リクルートエージェントの評判は?口コミとアンケート結果からメリット・デメリットと向いている人を解説

リクルートエージェント 評判

転職する上で非常に重要な作業になる「転職エージェント選び」。自分の転職成功を強力にサポートしてくれる転職エージェントは、評判や実績を踏まえて慎重に判断したいと考える方も多いでしょう。

そこでおすすめできるのが「リクルートエージェント」です。

リクルートエージェントは、業界№1の転職実績を誇る転職エージェントとして知られています。転職未経験の若手社員から中堅・ベテランの社員まで幅広くおすすめできるサービスです。

わたしたちがリクルートエージェントに関する口コミを調査したところ、以下のような評価・評判が多く集まりました。

リクルートエージェントの良い口コミ・評判
  • 有名企業や上場企業の求人紹介が多い
  • 企業の専属エージェントから個別にスカウトを受け取れた
  • 多数の企業の中から希望に沿った企業を的確に紹介してもらえる
  • 掲載されている企業の年収がハローワークより高い
  • 登録してすぐにオンライン面談をセッティングしてもらえた
リクルートエージェントの悪い口コミ・評判
  • キャリアコンサルタントの方からあまりに多くの連絡がくる
  • キャリアコンサルタントが紹介してくれる求人内容が似通っている
  • サポート期間が3ヶ月しかないのが不安
  • キャリアコンサルタントから「早く転職してほしい」という焦りが伝わってくる
  • キャリアコンサルタントに応募を急かされた

口コミを見ると、競合よりも求人の数が多く、質の高い求人も見つかりやすいメリットがあります。一方、キャリアコンサルタントとのやりとりで不満を感じたケースもあるようです。

リクルートエージェントは公開求人以外に転職エージェント独自の非公開求人も多く、とりあえず最初に選ぶ1社としておすすめできます。

全ての年代におすすめできるものの、なかでも25~35歳くらいの方におすすめです。社会人経験と専門知識を蓄えた若手・中堅社員なら、リクルートエージェントを利用して多くの優良求人が見つかるでしょう。

本記事ではリクルートエージェントの概要や口コミ・評判、わたしたちが独自調査したリクルートエージェントに関するアンケート結果、メリット・デメリットなどを紹介します。

転職エージェント「リクルートエージェント」とは?

転職エージェント「リクルートエージェント」とは?

リクルートエージェントは、日本国内で最大級の転職エージェントです。

登録すると経験抱負なエージェントが転職希望者1人ずつについてくれ、書類の添削・作成や面接のサポート、企業との面談スケジュール調整や入社準備まで、一貫してサポートを受けることができます。独自に分析した企業情報まで提供してくれるので、自身にぴったりの求人が見つかるでしょう。

また、日本最大級の転職エージェントだけあって、求人数も圧倒的に多いです。2024年2月11日現在では以下の数の公開求人・非公開求人があります。

  • 公開求人:370,942件
  • 非公開求人:226,709件

※2024年2月11日時点
参照:リクルートエージェント|転職者向け転職・求人情報

求人の数、転職サポートの内容・質ともに充実しており、転職を希望している方は登録を検討してみましょう。

サービス名称 リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
サービスの分類 転職エージェント・総合型
公開求人数 370,942件(※2024年2月11日時点)
非公開求人数 226,709件(※2024年2月11日時点)
対応する地域 全国
料金 無料

リクルートエージェントの良い口コミ・評判

リクルートエージェントの良い口コミ・評判

ここからは、わたしたちが調査したリクルートエージェントの良い口コミ・評判をご紹介します。

有名企業や上場企業の求人紹介が多い

リクルートエージェントを利用して良かったと思うのは、知名度のある企業、上場企業などの求人を紹介頂ける件数が多い点です。他にもいくつかの転職エージェントを利用しましたが、この点は求人数がそもそも多いリクルートエージェントが優れていると思います。上昇志向が強い方が転職活動をするなら、リクルートエージェントがおすすめだと思います。

また、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスも魅力的です。自己リサーチを踏まえた転職活動の戦略なども細かく教えて貰うことができ、面接企業ごとに何処を重要視して採用活動しているかなどの情報も頂けます。

40代 男性

リクルートエージェントを利用した方の口コミを見ると、有名企業や上場企業の求人が多かったというものがありました。

今働いている企業よりも大きな企業で働きたいというキャリアアップ志向が強い方には、リクルートエージェントはおすすめできます。

企業の専属エージェントから個別にスカウトを受け取れた

リクルートエージェントでは担当のキャリアコンサルタントによる企業紹介はもちろんのこと、企業専属のエージェントから個別にスカウトをもらう場合がありました。

企業からの直接スカウトは複数社からもらうことができたので、転職活動の選択肢が増えました。また、「こんな自分にもたくさんのスカウトがくるんだ」と感激して、転職活動に自信をもって挑むことができました。

自分だけで転職活動を進めるのは限界があると感じる方は、リクルートエージェントのスカウト機能があると効率的に進められるのではないでしょうか。

40代 男性

リクルートエージェントでは公開求人・非公開求人だけでなく、企業からスカウトをもらうこともできます。

希望の企業や働き方を伝えれば、あとは待機しているだけでも魅力的な求人がどんどん手元に届くでしょう。人によっては、「選択肢が多すぎて困る」という嬉しい悲鳴になってしまうかもしれません。

多数の企業の中から希望に沿った企業を的確に紹介してもらえる

リクルートエージェントに登録して感じたことは、提示していただいた会社の数がとても多いということです。企業の情報も沢山あり、キャリアコンサルタントの方に要望すれば、それに見合った情報を持って来てくださいます。さらにその条件では足りない場合は、後日また別の企業情報を頂けました。

公開求人数や非公開求人数が多い分、キャリアコンサルタントの方から頂ける情報の量が多く、質も多いというのが利用して感じた感想です。

リクルートエージェントに登録したことで、自分でも驚くくらいスムーズに転職活動を終えられたと思います。自分の理想にマッチした企業への転職も果たし、満足です。

40代 女性

リクルートエージェントでは、キャリアコンサルタントとの初回の面接で伝えた希望に近い求人をどんどん紹介してくれます

紹介してもらった求人に応募するまで至らなかった場合、「応募に至るまで何が不足しているのか」を明確に説明しましょう。

キャリアコンサルタントが次の求人紹介をしてくれる際、ユーザーが前回フィードバックした「応募しなかった理由」をもとに、前回よりさらに希望に近い求人を紹介してくれるでしょう。

掲載されている企業の年収がハローワークより高い

私は地方に住んでおり、当初は「全国をカバーした転職サイトや転職エージェントでは自分の地元企業の求人はないだろう」と思い込んでハローワークを利用していました。

ところが、ハローワークでは自分が希望する年収や労働条件の企業が見つからず、藁にもすがる想いでリクルートエージェントに登録しました。

その結果、リクルートエージェントで紹介してくれる企業の求人は、ハローワークと比べて良いものが大半でした。

また、キャリアコンサルタントの方が非常に気さくで、私の悩みを根気よく聞いてくれたことも良かった点です。履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたおかげで、書類選考の通過率も上がりました。

もちろん、何社かに申し込んでもお見送りになってしまったことはあります。ただ、キャリアコンサルタントの方がお見送りになった理由や自社での対策を丁寧に説明してくれたので、安心して転職活動を続けられました。

40代 女性

転職エージェントのなかでも、リクルートエージェントの公開求人数・非公開求人数は圧倒的に多いです。

選択肢が多い分、高年収・好待遇の求人も多く見つかるでしょう。今の仕事から大幅な年収アップやキャリアアップを目指している方も、リクルートエージェントなら希望が叶うかもしれません。

登録してすぐにオンライン面談をセッティングして頂けました

リクルートエージェントは求人の数や質が多い点だけでなく、サービス開始まで圧倒的に早かったのも魅力だと思います。

僕の場合、リクルートエージェントにサービス利用を申し込んでから2時間後に担当のキャリアコンサルタントから連絡が来てすぐにオンライン面談が設定されました。そこのスピード感はさすが大手だと思います。さらに専用アプリもスムーズに使えるようになっていたので、申し込んでから翌日にはすぐに求人を紹介してもらえるようになりました。

僕はとにかく転職活動を早く終わらせたかったので、リクルートエージェントのスピード感は自分に合っていたものだったと思います。

20代 男性

リクルートエージェントでは申し込みの際にキャリアコンサルタントとの初回面談に関する希望の日程を入力できる画面があり、早ければ即日で面談を受けることができます。

少しでも早く転職活動を始めたい方や、不安点をすぐに解消したい方にも、リクルートエージェントはおすすめできます。

リクルートエージェントの悪い口コミ・評判

リクルートエージェントの悪い口コミ・評判

リクルートエージェントは日本最大級の転職エージェントだけあって多くの良い口コミ・評判が集まりましたが、一方で、悪かった評価の口コミも複数見つかりました。利用者数が多いため、低評価をつけるユーザーの数も他社より目立ちやすいという印象です。

ここでは、リクルートエージェントの悪い評価の口コミ・評判について解説します。

キャリアコンサルタントの方からあまりに多くの連絡がくる

最初に断っておきますがこれから話す内容はあくまで私が不満に感じたことであって、本来はメリットといえる内容です。

リクルートエージェントでは、他の転職エージェントと比較しても、キャリアコンサルタントの方からの連絡が非常に多かったです。

キャリアコンサルタントとしては仕事なので、仕方ないと自分の頭で分かってはいます。ただ、メールでの連絡や求人の提案だけならまだしも、電話で1日に何回も連絡が入ったときはさすがに面倒に感じてしまいました。

それだけスピード感をもって転職をサポートしてくれているので、ありがたいことではあるのですが、もう少し連絡方法に工夫があると良いな、とは感じました。

40代 男性

リクルートエージェントに関する口コミで多かったのが、「リクルートエージェントからの連絡が多い」というものでした。

これは、「担当のキャリアコンサルタントが大量のおすすめ求人を集めてくれ、スピード感をもって転職希望者に届けてくれる」ということなので、本来は良い口コミです。

ただ、あまりにも回数や頻度が多いと、転職希望者側の対応が難しくなってしまうことから不満に変わってしまうことが考えられます。業界最大級の求人を誇る、リクルートエージェントならではの悩みといえるでしょう。

キャリアコンサルタントが紹介してくれる求人内容が似通っている

リクルートエージェントを利用したことがありますが、正直いって紹介してくれる求人の内容は微妙でした。

紹介してもらえるのは似たような職種、給料水準のものばかりで、「条件が合えば新しい業界や職種にもチャレンジしたい」という希望はあまり聞いてくれなかった印象です。

自分で検索していくと色々と情報が出てくるのでこちらから相談をすることはありましたが、良い案件のお仕事は中々回してくださらないのかなと感じました。結局転職した先も同じくらいの給料ですし、これなら転職サイトを使って自分だけで探しても良かった気がします。

無料で利用できたので文句はありませんが、使わなくてもよかったかなとも感じました。

40代 女性

キャリアコンサルタントが紹介してくれる求人の内容が、似たような職種や待遇のものばかりだったという口コミです。リクルートエージェントは求人数が多いので、同じ業界・職種の別企業の求人も多く、職種や待遇が似てしまうこともあるかもしれません。

キャリアコンサルタントが紹介してくれる求人に応募しない場合、「なぜ応募しなかったのか」「どのような求人を紹介してほしいのか」という希望を、より明確にしてアドバイザーに伝えましょう。

しっかりと希望を伝えることで、それに近い求人がより集まりやすくなるでしょう。

サポート期間が3ヶ月しかないのが不安

リクルートエージェントの悪かった点としては、求人紹介を受けられないこともあった点です。基本的にいつも大量の求人を紹介してくれていたのですが、何度か応募を見送っているうちに連絡が来なくなることがありました。自分がワガママを言いすぎて見捨てられてしまったのか、と不安になってしまいました(笑)

また、3ヶ月間の期間限定でしかサポートを受けられない点も不満に感じたポイントです。私は長い期間をかけてじっくりと転職活動をしたいと考えていたのですが、そのように考えている人にとっては不便に感じるのではないでしょうか。求人数が非常に多いので、逆にどの求人が適しているのか迷ってしまうことも多く、3ヶ月で自分に合う求人に気付けて内定まで進めるのはかなり大変ではないかと感じたのが率直な感想です。

40代 女性

リクルートエージェントでは基本的に、転職支援サービスの提供期間として「面談から転職先が決まるまで」の約3ヶ月を設定しています。キャリアコンサルタントはこの3ヶ月のあいだに内定を得られるように動いてくれますが、ゆっくりと転職活動をしたい方にとっては「急すぎる……」と感じることもあるかもしれません。

ただ、きっちり3ヶ月で終了ではなく、「書類選考や面接を受けている最中の人」や、「キャリアコンサルタントが延長を判断した人」などは3ヶ月を超えて登録できます。

キャリアコンサルタントは最短で転職を成功できるようにサポートしてくれるので、あまり残された期間は気にしなくて大丈夫でしょう。

キャリアコンサルタントから「早く転職してほしい」という焦りが伝わってくる

リクルートエージェントを利用しましたが、担当のキャリアコンサルタントから「早く転職を決めて欲しい」という感じがヒシヒシと伝わってきました(もちろん、直接言われたわけではありませんが)。こちらの業務内容や希望する転職先への理解もなかなかないようでしたので、思っていることをお伝えするのが難しかったです。こちらの要望をしっかり汲み取っていただけているかというと、そうではなかったと思います。

僕の経験・スキルや転職先の希望がやや特殊だったことも原因かと思いますが、結果的にうまく転職活動が進められませんでした。キャリアコンサルタントといっても人によって相性があるな、と感じています。

30代 女性

リクルートエージェントでは3ヶ月という期間のなかで転職希望者が内定を取るように動きます。短期間での転職成功を促すため、毎日のように求人をどんどん紹介してくれます。ただ、キャリアコンサルタントと転職希望者には相性の良し悪しがあり、相性が良くないと感じながら接していると「親身になって紹介してくれない」と感じることもあるようです。

根気強く「どのような求人が欲しいか」を伝え、それでも改善しない場合は担当者の交代も視野に入れると良いでしょう。

キャリアコンサルタントに応募を急かされた

リクルートエージェントのほか、複数の転職エージェントを利用した感想です。

リクルートエージェントではキャリアコンサルタントの方が求人への応募を急かしてきたことを良く覚えています。

そして事務の仕事が良いと言っているのに営業職ばかり提示してくるなど、ニーズに合ったサービスを提供してくれませんでした。つまりコンサルタントがこちらの状況、事情を考えておらず、早く内定を与えて自分の成果にしたいという狙いが透けて見えてしまうんです。

あまりに希望と合わない求人ばかり紹介されるので担当者を変更してもらい、次の担当者に「くれぐれも自分の希望に合わない求人は紹介しないでほしい」とお願いして、ようやく希望に近い事務や経理の仕事を紹介してもらえるようになりました。

20代 男性

リクルートエージェントのキャリアコンサルタントが、応募を急かしてきたという感想です。そのほか、第一希望のジャンルの求人をあまり紹介してもらえなかった点も不満に感じたようです。

リクルートエージェントの担当者は、初回面談の際に転職希望者から出た条件をもとに求人を探してきてくれます。ただ、もし第一希望の求人がなかった場合、第二希望以降の求人が多くなることはあるかもしれません。紹介されても応募しなくても問題はないので、第一希望にこだわるか、ほかの求人にも柔軟に応募するかはご自身で判断しましょう。第一希望以外は応募する気がないなら、その内容と第一希望を中心に紹介してほしいことを伝えましょう。

【アンケート調査結果】転職サイトは2社以上に登録しよう

【アンケート調査結果】転職サイトは2社以上に登録しよう

今はまだリクルートエージェントに登録していない方のなかには「リクルートエージェントを利用した人がどんな利用の仕方をしたのか」「リクルートエージェントの経験者はどんな感想を抱いたのか」について気になってしまう人もいるのではないでしょうか。

ここでは、わたしたちが独自に調査した、転職エージェントを利用した人の利用状況と、リクルートエージェントを利用した人の感想などを紹介します。

調査の目的 リクルートエージェントを利用した感想に関するアンケート
調査人数 10人
調査方法 インターネットリサーチ
調査実施期間 2024年2月1日
アンケート調査の概要

現在の年齢は?

現在の年齢は?
年代 票数 比率
20代 1人 10%
30代 4人 40%
40代 5人 50%
50代 0人 0%

今回調査したなかでは、20代の構成比は10%でした。ただし、今回のアンケートに回答した人の年齢比率であり、実際はリクルートエージェントにはかなりの割合で20代の利用者がいます。

本アンケートは「過去にリクルートエージェントを利用した方に向けたアンケート」なので、利用当初は20代・30代だった人が現在では30代・40代になっていることが上記の比率になった要因と考えられます。

性別は?

性別は?
性別 票数 比率
男性 6人 60%
女性 4人 40%

リクルートエージェントの総合評価は?

リクルートエージェントの総合評価は?
回答 票数 比率
良い 7人 70%
普通 2人 20%
悪い 1人 10%

「良い」と回答した方だけでも全体の70%、「普通」と回答した方も含めると90%にもなることが分かりました。

リクルートエージェントは「業界最高クラスの公開求人・非公開求人数」「転職サポートの質が高い」などさまざまなメリットがあります。

実際に利用した方の満足度が非常に高いことから、これから利用を検討しようとしている方にも自信を持っておすすめできます。

リクルートエージェントの求人数は多い?

リクルートエージェントの求人数は多い?
回答 票数 比率
すごく良い 2人 20%
良い 6人 60%
普通 2人 20%
悪い 0人 0%

リクルートエージェントの求人数について、悪い評価をした方がいないという結果になりました。

リクルートエージェントは業界最大級の転職エージェントとして知られており、数十万件の公開求人・非公開求人を保有しています。

求人数の多さについては、ほとんどの利用者が満足できるでしょう。

リクルートエージェントの求人の質は良い?

リクルートエージェントの求人の質は良い?
回答 票数 比率
すごく良い 2人 20%
良い 5人 50%
普通 1人 10%
悪い 1人 10%
すごく悪い 1人 10%

求人の質について、「すごく良い」「良い」を合わせると、全体の70%に達することが分かります。一方、「悪い」「すごく悪い」と答えた方もいます。

リクルートエージェントは圧倒的な求人数を誇りますが、求人に掲載される待遇は会社ごとに全く異なります。

同じ業界・職種でも給与や年間休日に差があるため、なかには転職希望者の目線で「待遇が良くない」と感じる求人が目に留まる可能性もあるでしょう。

ただ、求人の質についても、全体的な満足感が高いことが分かります。

リクルートエージェントのキャリアコンサルタントの質は良い?

リクルートエージェントのキャリアコンサルタントの質は良い?
回答 票数 比率
良い 4人 40%
普通 4人 40%
悪い 2人 20%

「良い」と「普通」を合わせると、全体の80%に達しました。キャリアコンサルタント全体の質は非常に高いことがわかります。

ただし、なかには「悪い」と評価した方もいます。キャリアコンサルタントも人間なので、会話する中で相性が悪いと感じることはあるかもしれません。

リクルートエージェント全体のサービス・サポートは良い?

リクルートエージェント全体のサービス・サポートは良い?
回答 票数 比率
すごく良い 1人 10%
良い 4人 40%
普通 3人 30%
悪い 2人 20%

リクルートエージェントではキャリアコンサルタントによる求人紹介だけでなく「履歴書・職務経歴書の添削」「面接対策のアドバイス」「年収交渉」など、さまざまなサービスを受けることができます。

「非常に良い」「良い」だけでも半数に達しており、高い満足度があることが分かります。

リクルートエージェントで転職した後の年収はどうなった?

リクルートエージェントで転職した後の年収はどうなった?
回答 票数 比率
上がった 2人 20%
変わらず 7人 70%
下がった 1人 10%

リクルートエージェントを利用して年収が上がった人のほうが、下がった人よりも多い結果になりました。とはいえ、年収は変わらない人が多いようです。

年収を上げることにフォーカスして転職活動をするなら「リクルートダイレクトスカウト」「ビズリーチ」など、ハイキャリア向けの転職エージェントが有力な選択肢になるでしょう。

リクルートエージェントを利用したときの年齢は?

リクルートエージェントを利用したときの年齢は?
回答 票数 比率
20代前半 1人 10%
20代後半 2人 20%
30代前半 2人 20%
30代後半 3人 30%
40代 2人 20%

転職した当時の年齢に関していえば、やはり「20代後半~30代後半」が多いことが分かります。

リクルートエージェントでは幅広い年齢に向けて多数の求人が用意されていますが、なかでも若手・中堅社員におすすめできます。

利用した転職エージェントの数は?

利用した転職エージェントの数は?
回答 票数 比率
1社 3人 30%
2社 5人 50%
3社 2人 20%

全体の70%の人が2社以上の転職エージェントを利用していることが分かりました。

転職エージェントごとに得意分野が異なるので、複数に登録しておくことでより多くの求人をチェックすることができます。

また、ひとくちに転職エージェントといっても、その業界・業種に強いかはエージェントごとに全く異なります。リクルートエージェントのようにさまざまなジャンルに強い「総合型エージェント」もあれば、あるジャンルに特化した「特化型エージェント」もあります。

総合型と特化型の両方に登録しておくことで、より効率的に自分の希望に近い求人を探せるでしょう。

内定を受けるまでに要した日数は?

内定を受けるまでに要した日数は?
回答 票数 比率
2週間~4週間 2人 20%
1ヶ月 3人 30%
1ヶ月~2ヶ月 3人 30%
2ヶ月以上 2人 20%

調査したなかでは、大半の人が1~2ヶ月以内に転職を決めているという結果でした。リクルートエージェントのサポート期間は3ヶ月までと決まっていますが、その期間で転職を成功させることは十分に可能であることが分かります。

転職を決意した理由・きっかけは?

人によって、転職を決意した理由はさまざまです。

ここでは、アンケートに答えてくれた人が転職を決意したきっかけについて聞いてみました。

評価に対する不満が原因です。仕事とプライベートの両立がなかなか難しく休日出勤も多々あった中で家族と過ごす時間は削られ、ストレスで体調を崩すまでになってしまいました。

休日出勤手当はプラスになるものの、価値観として「お金」よりも「家族と過ごす時間」を優先したくなり、多少給与が下がっても良いから転職したい気持ちが固まりました。

40代 男性

 

前職は不動産会社で営業事務をしていましたが、良い職場とはいえませんでした。

平気でパワハラが横行している、休憩時間も仕事を強要してくるなど遵法意識が極めて低い会社だったので離職をしようと思いました。

そして何よりも事務員の間の人間関係が悪かったのが嫌でした。

40代 男性

 

前職で自分のやりたい仕事を任せてもらえず、給料にも不満があったので、資格を取得したタイミングで思い切って転職をしようと思いました。職場での人間関係が色々と複雑だったことも転職の決め手の一つとなりました。

30代 男性

 

自分自身としてはプライベートの予定があるのに勤務がいつも通りの時間に終わらないことが多くあり、残業体質の企業が嫌で転職を考えるようになりました。

入社当時は気にならなかったものの、歳を重ねて体力の衰えとともに残業や早朝出勤が厳しくなってきたからです。

40代 女性

 

業界のルールが厳しく入社当時にできていたことが出来なくなってきている現状を見るとこの先ここに残る必要はないと考え転職に至った。また30代前半のため、収入のプラスアルファを見込んで異職種もこの際にみておこうと考えたため。

30代 男性

転職エージェントのなかでリクルートエージェントを選んだ理由は?

ひとくちに転職エージェントといっても、さまざまな種類があります。「あまりに数が多すぎて絞り切れない……」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

そこで、アンケートに回答してくれた方が、なぜリクルートエージェントを選んだのか、その理由を調査してみました。

リクルートエージェントを利用して転職を決意した理由は、現在の仕事にやりがいを感じなくなってきたからです。また、スキルアップやキャリアアップを図りたいという思いもありました。具体的なきっかけは、以前にリクルートエージェントを利用して転職した友人から、良い話を聞いたことです。友人は、リクルートエージェントのサポートを受けて、希望する条件の企業に転職することができたとのことでした。 そこで、私もリクルートエージェントに登録して、転職活動を始めることにしました。

30代 女性

 

リクルートエージェントを選んだ理由は、求人数の多さとサポートの充実さです。 リクルートエージェントは、求人数が業界トップクラスで、自分の希望条件に合った求人を探すことができます。

また、キャリアコンサルタントによるサポートが充実しており、履歴書・職務経歴書の作成や面接対策など、転職活動の全般をサポートしてくれます。 私は、転職活動を成功させるためには、求人数の多さとサポートの充実さが重要と考え、リクルートエージェントを選びました。

30代 男性

 

知名度が高いことと、沢山の企業や同じ人たちを見て来たと感じたためです。沢山の紹介してくださる会社があればこちらが提示した条件に合った仕事や報酬がいただけると感じたため選びました。他を選ばなかったのは沢山のエージェントに依頼すると忙しくなるだけになってしまうかもしれないからです。

40代 女性

 

転職業界の中でも圧倒的な求人数の多さと内定実績がトップクラスという点に惹かれて登録を決めました。コンサルタントも優秀で自分のキャリアと取得したばかりの資格にぴったりの職場を提案してくれるのではないかという期待もありました。

30代 男性

 

まずリクナビNEXTに登録してみたら、サービスが連携していたようだったので、大手だしどうせなら利用してみようかなと思ったことがきっかけです。地方である地元の求人もあって、フルリモートの求人も見ることができる所が良かったです。

40代 女性

サービスを受けていて「すごい」「優れている」「良い」と思ったこと

リクルートエージェントを利用した人が受けたサービスのなかで、「すごい」「優れている」「良い」と思ったことについて調査しました。

これからリクルートエージェントを利用したいと考えている方には、良い参考になるでしょう。

キャリアコンサルタントの親身なサポートです。 キャリアコンサルタントは、私の希望条件やキャリアプランをしっかりと理解し、それに合った求人を紹介してくれました。

また、履歴書・職務経歴書の作成や面接対策など、転職活動の全般で丁寧にサポートしてくれました。 そのおかげで、私は希望する条件の企業に転職することができ、とても感謝しています。

30代 男性

 

リアルタイムで次々に自分が希望する業界の求人が出てくるので、自分で地元の求人誌をチェックしたり、公的な職業紹介を利用したりするよりも効率が良いと感じました。求人の待遇面も良いものが多く、信頼できるサービスだと思いました。

30代 男性

 

企業の応募を出した際にすぐに今やるべきこと、職務履歴書の登録方法などを分かりやすく教えていただいた。また関連企業の情報も細かく送ってくださり、検討すべき企業がとても増えてよかったと思えた。対応力に感謝したいです。

30代 男性

 

コンサルタントの面談が実際のオフィスで行われていて、たくさんの人が足を運んでいるところがさすがリクルートエージェントだなと感心しました。またオフィスも綺麗だったので少し信頼度が増しました。人の初対面の雰囲気もよかったです。

30代 女性

 

良かった点としては求人数が圧倒的に多くあり、いろいろな対象者の求人が充実しているので質の高い転職サポートをしてくれること。また担当者の推薦を受けての応募も可能で役立つサポート機能が充実しているので大変便利であることです。

40代 女性

サービスの悪いところ、改善して欲しいところ

業界最大クラスのサービスであるリクルートエージェントとはいえ、メリットばかりではありません。実際に利用してみると、「悪い」「改善してほしい」と感じるところが見つかるかもしれません。

ここではリクルートエージェントの経験者に、利用して良くなかった部分や、改善してほしい点について調査しました。

担当者によってサポートの質にばらつきがあることです。 キャリアコンサルタントは、転職活動の成功を左右する重要な存在です。しかし、担当者によって、サポートの質や対応にばらつきがあるという口コミをよく見かけます。 例えば、希望条件に合わない求人ばかり紹介されたり、面接対策が十分にできなかったりということを聞きます。

30代 男性

 

担当エージェントの質にかなりの差があると感じたことです。初めて利用した時はベテランエージェントという感じで安心して任せられましたが、直近の活動時の担当者は、かなり慣れていない感じがあり、企業側へ通達をお願いしたことが伝わっていないなどのトラブルがありました。

40代 男性

 

キャリアコンサルタントは必ずしも全ての職種の転職事情に精通しているわけではないようで、自分の希望条件に合わない職場を紹介されたのが少し残念でした。コンサルタントの質が上がればさらに良いサービスになるのではないかと思います。

30代 男性

 

職務経歴書の添削を依頼しましたが、自分でも違和感があって客観的な意見を聞きたいのに「直す所は特にないですね」と言われたので、過度な期待はできないなと思いました。あと、おすすめに全然希望しない求人がバンバン上がってきてしまうこと。

40代 女性

 

希望地を固定にしているのにも関わらず、システムしょうがないとは思うが全く関係のない勤務地の求人が多数メールで送られてくるということがあったので、改善の余地があるように感じられる。そのほかは全く問題がなかった。

30代 男性

これからリクルートエージェントを活用したいと考えている方へアドバイスをお願いします。

最後に、リクルートエージェントの経験者の方から、これからリクルートエージェントを利用したい方に向けてアドバイスを頂きました。

リクルートエージェントを利用するか迷っている方は、こちらのアドバイスも参考にしてみてください。

担当者との相性が良いか確認しましょう。キャリアコンサルタントは、転職活動の成功を左右する重要な存在です。そのため、担当者との相性が良いかどうかは、とても重要です。 担当者との面談を複数回重ねて、自分と相性が合うか確認しましょう。 

30代 男性

転職活動準備、活動にある程度自信がある、経験があり慣れているなどという方ならエージェントは必要ないかもしれません。確かに良い企業案件を紹介頂けるのですが結局は自分の背丈にあった企業でないと採用はされませんし。

40代 男性

 

エージェントの条件が良い求人はすぐに応募者が集まるので、少しでも良い求人を見つけた際はスピーディーな行動が肝心です。ただし、転職後にミスマッチで悩まないよう、エージェントを頼りながらも労働条件のチェックは慎重に行うべきだと思います。

30代 男性

 

自分自身が利用したうえでのアドバイスとして、「豊富な求人数を活用して転職市場のトレンドについて把握をすること」「サポート期間を気にしすぎないで希望と合わない求人を紹介されたらハッキリ断ること」が大切だと思います。
またリクルートエージェントの強い業界や職種を理解してから利用をしたほうがよりスムーズに転職活動がしやすいと思います。

40代 女性

 

おそらく資格が豊富であったり、前職の経験がかなりのものだったりする人には求人数の多さからいって向こうから好条件の仕事を提案してくると思われる。そうで無い、例えば仕事を得たいだけの人は、キャリアコンサルティングや自己分析だけ無料で受けて、求人は自分で探すのが良い。

20代 男性

 

リクルートエージェントの特徴・メリット

リクルートエージェントの特徴・メリット

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントであり、利用することでさまざまなメリットを享受できます。

ここでは、前述の口コミやアンケートの結果などを参考に、リクルートエージェントの特徴や、利用することのメリットを紹介します。

具体的な特徴とメリットは以下のとおりです。

  • 大手ならではの安心感がある
  • 総合型の転職エージェントで求人数が圧倒的に多い
  • シニア向けの求人も見つかる
  • 平日夜や土日でも担当者と面談ができる
  • 転職希望者へのサポートが手厚い
  • アプリやツール関連が充実している
  • キャリアコンサルタントの力量が高い
  • 転職フェアやセミナーが定期的に実施されている

大手ならではの安心感がある

リクルートエージェントを利用することの大きなメリットとして、「大手を利用することによる安心感を得られる」ということがあります。

リクルートエージェントを運営する「株式会社リクルート」は、リクルート以外にリクナビNEXT、SUUMO、ゼクシィ、じゃらんなど、一度は聞いたことがある有名サイトを多数運営している日本屈指の大手企業です。

リクルートグループの売り上げ収益は3.42兆円、グループ従業員数は5.8万人と広告業界と有数の大手企業であるだけでなく、創業から63年という老舗でもあります。

参照:リクルートホールディングス|About

株式会社リクルートはリクルートホールディングスの傘下であり、そこが運営するリクルートエージェントも転職に関する知識やノウハウが蓄積されています。売上高が高いということはそれだけ多くの企業と取引ができているということであり、数多くの求人から自分に合う求人をじっくりと選択できる強みがあります。

特に「初めての転職活動で右も左も分からない……」と不安な方であれば、業界最大手のリクルートエージェントを選んで間違いありません。

総合型の転職エージェントで求人数が圧倒的に多い

リクルートエージェントは、転職エージェントとして業界最大手クラスと評価されています。最大のメリットの1つが、他社よりも圧倒的に求人掲載数が多いということです。

2024年2月9日時点での公開求人数、非公開求人数を競合と比較してみた結果が以下のとおりです。

サービス名 公開求人数 非公開求人数
リクルートエージェント 368,550件 226,365件
doda 238,739件
マイナビエージェント 非公開 非公開
type転職エージェント 17,935件
※2024年2月9日時点

リクルートエージェントの公開求人数は368.550件、非公開求人数は226,365件と、件数だけをみると圧倒的に多いです。

これだけ求人数が多い理由として、リクルートエージェントが「片面型」の転職エージェントであることが考えられます。

片面型とは、転職希望者につく転職エージェントと、企業側につく転職エージェントが異なるシステムのことです。

企業と転職希望者の担当者が同じ「両面型」と違って分業になっており、とにかく大量の求人を紹介してもらえる強みがあります。

20代のような若い人の場合、新卒で入社した会社や業界が自分に合った業界かは分かりません。さまざまな業界の求人を見てみないと、本当に自分に合った業界に巡り会えない可能性もあります。

幅広い業界について、できる限り多くの求人に目を通したい若手の転職希望者に、リクルートエージェントは特におすすめできます。

シニア向けの求人も見つかる

転職エージェントといえば、20代の若手や、30代の中堅社員向けのサービスという印象が強いかもしれません。

実際、求人の多くは今の企業に染まり切っていない20代前半から、即戦力として活躍できる30代が多いです。

ただ、リクルートエージェントくらい求人数が多いと、40代のベテラン社員や、50代以降のシニア層向けの求人も多数見つかります。

40代を超えると、多くの求人サイトでは希望する求人が見つからない可能性が高く、「案件がないから」と登録を断られることも少なくありません。

リクルートエージェントなら40代以降の人でも登録でき、自分の経験を活かせる管理職の仕事や、より好待遇な専門職の求人を探すこともできるでしょう。

平日夜や土日でも担当者と面談ができる

リクルートエージェントのメリットとして、担当者であるエージェントと面会できる時間・曜日が多いという点が挙げられます

平日昼間はもちろん、平日の夜間でも土日でも担当者と面談することが可能です。

中小規模の転職エージェントでは、平日夜や土日祝日の面談を実施していないケースがあるかもしれませんが、リクルートエージェントなら事前に予約しておけば曜日や時間をあまり気にすることなく面談をおこなえます。

この恩恵を受けるのは、特に「退職せずに働きながら転職活動をする人」でしょう。

働きながら転職活動をしている転職希望者は平日昼間の転職活動ができないことが一般的です。一方、夜や土日であれば比較的自由に時間が使えます。

退職してから転職活動をする人にとっても、「昼間はアルバイトに行き、夜間にエージェントと相談する」など柔軟な動き方ができます。

転職希望者へのサポートが手厚い

リクルートエージェントでは、転職活動のステージに応じてサポートを受けられる魅力があります。

リクルートエージェントで受けられるサポートをまとめると、以下のとおりです。

  • 初回の面談
  • 求人紹介
  • 提出書類添削・面接対策
  • 独自分析の業界や企業情報の提供
  • 面接日程の調整
  • 年収交渉・入社日の調整
  • 現在勤めている会社の退職交渉
  • 入社後のフォロー

転職活動は「転職エージェントへの登録→求人に応募→書類選考→面接→内定→退職→入社」と進んでいきますが、そのどのステージでもサポートを受けられることが分かります。

書類添削や面接対策など自分で行動する必要があるものだけでなく、給与交渉や面接日程の調整など、転職エージェントにお任せにできるものも少なくありません。

転職サイトやハローワークを利用していると、これらの手続きや対策を全て自分でこなす必要があります。

さまざまな局面でサポートを受けられるのが、リクルートエージェントを利用するメリットです。

アプリやツール関連が充実している

転職に関連するツール・アプリが充実している点も、リクルートエージェントのメリットの1つです。

例えば「パーソナルデスクトップ(Personal Desktop)」。会員登録すれば誰でも利用できるマイページのことで、以下のような機能があります。

パーソナルデスクトップの機能
  • 非公開求人を閲覧、気になる求人に応募できる
  • サンプルを参考に応募書類を作成できる
  • 企業からのオファーやスカウトを待てる

パーソナルデスクトップではキャリアコンサルタントから紹介してもらえる非公開求人を閲覧できて便利です。

検索して気になった非公開求人はパーソナルデスクトップから応募まで進むこともできるので、空いた時間を使って効率的にどんどん非公開求人に応募できるでしょう。

また、応募に必要な書類も。パーソナルデスクトップを利用して作成できます。

リクルートエージェントのノウハウが蓄積したサンプル文面を利用できるので、誰でも簡単に、質の高い応募書類を作成できます。作成はスマートフォンでも可能なので、空いた時間ですぐに作成に取り掛かれるでしょう。

企業からのスカウトやオファーが届くこともあり、リクルートエージェントに登録したらぜひ活用したい有用なツールといえます。

キャリアコンサルタントの力量が高い

業界ナンバー1クラスの転職エージェントであるリクルートエージェントには全国からさまざまな業種・職種の求人が集まります。

そこで働くキャリアコンサルタントも、各業界や企業の独自情報を取得しており、多くのユーザーが集まることからアドバイスの実戦経験が豊富です。

リクルートエージェントを利用すれば、力量が高いキャリアコンサルタントから書類添削や面接対策、独自の業界・企業情報までさまざまな情報を得ることができるでしょう。

転職フェアやセミナーが定期的に実施されている

リクルートエージェントは最大規模の転職エージェントであり、転職希望者に向けてさまざまな転職セミナー・イベントを開催しています。

以下はリクルートエージェントで開催されているフェスやセミナー・イベントの一例です。

「転職エージェントフル活用LIVE」
→転職エージェントを活用し、転職活動を成功させるためのセミナー

「キャリアを活かすUターンIターン転職の心得」
→転職活動中の方はもちろん、漠然と移住を考えはじめた方にも役立つキャリアを活かした転職の考え方を紹介するセミナー

「職務経歴書の書き方セミナー」
→職務経歴書を書き上げるため、「準備」「キャリアの棚卸し方法」「具体的な例文を使った書き方」順で、すぐ実践できるノウハウを知れるオンラインセミナー

「面接や職務経歴書に役立つ!効果的な自己PRと志望動機の作成セミナー」
→自己PRや志望動機で企業が知りたいことを整理しつつ、自己PRや志望動機の具体的な作成方法を解説するセミナー

リクルートエージェントのデメリット・注意点

リクルートエージェントのデメリット・注意点

他社と比べて圧倒的な求人数・非公開求人数を誇り、キャリアコンサルタントによるサポートも充実しているリクルートエージェント。転職を希望する人ならぜひ登録を検討してほしいサイトではありますが、全てにおいて万能とはいきません。

リクルートエージェントといえども、以下のようなデメリットや注意点があることは覚えておくと良いでしょう。

  • 3ヶ月の利用制限がある
  • 面談予約が取れないケースがある
  • 求人が多すぎて質が悪い可能性もゼロではない
  • 連絡がしつこいと感じる場合がある

3ヶ月の利用制限がある

リクルートエージェントの最大のデメリットと思われるところは、転職サポートを受けられる期限が3ヶ月のみという点です。

登録はいつでも気軽にできるのですが、登録したままではサポート期間がどんどん過ぎてしまうので注意が必要です。

ただ、何が何でも3ヶ月しかサポートしてくれない、ということでもないのでご安心ください。

「これから応募しする求人がある」

「内定を得られたので年収交渉や退職サポート、入社後のフォローを頼みたい」

このような特別な状態にある人は、サポート期限を延ばしてもらうように相談することも可能です。

もし「どうしても3ヶ月の転職サポート期間は不安」ということであれば、無期限の転職サポートを受けられる転職エージェントに併せて登録することをおすすめします。

例えば同じ総合型に分類される「マイナビエージェント」では、無期限の転職サポートを受けられます。

マイナビエージェントは、サポート期間に期限がありません。サポート期限を設けている転職エージェントもあるため、転職活動が長期にわたった場合、サービスが受けられなくなってしまうこともあります。
長くなってしまうかもしれない転職活動に備えて、転職に関するお悩みはぜひマイナビエージェントにご相談ください。

引用元:マイナビエージェント|転職エージェントに関するFAQ

担当エージェントとの面談予約が取れないケースがある

リクルートエージェントのデメリットとして、面談の予約がスムーズに完了しない可能性がある点が挙げられます。

これは、1人のエージェントが複数の転職希望者の担当者としてあてられるためです。ユーザーにとってはマンツーマンですが、エージェントは他のユーザーも含めてスケジュールを組み立てる必要があります。

よって、すでに他のユーザーが予約している日にち、時間帯には面談予約を入れられません。

本当の意味でマンツーマンではないため、どうしても一人ひとりに対するサポートが行き届かないケースもあるのが実情です。

面談の予約があるときは、複数の日程を候補として用意しておくと良いでしょう。あるいは面接の希望を出す回数をしぼり、目指したい業界や企業が明確に決まった段階でエージェントに相談するという進め方でも良いでしょう。

求人が多すぎて希望と合わない企業が紹介される可能性もゼロではない

リクルートエージェントは数十万件の公開求人や非公開求人がありますが、転職エージェントから紹介される求人が必ず自分の好みや希望にピッタリ合っているとは限りません。

場合によっては、自分の希望からかけ離れていると感じる求人が紹介されることがあります。あるいは、部分的に希望と合っていても、労働時間や休日数の条件が良くなく、いわゆる「ブラック企業」だと感じてしまう可能性もあります。

エージェントとしては転職希望者に多くの選択肢を提供するために、このような求人を紹介することがあります。ただ、転職希望者からは「希望からかけ離れた求人を紹介された」と感じてしまうかもしれません。

ただ、もし希望に合わない求人が紹介されても、無理に応募する必要はありません。希望に合っていないから見送ると正直に伝え、希望に近い求人が紹介されるまで待っておくとよいでしょう。

自分に合う求人以外を紹介されたくない方は、最初の面談で自分の希望を明確にエージェントに伝えておきましょう。

連絡がしつこいと感じる場合がある

リクルートエージェントのデメリットとして、人によっては「しつこい」と感じるくらい大量の連絡が届く点が挙げられます。

これは「いち早く良い求人を届けたい」「候補者が内定を取る役に立ちたい」という担当キャリアコンサルタントの努力の賜物なので、決して悪いことではありません。

むしろ、自分に合うとプロが判断できる求人がそれだけ多いというのは喜ばしいことです。人によっては「全く連絡がないよりは全然いい」と好意的に捉える人もいるでしょう。

ただ、あまりにも連絡が多いと転職希望者側のリアクションも大変です。どうしても連絡がしつこいと感じる場合は、以下のような対応にしましょう。

  • 連絡はメールに限定してもらう
  • 担当エージェントを変えてしまう

おすすめは、連絡をメールに限定してもらう方法です。しつこいと感じたからといって、担当エージェントを交代してしまうと、次のエージェントから求人紹介の連絡がグッと減ってしまう可能性があります。そうなると、気になる求人を取りこぼしてしまうかもしれません。

連絡をメールにしてもらえば、気になる求人に絞って確認でき、電話のやりとりも減るので手間の削減にもなります。

【年代別】リクルートエージェントのおすすめ度

【年代別】リクルートエージェントのおすすめ度

リクルートエージェントは全国の求人が集まるので、20代から40代まで幅広い年齢におすすめできます。

ここでは、年代別のリクルートエージェントのおすすめ度について紹介します。

【20代】幅広い業界の求人から未経験のジャンルを探せる

20代の転職エージェント選びで大切になるのは、「求人数は多いか」「求人を扱う業界は多種多様か」といった点です。

20代はキャリア形成の初期段階であり、自分が新卒で入った会社や仕事内容が自分の適職かも分かりません。

できるだけ幅広い種類の求人を確認し、自分が希望するキャリアプランや働き方に合っているかを模索しながら転職活動をすることになります。

その点、リクルートエージェントなら求人数が業界トップクラスに多く、自分の興味やキャリアプランに沿う求人が見つかりやすいです。

また、転職者の希望を聞いて適した求人を紹介してくれるキャリアコンサルタントの存在も心強いです。

20代は転職経験が浅く「次に何をすれば良いか分からない……」という人もいますが、リクルートエージェントならキャリアコンサルタントのアドバイスを受けて的確な動き方ができるでしょう。

【30代】キャリアの転換期になる転職が可能

30代になると、今の仕事が自分に向いているのか・いないのか、そのようなキャリアを積んでいきたいのかといった、定年退職までの仕事の方向性がはっきりと決まってきます。

人によって、以下のような転職の進め方があります。

  • 今までの経験やキャリアを活かし、より専門性の高い好待遇な仕事を探す
  • 今までの経験を活かしつつも、全く新しい業界に転職して再度のキャリア形成を狙う

30代は一般的には中堅社員と呼ばれる年齢ですが、近頃は人手不足・労働力不足が起きている業界も多く、30代でも未経験の職場に飛び込むことは十分に可能です。

リクルートエージェントの求人数とカバーしている業界の多さなら、新しいキャリアパスを構築したい人にとって役に立つでしょう。

【40代】年収のアップにつながる求人が見つかる場合がある

リクルートエージェントには、10万件を軽く超える非公開求人があります。なかには一般に出回っていない優良求人もあり、わたしたちが実施したアンケートでも多くの方が年収アップを実現しています。

年収アップを目指す40代の転職希望者の方にとっても、リクルートエージェントはおすすめです。

リクルートダイレクトスカウトやビズリーチなどハイクラス求人を中心に扱う転職エージェントと併せ、積極的に活用して転職成功を目指しましょう。

リクルートエージェントに登録して利用するまでの流れ

リクルートエージェントに登録して利用するまでの流れ

転職エージェントに登録して利用するまでの流れについて、細かな部分は転職エージェントごとに違いがあります。ただ、大まかな手続きの流れはどの転職エージェントでも共通していることが多いです。

リクルートエージェントを含む転職エージェントを利用する場合、以下のような流れで手続きが進んでいきます。

  1. 会員登録
  2. キャリアコンサルタントとの面談
  3. 求人紹介・応募・推薦
  4. 書類選考
  5. 面接
  6. 内定
  7. 退職サポート

1.会員登録

リクルートエージェントを利用するには、まず会員登録が必要です。

リクルートエージェントの公式サイトにアクセスし、「転職支援サービスお申込み」をクリックして必要項目を入力しましょう。

最初のページに入力するべき情報
  • 転職希望時期
  • 希望転職地
  • 直近で所属した会社の業種
  • 直近で経験した業種
  • 直近の年収
  • メールアドレス
  • 転職情報メールを受け取るか

リクルートエージェントでは会員登録のあとに、担当のキャリアコンサルタントとの面談が待っています。面談はこの時に入力した内容をもとに進められるので、希望とこれまでのキャリアについてしっかりと入力しましょう。

希望やキャリアの必要項目が埋まったあとは、氏名や郵便番号、住所、電話番号、卒業した学校などの個人情報の入力に移ります。

最後に「これまでの経験社数」「直近で所属した会社名」「雇用形態」を入力すれば最初の入力作業は完了です。

上記の手続きはwebで簡単に進められ、どこかに足を運ぶ必要もありません。

会員登録が完了したあと担当者からメールや電話で「会員登録の完了」の連絡が届くので、案内に従う形で面談の準備を進めましょう。

2.キャリアコンサルタントとの面談

面談が決まったら、その時間に電話面談、またはオンライン面談をおこないましょう。

新型コロナが流行する以前はオフィスでの面談も利用できましたが、現在はオフィスまで出向く必要はなく、電話またはオンラインでの面談で完了できます。

キャリアコンサルタントとの面談は企業との面談と違って堅苦しいものではないので、緊張する必要は全くありません。気さくに話すことで悩みを話しやすくなり、アドバイザー側も悩みや不安の内容を把握しやすくなります。

このとき、自分の希望を何もかも語ってしまうと、それに見合う求人が見つからなくなる可能性があるので注意が必要です。「絶対に譲れない条件」と「場合によっては妥協しても良い条件」を明確にして伝えることで、納得できる求人が揃いやすくなるでしょう。

面談が始まったあとは、現在の転職活動の状況や希望求人の内容について、くわしい聞き取りが行われます。キャリアコンサルタントが転職活動をサポートしやすくなるように、できる限り詳細に「希望する業界・職種」「希望年収」「その他の雇用条件の希望」を用意しておきましょう。

なお、完璧ではなくても良いので、履歴書と職務経歴書を用意しておくと、面談をスムーズに進められます。

3.求人紹介・応募・推薦

面談を終了したあとは、いよいよ自分の希望に近い求人を紹介してもらえます。キャリアコンサルタントが登録者の条件に合う、または近い求人を見つけると、電話やメール、専用アプリで求人情報を配信してくれます。

注意点としては、口コミにもあったとおり、電話による連絡が多いと感じるケースがあることです。

キャリアコンサルタントとしては少しでも早く有力な求人情報を伝えるために電話をかけるのですが、利用者によっては「多忙ですぐに出られずに折り返す手間が発生する」といった理由で敬遠する人もいます。

あまりに電話連絡が多い場合、「連絡はメールにしてください」と依頼しましょう。

紹介したなかで良い求人が見つかったら、応募したい旨をキャリアコンサルタントに伝えましょう。

転職サイトと違って転職エージェントでは求人企業との面談の日程調整はキャリアコンサルタントが行ってくれるので、利用者は応募の意思を伝えて待機していればOKです。

4.書類選考

応募したあと、企業によっては書類選考に参加することになります。

誤字・脱字といった初歩的なミスには十分に気をつけ、完璧な履歴書・職務経歴書を作成しましょう。

履歴書や職務経歴書を作成する際はどこでも通用しそうな内容ではなく、応募する企業ごとに刺さる志望動機や自己PRを作成することが大切です。

転職エージェントでは応募企業に合わせた履歴書や職務経歴書の書き方を添えてくれるので、書類選考を通過する可能性が高くなるでしょう。

5.面接

書類選考を通過したあとは、いよいよ企業に出向いて面接を受けることになります。

リクルートエージェントでは書類の添削だけでなく面接対策も入念におこなってくれるので、面談日程が決まったらすぐにキャリアコンサルタントに面談の対策を教えてもらえるように頼んでみましょう。

6.内定

面談終了後は、キャリアコンサルタント経由で合否の連絡が入ります。内定を得られ、内容に納得できれば転職活動は完了です。

もし失敗したとしても、キャリアコンサルタントから「なぜ内定を得られなかったか」のフィードバックを受けることができます。フィードバックを活かして面談に臨むことで、挑戦するうちに内定に近づける可能性が高まるでしょう。

7.退職サポート

リクルートエージェントでは、現職の退職について、スケジュールに関する相談や、退職手続きの進め方などのポイントについてもアドバイスをしてくれます。

トラブルなく退職して次の職場で能力を発揮するためにも、円満な退職の方法についてアドバイスを受けておくと良いでしょう。

ただ、リクルートエージェントでは退職代行のようなサービスは提供していません。あくまでも退職するのは自分自身であることは覚えておいてください。

現職の退職と、内定を得た企業への入社を完了させれば、晴れて転職活動は完了となります。

リクルートエージェントで転職を成功させるコツ・ポイント

リクルートエージェントで転職を成功させるコツ・ポイント

せっかくリクルートエージェントを利用するのですから、サービスや強みを最大限活用して内定を勝ち取りましょう。

いかに転職エージェント最大手クラスのリクルートエージェントとはいえ、全てキャリアコンサルタント任せでは転職は成功しません。

ユーザーの方が積極的に、リクルートエージェントの強みを最大限発揮させるために行動する努力が求められます。

ここでは、リクルートエージェントのポテンシャルを100%発揮して転職を成功させるためのコツ・ポイントを紹介します。リクルートエージェントへの登録を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 転職の目的を最初に明確にしておく
  • 過去のキャリアを棚卸ししてアピールポイントを探しておく
  • サポート期間の3ヶ月を気にしすぎない
  • 希望に合わない求人はハッキリと断る
  • 愛称が悪い担当者は変更して良い
  • 他のエージェントと併用しながら転職活動を進める

転職の目的を最初に明確にしておく

転職エージェントを利用する・しないに関係なく重要なことが、転職する目的を明確にしておくことです。

  • 今の年収では満足できないから同じ職種で●万円アップを目指す
  • いまの会社ではチャレンジできない自分の第一希望の職種の内定が欲しい
  • 未経験でも興味がある●●業界に飛び込みたい

このように、転職活動で何を目的・ゴールにするかを明確にすることが、転職を成功させるのに非常に重要になります。

ただ「何となく今の職場が合っていないような気がする」という理由で転職活動を始めてしまうと、キャリアコンサルタントから紹介してもらえる求人に一貫性がなくなってしまいます。

自分が本当に希望していない企業に手当たり次第に応募して転職してしまうことで会社の不満がすぐに出て、再び退職したくなる可能性が高くなるでしょう。

短期間での転職を繰り返すことでキャリア形成も振り出しに戻り、転職前より年収が下がってしまうことも考えられます。

キャリアコンサルタントとの初回面談の前に、自身の希望を明確にしておくことが大切です。もし自分の希望を言語化できないのであれば、正直に話してキャリアコンサルタントに助けを求めましょう。プロの知見から、次に目指すべき転職先の傾向についてアドバイスをもらえるはずです。

過去のキャリアを棚卸ししてアピールポイントを探しておく

リクルートエージェントに登録する前に、過去の自分のキャリアや身についたスキルなどを棚卸ししてまとめておくことが非常に重要です。

過去の実績がはっきりしない人よりは、実績やスキル、向き・不向きなどが明確になっている人のほうが、キャリアコンサルタントもアドバイスがしやすいです。

自分のキャリアを棚卸しすれば、転職市場でどのくらいの価値があるか自己分析が可能になり、自分のスキルに見合う年収がいくらかを知ることで納得いく転職活動ができるようになるでしょう。

サポート期間の3ヶ月を気にしすぎない

何度か解説してきたように、リクルートエージェントのサポート期間は基本的に「3ヶ月」です。ただ、期間ばかり気にして焦っても良い転職はできません。

わたしたちがアンケートを取った結果からもわかる通り、3ヶ月以内で半数以上の方が転職活動を成功させています。

また、仮に3ヶ月で転職先が決まらなかったとしても、リクルートエージェントに再登録することは可能です。

もちろん、サポート期間が終了してすぐに再登録しても、同じ結果になる可能性が高いでしょう。

前回の3ヶ月ではなぜ内定を得るに至らなかったのか、その原因をはっきりさせることが大切です。

希望する仕事に足りない経歴や資格などを見直し、必要であればそれらを獲得してから再度挑戦しましょう。

希望に合わない求人はハッキリと断る

キャリアコンサルタントが紹介してくれる求人は、初回の面談で転職希望者が話した希望に近い内容のものが多いです。

ただし、なかには希望とかけ離れた求人が混ざっていることもあります。

希望と合わない求人が紹介された場合、ハッキリと断りましょう。キャリアアドバイザーに気を使いすぎてしまって「せっかく紹介してくれたし、今回は応募してみよう」と考えてしまうと、希望に合わない求人から内定が出てしまうかもしれません。

担当者にもノルマがあるので、希望の求人で内定を得られない人には、希望に合わない求人を紹介してくることもあります。

わたしがリクルートエージェントを利用したときの体験談

わたしがリクルートエージェントを利用したとき、「事務職」を希望していましたが、「視野を広げてもらうため」という名目で、事務職と一緒に事務所以外の求人も紹介された経験があります。

希望に合わない求人に安易に応募すると、内定を得ても早期退職の原因になります。

条件に合わないときはハッキリと断り、改めて応募したい企業の条件をキャリアコンサルタントにしっかり伝えましょう。

相性が悪い担当者は変更して良い

キャリアコンサルタントも人間なので、転職希望者と相性の良し悪しがあります。どのキャリアコンサルタントも自分にとって当たりとは限らず、なかには、「外れかもしれない」と感じる担当者に当たる可能性もあります。

自分に合わないと感じた場合、遠慮なくリクルートエージェント側に担当者の変更を依頼しましょう。

そのままやりとりを続けていても、紹介してくれる求人に納得できずにうまく転職活動ができない可能性があるためです。

他のエージェントと併用しながら転職活動を進める

リクルートエージェントは業界でも最大級の公開求人数・非公開求人数を誇り、1社だけでも転職活動は十分に可能です。

ただ、エージェントごとに強みを持つ業界が異なるので、複数の転職エージェントを利用することで効率よく転職活動ができます。

複数の転職エージェントに登録するメリット
  • 希望の職種が見つかる可能性が上がる
  • 複数のキャリアコンサルタントのアドバイスを受けられる
  • 転職エージェントごとの独占案件をチェックできる

おすすめの組み合わせは、リクルートエージェントなどの総合型エージェントと、特定の業界に強い特化型のエージェントの組み合わせです。

特化型のエージェントに属するキャリアコンサルタントは、特定の業界に関する深い知識を持っています。総合型エージェントのキャリアコンサルタントでも分からない内容について、詳細に教えてくれる可能性があります。

一方、特化型のキャリアコンサルタントは、ほかの業界に関する知識をあまり持ち合わせていないケースもあります。総合型のキャリアコンサルタントなら、さまざまな業界に関してバランスよくアドバイスを受けられるでしょう。

総合型と特化型でそれぞれの欠点を補うことができるので、2社以上利用するならこの組み合わせがおすすめです。

参考までに、IT業界に特化した転職エージェントを列挙しておくので、参考にしてみてください。

IT業界に強い転職エージェントの一例
  • マイナビIT AGENT
  • レバテックキャリア
  • ギークリー
  • ウィルオブ・テック
  • dodaエンジニアIT
  • ワークポート

リクルートエージェントに向いているのはこんな人

リクルートエージェントに向いているのはこんな人

記事冒頭からここまで、リクルートエージェントの強みや特徴、注意点やデメリットといった情報を紹介してきました。

転職エージェントごとに強みや弱みが異なるということは、向いている人も転職エージェントごとに異なります。

数ある転職エージェントのなかでもリクルートエージェントに向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • ジャンルを問わずにさまざまな求人をチェックしたい人
  • 初めて転職活動をする人

ジャンルを問わずにさまざまな求人をチェックしたい人

リクルートエージェントは、業界・業種問わず、さまざまな仕事を探したい方におすすめできる転職エージェントです。

国内の転職エージェントとして特に多い公開求人数と非公開求人数を抱えており、国内の求人の大半が見つかるといっても過言ではありません。

若手の人や転職未経験者は、自分の希望だけにこだわらず、さまざまな業界の求人をチェックしてみたほうが幅広い視野が手に入りやすいです。さまざまな業界の求人を見ていくうちに、自分が希望していた業界以外にも興味が出てくる可能性もあるでしょう。

初めて転職活動をする人

初めて転職活動をする人にも、リクルートエージェントはおすすめです。

リクルートエージェントでは経験豊富なキャリアコンサルタントが多数在籍しており、転職に関する不安は何でもぶつけることができます。的確なアドバイスを得られるので、安心して転職活動に挑めるでしょう。

また、リクルートエージェントでは履歴書や職務経歴書の添削、面接対策の実施、退職時のアドバイスなど、転職活動のフェーズごとにアドバイスを受けられる点もメリットです。

転職サイトやハローワークを利用して1人で転職活動をするよりも、それぞれの段階をクリアできる可能性が上がるでしょう。

リクルートエージェントを辞めたい人は連絡を必ず入れることが重要

リクルートエージェントを辞めたい人は連絡を必ず入れることが重要

リクルートエージェントは日本で最大級の転職エージェントではありますが、「サポート期間が基本的に3ヶ月」といったように、デメリットに感じる部分もあります。

リクルートエージェントが「合わない」と感じて、別のエージェントへの登録を決めてしまう方もいるかもしれません。

また、今の職場環境や待遇が改善され、転職自体を辞めたいと考えてしまう方も少なくないでしょう。

リクルートエージェントの利用を辞めたくなった際、エージェントに一言の連絡もなく音信不通で辞めてしまうのは避けて下さい。

連絡せずに利用を辞めてしまうといわゆる「ブラックリスト」に掲載されてしまい、次に利用したくなったときにサポートを受けられなくなる可能性もあります。

リクルートエージェントに関するQ&A

リクルートエージェントに関するQ&A

最後に、リクルートエージェントについてよくある質問と回答をまとめました。

リクルートエージェントとリクナビNEXTでは何が違う?

株式会社リクルートでは、リクルートエージェント以外にさまざまなサイトを運営しています。

  • リクルートエージェント
  • リクナビNEXT
  • ゼクシィ
  • suumo
  • タウンワーク など

転職については、転職エージェントである「リクルートエージェント」と転職サイトである「リクナビNEXT」があります。

両者の大きな違いは、「専任のキャリアコンサルタントがいるかどうか」です。

リクルートエージェントは利用者1人につき専任のキャリアコンサルタントがつき、面接対策や書類添削などのサポートを受けながら働くことができます。

一方のリクナビNEXTは求人情報を掲載する転職サイトであり、キャリアコンサルタントはいません。自分のペースで自由に転職活動ができるメリットがある反面、リクルートエージェントほど手厚いサポートを受けることはできません。

また、リクルートエージェントにある求人には一般に公開していない非公開求人が多く、リクナビNEXTでは誰でも応募できる公開求人が多いという違いがあります。

リクルートエージェントとリクルートダイレクトスカウトの違いは?

リクルートの転職サイトとしては、「リクナビNEXT」以外に、リクルートダイレクトスカウトもあります。

CMやWeb広告でみかける機会が増えてきたことから、名前を知っている人も多いのではないでしょうか。

リクルートダイレクトスカウトは、リクナビNEXTと同じく転職サイトです。ただし、未経験歓迎の求人からハイクラスまで網羅しているリクナビNEXTと違い、リクルートエージェントでは会員制のハイクラス向けになっているのが特徴です。

リクルートダイレクトスカウトの指示にしたがってレジュメを作成することで企業やエージェントからのスカウトを受け取れるようになり、興味を持ったスカウトに返信することでコンタクトを取ることができます。チャットを利用して企業の担当者と気兼ねなく取引でき、互いのことを深く理解した状態を作り上げられる点もメリットです。

リクルートエージェントと比較しても、年収が高くて経営者や役員クラスの求人が多数あります。

今よりも大幅なキャリアアップを実現させたい方、今までの知識や経験を活かして取締役などの役員職を狙っている方は、リクルートエージェントと併せてリクルートダイレクトスカウトにも登録しておくと良いでしょう。

リクルートエージェントにはブラック企業の求人はある?

転職活動をする際に、多くの転職希望者の方が心配することとして、「ブラック企業」の存在があります。

せっかく転職できたのに長時間労働やサービス残業を強いられたり、いわゆる「自爆営業」をほのめかされたりするのは、絶対に避けたいところです。

「リクルートエージェントもブラック企業の案件があるんじゃないの?」と気になる方もいるでしょう。

リクルートエージェントとはいえ、いわゆるブラックに含まれそうな求人が見つかる可能性はゼロにはなりません。これは、求職者が希望する働き方やお金の稼ぎ方によっては、いわゆるブラック企業で働く方が合っている場合があるためです。

ブラック企業の定義は人によっても異なり、激務のブラック企業でもキャリアアップできたり、年収が大幅に上がったりするなら転職先の選択肢として魅力的に思う人もいます。

リクルートエージェントでは担当のキャリアコンサルタントに希望の働き方を伝えてから求人を探せます。高年収でも激務な会社は避けたいのであれば、最初の面談でしっかり伝えておけばそのような企業は避けて案内してくれるでしょう。

リクルートエージェントの企業スカウトって何?

リクルートエージェントの「企業スカウト」は、利用者の匿名キャリアシートを見た企業の採用担当者からスカウトが届く仕組みのことです。

面接で会って話をしてみたいと感じた利用者にスカウトが送られてくる仕組みであり、自分から応募する一般応募よりも書類選考を突破できる可能性が高くなっています。また、経歴に魅力を感じた状態で面接が始まるので、良い印象のまま面接をスタートすることも可能でしょう。

書類選考が免除される「面接確約スカウト」を利用できれば、内定を受け取れる可能性を更に高めることができるでしょう。

リクルートエージェントは再登録できる?

はい、リクルートエージェントの再登録は可能です。再登録の流れは最初の登録時と変わらないので、特に難しいことはないでしょう。

ただし、退会した直後の再登録は断られる可能性もあります。退会してから数週間ではなく、数ヶ月~半年以上が経過してから再登録するほうが良いでしょう。

まとめ:リクルートエージェントは業界最大クラスの求人数があって評判も良い

リクルートエージェントは、過去にある程度のキャリアを積んだ中堅社員の方から、キャリアを築き始めたばかりの若手社員の方まで、幅広い年齢層の方におすすめできる転職エージェントです。

国内でもトップクラスの公開求人数・非公開求人数を誇るので、自分に合った求人に巡り会いやすいでしょう。キャリアコンサルタントが各段階で的確にサポートしてくれるので、転職活動が初めての方でも安心して内定を狙いに行けるでしょう。

一方、「サポート期間は原則3ヶ月まで」をはじめとして、デメリットに感じる部分もあります。メリット・デメリットを把握し、担当のキャリアコンサルタントの相性も確かめたうえで、上手に活用して転職活動を有利に進めていきましょう。