用語集

CASB(Cloud Access Security Broker)

作成者: GRCS|May 24, 2024 9:11:37 AM

CASB(Cloud Access Security Broker)とは企業や組織のクラウドサービス利用状況を可視化・制御するクラウドセキュリティソリューションです。


クラウドサービスの利用増加に伴い知らぬ間にシャドーIT(組織で利用を許可していないにも関わらず利用されているクラウドサービス)の利用が増えることで、セキュリティ対策が不十分なクラウドサービスから機密情報が流出したり、クラウドサービスに保管をしている情報・データが第三者に公開されるなどのリスクが生じる可能性があるため、組織内で利用されているクラウドサービスを把握しコントロールする必要があります。

CASBは、企業・組織におけるシャドーITやクラウドサービスの利用状況をIT管理者が把握し、セキュリティリスクの高いクラウドサービスの利用をブロックしたり、データのアップロードを制御することが可能です。
いつ、だれが、どのサービスで、何をしたのかという利用実態を可視化・制御できるため、セキュリティリスクの低減とIT管理者の負荷軽減につながります。