転職エージェントおすすめ人気比較と選び方【保存版】転職エージェント利用者100人アンケート調査!
転職活動をする際に利用するサービスといえば「転職サイト」「ハローワーク」「転職エージェント」などがあります。
なかでもおすすめは「転職エージェント」で、登録すれば担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で内定を目指せます。サポートしてもらえる内容は求人の紹介だけでなく 、面接の対策や履歴書・職務経歴書の添削など多種多様です。
ただ、ひとくちに転職エージェントといっても非常に数が多く、どの転職エージェントを利用すれば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
マイナビキャリアリサーチLabが調査したデータによれば、2023年12月に実施した中途採用・転職活動の定点調査において、「前月に中途採用活動を行った企業」に該当するのは46.0%と、前月比・前年同月比ともに増加しています。
出典:マイナビキャリアリサーチLab|転職市場・中途採用の動向・傾向(2023年)
転職市場が好調な現在、転職エージェントを選ぶ段階で迷ってしまうのはもったいないです。ご自身に合っている転職エージェントを選び、すぐにでも転職活動を始めましょう。
本記事では、わたしたちが転職エージェントごとの口コミや評判を調べた結果を踏まえて、おすすめできる転職エージェントをカテゴリー別にご紹介していきます。
【マイナビのプロモーションを含みます】
サービス名 | 対応エリア | 特徴 |
マイナビエージェント | 全国 海外 |
・20代の若手向けの求人が多い ・履歴書や職務経歴書の添削などのサポートが手厚い |
リクルートエージェント | 全国 海外 |
・日本最大級の規模と実績がある ・エージェントの質が高く土日も対応してくれる |
doda(デューダ) | 全国 海外 |
・転職エージェントと転職サイト、スカウトの機能があり ・転職者が企業と出会えるイベントも多数 |
エンワールド | 全国 | ・外資系やグローバル企業への転職を目指せる ・高年収の求人案件が多い |
リクルートダイレクトスカウト | 全国 | ・ハイクラス求人に特化 ・転職決定年収が925万円と高い |
ビズリーチ | 全国 海外 |
・年収500万円以上の求人多数 ・有料機能でエージェントを検索も可能 |
マイナビIT AGENT | 全国 海外 |
・IT・Webエンジニアの求人が多い ・転職後の定着率が非常に高い |
ワークポート | 全国 海外 |
・IT関連で未経験可の求人に強い ・リスキリングしてくれるサービスもある |
大手転職エージェントのおすすめ3選
初めて転職エージェントを利用するなら、知名度がバツグンの大手のエージェントがおすすめです。
あらゆる業界の求人が豊富な「総合型」の転職エージェントであり、色々な業界の求人を網羅的にチェックしたい人には特におすすめできます。
数あるなかでも、特に注目度の高い大手転職エージェントは以下の3つです。
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- doda
マイナビエージェントは若手の転職希望者に人気の転職エージェント
- 業界や職種に特化したエージェントサービスを展開
- 20代の若手向けの求人が多い
- 履歴書や職務経歴書の添削などのサポートが手厚い
マイナビエージェントは、新卒の就活サイトで知名度がある「マイナビ」が運営している転職エージェントです。「初めての転職で何をすれば良いのか分からない……」という人でも丁寧にサポートしてくれるでしょう。
「若者向け」「20代向け」の求人が多いというメリットがあります。公式サイトでも「マイナビエージェントは20代の転職エージェント満足度No.1!」と書かれており、若者向けに注力しているのは間違いないでしょう。
以下のように、業界や職種に特化したエージェントサービスも展開していて、業界や職種ならではのニッチな悩みや転職事情も踏まえたサポートができるという強みです。
- IT・Webエンジニアに特化した転職エージェント【マイナビIT AGENT】
- 営業職に特化した転職エージェント【マイナビ営業 AGENT】
- メーカー業界のエンジニア・技術者に特化した転職エージェント【マイナビメーカー AGENT】
また、職務経歴書や履歴書についても丁寧にアドバイスをしてくれるので、書類選考を通過できずに悩んでいる方は一度登録してみると良いでしょう。
リクルートエージェントはリクルートが運営する業界トップクラスの転職エージェント
- 業界最大手のリクルートの運営
- エージェントの質が高く、土日でもしっかりと対応してくれる
- 非公開求人の数も業界トップクラス
リクルートエージェントは業界最大手のリクルートが運営していることもあり、転職支援実績や求人数が業界トップクラスの転職エージェントです。
エージェントの質も高く、土日でもしっかり対応してくれるので在職中の人でも安心して利用できます。掲載されている求人の数が多いことで質の高い求人が多く、面接後のフォローも優秀です。
また、非公開求人の数も業界トップクラスというメリットもあります。とりあえず登録することで、リクルートエージェントにしかない非公開求人を知るチャンスがあるでしょう。
欠点があるとすれば、その求人数の多さでしょう。求人数が多い分、転職の方向性が固まっていないと雑に転職先を紹介される可能性もあります。
メインで利用するエージェントを「リクルートエージェント」にして、専門性の高い特化型の転職エージェントを併用するなど、紹介される求人の質を高める工夫をしましょう。
doda(デューダ)はリクルートエージェントに次ぐ規模の求人数がある
- リクルートエージェントに次ぐ求人数を誇る
- 転職サイトと転職エージェントの両方の機能がある
- 求職者が企業と出会えるさまざまなイベントが開催されることがある
doda(デューダ)は、幅広い業界の求人を扱う転職エージェントです。求人数はリクルートエージェントに次ぐレベルで多く、dodaのみに登録されている求人と出会える可能性が高いです。
転職エージェント・転職サイト・スカウトサービスが一体になっている点もメリットです。1人で気軽に転職先を探しつつ、迷ったときには担当のキャリアアドバイザーに話を聞いてみることもできます。doda1つに登録すれば転職活動を問題なく進められるでしょう。
さらに、求職者が選考前に企業担当者と会って話せる転職フェアイベントや、転職希望者とオンラインで直接話せる転職フェアオンラインといったイベントが開催されることもあります。イベントを通じて企業に自分をアピールすることができれば、内定まで大きく前進することも可能です。
大手だけあってDMがよく届きますが、必要なDMとそうでないDMを見極めるためにも、しっかりとメールを確認する時間を取ることをおすすめします。
ハイクラス転職に合ったおすすめの転職エージェント3選
転職エージェントや転職サイトといえば、「未経験歓迎」の求人が多いイメージがありませんか?
前述した大手の転職エージェントでは全国の求人を網羅しているために未経験歓迎の求人の数も多いです。一方、すでに専門的なキャリアを積んだベテラン社員は、希望する求人が見つかりにくいこともあります。
そこで利用を検討したいのが、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。転職希望者に求める知識や経験のレベルが高いので万人向けではありませんが、ハイキャリアかつ高年収の企業に転職できる可能性もあります。
専門知識を得たベテラン社員の方の転職におすすめなのは以下の3社です。
- エンワールド
- リクルートダイレクトスカウト
- ビズリーチ
エンワールドは外資系企業やグローバル企業への転職に強い転職エージェント
- 年収800万円以上の求人が10,000件も用意されている
- ハイキャリア人材のキャリアアップを強力にサポート
- 正社員だけでなく、プロフェッショナル契約雇用、プロジェクトベース雇用、紹介予定派遣などさまざまな雇用形態の求人がある
エンワールドは、外資系やグローバル企業への転職を実現するハイクラス向け転職サイトです。国による文化や環境の違いをを理解している外資系に強いコンサルタントが転職サポートを行っており、企業に応じたきめ細やかなアドバイスをもらえるでしょう。
外資系やグローバル系企業が中心であることから高年収の求人が多く、年収800万円以上の求人が10,000件も用意されています。エンワールドを通じて転職した方の満足度が97%と高いです。
転職満足度が高い理由として挙げられるのは、エンワールドが中長期的なキャリアサポートをしてくれる点です。エンワールドのキャリアコンサルタントは主要業界の多様な
職種に精通しており、各分野におけるトップ企業と提携しています。
インターブランド社の「Best Global Brands 2017」トップ100社のうち、93社の採用支援の実績があり、ハイキャリア人材のキャリアアップを強力にサポートしてくれます。
紹介される求人は正社員だけでなく、プロフェッショナル契約雇用、プロジェクトベース雇用、紹介予定派遣など、転職者が希望するさまざまな働き方にマッチする求人を紹介してくれるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトはリクルートが提供しているハイクラスも向けのスカウト型転職サイト
- 掲載されている年収は800~1,200万円クラスが中心で転職決定年収平均が高い
- スカウトが届く求人の年収を確認すると、自身の市場価値を測る参考になる
- 審査なしでもスカウトを受けられる
リクルートダイレクトスカウトは国内でも最大級の「ハイクラスに特化したスカウト型転職サイト」です。掲載されている年収は800~1,200万円クラスが多く、転職決定年収平均が925万円※と高い特徴があります。
※2022年度実績:2022年4月~2023年3月の間にレジュメ登録があった年収750万円以上のサービス登録者
登録時に経歴や希望を登録すれば、あとは企業の担当者やヘッドハンターから「スカウト」という形でコンタクトが届くようになります。自分の経歴を登録して待つだけで企業からコンタクトが届くため、自身で求人を探す時間がないハイキャリア人材の方でも転職活動を進めることができます。
自分で求人を探す一般的な転職サイトとの違いは、スカウトなら自分では想定していなかった業種・職種の求人を出している企業とコンタクトが取れる点です。また、スカウトが届く複数の求人の年収を見れば自身の市場価値が分かり、自身の価値に見合う年収や待遇の企業を見つけやすくなるでしょう。
スカウト型の転職サイトとして競合である「ビズリーチ」との違いは、審査の有無です。ビズリーチに登録するには審査を通過する必要がありますが、リクルートダイレクトスカウトは審査なしで誰でもスカウトを受けられます。
ビズリーチは他の転職エージェントでは出会えない希少な求人がある
- 企業やエージェントからのスカウトを待つスカウト型の転職エージェント
- 一流企業や大手企業などのハイクラス求人が多数
- 有料機能を使うことで利用者からエージェントを検索できる
ビズリーチは「ダイレクトリクルーティング」と呼ばれるスカウト型の転職エージェントであり、登録しておけば自分の経歴にマッチする求人からスカウトが届く仕組みです。
ほかの転職エージェントにはない一流大手企業やヘッドハンター、転職エージェントからのスカウトがくれば直接やりとりでき、効率的な転職活動が可能です。ハイクラス求人への転職を希望するなら、スカウトを受けるためにも早めに登録しておきたいところです。日々届く求人の内容から、自分の市場価値を知るのにも役立つでしょう。
ビズリーチでは転職エージェントやヘッドハンターにスコアを付与しており、有料機能を利用することでエージェントを検索できます。
女性向けのおすすめ転職エージェント2選
総合型の転職エージェントは全国の求人が掲載されているため、性別に関係なく多くの求人をチェックできます。一方「女性中心の職場で働きたい」という強い思いがある女性の方の場合、女性の求人に強いサイトにも登録したほうが効率的に探せる可能性があります。
これから紹介するサイトは女性向けの求人に強いので、女性の方は総合型と併せて登録しておくことをおすすめします。
- Type女性の転職エージェント
- パソナキャリア
Type女性の転職エージェントは女性向けの求人に特化した転職エージェント
- 女性向けの転職エージェントであり、女性へのサポートが魅力的
- キャリアアドバイザーがほぼ女性であり、悩みを相談しやすい
- ITエンジニアや営業など、バリキャリ志向向けの求人が多い
Type女性の転職エージェントはその名前の通り、女性の転職サポートが手厚いことで知られる専門型の転職エージェントです。
対象地域が首都圏(東京、埼玉県、神奈川県、千葉県)に限定されていることはネックですが、女性が活躍している・活躍しやすい求人を紹介してもらえるので、地域が合う女性の方は活用すると良いでしょう。
また、Type女性の転職エージェントに在籍しているキャリアアドバイザーはほぼ女性であり、女性ならではの悩みを相談しやすい環境になっています。
女性向けの転職エージェントとしては「営業」「エンジニア」など男性が活躍している職種の求人が多く、いわゆる「バリキャリ志向」の女性におすすめできます。
もちろん「サービス・小売り」「事務・経理・人事」「介護・医療」など、女性が活躍できる業界の求人ならどれも豊富です。
パソナキャリアは女性のサポートに強いハイクラス転職エージェント
- ハイクラス求人を扱うエージェントのなかで女性向けのサポートに強い
- 結婚や出産など女性のライフプランに沿ってキャリアプランを相談できる
- 日本の大手、優良企業の求人が約92%など、求人の中身も魅力的
パソナキャリアはハイクラス・管理部門転職のエキスパートです。大手の転職エージェントの中でも女性向けの支援が充実した転職エージェントという一面もあります。
女性の支援を中心におこなってきた経験豊富なキャリアアドバイザーが、結婚や出産など女性ならではのライフプランを踏まえたキャリア相談に応じてくれます。
求人の内容も非常に魅力的であり、「日本の大手、優良企業の求人が約92%(非公開求人含む)」「パソナキャリア限定の求人が1,500社以上もある」「累計転職支援実績は約54万人」と、圧倒的な実績を多数もっています。
年収アップ率61.7%という実績もあることから、今までよりも高年収を狙っているキャリア志向の女性におすすめの転職エージェントといえるでしょう。
年代別におすすめの転職エージェント3選
転職を決意する年齢としては「20代」「30代」「40代」が考えられます。リクルートエージェントやマイナビエージェントのような大手ではどの年代の求人も網羅していますが、転職エージェントによっては特定の年齢に特化しているケースもあります。
特定の年齢に特化した転職エージェントなら総合型にはない求人が見つかることもあります。転職活動の際は総合型と年齢特化型の両方を登録することも選択肢の1つです。
ここでは、20代・30代・40代の方にそれぞれおすすめできる転職エージェントを1社ずつご紹介します。
- 20代:マイナビジョブ20’s
- 30代:リクルートダイレクトスカウト
- 40代:doda X
20代:マイナビジョブ20’sは未経験求人が75%を占める
- 20代の未経験または経験が浅い人向けの求人が多い
- 大手のマイナビのノウハウを活用したサービスが受けられる
- 世界で年間数千万人が受験する信頼性の高い適性診断を受験できる
マイナビジョブ20’sは、今回紹介している転職エージェントのなかでも、サービス名のとおり20代の転職に強いエージェントです。
20代・第二新卒・既卒向けの求人のなかでも、20代の未経験者やスキルが浅い人が転職しやすい求人が揃えられています。未経験OKの求人は75%以上もあり、初めての転職で「求人が見つからない……」と悩む心配は少ないでしょう。
また、就職・転職サービス大手のマイナビのグループということもあり、マイナビのノウハウを元に安心して転職活動に望めます。
世界で年間数千万人が受験する信頼性の高い適性診断を受験することもでき、自分のレベルを推し量るのにも利用できます。
今までの仕事とは全く異なる内容の仕事に飛び込みたい方は、ぜひ登録しておきたいところです。
30代:リクルートダイレクトスカウトは大手のリクルートが運営するハイクラス向けの転職エージェント
- 業界最大手のリクルートが運営するハイクラス向けの転職エージェント
- 転職決定年収が平均925万円と非常に高い
- レジュメを登録してから1ヶ月の平均スカウト数が23件という実績あり
リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手クラスの「リクルート」が運営するハイクラス向けの転職エージェントです。
会員登録は無料で、登録した情報をみたエージェントや企業の担当者からスカウトを受けることができます。転職決定年収が平均925万円と非常に高く、今までよりも高年収の企業に転職したいという希望も十分に叶えられるでしょう。
求人掲載数も12万件とハイクラス求人向けの転職エージェントとしてはトップクラスに多く、レジュメを登録してから1ヶ月で平均23件のスカウトが届くという実績もあります。
スカウトで届く求人は年収1,000万円超えも珍しくなく、中には2,000万円という超高額なスカウトが届く人もいます。高年収求人のスカウトを受け取りたいならぜひ登録しておきたい転職サービスです。
40代:doda Xは40代の転職に特化したエージェント
- 登録してスカウトを待つ以外に自分で求人に応募ができる
- 40代の転職に強い担当エージェントが多数在籍
- 有料サービス「doda Xキャリアコーチング」ではキャリアの可能性を追求できる
doda X(デューダエックス)は、人材会社大手である「パーソナルキャリア株式会社」が運営する40代向けの転職エージェントです。登録してスカウトを待つだけでなく、求人に自ら応募できるという点でほかのハイクラス求人を扱う転職エージェントとは異なっています。
40代の転職に特化した転職エージェントが多数在籍しており、登録した40代のキャリアと将来像に見合う求人を紹介してくれます。エージェントがさまざまな点でサポートしてくれるので、管理職や役員として多忙に働く40代の方でも利用しやすいメリットがあります。
また、同社では「doda Xキャリアコーチング」という有料サービスを利用可能です。専属の担当者が今後のキャリアに対する考え方や行動の選択肢を増やすサポートをしてくれるため、今後のキャリアを考え直したい方におすすめです。
ITエンジニア求人に特化したおすすめの転職エージェント4選
転職エージェントのなかには、ある特定の業界・業種に特化したものがあります。なかでも注目度が高いのは、今後も高い成長性が見込まれるIT関連の転職エージェントです。
例えばマイナビは総合型のマイナビエージェント以外に、ITに特化した「マイナビIT AGENT」という転職エージェントを運営しています。
IT業界への転職を希望している方はまず大手の総合型転職エージェントに登録し、IT系の求人をくまなく探すためにITに特化した転職エージェントにも登録しましょう。
ここではITエンジニアの求人に特化した専門性の高い転職エージェントをご紹介します。
- マイナビIT AGENT
- ギークリー
- レバテックキャリア
- ワークポート
マイナビIT AGENTはWebエンジニア向けの求人が豊富に揃っている
- IT・Webエンジニアの求人が多い
- 転職後の定着率が97.5%と非常に高い
- 企業の選び方から自己分析の進め方、履歴書や職務経歴書の添削まで丁寧にサポート
マイナビIT AGENTは、ITエンジニアやWebエンジニアの転職に強い転職エージェントです。業界大手ならではの公開求人数を誇るだけでなく、数多くの非公開求人も掲載されています。エンジニア以外にITコンサルタントやセールスまで、幅広い求人から自分に適した求人を探すことが可能です。ITの求人に特化しているだけあってハイクラスの求人も多く、73.7%の転職者が年収アップを実現しています。
転職後の定着率も97.5%と高く、多様化した価値観やライフスタイルのニーズに合わせた求人を紹介してくれていることが分かります。
IT業界未経験向けのサポートが充実している点もメリットです。企業の選び方から自己分析の進め方、履歴書や職務経歴書の書き方までキャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれます。
フルリモート案件も豊富であり、在宅で仕事をしたい方におすすめの転職エージェントです。
ギークリーはITやWeb関連の公開・非公開求人が豊富
- ITやWeb、ゲーム業界専門の転職エージェント
- 転職支援実績は13,000件以上、専門アドバイザーの在籍数は総勢100名以上と豊富
- IT領域に特化して積み上げてきたノウハウでスピーディなマッチングが可能
ギークリーは、ITやWeb、ゲーム業界専門の転職エージェントです。経験豊富な中堅・ベテラン向けの求人のほか、一般には出回らない非公開求人も多く見つかります。転職支援実績は13,000件以上(2024年1月25日現在)、専門アドバイザーの在籍数は総勢100名以上と、初めてIT業界への転職を検討している方でも安心して利用できる実績を誇ります。
希望のIT職種への転職成功率は95%、転職先での定着率は97%とそれぞれ高い数値です。本気で良い会社に巡り会いたい方におすすめの転職エージェントといえます。
IT領域に特化して積み上げてきたノウハウにより、登録から内定までのスピードが非常に速い点も特徴です。 これはマッチング度合いが高い求人を中心に紹介してくれることや、担当キャリアアドバイザーの力量の高さが関係していると考えられます。
レバテックキャリアはITエンジニアやデザイナーに特化した転職エージェント
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントでNo.1に輝いた実績
- 担当エージェントの業界知識が豊富なので、知りたいことは何でも質問できる
- 転職者5人のうち4人が年収アップを実現
レバテックキャリアは、ITエンジニアやデザイナーの転職に特化したエージェントです。ITエンジニアが利用したい転職エージェントでNo.1に輝いた実績があるだけでなく、希望企業への転職成功率が96%と数値でも実績が証明されています。
特化型のエージェントであることから担当エージェントの業界知識が豊富であり、IT系の転職事情を把握する意味でも登録する価値があります。
転職をサポートしてくれる領域としては「バックエンド」「フロントエンド」「インフラ」「Webデザイナー」「ITコンサルタント」「社内SE」など多種多様であり、転職者5人のうち4人が年収アップを実現しています。
ワークポートはIT未経験者向けの求人が豊富
- ITに強い転職エージェントのなかでも、未経験可の求人に強い
- リスキリングを助けてくれる支援サービスがあり、未経験でも知識やスキルを身につけられる
- リスキリング支援サービスは受講料の最大70%の補助が受けられる経済産業省認定の事業
ワークポートはIT系の求人を多く取り揃える転職エージェントで、他社との違いとして、異業種からの参入OK・未経験可の求人が多いことが挙げられます。
大手からベンチャーまでさまざまな求人を保有しているので、未経験者でも数多くの求人を比較検討できます。
また、完全未経験者向けの支援が充実している点もメリットです。業務に必要な知識とスキルを身につけられるリスキリング転職支援サービスにより、次のキャリアを実現しやすくなります。手厚い転職サポートもついているので、身につけた知識を使える企業にいち早くアピールできます。
ワークポートのリスキリング事業は経済産業省に認定されており、受講料の最大70%の補助を受けられるメリットもあります。
完全未経験の転職でおすすめの転職エージェント3選
20代や30代の方のなかには、これまで働いてきた仕事とは全く違う仕事にチャレンジしたいと考えている人もいるでしょう。
未経験の業種・職種への転職は一般的に同業種・同職種の転職より難易度が高いとされていますが、昨今では人手不足の影響で「未経験歓迎」の求人が多数見つかります。
未経験の業界に飛び込みたい方は、大手の総合型転職エージェントに加えて、未経験の求人に強い転職エージェントにも登録すると良いでしょう。
ここでは、完全未経験でも歓迎の求人が多く集まるおすすめの転職エージェントをご紹介します。
- ハタラクティブ
- 就職shop
- キャリアスタート
ハタラクティブはスキルがあまりない若手や未経験者向けの求人が豊富
- 社会人経験がないフリーターや未経験向けの求人が多い
- 転職成功率は80.4%と高い
- 若者に人気のIT業界や医療、販売、飲食の求人が多い
ハタラクティブは、スキルがまだあまりない若手社員や、フリーター、未経験者向けの求人が豊富な転職エージェントです。
社会人経験なしでも応募できる案件が多く、掲載しているうちの8割以上の企業で未経験を歓迎しています。転職成功率も80.4%と高く、「大学を卒業してからフリーターでしか働いたことがない」という人でも就職できるチャンスがあります。
学歴に自信がない方ややりたいことが見つからないような方でも、ハタラクティブのサポートを受けることで自信をもって転職活動ができるでしょう。
転職できる業界としては、人手不足が深刻といわれているIT業界や医療、販売、飲食の求人が比較的多い印象です。
就職shopはリクルートが運営する20代未経験者向けの転職エージェント
- 社会人未経験者や20代の業界未経験者向けのサポートに特化
- 掲載されている求人は全て、就職shopの担当者が訪問取材した企業に限定している
- 就職shopでは書類選考が免除されている
就職shopは、業界最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。新卒やフリーターなどの社会人未経験者や20代の業界未経験者向けのサポートに特化しており、ほとんどの求人は「未経験者歓迎」になっています。
就職shopのメリットとして、掲載されている求人は100%、就職shopの担当者が訪問取材した企業に限定されている点があります。経営者の考え方や社風、上司や同僚の人柄、仕事のやりがいや待遇などていねいに取材したうえで掲載しており、アドバイザーからリアルな情報を聞いたうえで応募するか否かを判断できます。
就職shopでは書類選考が免除されている点も特徴です。「書類選考に落ちてしまって面接に辿りつけない……」ということがなく、誰でも面接に辿りついて自分の強みを対面でしっかりアピールできます。
未経験の業界に転職したい方はぜひ利用してみてください。
キャリアスタートは第二新卒や既卒、フリーターなどの職歴の浅い20代に特化した転職エージェント
- 社会人経験の浅い人向けの求人紹介・転職支援に特化したサービス
- 83%の転職者が年収アップを実現している
- 高い内定率や定着率を実現している
キャリアスタートは、第二新卒をはじめ、フリーターや既卒、業界未経験など、社会人経験の浅い人向けの求人紹介・転職支援に特化したサービスです。
未経験の業界への転職実績が豊富であり、未経験の業界に飛び込みつつ今よりも年収アップを狙うことが可能です。実際、キャリアスタートによれば83%の転職者が年収アップを実現しています。
そのほかにも以下のように高い内定率や定着率があるので、初めての転職で不安な方でも安心して利用できるでしょう。
- サービス登録者数:68,165名
- 定着率:92%
- 内定率:86%
※いずれも2024年1月25日調査時点
みんなはどうやって転職を成功させた?転職成功者にアンケートを取ってみた
転職エージェントを使ったことがない人の場合、このような疑問がありませんか?
本当に転職エージェントを使って転職が成功するの?
どの転職エージェントを利用すれば良いの?
何社くらいのエージェントを使えば良いの?
上記のような悩みをスッキリさせるなら、実際に転職エージェントを利用した人の口コミを知るのが1番です。
今回、わたしたちが実際に転職エージェントを利用した方100人に、転職エージェントを利用した感想をアンケート調査しました。100人を超える方に対して「転職エージェントに関する独自アンケート」を実施したことで、信頼性の高い情報になっています。
以下のアンケートのなかで知りたい内容があれば、今後の転職活動の参考にしてみてください。
- 何歳で転職しましたか?
- 転職エージェントを利用しようと思ったきっかけは?
- 何社の転職エージェントを活用しましたか?
- 利用したことがある転職エージェントの名前は何ですか?
- 転職エージェントを選ぶのに重視したポイントは?
- 内定を受けるまでに要した時間は?
- これから転職エージェントを活用したいと考えている方にアドバイスをお願いします。
アンケート調査の概要は以下のとおりです。
調査の目的 | 転職エージェントを利用した感想に関するアンケート |
調査人数 | 100人 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査実施期間 | 2023年1月 |
何歳で転職しましたか?
転職時点の年齢 | 票数 |
---|---|
10代 | 0人 |
20代 | 22人 |
30代 | 52人 |
40代 | 24人 |
50代 | 1人 |
60代以降 | 1人 |
転職を実現した方の年齢は30代がもっとも多く、次いで40代、20代の順になりました。30代は企業ごとに年収の差が大きく広がり始める時期であり、自身のキャリアや待遇を見直す人が多くいると考えられます。
転職エージェントを利用しようと思ったきっかけは?
「なぜ転職エージェントを利用しようと思ったのか」については、以下のような意見がありました。
キャリアアップを目的としていたので、アドバイザーの方にサポートをしてもらえた方が効率的だと思ったのがきっかけでした。
40代
サービス業で休みが不安定で、カレンダー通りの休みをしっかりいただけるお仕事に就きたいと思い利用しました。
30代
転職する方法として転職エージェントという方法を知り、有利な条件で転職できそうだったから。
40代
自分で履歴書や職務経歴書を作成することに自信がなかったのでアドバイスが欲しかったのと、自分一人だとだらけてしまったりして真剣にできないと思って利用することにした。
30代
ある程度、やりたい職種や条件が決まっていたことと、自分で求人を探す時間が惜しいと思った。また、転職市場の情報や履歴書や職務履歴書の添削してもらえることから利用しようと考えた。(餅は餅屋の発想)
30代
違う職種への転職だったのでスキルもなく直接企業へエントリーしても受かる可能性は低いと思ったから
20代
転職求人サイトのみでは、詳しい情報の収集や面接対策など、やれる事に限界があると感じたため
30代
会社の同僚が利用して良かったと聞いた事があるからです
40代
そこだけの非公開求人があり、それに大きな価値があるから。職安などよりも個人へのサポートが手厚く確実だから
30代
転職エージェントを利用したことがあります。利用しようと思ったきっかけは、自分のキャリアに不満があったからです。自分のスキルや経験に見合った仕事がないと感じていました。そこで、転職エージェントに相談して、自分に合った求人を紹介してもらいました。転職エージェントは、業界や職種の知識が豊富で、面接対策や履歴書の添削などもしてくれました。おかげで、希望する企業に内定をもらうことができました。転職エージェントを利用して良かったと思います。
60代以上
転職エージェントはキャリアアドバイザーによる希望条件を満たした求人の紹介や履歴書・職務経歴書の添削など、さまざまなサービスを利用できます。
転職エージェントを利用しようとしたきっかけとしても、「転職エージェントでしか利用できないサービスを受けたい」と考えた方が多いことが分かります。
また、自分だけでは希望の業界に転職できるか不安な方が、希望する業界に転職するために選んだというパターンもあります。
何社の転職エージェントを活用しましたか?
転職エージェントの数 | 票数 |
---|---|
1社目 | 47人 |
2社目 | 35人 |
3社目 | 12人 |
4社目 | 1人 |
5社目 | 3人 |
6社目 | 0人 |
7社目 | 2人 |
転職エージェントを利用した数としては1社が約半数を占めますが、「2社」と回答した人も35%存在します。
総合型の大手転職エージェントだけで転職が決まる可能性もありますが、業界に特化したエージェントを2社目に選ぶことで、総合型でも網羅できないニッチな求人が見つかる可能性もあります。
すでに目指す業界が決まっている方は、総合型に加えて業界特化型の転職エージェントを2社目に登録してみることをおすすめします。
利用したことがある転職エージェントの名前は何ですか?
転職エージェント | 票数 |
---|---|
リクルートエージェント | 32人 |
doda | 12人 |
マイナビエージェント | 8人 |
リクルートエージェントとマイナビエージェント | 7人 |
リクルートエージェントとdoda | 5人 |
ビズリーチ | 3人 |
マイナビエージェントとdoda | 1人 |
ワークポート | 1人 |
マイナビジョブ20’s | 1人 |
ジョブリーチ | 1人 |
その他の転職エージェントの組み合わせ | 29人 |
どの転職エージェントを利用したかという問いに関しては、「リクルートエージェント1社のみ」という人が最多という結果になりました。
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントの1つであり、この1社だけで相当の求人数をカバーできるでしょう。
1社のみ利用している方が選ぶ転職エージェントとしては、dodaとマイナビエージェントが続きます。
また、複数の転職エージェントを選んでいる人は「リクルートエージェントとマイナビエージェント」「リクルートエージェントとdoda」という組み合わせが他の組み合わせよりも多いです。
上位5つの項目だけで過半数に達していることから、いかに総合型の3社が人気であるかが分かります。
初めて転職活動をするなら、リクルートエージェント、マイナビエージェント、dodaのいずれかの転職エージェントはぜひ登録したいところです。
転職エージェントを選ぶのに重視したポイントは?
転職エージェントについて重視するポイントについては、100人それぞれが異なる視点を持っていました。
ここでは一部の回答を抜粋して紹介します。転職エージェントのどこを比較して選べば良いか分からない方は参考にしてみてください。
自分の話を聞いてもらえるかどうかと、自分の望んでいる程度の会社紹介があるかどうかになります。
40代
自分の希望の条件に当てはまり、しっかりサポートしてくれるかどうかを重視しました。
30代
求人数が多いこと、口コミ評価が良いこと、大手の転職エージェントであることです。
40代
キャリアがあまりないので、中小企業をメインに求人案件を取り扱っている転職エージェントなので選びました。
30代
案件の多さ、客とのパイプ、どれだけこちらの立場でモノを考えてくれるかどうかの3点
40代
エージェントが提供する求人の質や自分の希望やスキルに適したものが含まれていること。
30代
インターネットで評価の高いところと自分に合っているから確認したところ。
20代
求人数やネームバリューで選んだ、利用するには求人数が多い方が自分に合った仕事を見つけやすいと思ったから。
30代
スカウト機能があることと、エージェントの担当者とリモートで面談が可能な面、単純ではあるがエージェントサイトのUI/UX
30代
転職エージェントを選ぶときに、口コミや評判を重視しました。ネットで調べたり、友人や知人に聞いたりして、信頼できるエージェントを探しました。また、自分の希望や条件に合った求人を紹介してくれるかどうかも大事でした。転職エージェントは、自分のキャリアや将来のビジョンをサポートしてくれるパートナーだと思うので、相性や信頼感があることが必要だと感じました。
60代以上
内定を受けるまでに要した時間は?
内定を受けるまでに要した時間 | 票数 |
---|---|
1週間以内 | 2人 |
1週間~2週間 | 10人 |
2週間~4週間 | 19人 |
1ヶ月 | 23人 |
1ヶ月~2ヶ月 | 14人 |
2ヶ月以上 | 32人 |
転職活動は一般的に3ヶ月以内が勝負といわれており、今回調査した結果も2ヶ月以上かかることが多いという結果になりました。
なかには数週間で内定を獲得する方もいますが、それよりも1ヶ月~2ヶ月以上かかる方が多数派です。
「今すぐに転職しないと……」と焦ってしまうかもしれませんが、2~3ヶ月以内の転職を1つの目標にして、じっくりと自己分析や業界研究、企業研究などに挑みましょう。
これから転職エージェントを活用したいと考えている方にアドバイスをお願いします
最後に、転職エージェントを活用して転職活動を進めた方から、これから転職エージェントを利用して転職活動をしようか悩んでいる方に向けたアドバイスを紹介します。
転職活動はどこまでこだわるかでやる事も違いますし、体力面、精神面も色々削られることもあるかと思います。ですが、自分にあった転職エージェントさんを選ぶ事が出来れば、心に余裕も出来るので転職活動の際は仕事選びの前にエージェント選びをしてみてください!
30代
転職エージェントサイトにはいろいろありますが、サイトによって求人の得意分野が変わってくると思います。複数の転職エージェントに登録してみてもいいかと思います。
20代
色々な転職エージェントがありますが、一番は担当者が自分との相性が良いかどうかを考えながら転職エージェントを活用していくことをおすすめします。どんなに豊富な求人があっても担当者が不誠実だと転職活動が難しいので、きちんと親身になってくれる担当者がいる転職エージェントを選ぶことが大事です。
40代
人によって向き不向きはあると思いますが、「1人で転職先を決めることに不安がある方」や「転職活動自体を先延ばしにしてしまいがちな方」はエージェントの利用を考えてみるのもいいと思います。別の視点から転職についてアドバイスをいただけるので、迷いや先延ばしにすることが少なくなるためおすすめです。
20代
転職エージェントを使用することによって履歴書や職務経歴書の完成度が全然違うと思います。フィードバックも受けれたり、エージェントしかもっていない求人とかもあるので一人で進めるよりかは転職エージェントを使用して進める方がより良い条件とかで働けるかと思うので活用をおすすめします
20代
職場環境については、可能であるなら就業前によく確認しておいた方がいいと思います。実際に働きはじめてから後悔した、ということがよくあるようですので自分の考えている就業環境とマッチしているかどうかは可能な限り調べておいた方がいいように思いました。
40代
転職を考えている方には、まずエージェントへの相談をおすすめします。自分のキャリアでどのような転職が可能かを教えてもらえます。転職が決まった後も、退職の手続きについて教えてもらえたので、最後まで安心でした。
40代
多くの方が仕事をしながら転職活動をすると思います、働きながらの活動は時間的な制約があるので転職エージェントに自分の希望する転職条件を伝えれば自分の代わりに求人探しをしてくれるのでとても助かると思います。転職先になかなか聞けない事でも代わりに聞いてくれるのでどんどん要望を伝えると良いです。
40代
初めての転職などで、何をどうすれば良いのかわからないという方にとっては、素晴らしいサービスであるので、積極的に利用するべきだと思います。ただ、希望する転職先が明確であるのであれば、利用については少し考えても良いと思います。なぜなら、転職先からエージェントに支払う額次第で、エージェントを通さずに応募してきた方を採用したいという職場もあるからです。
40代
現状の職に満足できないなら長引かせず転職エージェントなどで自分になった職を見つけるほうがいいと思います。自分の持つスキルの中でもトップクラスの仕事が見つかるので損はありません
20代
転職エージェントは最低2社に登録しよう!おすすめの転職エージェントの選び方
ひとくちに「転職エージェント」といっても、さまざまな種類があります。数が多すぎて絞り切れないと悩んでしまう人もいるでしょう。
ただ、それぞれの転職エージェントごとに強みが全く異なるため、無理に1社に決める必要はありません。それぞれの特徴を持った複数社に同時登録する方が、効率的に転職活動を進められるでしょう。
とはいえ、闇雲に複数登録しても、掲載されている求人が被ったり十分なサポートが受けられなかったりすることも考えられます。
転職エージェントを選ぶ際は、これから紹介する「選び方のポイント」をチェックしておきましょう。
- 良いキャリアアドバイザーの見極め方を知っておく
- 前提として大手の総合型転職エージェントには必ず登録する
- 希望する転職先や性別に合わせた「特化型」の転職エージェントにも登録しよう
- 非公開求人を多く揃える転職エージェントが狙い目
- 教育制度が整っている転職エージェントを選ぶ
良いキャリアアドバイザーの見極め方を知っておく
転職エージェントは、何社に申し込んでもペナルティはありません。もし自分に合わない転職エージェントだと感じたら、利用しなくても大丈夫です。
気になる転職エージェントに登録した後、担当のキャリアアドバイザーと必ず面談をして担当者の性格や自分との相性、いかに丁寧に応対してくれるか、などを確認してみましょう。
例えば親切なキャリアアドバイザーの場合、これまでのキャリアと今後のキャリアの積み上げ方について親身に相談にのってくれるはずです。もし、ユーザー側の話を聞かずにどんどん求人を紹介してくる場合、「マッチした企業を紹介することよりも、ノルマの達成を重視している」可能性があります。
面談では気になる業界の動向や職種に求められるスキルなど、わからないことをどんどん質問してみましょう。
能力の高いキャリアアドバイザーなら、目指す業界や職種に転職するための有益なアドバイスをくれるはずです。
このように、最初の面談で良いキャリアアドバイザーかを判断できる質問を用意しておくと、転職エージェント選びに役に立ちます。
前提として大手の総合型転職エージェントには必ず登録する
転職希望者ごとに「年齢」「これまでのキャリア・スキル」「希望する業界」などが異なるので、どの転職エージェントが向いているかは人によってかなり変わります。
ただ、「ここにはぜひ登録しておきたい」という鉄板のエージェントもあります。
どの転職希望者の方も確実に登録しておきたいのが、リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaといった大手の総合型転職エージェントです。
業界最大手のリクルートをはじめ、どの企業もテレビCMで一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
大手の総合型転職エージェントのメリット
大手の総合型転職エージェントの強み・メリットは以下の2つです。
- 業界・業種・職種問わずにさまざまな求人がある
- 大手にしかない非公開求人もある
総合型の転職エージェントの強みは、「ジャンルを問わずさまざまな求人が掲載されていること」です。
知名度の高さやユーザー数の多さもあって、とにかく掲載されている求人数が圧倒的に多いです。さまざまな業界・業種・職種の求人を網羅しているため、「どの業界に転職しようか決まっていない」「多くの求人から候補を絞り込みたい」と考えている方には特におすすめです。
また、「大手にしかない独自の求人」が多いというメリットもあります。
例えば「非公開求人」。非公開求人とは、個別企業の公式ホームページや転職サイトなどで掲載されていない求人情報のことです。
非公開求人がどのような職種の仕事でどのような待遇なのか、一般の人は知ることができません。
こうした非公開求人は一部の転職エージェントが情報を把握していますが、なかでも大手の総合型転職エージェントは多くの非公開求人の情報を抱えています。
一般的な転職サイトに出回らない情報を得たい方にとっても、総合型の転職エージェントは魅力的といえるでしょう。
上記のようなメリットを得るためにも、転職活動を始めた人はとりあえず総合型の転職エージェントに登録することをおすすめします。
大手の総合型転職エージェントのデメリット
公開求人から非公開求人まで、数多くの求人を見ることができる点がメリットの総合型転職エージェントですが、以下のようなデメリットもある点に注意が必要です。
- 対応が事務的になる場合がある
- エージェントが専門の分野に特化した知識を持っていない場合がある
リクルートエージェントやマイナビエージェントといった大手はユーザー数が非常に多く、担当するキャリアアドバイザーの対応がどうしても事務的になりがちです。
また、総合型の転職エージェントはあらゆる業界に関する知識を身につける必要があるため、ある特定の分野の知識に関しては専門型の転職エージェントより浅いのが一般的です。
ITをはじめとした専門分野の転職を希望している場合、総合型エージェントのキャリアアドバイザーの知識不足を感じるかもしれません。
キャリアアドバイザーの方に親身に相談にのってもらいたい……
専門的な業界知識を持っているキャリアアドバイザーの人に話を聞きたい
このように希望する方は、一部の業界に特化した専門性の高い転職エージェントを利用した方が良いかもしれません。
希望する転職先や性別に合わせた「特化型」の転職エージェントにも登録しよう
転職エージェントには、リクルートエージェント等の総合型転職エージェントだけでなく、あるジャンルに特化した「特化型の転職エージェント」も存在します。
転職エージェントとしての規模が小さい反面、特化したジャンルの求人数や質については総合型を上回ることもあります。
転職したいジャンルがすでに決まっている方は「大手総合型の転職エージェントに登録し、特化したジャンルに強い転職エージェントに追加で登録する」というのがおすすめのスタイルです。
特化型の転職エージェントのメリット
ある業界に特化した転職エージェントのメリットは以下のとおりです。
- 希望する業種・職種の求人が見つかりやすい
- 専門性の高い知識を持った転職エージェントに相談にのってもらえる
特化型の転職エージェントは、ある特定の業界の求人しか扱わないため、求人の掲載数そのものは総合型よりもかなり少ないのが一般的です。
一方、同じ業界の求人ばかりあるので絞り込み検索がしやすく、目当ての求人に辿り着きやすいというメリットがあります。
また、転職エージェントの専門性が高いのもメリットです。さまざまな業界の転職市場について頭に入れる必要がある総合型の転職エージェントと違い、特化型の転職エージェントのキャリアアドバイザーは担当する業界についてあらゆる知識を持っています。
転職について有益な情報を提供してもらいやすく、安心して相談できるでしょう。
特化型の転職エージェントのデメリット
特化型転職エージェントでは、総合型にも掲載されていない求人が見つかったり、担当者が特定のジャンルについて深い知識を持っていたりする点がメリットです。
ただし、以下のようなデメリットがあることも事前に理解しておきましょう。
- 求人の数は総合型よりも少なめ
- 大企業の求人が少ない傾向にある
まず、特化型の転職エージェントは「IT関連の求人のみ」といったように、あるジャンルの求人に特化しています。製造業、小売業、サービス業、IT業界、介護など多種多様なジャンルの求人が掲載されている大手の総合型転職エージェントと比較し、どうしても求人の数は少なくなりがちです。
よって「希望する業界が絞り切れていない」「さまざまな業界の求人を比較して候補の企業を絞り込んでいきたい」と考えている方には、あまり向いていません。
また、特化型のエージェントは掲載する職種や業種が絞られていることなどが要因で、大企業の求人が相対的に少なめの傾向にあります。
特化型の転職エージェントでは大手の総合型エージェントにも掲載されていない穴場の中小企業が見つかる可能性がある反面、大手の求人のレパートリーは総合型のほうに軍配が上がる可能性があります。
すでに就職したい業種が絞られている方でも、特化型と並行して総合型のエージェントにも登録することをおすすめします。そうすれば穴場の中小企業やベンチャー企業の求人と大手の求人をくまなく探せます。
非公開求人を多く揃える転職エージェントが狙い目
転職エージェントの魅力は、ユーザー1人ごとにエージェント(担当者)がつくだけでなく、非公開求人を扱っている点も挙げられます。
非公開求人は一般の転職エージェントやハローワークには掲載されていないクローズドな求人であり、普通は見つからないような優良求人を見つけることも可能です。
どの転職エージェントでも非公開求人を扱っていますが、その種類や内容はさまざまです。登録前から非公開求人の内容を知ることはできませんが、求人数が多いほど優良な求人が見つかる可能性があります。
総合型エージェントや特化型エージェントを選ぶ際、できるだけ非公開求人数が多いサイトを利用するのがおすすめです。
ただし、非公開求人の数はタイミング次第で大きく変わる場合があります。気になる転職エージェントの非公開求人数は、必ず最新情報をチェックしましょう。
担当者の力量が高い転職エージェントを選ぶ
転職エージェントを選ぶ際のポイントの1つに「キャリアアドバイザーの教育制度」があります。
担当キャリアアドバイザーの接客レベルや業界についての知識量があるかどうかで、ユーザーが気持ちよく転職サイトを利用できるかどうかが変わるためです。
普通に考えれば、企業の規模が大きいほど従業員の研修にお金をかけられるため、充実した教育を受けたキャリアアドバイザーが揃いやすいでしょう。よって、アドバイザーの質を期待するなら総合型の大手転職エージェントがおすすめです。
ただし、大手の転職エージェントはあらゆる業界・業種の求人を扱うため、キャリアアドバイザーの知識が「浅く広く」になりがちです。
すでに目指す業界や業種を決めている方からみれば、物足りなく感じてしまう可能性もあるでしょう。
人によって「エージェントの力量」の意味合いが異なる点は理解しておきましょう。
転職エージェントを利用して内定を獲得するまでの流れ
転職エージェントに登録してスムーズに転職活動を進めたい場合、大まかな登録の流れを事前に把握しておくことをおすすめします。
細かな部分は転職エージェントごとに異なりますが、大まかな流れとしては以下のとおりです。
- 会員登録
- 初回面談
- 求人紹介
- 書類添削・面接対策
- 応募・書類選考・面接
- 内定
- 退職サポート
- 年収・待遇の交渉
転職エージェントは、単に利用者が希望する求人を探して紹介してくれるだけではありません。
職務経歴書や履歴書の添削をして書類審査を通過しやすくしてくれるだけでなく、面接対策も同時におこなってくれます。
内定後に現職を退職する際の手続きについても相談にのってくれるので、非常に心強い存在だということが分かりますね。
ここからは、上記8つの手続きについての詳細を紹介します。
1.会員登録
まずは、どの転職エージェントに登録するかを決めることから始まります。まだどの転職エージェントにするか決められていない方は「転職エージェントは最低2社に登録しよう!おすすめの転職エージェントの選び方」をチェックして、候補になる転職エージェントを絞り込んでおきましょう。
登録したい転職エージェントが決まったあとは、いよいよ転職エージェントに登録することになります。
転職エージェントを利用するには、各転職エージェントのトップページに移動し、申し込みフォームから情報を登録します。
フォームに入力する細かい内容は転職エージェントごとに異なりますが、必須項目についてはどの転職エージェントでもあまり変わりません。
必須項目は転職希望者の最低限の個人情報や職務経歴を知るためのもので、一般的に以下のような内容を確認されます。
- 氏名
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 前職の業種
- 経験したことのある職種
- 現在、または直近の年収 など
入力した情報を転職エージェント側が確認し、後日にメールか電話で返信がくる流れです。
申し込みが完了してから何日くらいで担当者側から連絡がくるかは、転職エージェントごとに異なるので一概にはいえません。一般的には登録後「数日以内」に担当のキャリアアドバイザーから連絡が入ります。
2.初回面談
申し込みフォームへの入力と送信が完了したあとは、キャリアアドバイザーからの連絡を待って初回の面談に入ります。
以前は顔と顔を突き合わせた対面方式が主流でしたが、新型コロナウイルスが蔓延して以降はオンライン形式での面談も増加傾向です。
日程は転職者側から希望を出せますが、キャリアアドバイザー側の都合で予定が合わないこともあります。スムーズに面談まで進みたい場合は、候補日は複数用意しておくと良いでしょう。
初回面談では、利用者が転職についてどのような希望を持っているかをチェックされます。申し込み時にフォームに入力した内容をもとに、「なぜ転職しようと思ったのか」「希望の条件」「強み・スキル・資格」「目指す将来像」などを確認されます。
気をつけたいのは、「面接で聞かれて初めて考えることはしない」ということです。
面談の時間は限られているので、答えを考えている時間が多いと面接がスムーズに進みません。一貫した希望が見えないとその後の求人紹介に悪影響が出ることも考えられます。
面接までに自己分析や仕事経験の棚卸しを済ませておき、今後の転職先の希望や自分の実績・強みなどはスムーズに回答できるようにしておきましょう。
3.求人紹介
初回の面談によって転職の目的・希望の職種・業種などが明確になったら、次は求人の紹介に移ります。転職エージェントが持っている公開・非公開求人の中から条件に合った求人が紹介されるので、各社の事業内容や待遇を比較してみましょう。
自分で転職活動を進める「転職サイト」とは違い、求人紹介では仕事の内容や条件面のほかに、求人票では分からない部分を教えてくれるメリットがあります。
- 企業の事業内容
- 募集している仕事内容
- 報酬面の条件
- 社風・社内の雰囲気
- 業界の成長性
- 入社後のキャリアアップの道
- 書類選考や面談通過の難易度 など
なお、紹介された求人の応募に関しては、焦って応募しなくても構いませんが、1週間くらいを目安に決めると良いでしょう。
他の利用者にも同じエージェントから求人が紹介されていると、その人は自分にとってのライバルになります。ライバルの応募で人がいっぱいになってしまう前に、応募するか・しないかは決めておきたいところです。
もし紹介された求人に魅力を感じる企業がない場合は、その旨を正直に伝えればOKです。ただし、「良い求人はありませんでした」ではなく、「なぜ魅力的ではないと感じたのか」「次はどのような求人を紹介してほしいのか」までしっかりと伝えることが大切です。
魅力的な求人がなかった理由があいまいでは、次も自分に合う求人を紹介してもらえない可能性もあります。
4.書類添削・面接対策
応募する企業が決まったあとは、企業に提出する書類について、キャリアアドバイザーからのチェックを受けましょう。できればキャリアアドバイザーからの指摘が少ない方がスムーズに応募につなげられるので、作成した書類をアドバイザーに提出する前に以下のことに気をつけましょう。
- 氏名や学歴・職務経歴などの基本情報に間違いはないか
- これまでの経験や実績が過不足なく書かれているか
- 誤字・脱字はないか
キャリアアドバイザーがみて改善点があれば、その点を教えてもらえます。単に「正しい書き方」ではなく「採用担当者にアピールできる書き方」を教えてくれるので、できる限りのテクニックをここで吸収しておきましょう。
また、キャリアアドバイザーからは、書類の添削だけでなく、面接対策もしてもらえます。
面接対策では応募する企業1社ごとの質問の傾向に合わせて、回答の仕方や答え方のコツを教えてくれます。
どの企業でも通用する「面接時のマナー」も教えてくれるので、内定に向けて本気で取り組むと良いでしょう。
5.応募・書類選考・面接
書類添削と面談の対策が終わったあとは、いよいよ企業に応募をおこないます。企業への応募は転職エージェントが代行してくれるため、転職サイトと違って自分でエントリーの手続きは不要です。なお、転職エージェントが代わりに応募してくれる際は、キャリアアドバイザーからの推薦文がつきます。
企業の採用担当者は、キャリアアドバイザーからの推薦状を見ながら書類選考を実施します。応募の必須条件(必要な資格・年齢など)を満たしているかはもちろん、志望動機や自己PR、提出書類の丁寧さまで、さまざまな角度から評価が進んでいきます。
書類選考の結果は最短で即日、一般的には1~2週間程度を目安に転職エージェントに届きます。
書類選考を突破したあとは、採用担当者と顔を合わせて面接に臨みましょう。
企業との面接日程の調整やスケジュール管理も、転職エージェントにお任せできる部分です。調整してくれた日程で確実に面接を受けられるように、自分のスケジュールをしっかり調整しておきましょう。
なお、転職エージェントでは内定が出る時期を可能な限りコントロールしてくれます。内定の時期が重なることで、内定を得た企業同士で待遇や仕事内容を再度比較できるためです。
内定の時期がズレてしまうと、「最初に内定を受けた第2希望の会社に入社を決めて返事をした後に、第1希望の企業から内定がきた」というケースもあります。
絶対に全ての内定を同時期に集められるわけではありませんが、できるだけ時期がズレないようにしてくれるのは転職者にとって嬉しいポイントです。
6.内定
面接の評価が良ければ、転職エージェント経由で企業から内定の連絡を受け取ることができます。
内定が出たあとは「オファー面談」が行われるのが一般的です。オファー面談とは、「給与」「労働条件」「社内制度」などについて、採用担当者と転職者で条件を合わせる面談のことです。
なお、勤務開始日や自分では言いにくい給与などの条件面について、キャリアアドバイザーに調整してもらうことも可能です。
7.退職サポート
転職先から内定を得たあと、まだ働いている人は退職の意思を会社に届け出なければいけません。
次の会社の入社手続きも控えている以上、トラブルを起こさずに円満に退職したいものです。ただ、退職手続きに慣れていないと不安を感じることもあるはずです。
そこで利用できるのが、転職エージェントの退職サポートです。
転職エージェントを利用して新しい仕事の内定を得ると、今の会社の退職の流れについてアドバイスを受けることができます。
退職を願い出る際の伝え方やタイミングを助言してもらえるので、円満退職を目指す人ならぜひアドバイスを受けましょう。
ただし、注意点として、転職エージェントではいわゆる「退職代行」のサービスは提供していません。転職エージェントを利用して転職活動をしたとしても、会社に退職届を出す手続きは自分でしなければいけません。
8.年収・待遇の交渉
面接を受けた段階や内定が出たあと、転職希望者は入社予定の企業と年収の交渉ができる場合があります。自分のスキルを値付けして企業にアピール・交渉するのは、非常に大変な作業です。
転職エージェントでは、転職者の代わりに年収交渉を代行してくれるケースがあります。
報酬の交渉を自分で進めることに苦手意識を感じるなら、転職エージェントで転職活動を進める意義は大きいといえるでしょう。
転職を成功させる!転職エージェントのおすすめ活用方法
転職活動を始めたからといって、誰でもすぐに転職を成功させられるとは限りません。
例えば、転職エージェントに登録したからといって全て担当エージェント任せにして、自分で求人の検索や比較をしないような人は希望通りの職場に転職できなかったり、転職自体が成功しなかったりする可能性もあります。
転職エージェントを利用するなら、効率的に転職活動を進めるための活用法を知っておくことがおすすめです。
転職エージェントを利用する際は、以下のような活用法を意識して利用しましょう。
- 担当者との面談前に経歴やポートフォリオをまとめておく
- 転職エージェントからの連絡にはすぐ返信する
- 紹介された求人にはコメントをする
- 良い求人には恐れずに積極的に応募する
- 転職サイトも併用する
- 合わない担当者はすぐに交代する
担当者との面談前に経歴やポートフォリオをまとめておく
転職エージェントに登録したあと、まず実施されるのが「キャリアアドバイザーとの面接」です。
面接に参加するうえで、自身の経歴をまとめる作業は必ずやっておきましょう。難しく考えなくても、とりあえずノートに経歴をメモ書きする程度でも問題ありません。
自分で作成できるなら、職務経歴書や履歴書をまとめておくのが良いでしょう。転職エージェントでは履歴書や職務経歴書を添削してもらう機会がありますが、面談前の時点で作成しておくことで添削用の書類を作成する練習になります。
また、職務経歴書に情報をまとめることで思い出す時間が必要なくなり、面接で質問に迅速に回答できる点もメリットです。
面接ではエージェント側から経歴やスキル等の質問を受けることになりますが、「〇年〇月から〇年〇月まで株式会社Aに在籍していました」といったようにスムーズに経歴について回答することで、限られた時間を有効に使えるはずです。
逆に、経歴やスキルについて中途半端な回答しかできない場合、エージェント側が利用者にマッチする求人を探せなくなってしまう可能性があります。
転職エージェントからの連絡にはすぐ返信する
少しでも早く転職を成功させるなら、基本的な事項として「担当のエージェントからの連絡には素早くレスポンス(返信)をする」ことが重要です。
例えばエージェントから自分に合っていると考えられる求人を紹介されたあと、なるべく早めにチェックして気になる求人を伝える、といったことが該当します。
これは、「転職活動のレスポンスが速い人は、実務でも返答がスピーディである」と考えられるためです。
仕事で高評価を受けやすいポイントとして、顧客や上司の指示や依頼を迅速にこなして報告することが挙げられます。
転職活動のやりとりが遅いと「仕事面でもレスポンスが遅いのでは……?」とキャリアアドバイザーが疑ってしまい、その転職希望者を自信をもって企業に紹介できなくなる可能性があります。
また、キャリアアドバイザーに転職の意欲を示すためにも、即レスポンスは重要です。キャリアアドバイザーは複数人の転職希望者を同時に担当し、時間的な余裕はありません。返信が早い人から優先的にやり取りをすることが考えられます。
積極性がない遅い返答ではキャリアアドバイザーは他の人とのやり取りを優先してしまい、自分に良い求人が紹介されない可能性もあります。
エージェントに熱意を伝えて自分のために迅速に動いてもらうためにも、エージェントからの質問や要請には迅速に対応しましょう。
紹介された求人にはコメントをする
転職エージェントに登録したあとは、担当のキャリアアドバイザーから自身に合っていると思われる求人がどんどん紹介されます。
大変なのは間違いありませんが、紹介された求人の企業情報や待遇については必ず目を通しましょう。「有名企業じゃない」「少し給料が低い」など100%自身の希望に合う企業ではないかもしれませんが、よく見れば自分の理想的な企業だったということもあります。
また、求人紹介を受けてそのまま終わり、ではなく、紹介された求人に対して思ったことをキャリアアドバイザーにコメントで返信しましょう。
「なぜこの求人に応募しないと決めたのか」「この求人はどこが納得できないのか」を伝えることで、キャリアアドバイザーが利用者の希望をより深く理解できるようになります。
次回の求人ではコメントをもとに紹介求人をブラッシュアップしてくれるので、前回よりも自分に合った求人が揃う可能性があります。
逆に何もコメントしないままだと、いつまでも自分に合う求人に巡り合えないかもしれません。
良い求人には恐れずに積極的に応募する
初回の面接でキャリアアドバイザーに希望する求人の内容を伝えますが、その「希望」のレベルには次の2つがあるはずです。
- 絶対に譲れない希望条件
- ある程度なら妥協できる希望条件
キャリアアドバイザーから紹介される仕事には、「完全に希望にマッチした求人」「一部は妥協できそうな求人」など、さまざまな求人があります。
このうち、絶対に譲れない希望条件をクリアしている求人には、積極的に応募しましょう。
自分が良いなと感じた求人であれば、臆病にならずにどんどん応募するのが良い内定を早めにゲットするコツです。
あれこれと悩んでしまうと、本当に良い求人はすぐに他の人が応募して内定を得てしまいます。
あれこれ悩む前に、まずはオファーをもらって応募することを意識した方が、良い企業との出会いも自然と多くあります。
ある程度妥協して応募した求人でも採用担当者と話してみると「ここが天職かもしれない」と思うくらい自分に合っているケースもあります。
内定をもらった後も1週間から10日ほどは待ってもらえるので、まずは応募してみて、その後で辞退することも可能です。
転職サイトも併用する
記事冒頭では「転職エージェントには総合型と特化型がある」「転職の成功率を高めるなら総合型と特化型の両方に登録がおすすめ」と紹介しました。
さらに登録する余裕があれば、転職サイトにも登録するのがおすすめです。
転職エージェントはかなりの数の公開求人や非公開求人がありますが、なかには「転職サイトで初めて見かけた」という求人もあるかもしれません。
転職サイトで見かけた求人であっても、転職エージェント経由で応募できる場合があります。信頼できるキャリアアドバイザーがいることが前提ですが、「他のサービスで〇〇社という求人を見かけたのですが、貴社で仲介してもらえませんか?」と聞いてみることは可能です。
転職エージェントからしてみても自社の実績になるため、しっかりとサポートしてくれる可能性が高いです。
転職エージェントをメインに利用し、時間的に余裕があるときは転職サイトもチェックしておくと良いでしょう。
合わない担当者はすぐに交代する
転職エージェントを利用して転職を成功させるには、担当者であるキャリアアドバイザーとの相性や、アドバイザーの力量は非常に重要です。
キャリアアドバイザーが自分に合わないと感じたり、能力的に不満を感じたりした際には、遠慮することなく転職エージェントに交代を依頼しましょう。
キャリアアドバイザーに気を使うあまり、交代を告げないままでいると、自分に合わない求人を紹介されたり、コミュニケーションが上手く取れなかったりして内定が遠のく可能性があります。
自分が希望する企業に入社するためなので、キャリアアドバイザーに遠慮することはありません。「合わないので交代してもらいたい」と、正直に転職エージェント側に申し出ましょう。
- 希望を全く考慮していない求人を紹介される
- 強引に転職を進めてくる
- 大量の求人が送られてくる
- 企業について質問をしても回答してくれない
また、上記のように、明らかに「キャリアアドバイザーとしての力量に不安がある」というケースだけでなく、「何となく話が合わない・かみ合わない」という程度でも、交代を申し出ることは可能です。
転職エージェントを活用する際の注意点
転職エージェントを利用することでキャリアアドバイザーという強い味方ができ、転職活動を強力にサポートしてくれます。
ただし、転職エージェントは自社の利益や自分の目標数値のもとに活動をするため、全ての行動が利用者のためにならない可能性もあります。
ここでは、転職エージェントを利用する際の注意点を紹介します。
具体的に知っておきたい注意ポイントは以下の3つです。
- ミスマッチの求人が紹介されることもある
- エージェントの都合で優先度が決まることもある
- 複数の転職エージェントから1つの企業には応募できない
ミスマッチの求人が紹介されることもある
転職エージェントに登録すれば、絶対に自分の希望どおりの求人だけが紹介されるわけではありません。
「年収」「年間休日」「残業時間」など、何らかの項目が希望に合わない求人が紹介される可能性はいくらでもあります。
また、いつまでも内定を取れないと更に希望から遠いミスマッチ求人が紹介される可能性もあるので注意が必要です。
採用がされない状況が続くと、状況を打破するためにキャリアアドバイザーから「受けるだけ受けてみませんか?」と希望とは異なる条件の企業を紹介されることがあります。
転職エージェントは担当した転職希望者が入社して初めて評価されるため、このように「入社しやすい求人」が紹介される可能性も十分にあります。
キャリアアドバイザーの言うことを全て鵜呑みにするのではなく、譲れない条件にマッチしない求人はしっかり断ることも必要です。
エージェントの都合で優先度が決まることもある
転職エージェントでは、1人のアドバイザーが複数人の転職希望者を担当しています。仮に1人しか採用されない企業に2人の転職希望者が応募し、両方が最終面接まで残ったとします。
- 1人が内定を取るが、もう1人は最初から転職活動を始める
- 1人が内定を取り、2人目は第二希望の内定を受ける
転職エージェントの立場を考えると、アドバイザーは「2」になったほうが嬉しいのは明白です。
エージェントは2人とも内定を受けてほしいと考える傾向にあり、別の企業で内定が出た場合はそちらを受けるような声かけをしてくる可能性もあります。
ただ、転職活動をするのは、あくまでも自分です。自分が第二希望の企業でも納得できるなら別ですが、第一希望の企業が諦められない場合は、そちらの結果が出るまでほかの企業の内定を受けずに待った方が良いでしょう。
このような問題が発生しないようにするために、事前に複数企業を受ける場合の優先順位をキャリアアドバイザーに伝えることが大切です。
また、優先順位とは別に待ちたい企業の採用可否の回答がある場合、すでに内定を受けた企業の内定承諾期間を延ばしてもらう等の対策も可能です。
複数の転職エージェントから1つの企業には応募できない
アンケートの結果でも紹介したとおり、多くの転職希望者が複数の転職エージェントを利用して転職活動をしています。
転職エージェントごとに全く異なる求人を扱っているわけではなく、ときには「被り」の求人が見つかることもあります。
この際、複数の転職エージェントから同時に同じ企業に応募しないように注意が必要です。2社以上のエージェントの申し込みがバッティングしてしまうと、トラブルに発展する可能性があるためです。
企業の担当者や転職エージェントの担当者の心証が悪くなり「内定が取り消しになる」「今後は転職エージェントから求人を紹介してもらえなくなる」などの悪影響があるかもしれません。
転職エージェントを複数使っているときは、「どのエージェントからどの企業に応募しているのか」についてExcelでまとめるなどして、被りが発生しないように細心の注意を払いましょう。
転職エージェントに向いている人の特徴
転職エージェントは担当エージェントと2人3脚で転職成功を目指すもので、転職成功率を上げるためにもぜひ利用したい方法です。
ただし、誰でも転職エージェントが最適解とは限りません。人によっては「自分で自由に転職活動を進められる『転職サイト』のほうが良い」と感じるかもしれません。
転職エージェントに登録する前に、自分の性格が転職エージェントに向いているかをチェックしておきましょう。
具体的に、転職エージェントに向いていると思われる人の特徴は以下のとおりです。
- 転職が初めてで何をすれば良いのか分からない人
- 在職中で転職活動の時間が取れない人
- 年収や福利厚生の条件をクリアしたい人
転職が初めてで何をすれば良いのか分からない人
転職エージェントの利用が向いているのは、「何から始めていいかも分からない転職初心者の方」です。
転職活動は転職サイトを利用して自分だけで進めることもできますが、応募や必要書類の提出、面接まで全て自分でおこなう必要があります。
また、自己分析が甘いと、数ある求人でどれが自分に合っているか分からないこともあるでしょう。
転職エージェントでは単に求人を紹介してくれるだけでなく、「今から何をするべきか」を転職活動のステージ別に教えてくれます。
また、履歴書や職務経歴書の添削や面談の練習など内定に近づくための対策も実施してくれるので、自分だけでは気付かない改善点に気づきやすくなります。
転職について右も左も分からない人は、転職エージェントを利用すると良いでしょう。
在職中で転職活動の時間が取れない人
転職エージェントにむいているのは、仕事を続けながら転職活動をしている人です。
すでに退職している方は時間が十分にあるため、自分だけで求人を探したり面接対策をしたりするのは十分に可能です。一方、まだ退職せずに今までの仕事を続けている方は、仕事中は転職活動を進めることができません。
労働時間が長い企業で働いている場合、自分で求人を見つけるのが難しいこともあるでしょう。
一方、転職エージェントであれば最初に面談で伝えた条件に近い求人を、エージェントから紹介してもらえます。
また、企業との面談の日程調整や入社日の調整なども代行してくれるので、転職希望者が自分でおこなう作業をかなり少なく減らせます。
煩雑な手続きをする時間がないほど忙しい人は、転職エージェントの利用が向いているでしょう。
年収や福利厚生の条件をクリアしたい人
転職エージェントでは、企業と雇用条件・待遇面の交渉をしてくれることがあります。
企業の担当者との交渉や打ち合わせについて、転職サイトを利用する場合は自分で進める必要があります。一方の転職エージェントでは、企業と直接やりとりしなくても担当者が代行してくれます。
自分の希望を遠慮なく伝えたうえで交渉を代行してもらうことで、報酬について希望に近づけることも可能です。
転職エージェントと一緒に「転職口コミサイト」「年収診断サイト」にも登録しよう
転職エージェントを利用して転職活動を進めたいと考えている方は、転職エージェントに加えて「転職口コミサイト」への登録をすることをおすすめします。
転職エージェントによっては企業の業務内容や社風などを教えてもらうことができますが、「ワークライフバランス」「働いている人の特徴・性格」などより深い情報までは分からないことも少なくありません。
実際に企業で働いている人、働いていた人が匿名で投稿する転職口コミサイトでは、実際の職場を体験した人の口コミを読めるので非常に参考になります。
求人情報だけ見ると自分に合う魅力的な企業でも、入社してみると人間関係が悪かったり、過酷な長時間労働が課されたりしているようなケースは珍しくありません。
口コミが投稿された当時と状況が異なるケースも多いのであくまでも「参考程度」ですが、自分に合う企業かを判断するために利用してみましょう。
また、自分の市場価値が分からない方は、年収診断サイトを利用してシミュレーションしてみましょう。
ここでは、有力な口コミサイトと年収診断サイトを紹介するので、気になるサイトには転職エージェントと同時に申し込むことをおすすめします。
- 転職会議
- Openwork
- ミイダス
転職会議
転職会議では、現在も所属している社員や元社員の、企業に関する口コミを閲覧できます。
年収・労働環境・企業の雰囲気、ワークライフバランスなど、転職者が気になる口コミを網羅しているので、登録して口コミをチェックしてみて損はないでしょう。
ただし、転職会議は「すでに企業を辞めた人」の口コミが多いです。辞めた人は何らかの不満を感じて退職したケースもあり、円満退職ばかりとは限りません。
不満を募らせて退職した人の書き込みがある以上、どうしてもネガティブな書き込みが多くなる点には注意が必要です。
その人が辞めた時とはすでに部署の状況は変わっているので、ネガティブな意見は参考にチェックする程度に留めておきましょう。
ネガティブな意見が多い傾向にあるなかで見つかるポジティブな意見のほうが、今後に転職活動をするうえでは参考になるでしょう。
また、転職会議では口コミをチェックするだけでなく、求人をチェックすることもできます。転職エージェントに加えて、エージェントにない求人を探す目的で登録しておくと役に立つでしょう。
Openwork
Openworkは以前まで「Vokers(ヴォーカーズ)」という名称で運営されていた口コミサイトです。
実際にその企業で働く人からの口コミを閲覧できるため、転職活動をしている方の強い味方になります。口コミ自体の件数も圧倒的に多く、2024年1月現在で約1,600万件の口コミが掲載されています。
口コミの項目についてかなり細かく細分化されているのがメリットで、給与や組織風土(社風)など知りたいことをダイレクトに知ることができるでしょう。
また、今まだ働いている人が直近に書き込んだ口コミも多く、企業の最近の情報が分かるケースもあります。
加えて、Openwork公式アプリも利用できます。公式アプリではいつでも気軽にOpenworkのデータにアクセスして、社員の口コミや年収情報を閲覧できます。
社会人から学生まで幅広く利用できるため、転職希望者はアプリをインストールしておくと便利に利用できるでしょう。
ミイダス
ミイダスは、現時点で自分にどれくらいの市場価値があるかを調べられるWebサイトです。市場価値診断を利用することで、現在の市場価値として「あなたに類似したユーザーの年収実績」を知ることができます。
また、独自の「可能性診断」によって、活躍できる可能性が高い会社からのスカウトが届く可能性がある点もメリットです。
ミイダスの可能性診断「コンピテンシー診断」では、質問に答えていくだけで、簡単に自己分析が完了します。自分のパーソナリティやストレス耐性、向いている仕事のほか、相性の良い上司・部下のタイプなどを分析してくれる魅力的なサービスです。
また、同じく可能性診断の1つである「バイアス診断ゲーム」では、直感や思い込みのほか、経験、感情などの先入観によって合理的でない意思決定をしてしまう癖である「認知バイアス」を診断してくれます。
自分の認知バイアスを知ってコントロールすることで日常生活や仕事の意思決定の質を上げることができ、転職活動にも多いに役立てることができるでしょう。
転職エージェントに関するよくある質問
最後に、転職エージェントに関するよくある質問と回答をまとめました。
転職エージェントに複数登録するメリット・デメリットは?
転職エージェントに複数登録する分だけ多くの求人を確認でき、魅力的な求人を見逃す可能性を下げることができます。例えば大手の総合型の転職エージェントであらゆるジャンルの求人を網羅的に検索しつつ、製造業に特化した転職サイトで総合型にはない求人をチェックする、といったことが可能です。
複数登録していることを転職エージェントに伝えることで競争原理が働いて良い求人を紹介してくれたり、複数のアドバイザーにサポートを受けることで転職成功率が上がったりと良い効果が期待できるでしょう。
一方、複数の転職エージェントに登録することに大きなデメリットはありません。登録作業が複数回になるのが面倒という点はデメリットですが、一度きりのことなのでさほど気になりません。
転職エージェントにはいつから登録するべき?
転職エージェントに登録するタイミングは、どのようなタイミングで転職を始めたいかによって変わりますが、できるだけ早いタイミングがおすすめです。
例えば在職中に転職活動することを決意した場合、転職を決意したときにすぐ登録するのが良いでしょう。
いったん退職したあとで就職活動をするケースでも、転職する前には登録して求人に目を通しておくことをおすすめします。退職直後はハローワークで基本手当(失業手当)を受け取ったり市役所に国民年金や健康保険切り替えの手続きにいったり、転職活動が始められない時間が発生することが多いです。
退職前に転職エージェントに登録しておくことで、このような本格的に転職活動が始められない時期にもスキマ時間で求人を確認できます。
また、転職活動を始める前に転職エージェントに登録して求人をチェックしておくことで、自分の今後のキャリアを棚卸ししたり、転職の方向性を決めたりする時間が取れるでしょう。
転職エージェントと転職サイトの違いは?
転職エージェントと転職サイトの主な違いは、「エージェントを通じて転職活動をするか」「自分で自由に転職活動をするか」です。
転職エージェントではまず利用者とエージェントが個別で面談を行い、利用者の経歴や希望する転職先の情報を伝えます。その結果をもとにキャリアアドバイザーから求人が紹介され、気に入れば応募に進むというのが一般的な流れです。面接対策や書類転職といったサービスを受けられるのも転職エージェントの特徴です。
一方の転職サイトは、エージェントを介さずに自由に利用できるオンラインの転職情報誌をイメージすると良いでしょう。さまざまなジャンルの求人が掲載されており、利用者は自由に閲覧して比較検討ができます。気になる求人が見つかれば、利用者の判断で自由に応募できます。転職サイトによってはキャリアアドバイザーのアドバイスを受けることも可能です。
転職エージェントを利用すると内定が出にくいって本当?
いいえ。転職エージェントを利用したから内定が出にくいというデータはありません。むしろ企業からみてもエージェント経由で採用したほうがコスト面でメリットを得られるケースも少なくありません。
転職サイトに求人を掲載するにもコストがかかるうえ、エージェントが仲介してくれないとミスマッチが起きたり、応募が全く来なかったりするケースもあります。
また、転職エージェントは企業と求職者をマッチングさせて、企業から内定が出た時点で成功報酬を得られるビジネスモデルです。
転職希望者に求人を紹介して、企業から内定が出て入社した時点で、採用した求人企業からコンサルティングフィーを成功報酬として受け取っているのです。成功報酬型で手数料が発生するビジネスモデルなので、企業側もリスクが低くなるため、安心して採用活動を行うことができます。
引用元:リクルートエージェント|転職エージェントの仕組み・無料の理由
「転職エージェントを利用すると内定が出ない・出にくい」というのが本当であれば、転職エージェントという仕組み自体が成り立ちません。
内定は企業と自分の相性や自分のスキルによるところが大きいので、エージェントを利用してどんどん応募を進めてOKです。
転職エージェントを断られることはある?
残念なことに、転職エージェントへの登録を断られてしまうケースもあります。転職エージェントは求人を紹介することが前提の転職支援サービスであり、転職希望者と企業を結びつけることで利益を得ています。
転職成功が厳しい人に無理やり紹介しても書類選考ですべてお見送りになってしまい、転職エージェントからしてみれば「時間をかけて企業を紹介したのに、報酬が得られなかった」ということになります。
利益を出せないと担当エージェントの評価が下がるだけでなく、転職エージェントの存続にも関わります。明らかに紹介できる求人がなかったり、転職の見込がないと判断されたりした場合は、転職エージェントに登録を断られることもあります。
ただ、転職エージェントに紹介してもらえないからといって、絶対に転職できないと決まったわけではありません。「転職サイト」「ハローワーク」など、別の手段を使えば自分で自由に求人に応募できます。
まとめ
ひとくちに転職エージェントといっても、その種類はさまざまです。「総合的にバランスよく求人を用意しているのか」「ハイクラス向けの求人が多いのか」「20代・未経験者向けが多いのか」など、スキルや年代ごとに強みのある転職エージェントは異なります。
まずは自身のスキルや将来のキャリアの希望の棚卸しを行い、スキルの有無や目標の転職先に合う転職エージェントを見つけましょう。
迷ったときは「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」「doda(デューダ)」など、前世代向けのあらゆる求人が揃った総合型の転職エージェントから登録を始めてみると良いでしょう。