービスを利用でき、転職活動にかかるお金以外の心配をしなくても問題ありません。
一方、ビズリーチは一部で有料プランが用意されており、無料で利用したい人にとっては抵抗があるでしょう。
ただ、ビズリーチは一部有料だからこそ、「お金を払ってでも良い転職先を探したい人=転職意欲が高い人が集まるだろう」と企業側が判断してくれる可能性もあります。
無料も有料もそれぞれメリットがあるので、一概にどちらが優れているとはいえません。
登録するのに審査が必要か否か
登録時の審査の有無も、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いです。
リクルートダイレクトスカウトは会員登録にあたって審査は必要ないので、若手社員でも問題なく登録することができます。
一方、ビズリーチは登録時に審査が必要なので、「低年収でスカウトがこない」と判断されると登録を断られる可能性もあります。
自分が20代でスキルや年収に自信がない人がハイクラス求人に応募するなら、審査なしで登録できるリクルートダイレクトスカウトが良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウトで内定を得られない場合の対処法
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けに非常に有用な転職サイトですが、人によってはどうしても内定を得られないこともあるかもしれません。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトでどうしても内定を得られなかった場合の対応方法をご紹介します。
ほかの転職支援サービスとの違いを理解して併用する
リクルートダイレクトスカウトだけで転職が決められない場合、ほかの転職エージェントや転職サイトと併用することをおすすめします。
担当のヘッドハンターやキャリアコンサルタントが増えることでアドバイスを得られる機会が増えたり、リクルートダイレクトスカウトにはない求人をチェック出来たりと多くのメリットがあります。
例えばリクルート系列のサービスでいえば、リクルートダイレクトスカウト以外に以下のようなサービスもあります。
- リクルートエージェント:20~30代に強い、専属のキャリアコンサルタントがつく転職エージェント
- リクルートエグゼクティブエージェント:経営層向けの転職エージェント
- リクナビNEXT:自分で転職活動を進められる転職サイト
例えばリクルートエージェントは20~30代の比較的若い人に向く転職エージェントです。管理職以上向けの求人に特化したリクルートダイレクトスカウトと違い、若手からベテラン向けまで多種多様なレベルの求人が用意されているのが特徴です。
また、リクルートダイレクトスカウトが「スカウト型の転職サイト」、リクルートエージェントは、キャリアコンサルタントがつく「転職エージェントサービス」という違いもあります。
リクルートダイレクトスカウトの強い職種に絞って探す
リクルートダイレクトスカウトに限った話ではなく、転職サイトや転職エージェントには、「強みのある職種」「そこまで求人が多くない職種」があります。
リクルートダイレクトスカウトで内定を得るなら、同社が多くの求人を抱える業界に絞って転職活動をするのが良いでしょう。
2024年2月17日現在、わたしたちがリクルートダイレクトスカウトの主な職種の求人数を調査したところ、以下のように件数に違いがありました、
職種 | 求人数(2024年2月17日時点) |
---|---|
営業 | 39,066件 |
企画/マーケティング/カスタマーサクセス/サポート | 25,205件 |
コーポレートスタッフ | 25,188件 |
SCM/生産管理/購買/物流 | 4,130件 |
事務/受付/秘書/翻訳 | 5,934件 |
小売販売/流通 | 2,992件 |
サービス/接客 | 3,209件 |
飲食 | 2,632件 |
コンサル/士業/リサーチャー | 25,570件 |
IT | 52,632件 |
クリエイティブ/デザイン職 | 12,489件 |
一般的には「小売り」「サービス」「飲食」は人手不足な業界とされていますが、リクルートダイレクトスカウトでは求人数が少なくなっています。
これは、小売りや飲食、サービスといった業界の平均年収がITやコンサルと比較して低めであり、ハイクラス求人が少ないことが要因と考えられます。
リクルートダイレクトスカウトでもっとも求人が多いジャンルは「IT」でした。IT業界など情報系の求人は平均年収が高く、ハイクラス求人が中心のリクルートダイレクトスカウトでIT系の求人数が多いのは納得できます。
IT系への転職を希望する方なら、リクルートダイレクトスカウトで多くのスカウトが受けられる可能性があります。
逆に「小売り」「飲食」「サービス」などの業界への転職を目指す場合、必ずしもリクルートダイレクトスカウトが向いているとは限りません。未経験可や若手向けの求人が多い「リクルートエージェント」などの転職サービスを利用したほうが多くのスカウトが届く可能性が高いです。
リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問
最後に、リクルートダイレクトスカウトに関して、よくある質問と回答をQ&A形式でまとめました。
リクルートダイレクトスカウトで転職活動中だとバレませんか?
リクルートダイレクトスカウトで転職活動をしたとしても、いま在籍している会社に転職活動をしている事実がバレることはありません。
登録されているレジュメは匿名で公開されるので、仮にいま在籍している企業がリクルートダイレクトスカウトに登録して転職希望者を探しているとしてもバレることがないでしょう。
もし、どうしても企業の担当者に見られる不安があるのなら、事前に「企業ブロック設定」をすることもできます。
スカウトがこないときはどうすれば良い?
リクルートダイレクトスカウトを利用してスカウトがこない原因として考えられるのは、職務経歴書(レジュメ)の内容が不十分であることです。
職務経歴書の内容が薄いと企業の担当者やヘッドハンターにスキルや経歴がうまく伝わっていない可能性があります。
職務経歴書(レジュメ)を確認し、漠然とした表現をした箇所がないか確認してみましょう。
例えば「英語ができる」のようなざっくりとした文章があれば、「英語力は具体的にどのくらいなのか」「英語に関する資格は持っているのか」「英語力を駆使してどのようなビジネスを経験してきたのか」といった、具体的な表現に変更しましょう。
職務経歴書の内容が具体的かつ、企業が求める水準になっていけば、スカウトがくる可能性も上がっていきます。
20代でも利用できますか?
リクルートダイレクトスカウトは、20代であっても登録することは可能です。ただし、同社はハイクラス求人が中心の転職サイトであり、企業は転職者に管理職以上の専門的なスキルや経験を求めているケースが多くあります。
年齢制限がないので20代でも登録が可能な一方、経験やスキルが浅いとスカウトが全く届かない可能性もあります。
20代で管理職としての経験が不足している人は、リクルートダイレクトスカウトと併せてリクルートエージェントに登録しましょう。リクルートエージェントは若手向けの求人も多く、キャリアコンサルタントが二人三脚で転職活動をサポートしてくれるので20代の若手社員でもおすすめです。
スカウトを辞退することはできますか?
企業やヘッドハンターからスカウトがきたとしても、絶対に応募しないといけないと決まったわけではありません。
スカウトを受け取ったあと、「返信する」というボタンを押してヘッドハンターや企業の担当者と直接やり取りをし、スカウトを辞退する旨を伝えましょう。
ただし、返信するとレジュメが企業やヘッドハンターに公開される点には注意が必要です。
レジュメを見られてしまうことを避けたい場合は、辞退の返信をせず、未返信で放置すれば問題ありません。
リクルートダイレクトスカウトの退会は難しい?
いいえ。リクルートダイレクトスカウトからの退会は、公式サイトから簡単に可能です。
- 公式サイトのメニューを開き、「設定」を選択する
- 画面の一番下にある「退会する」をクリックする
入会時に設定したパスワードを入力し、退会理由を添えて同意すれば退会手続きは完了します。
ただ、退会前にヘッドハンターへの返信や求人情報への応募依頼をおこなっている場合は退会後も連絡がくる可能性があるので注意が必要です。
上記のリアクションをおこなっている人は、ヘッドハンターに退会したことを必ず伝えましょう。
なお、退会すると登録済みのレジュメやメッセージ履歴は削除されます。後から後悔しないように、本当に退会して問題ないかどうかは事前によく考えておきましょう。
まとめ:リクルートダイレクトスカウトは審査なしで登録できるハイクラス求人特化の転職サイト
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトでありながら、ビズリーチと違って審査なしで登録できる強みがあります。
同じリクルートグループの転職支援サービスに「リクルートエージェント」もありますが、こちらと違って登録してスカウトを待つ「待ちの転職活動」ができる魅力があります。
いますでに年収600万円前後の収入がある管理職、専門性が高い企業勤めの方や、キャリアアップや大幅な年収アップを目指している方は、リクルートダイレクトスカウトの利用を検討してみてはいかがでしょうか。