マイナビエージェントの評判は?良い口コミと悪い口コミ、独自アンケートを元にメリット・デメリットを解説
【マイナビのプロモーションを含みます】
転職活動の強い味方になる「転職サイト」「転職エージェント」。これから転職活動を開始する人は、何かしらのサイトに登録してサービスを利用すると効率的に内定を狙えます。
ただ、ひとくちに「転職サイト」「転職エージェント」といっても、その種類は膨大。それぞれ強みや弱みがあるので、サイト選びを失敗すると転職が遠のく可能性も……。
どのような転職を実現させたいかによって、それに適した転職サイトを選ぶことが転職成功への近道です。
まだ自分に合う仕事が何なのか分かっていない
未経験から新しい業界に飛び込みたい
このような希望を持っている20代~30台前半の若手社員の方は、さまざまな求人をチェックできる「総合型の転職エージェント」がおすすめです。
例えば、ブランドの知名度の高さと、求人数の多さで業界屈指といえる「マイナビエージェント」は若い転職希望者にうってつけのサイトといえます。
わたしたちがマイナビエージェントに関する口コミを調査したところ、以下のような評価・評判が多く集まりました。
- マイナビエージェントの担当者の方の熱意に感銘を受けた
- 自分が希望していた業種・職種の求人が多く、自分でも良い求人を探し出せた
- マイナビエージェントがおすすめしてくれる求人はどこも知名度があって感心した
- 大手ならではの情報量と求人案件数だと思った
- 情報量が多いので自分に合った転職先を探し出すことができる
- 期待しない企業の求人を強引にすすめられることはあった
- 書類選考や面接で落ちた際のフィードバックをあまりしてくれなかった
- フルリモートOKの求人かと思ったら実際は在宅不可の案件などがあった
- キャリアコンサルタントのサポートやフォローアップの手厚さはあまり感じられなかった
- 求人情報の質にバラツキがあり、希望に合致する求人が少なかった
口コミを見ると、マイナビエージェントは担当者の熱意や力量が高く、おすすめされる求人も知名度が高い大企業が多かったという評価になりました。自分に合った仕事がまだ定まっていない方にとっては、エージェントから有益なアドバイスを聞き出せて、優良な求人が多数揃ったマイナビエージェントが良い選択肢になるでしょう。
一方、担当のキャリアコンサルタントによっては良くない対応も見られたり、求人情報の内容や質にバラつきがあったりという悪い口コミも見つかりました。
マイナビエージェントはキャリアコンサルタントの質が高く、未経験者歓迎からハイクラス求人まで揃うので求人の質も高いです。「マイナビ」というネームバリューも含め、さまざまな求人を見比べたい方が登録する1社としておすすめできます。
年齢層でいえば管理職を狙う30代後半~40代よりも、むしろ20代~30代前半の「将来性のある若手」「未経験の分野に飛び込んでみたいと思っている第二新卒」といったフレッシュな社員向けの求人が多いです。
本記事ではマイナビエージェントの概要や口コミ・評判、わたしたちが独自調査したマイナビエージェントに関するアンケート結果、メリット・デメリットなどを紹介します。
マイナビエージェントの基本情報
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する「総合型の転職エージェント」です。
転職希望者の転職活動を専属のキャリアコンサルタントがサポートしてくれる「転職エージェント」の1社であり、若手社員の転職に比較的強いという特徴があります。
同じく「マイナビ」の名を冠するサービスに「マイナビ転職」がありますが、こちらは自分で転職活動を進める転職サイトです。
マイナビエージェントでは、以下のようにさまざまなサービスを受けられる点に特徴があります。
サービスの概要 | 解説 |
---|---|
自分の市場価値が分かる | これまでの経験やスキルを洗い出し、自分のキャリア・価値観を見直す機会になる |
転職のプロによるアドバイス | 1人では気付けない自分の強みやアピールポイントを引き出してくれるキャリアコンサルティングをしてもらえる |
非公開求人・独占求人の紹介 | マイナビエージェントが保有する求人のうち「約80%」が非公開求人なので、公開求人だけでは見つからない良い求人が見つかる また、マイナビエージェントでしか出会えない独占求人も多数 |
転職成功のノウハウを伝授 | これまで数多の転職希望者を内定に導いてきたマイナビエージェントの転職ノウハウを教えてもらえる |
転職活動をトータルサポート | 自身からは聞きにくいことや、退職・入社の手続きまで長期間にわたるサポートを受けられる |
転職サイトと比較してみると、専属のキャリアコンサルタントが上記のようなさまざまなサービスを提供してくれるのが、転職エージェントの大きな強みです。
総合型の転職エージェントはほかにもありますが、マイナビエージェントの差別化ポイントは若手の転職に強いということでしょう。
マイナビエージェントの公式サイトではわざわざ20代の転職に関するアドバイスをまとめたページが用意されていることからも、若手の転職に注力していることが分かります。
20代~30代前半の若手社員がスキルをイチから磨き直したり、新しい業界に飛び込んだりしたいならマイナビエージェントはおすすめです。
マイナビエージェントの基本概要をまとめると、以下のとおりになります。
サービス名称 | マイナビエージェント |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
サービスの分類 | 転職エージェント・総合型 |
対応する地域 | 日本全国 |
料金 | 無料 |
マイナビエージェントの料金体系
マイナビエージェントは、完全無料で利用できるタイプの転職エージェントです。よって、料金体系というものは存在しません。
会員登録することで、料金をかけずに以下のようなさまざまなサポートが受けられます。
- 自分に合う求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 業界分析のサポート
- 面接練習
- 条件交渉
- 内定後にいまの企業を退職する場合のアドバイス
なぜ、これだけ優良なサポートを無料で受けられるのかと言えば、転職エージェントは企業側から報酬を受け取る仕組みになっているためです。
マイナビエージェントの紹介で企業への入社が確定した場合、企業からマイナビエージェントに報酬が支払われます。
企業から報酬を得る流れができているため、ユーザーである個人の転職希望者は無料で利用できるわけです。
本来は有料級の情報やアドバイスを無料で受け取れるため、初めて転職活動をする人は1つ以上の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
マイナビエージェントの初回面談の内容
マイナビエージェントに登録すると、担当のキャリアコンサルタントとの初回面談が待っています。
「面談」と聞くと緊張してしまうかもしれませんが、フランクに進行していくので安心してください。
フランクな会話で緊張をほぐし、キャリアコンサルタントとの相互理解を進めたり、ユーザーが希望する転職先の情報を聞き出したりすることが目的です。
初回面談で聞かれる内容はキャリアコンサルタントによっても変わることがあるかもしれませんが、以下の2つは確実に聞かれると思っていたほうが良いでしょう。
経歴の聞き取り | これまでの経験やスキル、資格などを聞き取ることで、キャリアの棚卸しを行う |
希望の聞き取り | 転職したい業界や業種、職種の聞き取りを行い、希望に沿った求人を紹介できるような下地を作る |
なお、面談はオンラインでも可能なので、無理にマイナビエージェントの支店に移動する必要はありません。
所要時間は「1~2時間程度」と考えられるので、できるだけ時間に余裕がある日を選び、時間が押しても問題ないようにしておきましょう。
マイナビエージェントの良い口コミ・評判
マイナビエージェントは利用者が多い総合型の転職エージェントとして知名度が高く、数多くの良い口コミ・評判が集まりました。
ここからは、わたしたちが調査した、マイナビエージェントの良い口コミ・評判をご紹介します。
マイナビエージェントの担当者の方の熱意に感銘を受けた
マイナビエージェントの担当者の方の熱意と専門知識に感銘を受けました。IT業界への転職という希望を丁寧に聞き取り、的確なアドバイスとサポートを提供してくれました。おかげで、自信を持って転職活動を進めることができました。
30代 男性
マイナビエージェントの専任キャリアコンサルタントの方の営業や、やりとりに熱意を感じたという口コミです。
マイナビエージェントをはじめとする転職エージェントに在籍するキャリアコンサルタントは企業の内情を知り尽くしたプロです。転職希望者が希望する内容に近い求人を的確に選んで紹介してくれます。
自分が希望していた業種・職種の求人が多く、自分でも良い求人を探し出せた
希望していた業種、職種の求人が多かった。コンサルタントから勧められた求人にはあまりピンとくるものはなかったが、自分で求人を探したところ、印象の良い企業がいくつもあった。選択の幅が広く、しっかりと選ぶことができた。
20代 男性
希望する業種、職種の求人が多かったという口コミです。転職エージェントによって得意とする業界や職種は異なりますが、自分の希望とエージェントが得意とする業界がマッチするなら、効率的に転職活動を進められるでしょう。
詳しくは後述しますが、マイナビエージェントのなかでも求人が多い傾向にあるのは「SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)」「営業職」「経営/企画/管理/事務」などです。特にIT系は将来性が高い割に人手不足が心配される業界であり、若い人でも転職は十分に可能でしょう。
マイナビエージェントがおすすめしてくれる求人はどこも知名度があって感心した
マイナビエージェントがオススメや案内をしてくれる会社がどれも知名度があり、年収が高かったところはすごいなと思いました。また、メッセージのレスポンスの速さは徹底されており、サービスが優れていると感じました。
30代 女性
マイナビエージェントで紹介される求人は、どれも知名度があって年収も高いという口コミです。
「マイナビ」といえば「リクルート」や「doda(デューダ)」に並んで、転職業界でも圧倒的な知名度を誇る企業です。
有能な人材を求めて、大手企業や上場企業が求人を登録することは十分に考えられます。
大手ならではの情報量と求人案件数だと思った
マイナビは転職サイトの中では大手のサイトに分類されることもあり、大手ならではの情報量や求人案件数だと思った。何点か譲れない条件を提示すればそれに合わせて企業を紹介していただけるので、企業探しがしやすかった。
20代 女性
マイナビエージェントでは大手ならではの情報量や求人案件数だったという口コミです。マイナビエージェントでは専任のキャリアコンサルタントが在籍しており、しっかりと希望を伝えれば膨大な求人の中から的確に自分に合う求人をピックアップしてくれます。
また、口コミにもある通り、「希望する条件」だけでなく「希望しない条件」も明確にしておくと、それに合わせて求人を探してもらえます。
情報量が多いので自分に合った転職先を探し出すことができる
タイミングや職種にもよるが、情報量が多く、自分に合った転職先を見出すことができると思う。また、CMなどで見聞きすることではあるが、自分に合った職業とキャリアを生み出せると思う。担当者の対応もしっかりしていると思う。
40代 男性
マイナビエージェントは情報量が多く、自分に合った求人を見つけられるという口コミです。
口コミにもある通り、時期やタイミングにもよりますが、総合型の転職エージェントに分類されるマイナビエージェントでは実にさまざまな業界の求人が集まります。
担当者に相談することで、効率的に自分に合う求人を探し出せるでしょう。
マイナビエージェントの悪い口コミ・評判
マイナビエージェントはさまざまな業種・職種の求人を扱う総合型の転職エージェントとして、「リクルートエージェント」「doda」と並んで知名度が非常に高いサービスです。実際、わたしたちが調べてみると、良い口コミ・評判が多数集まりました。ただし、利用者が多いこともあって、それなりに悪い口コミ・評判が集まったことも事実です。
利用する人が多いほど、悪い口コミも一定数集まってしまうのは、大手である以上は仕方がないでしょう。悪い口コミが見つかったからといって、「このサイトは良くないから利用しない」と決めつけるのは避けた方が良いです。
実際に利用してみたら、自分にとって最高の転職エージェントだったという可能性もあります。悪い口コミや評判を参考にはしますが、それだけで決めないように注意してください。
とはいえ、マイナビエージェントにどのような悪い口コミがあるのかを知っておくことは大切です。マイナビエージェントへの登録を検討している方は、これから紹介する悪い口コミ・評判をご覧ください。
期待しない企業の求人を強引にすすめられることはあった
キャリアアドバイザーもノルマがあるのか、後半はあまり期待する条件の企業ではないのに、「とりあえず受けてみましょう」となかなか強引でした。ボランティアではないので気持ちはわかりますが、もう少し感情を隠してくれてもいいのになと思いました。
40代 女性
キャリアコンサルタントから、希望していない求人を紹介されたという口コミです。
キャリアコンサルタントには内定の目標件数があるとされているので、ノルマ達成のために希望しない求人を強引に紹介した可能性もあります。
ただ、キャリアコンサルタントによっては、「視野を広げてほしい」「この求人はこの求職者に合っていると思う」など、利用者のことを考えての行動の可能性もあります。
希望しない求人をすすめてきた時、なぜ勧めるのか理由を聞いてみましょう。納得できる理由で希望に近い部分も見られる求人なら、視野を広げる意味で求人に応募してみるのも選択肢の1つでしょう。
ただ、紹介されたからと言って必ず応募しなければいけないということもありません。「希望に合わない」「報酬が安い」など紹介された求人に応募する気が起きなければ、断っても何ら問題ありません。
書類選考や面接で落ちた際のフィードバックをあまりしてくれなかった
フィードバックを直球でくれないので、次の面接や試験の時に改善をなかなかすることができなかった。また、おすすめや案内をしてくれる会社はどこも大手が多く、小規模な会社を希望していた私の希望がなかなか反映されなかった点は改善して欲しいと思っていました。
30代 女性
面談や書類選考などの結果が出たあと、直球でフィードバックをくれないという口コミです。キャリアコンサルタントも人間ですから「スパっとフィードバックをしてくれる人」「遠回しにニュアンスで伝える人」など、さまざまなタイプがいます。
もし、どうしてもキャリアコンサルタントと気が合わないと思ったら、マイナビエージェントに理由を伝えたうえで担当者を変更してもらいましょう。
「今まで頑張ってくれていたし、勝手に担当変更したら申し訳ないかも……」と申し訳ない気持ちになるかもしれませんが、気が合わないコンサルタントとずっとコミュニケーションをとっても内定が取れなくなる可能性が上がります。あまり気にせず、長くやりとりできないと感じたら交代を申し出て問題ありません。
フルリモートOKの求人かと思ったら実際は在宅不可の案件などがあった
実際に応募している条件と、蓋を開けてみたら勤務条件が違うという案件が多すぎる!!これでは転職する意味がないと本当に思いました。在宅勤務の仕事を探していて、フルリモートOKと書いているにも関わらず、実際は在宅不可などが多すぎる。
30代 女性
求人の内容と実際の勤務条件が異なるというものです。実際に面接に参加して詳しい仕事内容を聞いたときに初めて、求人の内容と実務内容が異なることに気が付いてしまうのでしょう。
求人内容と実際に聞いた仕事内容に違いがあり、その違いが自分が希望する働き方に関するものであれば、キャリアコンサルタントに伝えて選考を辞退して問題ありません。
次に仕事を紹介してもらう際は、「求人内容と実務の内容が合致する求人を紹介してほしい」という希望を明確に伝えましょう。
キャリアコンサルタントのサポートやフォローアップの手厚さはあまり感じられなかった
手厚さやフォローアップなどは少ないように感じました。実際に細かく連絡をとってもらえるわけではなく、レスポンスも割とルーズに感じてしまうことが多かったので、そこを改善していただければより良くなると思います。
20代 男性
マイナビエージェントに限った話ではありませんが、キャリアコンサルタントによっても対応はさまざまです。懇切丁寧に対応してくれる人もいれば、口コミのようにレスポンスが遅いと感じる人もいるかもしれません。
ただ、転職希望者の性格や好みによって、評価が逆転することもあります。懇切丁寧な対応をしてくれるキャリアコンサルタントの行動を「しつこい」と感じる人もいるでしょう。
キャリアコンサルタントの能力の差もありますが、転職希望者とキャリアコンサルタントの相性の面も大きいです。
どうしてもキャリアコンサルタントの対応が自分に合わない場合は、マイナビエージェントに伝えて担当変更を相談しましょう。
求人情報の質にバラツキがあり、希望に合致する求人が少なかった
マイナビエージェントは全体的に満足していますが、求人情報の質にばらつきがある点が気になりました。希望に合致する質の高い求人情報をもっと充実させると、より多くの転職希望者が満足できるサービスになると思います。
30代 男性
求人情報の質にバラツキがある、という内容の口コミです。マイナビエージェントは総合型の転職エージェントであり、さまざまな業界・職種の求人が集まります。
集まった求人のなかには「未経験歓迎」のものもあれば、ハイクラス人材に特化した求人もあり、似たような仕事でも責任の重さなどで待遇に違いが出るケースもあるでしょう。
マイナビエージェントの求人に満足できない場合、「リクルートエージェント」「doda(デューダ)」など別の総合型転職エージェントと並行して利用すると良いでしょう。
利用する転職エージェントを増やすと求人の選択肢が増え、自分にとって魅力的な求人をピックアップしやすくなります。
【アンケート調査結果】マイナビエージェントを実際に利用した人の評判は?
今はまだマイナビエージェントへの登録を迷っている方のなかには、以下のような点について気になってしまっている人も多いのではないでしょうか。
- マイナビエージェントを利用した人はどんな評価をしたか感想を知りたい
- マイナビエージェントの求人の質や数は十分なのか
世の中に無数にある転職サイト・転職エージェントから自分に合った1社を絞り込むには、マイナビエージェントを実際に利用した人の感想を知ることが近道です。
ここでは、わたしたちが独自に調査した、マイナビエージェントを利用した人の感想を紹介します。
調査の目的 | マイナビエージェントを利用した感想に関するアンケート |
調査人数 | 19人 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査実施期間 | 2024年2月14日~16日 |
あなたの年齢を教えてください
年代 | 票数 | 比率 |
20代 | 6人 | 32% |
30代 | 9人 | 47% |
40代 | 4人 | 21% |
50代 | 0人 | 0% |
アンケート回答者の現在の年齢は30代がもっとも多くなっています。
マイナビエージェントの利用者の大半は20代という公式データもありますが、ここではあくまで「現在の年齢」を聞いているので、このような結果になったことが考えられます。
アンケートのなかで「転職時の年齢」を調査しているので、そちらも併せて参考にしてみてください。
性別は?
性別 | 票数 | 比率 |
男性 | 8人 | 42% |
女性 | 11人 | 58% |
マイナビエージェントの総合評価は?
回答 | 票数 | 比率 |
良い | 5人 | 26% |
普通 | 11人 | 58% |
悪い | 3人 | 16% |
「普通」と答えた方がもっとも多く、次いで「良い」の26%が続く形になりました。
一方で「悪い」と答えた人が少ないことから、マイナビエージェントは「大きな満足を得られるポイントは少ないが、利用した人の多くが一定以上満足できる転職エージェント」だと考えることができます。
マイナビエージェントの求人の数は多い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 4人 | 21% |
良い | 5人 | 26% |
普通 | 9人 | 48% |
悪い | 1人 | 5% |
すごく悪い | 0人 | 0% |
「普通」と評価した人がもっとも多い一方で、「すごく良い」「良い」と答えた人も同じくらいの人数がいるという結果になりました。
求人件数についての評価は特別高くはないものの、おおむね満足した人が多いようです。本記事内でも出てきますが、求人の総数でいえば「マイナビエージェント」「doda(デューダ)」が圧倒的に多いです。
その代わり、マイナビエージェントは20代の若手社員向けの求人が充実している傾向にあります。
マイナビエージェントの求人の質は良い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 1人 | 5% |
良い | 5人 | 26% |
普通 | 11人 | 59% |
悪い | 1人 | 5% |
すごく悪い | 1人 | 5% |
「普通」と回答した人が過半数に達しており、次いで「良い」と答えた人が26%で続いています。
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントであり、なかには「未経験歓迎」という求人もあります。また、基本的に若手向けの求人が多いことから、ベテラン社員向け求人が多い転職サイトと比較して年収が低めに掲載されている可能性もあります。
「普通」と答えた人が多いのは、このような背景があることも一因として考えられます。
ハイクラスかつ高年収な求人を求める方は、「ビズリーチ」「リクルートダイレクトスカウト」などのスカウト型の転職サイトにも併せて登録してみましょう。
マイナビエージェントのキャリアコンサルタントの質は良い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 1人 | 5% |
良い | 3人 | 16% |
普通 | 12人 | 63% |
悪い | 3人 | 16% |
すごく悪い | 0人 | 0% |
キャリアコンサルタントの質についても、普通と答えた人がもっとも多い結果になりました。そのほかの答えをみてみると、「すごく良い」「良い」と答えた人が「悪い」と答えた人よりもやや多い結果になりました。
ほかの口コミではキャリアコンサルタントの質について満足している声も多かったので、マイナビエージェントならキャリアコンサルタントとやりとりすることで一定以上の満足を得られるでしょう。
もし今のキャリアコンサルタントと相性が悪いと感じたときは、マイナビエージェントに申告して担当変更をしてもらえば問題ありません。
マイナビエージェントの全体のサービス・サポートは良い?
回答 | 票数 | 比率 |
すごく良い | 0人 | 0% |
良い | 4人 | 21% |
普通 | 12人 | 63% |
悪い | 3人 | 16% |
全体的なサービス、サポートは「普通」と評価した人がもっとも多く、次いで「良い」が21%という結果になりました。
サポート体制への不満については、複数の転職エージェントに登録することで解決するケースがあります。両者のサポートの良いところをそれぞれ利用できるので、マイナビエージェントで満足できないサービスでも2社目で満足できる可能性があるでしょう。
逆に、2社目の転職エージェントで満足できないサービスやサポートでも、マイナビエージェントでカバーできる場合があります。
マイナビエージェントで転職した後の年収はどうなった?
回答 | 票数 | 比率 |
上がった | 5人 | 26% |
変わらず | 13人 | 67% |
下がった | 1人 | 5% |
転職後の年収について「変わらず」と答えた人が過半数ですが、一方で30%近い人が「上がった」と回答しているのは特徴的です。
マイナビエージェントには20代向けの求人が多く、ハイクラス求人に特化した転職サイトと比較すれば年収が大幅アップする期待値は低いかもしれません。
そのなかでも、30%の人がしっかり年収アップを実現しているので、いまよりも高年収を目指したい若手社員の方に対してはマイナビエージェントをおすすめできます。
マイナビエージェントを利用したときの年齢は?
回答 | 票数 | 比率 |
20代前半 | 5人 | 26% |
20代後半 | 6人 | 32% |
30代前半 | 3人 | 16% |
30代後半 | 4人 | 21% |
40代 | 1人 | 5% |
マイナビエージェントは20代の登録者が多いという公式データがありますが、今回のアンケートでもそれに近い結果が出ています。
アンケート回答者が転職したときの年齢を聞いたところ、20代前半・20代後半と答えた人が全体の過半数を占める結果になりました。
マイナビエージェントは20代向けの求人が多数用意されているので、第二新卒まで含めて、若手社員に向いている転職エージェントといえます。
利用した転職エージェント・転職サイトの数は?
回答 | 票数 | 比率 |
1社 | 4人 | 21% |
2社 | 9人 | 47% |
3社 | 3人 | 16% |
4社以上 | 3人 | 16% |
今回アンケートに答えてくれた半数近い人が、2社の転職サイト・転職エージェントを利用していることが分かりました。
なかには「7社」を利用したという回答もあり、多くの人が1社のみで転職活動を進めていないのが特徴的です。
マイナビエージェントは「20代の転職に強い転職エージェント」ですが、求人の総数は競合より少ない傾向にあります。そこで求人数が多いと口コミでも評判のリクルートエージェントやdoda(デューダ)も一緒に登録することで、比較検討できる求人を一気に増やせるでしょう。
内定を受けるまでに要した日数は?
回答 | 票数 | 比率 |
1週間以内 | 1人 | 5% |
1週間~2週間 | 9人 | 47% |
2週間~4週間 | 2人 | 11% |
1ヶ月 | 2人 | 11% |
1ヶ月~2ヶ月 | 1人 | 5% |
2ヶ月以上 | 4人 | 21% |
一般的に転職活動は3ヶ月で一区切りとされることが多いですが、今回のアンケート結果では半数以上が2週間以内に転職を決めていることが分かります。
若手向けや未経験歓迎の求人が多く、ハイキャリア向けと比べて比較的スムーズに転職が決まる傾向にあることが予想できます。
できるだけ早く内定を決めたい20代~30代前半の方にとって、マイナビエージェントは良い選択肢になるでしょう。
転職を決意した理由・きっかけは?
転職をした人が「なぜ転職を決意したのか」については、全員が同じ回答にはなりません。上司のパワハラに耐えられなかった方や、もっと良い待遇を求めた人もいます。
今回アンケートを取った方は、どのようなきっかけで転職を決意するに至ったのでしょうか。
ここでは、今回アンケートに答えてくれた方が「転職を決意したきっかけ」について紹介します。
前社では営業をしていました。毎日数字に追われるストレスが向いていないと感じ,給与を気にしないので自分のペースで進めることができる業種を一番のポイントとして仕事を探すことを決意しました。事務やサポート役に回れるような特徴を重視しました
20代 女性
前職では給料が低かったため、増やしたいと思い転職活動を始めました。また、前職は人使いが非常に悪く、俗に言うブラック企業でした。特に出張の際の宿泊費は他の企業と比較すると非常に低いため自費で払ったときも多くありました。このような環境を変えたいと思い転職を決意しました。
20代 男性
当時働いていた会社では案件によってはストレスフルになったり残業や出張が大幅に増えたりということがありました。職場環境にはとても恵まれていたため転職は迷ったのですが、細くても良いのでもっと長期的に続けられる仕事に就きたいと思い、転職活動をしました。
30代 女性
前職は、仕事の量に対して給料が高くなく、休みも「設定されているだけで取得できない」という状態だった。ハローワークや転職サイトを利用しつつ、仕事をしながら転職先を探していた。同じ業種で待遇の良いところを探して、出来れば、同じような仕事内容で、すぐに慣れるようなことがしたかった。
30代 男性
当時の仕事先での給料がなかなか上がらず、3年後でも大きく昇給できない先輩社員を見て転職しようと思い始めました。最終的に、ボーナスをもらった際の金額が入社時に聞いていたよりも少なかったので、長期で在籍しない方がいいと思い、転職をしました。
20代 男性
自分自身としては業務がいつも通りの時間に終わらないことが多くあり、残業体質の企業が嫌で転職を考えるようになりました。入社当時は気にならなかったものの、歳を重ねて体力の衰えとともに残業や早朝出勤が厳しくなってきたこともあって転職を決意しました。
40代 女性
子どもが産まれたので土日が休みの仕事をしたいと思ったため。前職はシフト制の小売業だったので、不定休で先々の予定が決められないのと、拘束時間が長いことが不満でした。また拘束時間の割に給与が低いことも不満だったため
40代 女性
マイナビエージェントを選んだ理由
転職活動で利用できるサービスとして、最初に思い浮かぶのは「ハローワーク」ではないでしょうか?
そのほかに「求人情報誌」「転職サイト」「転職エージェント」といった種類もあり、それぞれ提供する会社が数多く存在します。
それだけの選択肢があるなかで、なぜマイナビエージェントを選んだのでしょうか。
ここでは、今回アンケートに回答した人がマイナビエージェントを選んだ理由について紹介します。
複数ある転職エージェントの中から「マイナビエージェント」を選んだ理由は、「2023年のオリコン顧客満足度調査で1位」を獲っていたので安心して利用することができるなと感じたからです。20代後半から自分のような30代後半の年齢層が転職しやすい転職エージェントだということも口コミサイトに書き込まれていたので選びました。
30代 男性
多くの転職サイトがあり、どこに登録しようと悩んだが、大手で信頼できる業者の方が登録数も多いだろうし、良い求人も多くあるだろうと考えて選択した。転職は色々な人を巻き込む事なので、マイナーなCMなども見ない業者に依頼して失敗することを恐れた結果でもある。
40代 男性
他社にもいくつか登録はしていましたが、マイナビエージェントを選んだのは自分の通勤経路内にあったこと(立地条件が非常によかった)とメールや電話の返信や連絡頻度が高く、「自分のことを気にしてもらえてるな」ということを実感できたからです。
30代 女性
友人が使ってよかったという口コミを聞いたので利用しようと思いました。また新卒時にマイナビを使用していたということもあり、近い感覚で使えるのかなと安心感を感じたことも使用を決めたポイントです。実際の内容は少し異なりましたが似た感じでした。
20代 女性
友人がマイナビエージェントを利用したと聞いたため私も紹介してもらいました。ただし、比較するため別のエージェントも登録をしましたが仕事に追われていたこともあり、マイナビエージェント一本で転職活動を行っていました。
20代 男性
業界トップクラスの実績が有名で知人からも紹介を受けたことがあったからです。また、よく広告などでも目にしていたのでなんとなく馴染み深かったです。初めてのサイトは不信感など不安要素も多いイメージだが、スムーズに入ることができた。
30代 女性
CMを流しているとても大手の転職サイトで、求人数が多いのではないかと思ったからです。他との比較がないので多いかどうかは分かりませんでしたが、思ったよりも求人数は少なかった印象です。私のキャリアだけかもしれませんが。
30代 女性
サービスを受けていて「すごい」「優れている」「良い」と思ったこと
マイナビエージェントを利用した人が受けたサービスのなかで、「すごい」「優れている」「良い」と思った内容について調査しました。
これからマイナビエージェントを利用したいと考えている方は、経験者の生の声をぜひ参考にしてみてください。
登録して自分で会社を探すというよくある求人媒体ではなく、アドバイザーという方と相談できて自分にあった求人会社を紹介してくれる点がすごいと思いました。普通のサイトだと相談できる場所がないので一人で就活することになりますが、マイナビエージェントではサポート受けながら転職活動を行えることが優れていると思います。
20代 女性
マイナビエージェントを利用して良いと感じた点は、「サポート体制がしっかりしていた」ところです。自分は転職活動が初めてだったので不安な部分も多かったのですが、アドバイザーさんが付いてくれて自分の希望条件に合った求人案件先を紹介してくれたり、履歴書・職務履歴書の書き方、面接対策なども行ったりしてくれたので安心して転職活動することができました。
30代 男性
選んだ理由と重複する部分もありますが、自分自身への連絡頻度やメールでのスカウト提案などが非常に頻繁にあったことです。おそらく登録者は多くいるでしょうが、他社と比較しても一人ひとりとしっかり向き合ってくれているなという実感があり、そこが優れていると感じました。
30代 女性
担当者の方がたまたまだったのか、ヒアリング能力とこちらの要望からの新しい選択肢を提示してくれる引き出しがとても多かったことはすごかったと記憶しています。また、面接などを受けた後のバックアップや落ちた場合はどこがダメだったか、聞いてくださったのもとてもありがたかったです。
20代 女性
まずは、求人が非常に多かったことです。企業の良しあしはいろいろとありますが、様々な職種や業界を目にすることができたため新鮮でした。また、エージェントの方のレスポンスも非常に早く、どんなに遅い時間であってもすぐに返信がきました。
20代 男性
求人数が多いことです。また求人の種類やジャンルも豊富なイメージで、ただ閲覧しているだけでも飽きなかった。また、サポート体制も充実していて些細な困りごとにも丁寧に対応して親身になっていただいた印象です。とても心強かったです。
30代 女性
マイナビエージェントは登録から電話がかかってくるまでがとても早かったことを覚えています。そこから面談の日取り決定までトントンと進んでいき、対応してもらえたのですごいスピード感だとおもいます。またスタッフさんの対応も良いです。
30代 女性
サービスの悪いところ、改善して欲しいところ
マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する若者向け中心の転職サイトとして、担当のキャリアコンサルタントのサポートを受けられるなどさまざまなメリットがあります。
ただし、実際に利用してみると、「悪い」「改善してほしい」と感じる部分もあるようです。
ここではマイナビエージェントの経験者に、利用して悪かった部分や、改善してほしい点について聞き取りした結果をご紹介します。
企業が多すぎるため、給料面や福利厚生でもう少し絞ることが出来るようなサイトの作りになっていれば自身での検索もしやすくなると思う。非公開求人が多いことと、面談を何度もしなければならず時間などに限りがある状態だとなかなか上手く活用するのが難しいと思う。
20代 女性
マイナビエージェントを利用して悪いと感じた点は、「思っていたよりも条件が良い企業がなかった」ところです。他の転職サイトを見ている時は多く感じたのですが、マイナビエージェントは思っていたよりも給与が良い求人案件先がなく、少し妥協して転職先を選ぶことにしました。もう少し条件の良い求人案件を取り扱ってほしいなと感じました。
30代 男性
連絡頻度は高かったのですが、他社と比較すると実際の面接の練習やそれに対しての実際のアドバイスというような機会は少なかったように感じます。悩みや方向性などの相談にはとても手厚く乗ってくれるので、もう少しでも実際の面接の練習などをして頂けるともっと良かったです
30代 女性
特殊なスキルを活用したい、となった時の求人の薄さです。心理学系の資格を活かしたいとはじめ相談したものの「もしかしたら、活かせる、かも?」な求人をいただくことが多かったです。ただ、そこからよくヒアリングいただき、他の選択肢を多く出していただいたので不満はありませんでした。
20代 女性
特定の職種に関しては情報が少なく、マイナーな業者に負けていると感じた。全ての職種に対応するのは大変な労力だと思うので、強みを活かした展開が必要だと感じる。申し訳無いが、マイナーな職種に関しては、他サイトを利用した方がより良い情報を得られると思う。
40代 男性
紹介会社の都合もあるのかやたらと営業職をおすすめされた気がします。こちらの求人会社がそうなのか,担当してくださった方がそうだったのかはわかりませんが私自身は営業を視野に入れてなかったので,そういったおすすめは不要だと感じました。
20代 女性
転職後に、条件と全く違う部分が出てきたことがあり相談したところ、就業後は、会社の状況も変わることがあるので、対応できないと言われ、転職後のサポートはあまりよくないイメージがありました。また、紹介してくださったエージェントの方に相談したくても、部所異動してしまっていることもあり、そこが残念でした。
30代 女性
これからマイナビエージェントを活用したいと考えている方へアドバイスをお願いします。
最後に、マイナビエージェントを経験した方から、これからマイナビエージェントを利用しようか迷っている方に向けてアドバイスを頂きました。
マイナビエージェントを利用するか迷っている方は、こちらのアドバイスも参考にしてみてください。
無料で相談できるのでどんどん利用して就活を進めることをおすすめしたいです。また就活の基準がしっかりあるならアドバイザーにしっかり伝えるほうがお互い労力をかけないで済みます。控えめで意見を言えない方もいると思いますが、軸をしっかり伝えると自分に合った就活ができます。
20代 女性
あくまでも色々なサイトを見つけ見比べてみた上で、自分に合うかどうかしっかりと見極めることが大切だと思います。売りにしていることはどこもありますが、自分の希望や条件にマッチしているのか、何を重視したいのかなど事前に決めておくのもいいかと思います。
30代 女性
マイナビエージェントは、サポート体制がしっかりしているので、初めて転職する人には利用しやすい転職エージェントだと感じています。悩みや不安を聞いてくれるだけではなく、履歴書・職務履歴書の書き方や面接対策などのサポートも行ってくれるので安心して転職活動をすることができます。
30代 男性
あくまでも手段の一つと考えるのが良かった、と今は考えています。それこそ、使って転職はしたものの給与面はアップしなかったので。私はそれでも良いと思って転職しましたが、人によっては大事だったりすると思います。なので、自分が大事にしている軸をぶらさずに使用するのが良いと思います。
20代 女性
特定の職種に関しては、情報が少なく、転職先を見出すことが難しいと思う。自分の求める職種がメジャーな職種なのか、マイナーな職種なのかを客観的に判断し、メジャーな職種であれば利用する価値は高いと思う。マイナーな職種である場合は、専門の転職サイトを利用した方が賢いだろう。
40代 男性
求人を多く見ながらも、エージェントのアドバイスが欲しい方は非常におすすめだと思います。逆に、手厚いサポートなどを求める方だと、少しギャップに感じてしまうケースもあるかと思いますので、自分がどういうサービスを受けたいかによって使い分ける方がいいかなと思います。
20代 男性
豊富な求人数を活用して転職市場のトレンドを把握したい人には便利です。注意点は、サポート期間を気にしすぎないで希望と合わない求人を紹介されたらハッキリ断ること。また求人のエージェントの強い業界や職種を理解してから利用をしたほうがよりスムーズに転職活動がしやすいと思います。
40代 女性
マイナビエージェントの魅力・メリット
マイナビエージェントは就活サイトとして名前が知られている「株式会社マイナビ」が提供するサービスであり、転職業界でも高い知名度を誇ります。
新卒学生のころに「マイナビ」を利用して、この名前に親しみを覚えた人も多いのではないでしょうか。新卒学生の就活サイトを展開しているような関係もあり、マイナビエージェントは一般的に若手向けの求人に強いともいわれています。
もちろん、大手ならではのメリットは他にも盛りだくさん。これからマイナビエージェントを活用しようか迷っている方は、まず「マイナビエージェント」にどのようなメリットがあるのかを確認してみましょう。
具体的に考えられるマイナビエージェントの魅力・メリットは以下のとおりです。
- 若手人材の転職に強い
- さまざまな業種・職種の仕事を紹介してくれる
- キャリアコンサルタントのサポートが優秀
- 転職サービスとしての知名度が高い
- 中小企業の求人が比較的多い
- アフターフォローが丁寧
- 全国に拠点がある
- 面接の利用回数やサポート期間に制限がない
若手人材の転職に強い
若手人材の転職に強いというのが、マイナビエージェントの大きな特徴の1つです。
20代の若手社員や、第二新卒の方であれば、有力な求人を多く見つけられる可能性があります。
学校を卒業したあとに新卒で入社した会社で、社会人経験を積んだ期間が3年未満の若手ビジネスパーソンのこと
実際、マイナビの公式サイトでも以下のように、「20代に強い」ということがアピールされています。
マイナビエージェントには、「第二新卒」を対象とした求人が多数あります。
引用元:マイナビエージェント
また、公式サイトで転職のポイントをまとめたコラムを掲載しているページで、「20代の転職の方へ」と若手向けの転職成功ガイドを掲載していることからも、マイナビエージェントが若手に強いとされている理由が分かりますね。
また、マイナビエージェントの資料によると登録者の過半数が20代の若者で占められています。
登録者の年齢 | 比率 |
---|---|
24歳以下 | 27.5% |
25歳~29歳 | 35.8% |
30歳~34歳 | 16.9% |
35歳~39歳 | 8.6% |
40歳~49歳 | 7.2% |
50歳以上 | 4.1% |
30代も転職活動をするのに最適な時期ですが、マイナビエージェントでは20代の比率が最も大きいところに特徴があります。
20代の若手社員が転職活動をするなら、マイナビエージェントは良い選択肢になりそうです。
さまざまな業種・職種の仕事を紹介してくれる
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントとしての機能を持っていますが、業界やジャンルが絞られた専門的なサイトとは異なります。
あらゆる業界・職種の求人を扱う「総合型の転職エージェント」に分類されるという特徴があります。
わたしたちがマイナビエージェントで求人を検索してみたときの結果は、以下のようになりました。※2024年2月27日時点
なかでも注目度が高いのは「SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)」です。いわゆるIT系の求人ですね。
昨今のITや生成AIの爆発的な進歩もあり、IT業界は躍進する業界です。にも関わらず、人手不足が心配されるという事情があります。
経済産業省の資料でも、以下のような記述が見つかりました。
若年層の人口減少に伴って、2019年をピークにIT関連産業への入職者は退職者を下回り、IT人材は減少に向かうと予想されている。
また、IT人材の平均年齢は2030年まで上昇の一途をたどり、高齢化が進展することも予想されている。
その一方で、IT需要予測から推計されるIT人材需要との需給ギャップから2030年までのIT人材の不足数を推計すると、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とすれば、将来的に40~80万人の規模で不足が生じる懸念があることも試算された。
引用元:経済産業省|参考資料(IT人材育成の状況等について)
つまり、いまのうちからIT系企業への転職を志すことで、人手不足から内定を得られる可能性が高いことがわかります。
将来性も高いため、20代の若手社員がIT業界に飛び込めば、未経験でもキャリア形成の道があります。
キャリアコンサルタントのサポートが優秀
マイナビエージェントは名前の通り「転職エージェント」の1つであり、会員登録すると専任のキャリアコンサルタントに転職をサポートしてもらえます。
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントということもあり、求人が掲載されている業界や職種は幅広いです。
- IT・通信インターネット
- 機械(電気・電子)
- 営業職
- 医療系専門職
- コンサルタント・監査法人
- 士業
- 金融専門職
- 不動産専門職
- 経営・企画・管理・事務
- 販売・サービス
- 建築設計・土木・プラント・設備 など
これだけの選択肢があるなか、自分だけで求人を探すのは非常に大変です。
一方、マイナビエージェントであればキャリアコンサルタントに希望する求人の仕事内容や待遇などを伝えることで、希望に近い求人をピックアップして紹介してくれます。
もし気になる求人が見つかって応募する際も「履歴書・職務経歴書の添削」「面談対策」などでサポートしてもらうことができます。
手厚いサポートを受けながら効率的に転職活動を成功させるなら、マイナビエージェントがおすすめです。
転職サービスとしての知名度が高い
マイナビエージェントは、転職サービスとしての知名度が高いという特徴があります。
運営事業者である「株式会社マイナビ」はほかにも以下のような事業を展開しており、転職関連サービスを利用したことがある人なら一度は「マイナビ」の名前を聞いたことがあるはずです。
マイナビ学生の窓口 | 新入学から卒業までワンストップのサポートを受けられる情報メディア |
マイナビティーンズ | イベント、試写会の参加、プレゼントやアンケート募集など、10代女子の新しいチャレンジをバックアップ |
マイナビ進学 | 進路を考える高校生のため、大学・短大・専門学校の情報を掲載した「進学情報サイト」 |
マイナビバイト | 全国のアルバイト求人を掲載するアルバイト情報サイト |
マイナビミドルシニア | 人生100年時代に向けた、ミドル層・シニア層のための求人情報サイト |
マイナビ2024 | 2024年卒業予定である学生のための就職準備サイト ※「2024」の数字は、毎年変動 |
マイナビ転職 | 若手社会人を中心に、全国の求職者の方々に利用されている総合転職情報サイト |
マイナビエージェント | キャリアコンサルタントによる確かなコンサルティングで高い利用満足度を誇る人材紹介サービス |
学生のアルバイトや進学、就職から転職まで、さまざまなサービスが提供されていることが分かります。全体的に、学生や20代前半の若い人向けのサービスが目立ちますね。
転職サイトのマイナビ転職からして「若手社会人向け」と書かれているとおり、若手社員にとって知名度の高いサイトといえるでしょう。
中小企業の求人が比較的多い
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントであり、大手以外に中小企業の求人も多数取り揃えています。
独立行政法人中小企業基盤整備機構によると、日本の全企業数のうち、中小企業にあたる企業は99.7%にものぼります。
参照:独立行政法人中小企業基盤整備機構|日本を支える中小企業
日本では大手よりも中小企業のほうが圧倒的に多いので、転職希望先を大手のみに絞ってしまうと、なかなか転職活動は進まないかもしれません。
中小企業の求人が多く揃っているマイナビエージェントで転職活動を進めることで、比較検討できる企業が一気に増えるでしょう。
応募できる企業が増えれば、内定を獲得できる可能性も上がるでしょう。
アフターフォローが丁寧
マイナビエージェントは、アフターフォローが丁寧というメリットもあります。
サポート期間が有限である転職エージェントと比較してマイナビエージェントはサポート期間に制限がなく、無期限でアフターフォローをしてくれます。
登録から内定だけでなく、その後もこまめなアフターフォローを受けることができれば、ミスマッチによる早期退職を防ぐことが期待できるでしょう。
全国に拠点がある
マイナビエージェントは全国に拠点があります。全国の企業の求人がマイナビエージェントに集まるので、IターンやUターン転職を希望している人にとっても魅力的でしょう。
以下に、マイナビエージェントの全国拠点についてまとめました。
- 銀座オフィス
- 神奈川支社
- 北海道支社
- 宮城支社
- 名古屋支社
- 京都支社
- 大阪支社
- 兵庫支社
- 福岡支社
これら全国の拠点に法人担当者が配置されていることから、地方求人も比較的多く用意されています。
都会の仕事のみだけでなく、地方へのUターンを視野に入れているような方にはマイナビエージェントがおすすめできます。
面接の利用回数やサポート期間に制限がない
マイナビエージェントの大きなメリットの1つに、面談の利用回数やサポート期間の制限がないことが挙げられます。
一部の転職エージェントでは転職サポート期間が決まっているケースがあり、その期間内に転職しなければと、転職希望者が焦ってしまうことが考えられます。
例えばマイナビエージェントのライバルであるリクルートエージェントでは、原則として3ヶ月のサポート期間が設定されています。
転職サポートの期間に制限がないところは、最大手のリクルートエージェントと比較しても非常に大きなメリットといえるでしょう。
マイナビエージェントの注意点・デメリット
マイナビエージェントは株式会社マイナビのサービスの1つとして若手向きの転職に強かったり、中小企業の求人が比較的多かったりと、ほかの転職エージェントにはない特徴を持っています。
ほかの転職エージェントよりもマイナビエージェントに魅力やメリットを感じる人も少なくないでしょう。特に未経験可の求人を含めて検討して自分のキャリア形成を考え直したい20代前半~後半の人は、ぜひ登録してほしい転職エージェントといえます。
ただ、そのような魅力があるマイナビエージェントでも、全くデメリットなしということではありません。
ここからは、マイナビエージェントを利用する前に知っておきたいデメリットや注意点を解説します。
具体的なマイナビエージェントのデメリット・注意点は以下のとおりです。
- 紹介可能な求人がないと使用できない
- ほかの大手転職エージェントと比較すると公開求人数が少なめ
- ミドル世代・ハイキャリア人材には使いにくいと感じることがある
- 求人が少ない地方もある
紹介可能な求人がないと使用できない
マイナビエージェントは登録が無料なのはすでに紹介したとおりですが、「誰でも登録できる」というのは少し違うということを覚えておきましょう。
マイナビエージェントは企業の情報を転職希望者に紹介し、内定を得てもらうことで企業側から報酬が発生するビジネスモデルです。
紹介可能な求人がない人は、マイナビエージェントがどれだけやりとりや求人紹介をしても、マイナビ側が利益を得ることができません。
よって、全く紹介できる求人がない人というのは、登録を断られる可能性があります。
「●●のような人は絶対に登録を断られる」と決まったわけではありませんが、以下のような特徴を持つ方は登録を断られる可能性が高いと思っておきましょう。
- 職歴がなさすぎる
- 年齢が高すぎる
- 以前の退職からブランクが長すぎる
- 経歴や過去の仕事内容が特殊すぎる
上記のいずれかに当てはまる方は、マイナビエージェントに登録を拒否される可能性がゼロではないということを理解したうえで申し込みましょう。
面談に辿り着けない=サービスが利用できないと思っておいてください。
ただ、マイナビエージェントに登録できないからといって「ほかの転職サイト・転職エージェントでも登録できない」と決まったわけではありません。
例えばマイナビエージェントでは「年齢が高すぎる」と判断されたとしても、ハイキャリア求人をメインで扱う転職サイトでは登録できる、といったこともあるかもしれません。
ほかの大手転職エージェントと比較すると公開求人数が少なめ
マイナビエージェントは「総合型の転職エージェント」に分類されており、総合的にさまざまなジャンルの求人を扱っています。ただ、ほかの大手人材紹介会社と比べると、登録されている求人の数はやや少なめの傾向にあります。
希望する業種や職種によっては紹介される求人が少なく、マッチする求人を紹介してもらえない可能性もあります。
マイナビエージェントの登録人数に満足できない場合、同じ総合型の転職エージェントである「リクルートエージェント」「doda(デューダ)」に会員登録して、そちらでも探してみると良いでしょう。
ミドル世代・ハイキャリア人材には使いにくいと感じることがある
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェント」という肩書からも分かるとおり、20代~30代前半の若者、特に20代の人から大きな支持を集める転職エージェントです。
その代わり、ほかの転職エージェントと比較して、40代以降のミドル世代の社員や、ハイキャリア人材向けの求人は少ない傾向があります。
その傾向は登録者の年齢にも表れています。
マイナビのエージェントの登録者の80%が34歳以下というデータがあるということは35歳以上の登録者は20%未満と、極端に少ないことがわかるでしょう。
自然と、マイナビエージェントとしても登録のほとんどを占めている若手社員向けの求人を多く揃えるようになります。
ミドル世代やハイキャリア人材の方はマイナビエージェントに登録しても、どうしても紹介を受けられる求人に限りがあります。充実した数の求人紹介を受けるなら、以下のような転職サイト・転職エージェントのほうがおすすめ度が高いかもしれません。
- 若手からハイキャリアまで求人数がとにかく多いリクルートエージェント
- ハイクラス求人に特化していて登録無料で利用者の口コミも多いリクルートダイレクトスカウト
- ハイクラス求人に特化していて一部で有料機能もあるビズリーチ
求人が少ない地方もある
マイナビエージェントは全国に拠点があり、そこで地方求人も集めているので全国どこに住んでいる人でも転職活動が可能です。
ただし、本社が東京や大阪という大都市にある企業が多いこともあり、地方によっては求人の数が少ないケースも珍しくありません。
これはマイナビエージェントに限った話ではなく、「全国をカバー」と書かれていたとしても、大都市である東京や大阪、名古屋などの都市部に求人が集中するのは致し方ないところです。
地方へのUターンを狙う人は、マイナビエージェントだけでなく、複数の転職エージェントや転職サイトを活用してみることをおすすめします。
マイナビエージェントよりも求人数が多い「リクルートエージェント」「doda(デューダ)」にも登録すると効率的に地方求人を探すことができるでしょう。
マイナビエージェントに登録・利用するまでの流れ
世の中にはいくつもの転職エージェントがありますが、登録の流れに関しては似通った部分が多いです。一度登録の流れを把握しておけばマイナビエージェントへの登録が効率的に進むだけでなく、2社目以降に登録する際もスムーズでしょう。
マイナビエージェントに登録する場合、以下のような流れになっていることを覚えておきましょう。
- 会員登録
- キャリアコンサルタントとの初回面談
- 求人紹介
- 書類添削・面接対策の実施
- 書類選考・面接
- 内定・退職手続き
ここからは、マイナビエージェントに会員登録するところから内定を得るところまで、利用の流れをご紹介します。
1.会員登録
マイナビエージェントのサービスを利用するには、何よりも先に「会員登録」をすることが先決です。
まずはマイナビエージェントの公式サイトにアクセスし、個人情報などを登録できるフォームに進みましょう。
公式サイトにアクセスして、必要事項を入力すると申し込みに進めます。
登録フォームの入力事項をまとめると以下のとおりです。
- 現在の状況(在職中か、離職中か)
- 現在の勤務先の業種
- 現在の勤務先の職種
- 転職希望時期
- 経験社数
- 希望勤務地
- 性別
- 生年月日
- 氏名
- 現住所
- 電話番号とメールアドレス
- 最終学歴の学歴区分
- 最終学歴
- 現在の勤務先での雇用形態
- 現在の勤務先での年収
- 現在の勤務先の企業名と勤務期間
- 希望年収
- 希望業種
- 希望職種
- 現在の勤務先での職務内容
- マイナビエージェントにアクセスしたきっかけ
このときに登録した情報は、キャリアコンサルタントとの初回面談で利用される可能性があります。
自分の経歴や希望する求人の内容をスムーズにキャリアコンサルタントに伝えるためにも、入力する内容に間違いがないようにしましょう。
2.キャリアコンサルタントとの初回面談
キャリアコンサルタントと面談し、自分の経歴や希望を伝える段階です。
新型コロナウイルス蔓延の以前はマイナビエージェントのオフィスまで来社が基本でしたが、現在では感染拡大防止の観点からオンラインでの面談が可能です。
申し込みをしてから数日の間にマイナビエージェントから面談の案内が届き、キャリアアドバイザーと面談日程を調整することになります。
面談が終わらないと、次の「求人紹介」に進むことができません。できるだけ早く初回面談に参加できるように、登録から数日は予定を入れずにできる限り空けておきましょう。
面談で聞かれる内容は職務経歴、転職先に求める条件や転職を決めた理由、希望の年収・待遇、転職時期などです。
3.求人紹介
キャリアコンサルタントとの初回面談を通じて、転職の方向性や目的とする業界・職種が明確になるでしょう。そのあとは、キャリアコンサルタントから希望に沿った求人が紹介されます。
利用者の希望条件と合致する求人はどんどん紹介してくれるので、紹介された求人は空いた時間に少しでも多くチェックしておきましょう。
4.書類添削・面接対策の実施
実際に求人に応募をすると「書類選考」「面接」という順番で選考が進んでいきます。
書類選考で提出する内容が魅力的でない場合や、何らかの不備がある場合は、面接前に審査落ちすることになるので注意が必要です。
応募書類の内容に不安がある場合は、マイナビエージェントの書類添削のサービスを利用しましょう。
また、面接も同様です。書類選考を勝ち残って面接に進めたとしても、ぶっつけ本番では「緊張してうまく話せない」「自分の強みをアピールできないまま面接が終わった……」ということも十分に考えられます。
マイナビエージェントでは、模擬面接を実施してもらい、自分の回答内容で直すべきところがあればフィードバックを受けることも可能です。
これらのサービスは無料であり、少しでも不安があれば無料で活用すると良いでしょう。
5.書類選考・面接
紹介された中から応募する企業を決めたら、キャリアコンサルタントに応募を希望する旨を伝えます。
その際、書類添削でアドバイスをもらった内容をもとに、履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
求人に応募する際は、担当のキャリアコンサルタントが企業の担当者に「求職者の強み・希望」を伝えたうえで推薦してくれます。「マイナビ転職」などの転職サイトを利用して1人で転職活動をするのに比べて、書類選考の通過率を高められるでしょう。
なお、求人への応募はマイナビエージェント側のキャリアコンサルタントが代行してくれます。キャリアコンサルタントに求人応募の意思を伝えれば、自分で手続きを行う必要はありません。
この時間を使って、書類選考を突破したときのことを考えて面談の練習をして待機しましょう。
書類選考を突破したら、次はいよいよ企業の採用担当者との面接です。
マイナビエージェントでは面接の日程調整はキャリアコンサルタントがおこなってくれます。利用者は自分に都合の良い日をキャリアコンサルタントに伝えてください。
本番前には、前項で紹介したキャリアコンサルタントの面接対策を受けておきましょう。
模擬面接を受けることで面接の場そのものに慣れ、緊張せずにすらすらと話しやすくなります。余裕のある態度で志望動機や自分の強みをアピールできれば、内定を得られる可能性もグッと上昇するでしょう。
面接の当日は、以下のような点に見落としがないか再チェックしてから自宅を出るようにしてください。
- スーツにシワがないか
- 靴は磨いてあるか
- 髪型に清潔感感があるか
- ムダ毛の処理ができているか
- 提出書類を忘れていないか
- メモ帳や筆記用具は持ったか
- 応募企業の担当者の名前と連絡先はメモしたか
- 本人確認書類(運転免許証など)は持ったか
- 表情は硬くなっていないか
- 姿勢は悪くなっていないか など
提出書類や身だしなみ、言葉遣い、姿勢などに不備がないか、企業のビルに入る前に再チェックしておきましょう。
面接の内容が素晴らしいとしても、基本的なビジネスマナーや礼儀、身だしなみがなっていないと判断されると、それだけで面接落ちになる可能性もあります。
気になる企業から内定をもらえるチャンスは一生のうちに1回あるかどうかでしょう。少しのミスで評価に影響しないよう、できる限り完璧な見た目に仕上げ、忘れ物などケアレスミスがない状態で臨みたいものです。
6.内定・退職手続き
マイナビエージェントから内定の連絡が無事に届いたら、働いている企業の直属の上司に退職を申し入れましょう。
退職日が決まらないと内定を受けた会社への入社日が決められないので、できるだけ早めに上司に相談することが大切です。
法律的には退職の申し入れから2週間あれば退職できることが民法で定められています。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
引用元:e-GOV|民法
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
ただし、実際に働いている会社では2週間で全ての引継ぎや退職手続きを終わらせるのは難しく、引き継ぎに1~2ヶ月、場合によっては3ヶ月以上の時間を要することがあります。この期間は会社ごとの慣習で異なる場合もあるので、転職が決まりそうになったら就業規則を確認するなど、退職までにかかる時間をある程度把握しておきましょう。
絶対にやってはいけないのは、「いまの会社を辞められないから入社を待ってほしい」と内定をくれた企業に交渉することです。
退職日を決められずに入社日が決まらないというのは、内定を出した会社側には関係のない事情です。転職希望者の交渉能力や就労意欲を疑われることになったり「辞める会社を優先するのか」と不信感を与えたりする可能性があります。
民法の規定や会社の慣習に従って最短で退職できるように、根気強く今の会社と交渉を続けて下さい。
強い引き止めにあって退職日が決められない場合、すぐにキャリアコンサルタントに相談してみましょう。早期退職に向けて良いアドバイスがもらえるかもしれません。
なお、マイナビエージェントをはじめとする転職エージェントでは退職代行のようなサービスはありません。
あくまでも自分で今の会社を退職する必要があります。
マイナビエージェントを活用して内定を得るためのポイント
マイナビエージェントは転職成功のための強い味方ではありますが、「登録さえすれば自動的に内定がもらえる」といった甘いシステムではありません。
内定を得るにはマイナビエージェントのサポートを受けつつも、自分でも転職成功のコツを知って全力で取り組む必要があります。
ここでは、マイナビエージェントを100%活用して内定を得て、転職を成功させるためのポイントをご紹介します。
具体的に、ユーザーが押さえておきたいポイントは、主に以下の4点です。
- 転職の目的とキャリアのゴールを明確にする
- レジュメは全て埋める
- キャリアコンサルタントからの返信には即レスする
- 担当者を必要に応じて変更する
- 非公開求人は積極的に活用する
転職の目的とキャリアのゴールを明確にする
マイナビエージェントのみに限った話ではありませんが、転職を成功させるには「転職の目的(ゴール)」を明確にしておくことが重要です。
転職活動をする目的や活動のゴールの内容によって、目指すべき業界や職種、企業が全く異なってきます。
やってはいけないのは、以下のようにあまり深く考えずに転職することです。
- 何となく今の職場が合っていないと思うから転職したい
- 今の職場は自分を評価してくれていない気がする
- 上司が嫌いだから転職したい
マイナスな理由や、あまり深くない理由だけで転職してしまうと、本当に自分に合う企業なのか分からないまま転職活動してしまうことが考えられます。
応募する求人に一貫性がなくなり、本当に自分がやりたい仕事が分からないまま転職して早期退職を迎える可能性もあるでしょう。
マイナビエージェントに登録する前に、以下の3つは絶対に明確にしておくことをおすすめします。
- 自分がなぜ転職活動をするのか
- なぜ今の会社ではダメなのか
- 具体的に、転職活動のゴール・目標は何なのか
レジュメは全て埋める
マイナビエージェントに登録できたあと、レジュメ(職務経歴書)を作成することになります。
この際、情報がスカスカの歯抜けのようなレジュメにならないように注意が必要です。与えられた項目は全て埋めるようにしましょう。
レジュメ登録をしっかりとおこなうことで希望条件に合う求人が紹介されやすくなり、企業担当者やキャリアコンサルタントにも転職意欲の高さを示すことになります。
キャリアコンサルタントからの返信には即レスする
マイナビエージェントに限った話ではありませんが、キャリアコンサルタントから連絡が届いた際は、できるだけ早く返信することが大切です。
返信スピードが早いほど「転職への意欲が高い」と判断され、条件の良い求人を紹介してもらいやすくなることが考えられます。
逆に、メッセージに対していつまでも返信しないと「熱意がない」と判断されて良い求人を紹介してもらえない可能性があります。
また、条件の良い求人というのは、多くの人が殺到します。返事が遅れてしまうと、そのあいだに内定が決まって募集が締め切られることもあるかもしれません。
もし複数の転職エージェントを利用していて、あまり連絡を取れていないキャリアコンサルタントがいれば、1週間~2週間に1回くらいは連絡をとって「まだ転職活動をしている」というアピールをしましょう。
担当者を必要に応じて変更する
マイナビエージェントでは専任のキャリアコンサルタントと登録時からやりとりをすることになりますが、必ずしも自分と相性の良いキャリアコンサルタントにあたるとは限りません。
「この担当者は自分に合わないかも……」というキャリアコンサルタントに出会ってしまったら、別のキャリアコンサルタントに変更できるようにマイナビエージェントに相談するのも1つの方法です。
いまのキャリアコンサルタントが自分に合わないことが分かっていて相談し続けていると、以下のような問題が長期的に発生する可能性があります。
- 希望に合わない求人が紹介されて応募できない
- レスポンスが悪すぎて話が進まない
- 転職に関するサポートに満足できない など
今現在やりとりしているキャリアコンサルタントが、以下の項目に1つでも当てはまってしまうなら、見切りをつけて別のキャリアコンサルタントに切り替える検討をしましょう。
- 普段のやりとりや質問に対してレスポンスが遅い
- 対応や言葉遣いに横柄さを感じる
- 自分の希望に関係ない求人ばかり紹介してくる
- 紹介求人について質問しても、答えが返ってこない
- 希望の求人について応募しないと「とりあえず受けてみましょう」などとアピールが続く
- 企業と年収交渉などの細かなサービスをおこなってくれない
キャリアコンサルタントは企業と転職希望者を結び付けることが成果になります。転職希望者が内定を得られないと、自分の成績アップにつながらないわけです。
なかには、転職希望者の好みやキャリアプランと無関係な、「内定が取りやすい求人」ばかり紹介してくるキャリアコンサルタントもいるかもしれません。
上記で紹介したように対応が雑なキャリアコンサルタントとは長くやりとりせず、マイナビエージェントに不満点を伝えて交代してもらうようにしましょう。
転職希望者から相手にされなくなったキャリアコンサルタントは、自分の行動を見直さないと誰も担当に就かせてくれない(=成果にならない)ということになります。自分の行いを反省するしかなくなるでしょう。
自分に合うキャリアコンサルタントを選び続けることで、結果的にマイナビエージェントに在籍するキャリアコンサルタントの力量や対応力が高くなることが期待できます。
非公開求人は積極的に活用する
マイナビエージェントでは、誰でも求人検索で辿り着ける「公開求人」のほかに、web上で公開されていない「非公開求人」があります。
非公開求人がある理由は「求人の内容を競合に知られないため」「応募の殺到を避けるため」「重要ポストに就ける人物を探すため」など、さまざまです。
企業によっては幹部クラスや管理職などハイキャリアの求人を非公開求人として出すことがあり、一般的に公開求人よりも待遇が良いケースが多いとされています。
非公開求人で自分が希望するキャリアや働き方、待遇にマッチした求人があれば、積極的に応募を検討してみましょう。
マイナビエージェントをおすすめできる人の特徴
マイナビエージェントは大手人材紹介会社の株式会社マイナビが運営していることもあり、多くの転職希望者におすすめできる万能な転職エージェントです。
そのなかでも、マイナビエージェントが特におすすめできるのは、以下の3つの特徴を持った方です。
- 20代~30代前半の若手
- 未経験のジャンルに転職したい人
- IT業界への転職を希望する人
20代~30代前半の若手
マイナビエージェントでは登録者の年齢層を公開しており、それによれば80%以上が34歳以下の若手社員です。
20~30代前半の若い転職希望者が大半を占めているというのが、他の転職エージェントと比較したマイナビエージェントの大きな特徴になっています。
株式会社マイナビは新卒学生向けの「マイナビ」を運営しているなど若手向けの求人集めにノウハウがあることから、若手社員が集まりやすいのだと予想できます。
20代のなかには、初めて転職活動をする人も少なくないはずです。1人で転職活動をするのも不可能ではありませんが、「どんな企業が自分に合うか分からない」「面接対策が1人ではできない」など、悩むことが多くあります。
マイナビエージェントは専任のキャリアコンサルタントが自分の希望に近い求人を紹介してくれたり、書類添削・面接対策をしてくれたりとさまざまなサポートをしてくれます。このサービスは初めて転職活動する若手の方には特に有用でしょう。
またマイナビエージェントでは特定の業界や職種に特化したアドバイザーも在籍しており、希望する業界に特化した専門的なサポートを受けられる可能性もあります。
未経験のジャンルに転職したい人
マイナビエージェントでは、20代~30代の転職希望者が多いため、集まる求人も自然と若手向けの求人が多くなることが考えられます。
もちろん「未経験可」の求人も多く揃っているので、いま働いている業界から抜け出して新しい業界や職種に飛び込んでみたい人にマイナビエージェントはおすすめです。
20代なら未経験の会社に転職したとしても、そこから再度キャリア形成を始めて成功する可能性は十分にあります。
キャリアコンサルタントが在籍しているマイナビエージェントなら、未経験のジャンルが自分の性格に合っているかなどを分析したうえで、求人紹介などのサポートをしてくれるでしょう。
IT業界への転職を希望する人
マイナビエージェントは若手向けの求人が多いというのは紹介したとおりですが、若者になじみのある「IT系」の求人が多いという特徴があります。
ひとくちに「IT系」といってもジャンルは幅広く、自分に合う求人を探すのは大変な作業です。マイナビエージェントなら専任のキャリアコンサルタントに相談しながら、自分が希望するキャリアプランや働き方を実現できるIT系求人を紹介してくれるでしょう。
マイナビエージェントとマイナビ転職の違いを比較
マイナビが提供している転職支援サービスは、マイナビエージェントだけではありません。なかでもマイナビエージェントに並んで知名度が高いのが「マイナビ転職」です。
同じリクルート系列の転職サービスであり、「何が違うのか分からない……」「どうやって使い分ければ良いの……?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
マイナビエージェントとマイナビ転職の違いを端的に表現すると以下のとおりになります。
マイナビエージェント | マイナビ転職 | |
---|---|---|
サービスの種類 | 転職エージェント | 転職サイト |
特徴 | 20~30代前半向けの求人が多い キャリアコンサルタントの手厚いサポートが受けられる |
幅広い業界の求人をチェックできる 「転職フェア」に参加するなど自分で転職活動をする |
おすすめ | 20~30歳代 プロのサポートを利用して転職したい人 |
自分のペースで転職活動をしたい人 |
マイナビエージェントからの連絡がこない場合の原因は?
「せっかくマイナビエージェントに登録したのに、担当のキャリアコンサルタントから一切連絡がこない……」
マイナビエージェントに登録したあと、このように悩んでしまっている人も、もしかしたらいるかもしれません。
登録したばかりでマイナビエージェント側から連絡が届かない場合、以下の2点を確かめてみてください。
- 登録情報に不備があって連絡ができない状態である
- 迷惑メールフォルダに届いている
登録情報に不備があって連絡ができない状態である
マイナビエージェントに登録すると、基本的に5営業日以内に登録者に連絡が入ります。期間を大幅にすぎているのに連絡が入らないときは、まず登録情報の不備を疑いましょう。
- そもそも申し込み手続きが完了していない
- 電話番号が間違っている
- メールアドレスが間違っている
電話やメールアドレスが間違っていると、どれだけ待っても連絡が入ることはありません。
特にメールアドレスは手打ちでは間違いが発生しやすいので注意が必要です。登録する際はメールアドレスをコピー&ペーストで貼り付けるほうが良いでしょう。
また、会員登録をしたつもりで、最後のボタンを押していなかった(=登録が終わっていない)場合も、もちろん連絡は入りません。
マイナビエージェントに連絡してみて、まずは登録が終わっているか確認しましょう。登録自体が上手くできているのであれば、電話やメールアドレスの不備を確認してみましょう。
不備を修正できれば、後日に担当者から連絡が入るはずです。
迷惑メールフォルダに届いている
マイナビエージェントからは連絡が入っているのに、自分が見落としているパターンも考えられます。
まず、迷惑メールのフォルダにメールが届いていないか確認してみましょう。電話も同様、「連絡が来ない」と思い込んでいるだけで、実際には電話がかかってきていた可能性も考えられます。
メールや電話が届いていそうな日・時間の迷惑メールフォルダの中身について、隅々までチェックしてみましょう。
マイナビエージェントに関するよくある質問と回答
最後に、マイナビエージェントに関してよくある質問と回答を、Q&A形式で集めました。
マイナビエージェントの利用に料金はかかる?
いいえ。
求職する側(転職希望者)は、無料でマイナビエージェントを利用できます。マイナビに限らず、転職エージェントを利用して料金が発生するのは企業側です。
転職エージェントは求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に「人材紹介料」として手数料を受け取れるビジネスモデルになっています。
転職エージェントは企業から利益をあげているため、求職者から手数料を徴収する必要がありません。
また、「職業安定法」という法律でも、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけない決まりが明示されています。
第三十二条の三
引用元:e-GOV|職業安定法
②有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
マイナビエージェントからの電話がしつこい場合はどうすれば良い?
マイナビエージェントに限らず、転職エージェントでは「しつこい」と感じてしまうほど大量のスカウトや求人紹介の電話・メールが届くことがあります。
転職エージェントはボランティアではなくビジネスであり、各キャリアコンサルタントに内定の数値目標が課されているためです。
キャリアコンサルタントによって求職者とのやりとりの進め方は異なりますが、人によっては「目標達成にこだわって、希望外の求人でもどんどん紹介してくる」という可能性もあるでしょう。
ただ、本当に求職者のためを思って求人をたくさん揃えようとして、熱意が空回って求職者から「しつこい」と思われるケースもあるようです。
マイナビエージェントで紹介された求人は必ず応募しないといけない?
マイナビエージェントに登録すると、専任のキャリアコンサルタントから毎日のように求人紹介のメールや電話連絡が届くことになります。
ただし、紹介されたとはいっても、実際に求人に応募する選択権は求職者の側にあります。マイナビエージェントから紹介されたからと言って、必ずしも応募しなければいけないわけではありません。
紹介される求人が自分の求める内容と異なる場合は、しっかりとその旨を伝えて紹介求人の見直しをしてもらいましょう。
マイナビエージェントを退会したいときは?
何らかの事情でマイナビエージェントから退会したいときは、放置するのではなく担当のキャリアコンサルタントに連絡を入れましょう。
キャリアコンサルタントとの話し合いで「登録情報は残すか」「登録情報も全て削除するか」を決めることになります。
単に退会しただけでは登録情報が残ることになるので、「内定を得たからもう利用することはない」と思うなら個人情報まで全て削除してもらいましょう。
まとめ:マイナビエージェントは若手社員の転職に強いエージェント
マイナビエージェントは業界最大手のリクルートエージェントやdoda(デューダ)と並んで知名度が高い転職エージェントです。総合型の転職エージェントとしてさまざまな種類の求人が用意されており、幅広いジャンルの求人を見比べたい人にはおすすめの転職エージェントといえるでしょう。
また、ほかの転職エージェントと比べて20代の若手社員向けの求人が多いという特徴もあります。第二新卒から既卒まで、20代向けの求人を探したい人にはメリットが大きいです。
幅広い求人から自分の将来のキャリア形成につながる企業を見つけたい20代~30代前半の方は、マイナビエージェントへの登録を検討してみてはいかがでしょうか。