第二新卒向け転職サイトおすすめ活用術!大手企業への転職や年収アップを実現するには

「就職したものの自分のやりたいこととは違っていた・・」
「新卒で入社した会社が思っていた環境ではなかった・・」
「新卒時に満足できる就職活動ができなかったので改めて希望の企業にチャレンジしたい・・」

第二新卒が転職を考える理由は人さまざまです。しかし、どのような思いをお持ちの方でも希望の転職を実現させるには転職サイトは欠かせません。

「転職活動に転職サイトは必要不可欠」と理解されていても、現在は膨大な数の転職サイトが存在します。果たしてどの転職サイトに登録すればよいのか悩ましいところです。

第二新卒におすすめの転職サイト
  • 自分の希望に合致した求人が多い転職サイト
  • 転職活動に役立つ情報が得られる転職サイト

さらに「複数の転職サイトへの登録」をおすすめします。

ここでは、第二新卒におすすめの転職サイトとその特徴をタイプ別に紹介するとともに、サイトの選び方を解説します。

また、第二新卒の転職は「はじめて転職」の方がほとんどではないでしょう。おすすめの転職サイトだけではなく、はじめての転職活動で希望の転職を成功させるコツも紹介します。ぜひ参考にしてください。

※表の情報は2024年3月5日時点

【マイナビのプロモーションを含みます】

第二新卒におすすめの転職サイト【総合編】

第二新卒におすすめの転職サイト【総合編】

第二新卒が登録すべき転職サイトは、まずはトータルバランスに優れた転職サイトです。就職支援に実績のある大手転職情報サービス企業や大手転職エージェントが運営しています。

紹介する転職サイトは第二新卒に特化したサイトではなく、転職活動を行っている全ての年代の求職者におすすめです。

しかし、いずれも求人案件数が豊富で、第二新卒の転職活動に役立つ情報も満載です。

転職サイトには複数への登録をおすすめしますが、以下のサイトのうちいずれかには必ず登録しましょう。求人情報の収集だけではなく、転職の市場感を把握できます。

doda(デューダ):20万件以上の公開求人数のうち未経験でも応募可能な案件多数

第二新卒 doda(デューダ)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
転職サイトの種類 求人掲載型・エージェント型
求人件数 238,343件
第二新卒歓迎求人 165,442件
対応エリア 全国、海外
doda(デューダ)の特徴
dodaのおすすめポイント
  • 掲載案件20万件のうち第二新卒案件が16万件以上
  • 転職を行う際に役立つコンテンツが満載
  • 「面接確約オファー」を企業から受けられる

dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。転職サイトとしてトータルバランスがよく、全ての年代の転職希望者が対象ですが、20代や第二新卒に特におすすめです。

dodaが第二新卒にもおすすめできるのは、職種や業種未経験でも応募可能な求人案件が数多く掲載されている点です。

未経験が応募可能な求人案件は20代を対象としているものが多く、キャリアチェンジを希望されている方は注目です。

2024年3月5日時点で求人案件数は238,343件ですが、そのうち第二新卒でも応募可能な案件は165,442件です。しかも掲載の更新の頻度が高く、週2回の更新時には2万件以上の新規求人が掲載されます。

求人の検索項目は細分化されており、その組み合わせで検索できるので希望の求人案件を容易に見つけられます。

また、転職に関して役立つコンテンツが充実しているのも第二新卒におすすめできるポイントのひとつです。例えば、「平均年収ランキング」「転職タイプ診断」「データで見る転職」など、第二新卒が気になる情報が満載です。

dodaはプロフィールを公開すると求人企業から直接スカウトを受けられます。しかも、スカウトは「面接確約オファー」の可能性もあります。

「面接確約オファー」は書類選考のプロセスを省いて面接に進めるためスムーズに選考が進められます。実務経験が短い第二新卒の方でも、面接が確約されていれば自信を持って選考に臨めるでしょう。

dodaは求人を行う企業だけではなく600社以上の転職エージェント、5,000人以上のキャリアアドバイザーと提携しています。そのため、doda経由で多くの転職エージェントとのコミュニケーションを可能にします。

もしこの中から自分にあったキャリアアドバイザーを見つけられれば、第二新卒でも安心して転職活動を進められます。

リクルートエージェント:非公開案件含め60万件超の求人案件を保有する転職サイト

第二新卒 リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 605,809件
第二新卒歓迎求人 42,738件(公開求人)
対応エリア 全国、海外
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントのおすすめポイント
  • 日本では最大規模の転職エージェント型の転職サイト
  • 公開求人と非公開求人合わせて60万件以上の求人案件を取り扱っている
  • はじめて転職でも経験豊富なキャリアアドバイザーからサポートを受けられるので安心

リクルートエージェントは株式会社リクルートの系列の転職エージェントです。転職エージェントでは日本最大級の規模と実績を誇ります。運営しているサイトも転職サイトの規模としては最大級、と言っていいでしょう。

リクルートエージェントで取り扱っている求人案件は、2024年3月5日の時点で公開求人が381,238件、非公開求人が224,571件です。実に60万件以上の求人を保有しています。

「非公開求人」とは、何らかの事情でサイトに公開していない求人案件です。例えば、求人企業が採用活動を知られたくない案件や、リクルートエージェント独自の案件です。独自案件に関しては、他転職サイトや転職エージェントに知られないようにするためです。

ちなみに、未経験でも応募可能な案件は2024年3月5日時点で6万件弱です(公開求人32,911件、非公開案件15,117件)。第二新卒でもチャレンジ可能な案件を多数保有しています。

リクルートエージェントは転職エージェントです。そのため、利用するには登録し会員になる必要があります。

サイト内の求人情報は会員になれば閲覧できますが、より確実に希望の転職を実現するにはキャリアアドバイザーとの面談を行ってください。リクルートエージェントには経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。

キャリアアドバイザーと面談を行えば、自身の市場価値やキャリアアップの方法、転職市場の状況などが理解できます。また、書類の添削や面接のアピールの方法など転職活動に関するアドバイスも受けられます。

キャリアアドバイザーの存在は転職慣れしていない第二新卒にとって心強い存在になるはずです。

リクナビNEXT:理想の仕事を見つけやすい最大級の求人掲載型転職サイト

第二新卒 リクナビNEXT
運営会社 株式会社リクルート
公式サイト https://next.rikunabi.com/
転職サイトの種類 求人掲載型
求人件数 135,246件
第二新卒歓迎求人 18,487件
対応エリア 全国、海外
リクナビNEXTの特徴
リクナビNEXTのおすすめポイント
  • 求人情報サービスでは老舗のリクルートが提供する求人掲載型サイト
  • AIマッチングやスカウトなどで理想の仕事に出会いやすい
  • 第二新卒を対象としたコンテンツが満載

リクルートは複数の転職サイトを運営しています。転職エージェント型のサイトは前述のリクルートエージェントで、求人掲載型のサイトの代表格がリクナビNEXTです。

リクナビNEXTに掲載されている求人案件は「企業が掲載料金を支払い出稿している」情報です。転職エージェントに頼らず自身で情報収集を行い、転職活動を進めていきたい方におすすめです。

求人は毎週水曜日と金曜日に更新され、随時数千件の新規案件が掲載されています。2024年3月1日に新たに掲載された求人案件は3,132件です。

リクナビNEXTの特徴は、「豊富な求人案件の中から理想の仕事を見つけやすい」点です。求人を見つける方法には「求人検索」「スカウト」「AIによるレコメンド」があります。

求人検索に関しては検索条件が細かく分かれ、様々なキーワード検索が可能です。志向に合う求人や希望の働き方に合致する求人を容易に見つけられます。

リクナビNEXTの求人検索で「第二新卒」とキーワード検索すると18,124件がヒットします(2024年3月5日時点)。しかも「第二新卒」に加え複数のキーワード検索も可能です。

次にスカウトです。プロフィールを登録すれば、経歴に関心を持った求人企業から直接アプローチを受けられます。リクナビNEXTを利用している企業の中には求人案件を掲載せずにスカウトサービスのみを利用している企業もあります。非公開求人に出会えるかもしれません。

さらにAIを活用したレコメンドサービスも利用できます。これは、登録した会員のプロフィールを高精度AIが分析し、マッチすると判断した求人案件をおすすめするサービスです。思いもよらなかった案件の提案を受けられる可能性もあります。

リクナビNEXTでは更新ごとに複数のテーマに沿った求人特集を組んでいます。第二新卒の特集も定期的に掲載しているので気になる方はチェックしてください。

エン転職:オリコン顧客満足度調査で6年連続1位と高評価の転職サイト

第二新卒 エン転職
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公式サイト https://employment.en-japan.com/
転職サイトの種類 求人掲載型
求人件数 107,397件
第二新卒歓迎求人 4,519件
対応エリア 全国、海外
エン転職の特徴
エン転職のおすすめポイント
  • 会員数が1,000万人超とユーザーからの信頼が高い転職サイト
  • 求人案件はポジティブな点に加えネガティブ情報も記載されているので企業研究がしやすい
  • 転職に関するノウハウのコンテンツが充実

エン転職はエン・ジャパン株式会社が運営している求人掲載型の転職サイトです。会員数は1,000万人を超え、オリコンの満足度調査の転職サイト部門で2018年から6年連続1位を獲得しています。

エン転職が評価されているのは、豊富な求人案件数やスマホアプリやサイトの使い勝手の良さなどが挙げられます。しかし最大の特徴は各求人案件の情報量の多さです。

掲載している求人案件はエン転職の担当者が直接企業を取材し、サイトに詳細な情報を反映します。多くの転職サイトでの求人案件の情報はポジティブな点を強調して記載されていますが、エン転職ではネガティブな情報も正直に記載しています。

その上、求人企業に勤務中の社員や在籍していた社員からのクチコミ、そのクチコミに対する企業担当者のコメントなども公開しています。情報は動画などでも公開されています。

求人企業から提供された情報だけではない様々な方面からの情報は、企業と求職者とのミスマッチを起こりにくくします。特に転職慣れしていない第二新卒は参考になる情報になるでしょう。

また、第二新卒にも役立つ転職活動に関するコンテンツも充実しています。転職活動の流れの説明やQ&A集、転職体験記、1万人を対象としたアンケートの集計結果などです。

エン転職はスカウトサービスも提供しています。スカウトを希望する方は、経歴や希望など、プロフィールを公開すると求人企業や転職エージェントからのスカウトを受けられます。

マイナビ転職:全国の第二新卒の求人案件を網羅

第二新卒 マイナビ転職
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://tenshoku.mynavi.jp/
転職サイトの種類 求人掲載型
求人件数 非公開
第二新卒歓迎求人 非公開
対応エリア 全国、海外
マイナビ転職の特徴
マイナビ転職のおすすめポイント
  • 新卒情報でもおなじみの大手就職情報サービス大手マイナビグループが提供する転職サイト
  • 全国各地のセミナーや転職フェアを実施し地方在住の第二新卒も安心
  • マイナビ転職の独占案件を多数保有

マイナビ転職は大手総合人材情報サービス、マイナビグループが運営している転職サイトです。求人案件はベテランを対象にしたものもありますが、数多くの未経験や第二新卒対象のものが掲載されています。

マイナビは全国に拠点を持っています。そのため、マイナビ転職には都市圏だけではなく地方の求人案件も網羅しています。

各地の求人案件を得られるのはサイトに掲載されている情報からだけではありません。転職フェアや合同説明会など転職に関するイベントを定期的に実施し、求職者に情報提供しています。

転職フェアや合同説明会では企業担当者と直接会って求人の詳細情報や疑問点を確認できます。特に転職慣れしていない第二新卒にとって、このようなイベントへの参加は企業を知るためには非常に有効です。

検討している企業や気になる企業がイベントに出展していれば応募するかどうかの大きな判断材料となるでしょう。また、転職に役立つ講演やキャリア相談、履歴書の写真撮影など、転職活動そのものに役立つコーナーも併設されています。

マイナビ転職では「はじめて転職」を支援するサービスを提供しています。これは、「マイナビ転職キャリアパートナー」で、マイナビ転職の専門スタッフが求人案内や応募書類の添削、選考のサポートを行うサービスです。第二新卒には転職活動の心強い存在になるでしょう。

マイナビ転職の特徴に他の転職サイトにはない独自案件を多数保有している点も挙げられます。2024年3月5日時点での新着求人は4,100件ですが、うち81%はマイナビ転職しか取り扱っていません。複数の転職サイトを利用しながら、他の転職サイトにない求人情報を知りたい方に最適です。

未経験職種にチャレンジしたい第二新卒におすすめの転職サイト

第二新卒 未経験職種

第二新卒で転職をお考えの方の中にはキャリアチェンジを希望している方も多いはずです。例えば「入社イメージしていた業務内容ではなかった」「本当にやりたい仕事を見つけた」方です。

キャリアチェンジを希望している第二新卒におすすめは、「未経験でも応募可能な案件が豊富な転職サイト」です。

前項で紹介した各転職サイトも職種・業界未経験でも応募可能な求人案件を多数取り扱っています。しかし、年代問わず応募可能な案件があるのも事実です。

第二新卒で未経験職種へのチャレンジをお考えの方には、主に20代をターゲットにしている転職サイトへの登録が実用的です。特におすすめの転職サイトを解説します。

マイナビジョブ20’s:特に20代の求職者を対象にしている転職サイト

第二新卒 マイナビジョブ20’s
運営会社 株式会社マイナビワークス
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 非公開
対応エリア 全国
マイナビジョブ20’sの特徴の特徴
マイナビジョブ20’sのおすすめポイント
  • 20代の求職者に特化したエージェント型の転職サイト
  • 求人案件のうち8割以上が第二新卒歓迎・職種未経験OKの案件
  • 入社後の定着率が95.2%と高く、腰を据えて業務に取り組める

マイナビグループが運営する様々な就職情報サイトの中で、マイナビジョブ20’sは第二新卒・既卒者の求職者を対象にしたエージェント型の転職サイトです。

新卒から中途採用、派遣まであらゆる就職支援サービスで豊富な実績を持つマイナビグループのノウハウを活かし、第二新卒の転職支援に最適なマッチングサービスを提供しています。

マイナビジョブ20’sが保有する求人案件のうち、大半が「第二新卒歓迎」「職種未経験OK」の案件です。

キャリアチェンジを考えていても、「入社後にギャップを感じて短期間で離職するかも・・」と心配される方がいるかもしれません。しかしマイナビジョブ20’sを利用して転職した方の定着率は95.2%※です。大半の方のマッチングが成功できていると言えるでしょう。

※2021年10月1日から2022年9月30日までにマイナビジョブ20’s経由で入社した方の3ヶ月の定着率

マッチングが上手くいっている要因にキャリアアドバイザーのサポートが挙げられます。この転職サイトはエージェント型のため、サービスの利用には登録後キャリアアドバイザーとの面談が必要です。キャリアアドバイザーからの求人の提案も受けられます。

面談で自身の希望や経歴を確認した上でプロが選んだ求人を提案されるので、本当にマッチした求人への転職が可能になります。しかも転職活動のサポートも万全です。

サービスのひとつ、「マイナビジョブ20’sスカウト」では、経歴に関心を持った求人企業から直接スカウトを受けられます。想像していなかった企業からのスカウトメールも期待できます。

UZUZ:フリーターやブランクのある方でもサポート万全の転職サイト

第二新卒 UZUZ
運営会社 株式会社UZUZ
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数
対応エリア 全国
UZUZの特徴
UZUZのおすすめポイント
  • 第二新卒・フリーター・ニートなどに特化した転職サービス
  • 求職者それぞれに応じたオーダーメイドの転職サポート
  • 求人企業はブラック企業を排除しているので安心

UZUZは転職エージェントや教育事業を手掛ける株式会社UZUZが運営する転職サイトです。第二新卒だけではなく、就業経験がない既卒者、フリーターしか就業経験が無い方、ニートなどブランクがある方のサポートを行っています。

中途採用の選考では不利になるフリーターやニートの方のサポートを可能にしているのには理由があります。UZUZには創業以来培ってきた成功のノウハウが多数蓄積されています。なお、2017年3月から2023年9月までの就職支援の人数は5万人を超えます※。

※2017年3月1日~2023年9月30日までの期間の就職支援数は52,341名

しかもUZUZのキャリアアドバイザーはノウハウを求職者一人ひとりに合わせて提供します。面接実施前には時間をかけて求職者それぞれに合わせた「オーダーメイド型」の対策を行っています。

UZUZはじっくりと求職者のサポートを行うため、「エージェントのやり取りは最低限にしたい」方には向いていない転職サイトかもしれません。逆に、「確実に選考を通過するためには時間をかけても構わない」とお考えの方には最適です。

ブランクのある方や未経験の方を採用対象とする企業は、「採用基準が低い企業」「離職率の高い企業」と思われがちです。しかしUZUZでは求人企業に対して厳格な判断基準を設けておりブラック企業からの求人依頼は受けていないため安心です。

UZUZに登録している求人企業はベンチャー企業から大手企業まで3,000社を超えますが、ブラック企業は排除されている、とお考えください。

ちなみに、入社後の定着率は93.6%※と高い実績を残しています。この点からもUZUZの求人案件は落ち着いて働ける会社が多いとご理解いただけるでしょう。

※2020年1月1日~2022年12月31日までに入社した方の6ヶ月の定着率

Re就活:20代・第二新卒のための転職サイト

第二新卒 Re就活
運営会社 株式会社学情
公式サイト https://re-katsu.jp/career/
転職サイトの種類 求人掲載型
求人件数 10,900件
対応エリア 全国、海外
Re就活の特徴
Re就活のおすすめポイント
  • 20代、第二新卒の転職に特化した転職サイト
  • はじめて転職活動を行う方向けに役立つ情報が満載
  • 20代を対象とした就職博を定期的に実施

Re就活は、就職情報サービス大手の株式会社学情が運営する20代や第二新卒の求職者を対象とした転職サイトです。東京商工リサーチの調査では「20代が選ぶ20代向け転職サイト」部門で5年連続1位と高く評価されています。※2019年~2023年

20代から評価されているポイントは、まず掲載している全ての求人案件が20代を対象にしている点です。転職サイトは数多く存在していますが、20代のみを対象とした求人案件しか扱っていない転職サイトは稀です。

Re就活は20代・第二新卒を対象とした転職サイトのため、はじめて転職活動を行う方のための情報が充実しています。書類の書き方や面接対策などの転職活動の進め方などは当然ながら、適職診断のコーナーや転職体験談などです。

求人企業とのコミュニケーションも比較的容易に取れます。まずはスカウト機能です。経歴を公開すれば企業からのスカウトメールを受けられます。また、気になる求人案件をチェックし、その企業からの応募歓迎メッセージを受け取ると、企業に対してチャットで質問ができます。

興味がある求人があっても、何らかの疑問や懸念を感じるはずです。応募する前に企業と直接コミュニケーションが取れれば疑問や懸念を解消できます。応募するにしても納得して応募できるでしょう。

定期的に開催される「転職博」も高く評価されています。転職博は若手社会人・20代を対象とした転職イベントで、全国各地、並びにオンラインで定期的に実施されています。

このイベントは「20代の来場者日本一」と謳われており、年間およそ20,000人が参加しています。求人企業は通算でおよそ11,000社が参加しており、転職相談コーナーや転職に役立つ講演もあります。

転職博では、参加者の96%が満足と回答しており、90%が選考に進んでいます。質の高い転職イベントと言えます。

ハタラクティブ:第二新卒やフリーターを対象にした求人案件が多数

第二新卒 ハタラクティブ
運営会社 レバレジーズ株式会社
公式サイト https://hataractive.jp/
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 3,656件(公開求人)
対応エリア 全国
ハタラクティブの特徴
ハタラクティブのおすすめポイント
  • 第二新卒や20代の未経験者を対象とした転職支援サービス
  • はじめての転職でも専任キャリアアドバイザーが転職活動をサポート
  • 登録後最短2週間で内定獲得の実績多数あり

ハタラクティブはレバレジーズ株式会社が運営するエージェント型の転職サイトです。レバレジーズはインターネットのメディアや事業を複数展開している情報サービス企業です。

ハタラクティブは第二新卒や20代の未経験者を対象に転職支援を行っています。しかも学歴や正社員経験を問わない求人を多数揃えています。20代の中卒や高卒の方、非正規社員、フリーターの経験しかない方でも希望の転職を可能にしているのです。

実務経験が浅い第二新卒の転職を実現できる理由はキャリアアドバイザーの手厚いサポートがあるからです。はじめて転職を行う方でも専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでアドバイスを行い、本当にマッチした求人の紹介や選考をサポートします。

ハタラクティブでの書類選考通過率は96%以上、内定率80%以上、などの実績を誇ります。キャリアの浅い登録者が多い点を考慮すると驚異的な数字です。

また、スピーディーな転職支援も特徴です。登録から求人紹介?選考?内定までのサポートが速く、登録後最短2週間で内定獲得が可能で、その成功実績は80.4%です※。

※2022年2月~2022年4月時点で面接を実施した求職者のうち、内定を獲得できた求職者の割合

ハタラクティブでは未経験OKや学歴を問わない求人案件が多く、高い選考通過率を誇ります。一見すると「大量採用や人気のない求人案件が多いのでは?」と不安を感じるかもしれません。

しかし、ハタラクティブでは大企業への転職支援の実績は豊富で、実に利用者の8割が大企業に入社しています。2024年3月5日時点で公開されている求人案件3,653件のうち、大手企業の案件は1,196件とおよそ3分の1を占めます。

第二新卒エージェントneo:20代を対象に学歴不問・未経験OKの案件が多数

第二新卒 第二新卒エージェントneo
運営会社 株式会社ネオキャリア
公式サイト https://www.daini-agent.jp/
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数
対応エリア 全国
第二新卒エージェントneoの特徴
第二新卒エージェントneoのおすすめポイント
  • 20代の第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターを対象とした転職サイト
  • 職務経験なしの就職/転職実績多数
  • 入社後のアフターフォローも万全

第二新卒エージェントneoは総合人材サービス企業、株式会社ネオキャリアが運営するエージェント型転職サイトです。ネオキャリアの取引企業数は10,000社を超え、およそ12,000件の求人を取り扱っています。

20代の第二新卒や既卒者、フリーターなどを対象としているため、未経験の就職 / 転職支援で豊富な実績を持ちます。2013年にサービスを開始していますが、職務経験がない方の就職 / 転職支援の人数は10,000人を超えています。

職務経験がない、もしくは浅い方の転職支援を可能にするのはキャリアアドバイザーの手厚いサポートを受けられるからです。求職者1名に対するキャリアアドバイザーは平均8時間かけてサポートします。しっかりと求職者に向き合っていると言えるでしょう。

キャリアアドバイザーはきちんと求職者に向き合う上にも関わらず対応はスピーディーに行います。第二新卒エージェントneoの内定獲得までの最短日数の記録は6日です。すぐに転職したい方にもおすすめです。

サイトには「高卒向け」「中卒向け」など、求職者の状況に応じた記事やコラムが掲載されています。学歴や経歴をハンデに感じている方には役立つ情報収集ができます。

なお、この転職サイトは20代の第二新卒・既卒者・高卒・中卒・フリーターを対象としているため、それ以外の方は利用できません。ご注意ください。

ハイクラス転職を実現したい第二新卒におすすめの転職サイト

第二新卒 ハイクラス転職

「もっと高収入を得られる企業に行きたい」「早期に役職を上げたい」と希望される第二新卒におすすめの転職サイトを紹介します。

年収アップやポジションアップなど、いわゆる「ハイクラス転職」をサポートする転職サイトが増えています。一般的にハイクラス転職は一定のキャリアをお持ちの方を対象としており、30代以上の方を対象としている転職サイトがほとんどです。

しかし20代でもハイクラス転職を支援する転職サイトもあり、20代をメインターゲットにしたサイトもあります。

なお、ハイクラス転職を希望する方は転職エージェントからスカウトを受けられる転職サイトをおすすめします。理由は、ハイクラスの求人案件の多くがコンフィデンシャルな案件だから、です。

コンフィデンシャルな求人を依頼する際、企業は転職サイトではなく転職エージェントを中心に採用活動を行います。

リクルートダイレクトスカウト:リクルートのハイクラス転職スカウトサイト

第二新卒 リクルートダイレクトスカウト
運営会社 株式会社リクルート
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数
第二新卒歓迎求人
対応エリア 全国、海外
リクルートダイレクトスカウトの特徴
リクルートダイレクトスカウトのおすすめポイント
  • リクルートが提供するハイクラス転職に特化したスカウト型転職サイト
  • 提携している数多くの転職エージェントからスカウトを受けられる
  • 2023年12月のリニューアルで様々な機能が追加

リクルートダイレクトスカウトは株式会社リクルートが運営するスカウト型の転職サイトです。特に「ハイキャリア転職」を支援しており、転職決定者の平均年収は900万円を超えています。

※925万円 2024年3月5日時点

利用方法は経歴や希望を登録すれば、あとは求人企業や転職エージェントからのスカウトを待つだけです。

運営会社のリクルートは就職・転職情報サービスとして豊富な実績とノウハウを持っています。ブランド力を活かして今まで培った顧客に加え、多数の転職エージェントとのネットワークを有しています。

リクルートダイレクトスカウトに登録すれば多くの企業や転職エージェントからのスカウトを受けられるのです。第二新卒の方でもハイクラス転職を実現できる可能性は十分あります。

なお、リクルートダイレクトは2023年12月にリニューアルされました。新機能としてはAIによるマッチング機能やエージェントとのチャット機能などが追加されています。これらの機能はユーザーから、「今までより使いやすくなった」と高い評価を得ています。

また、リニューアルではリクナビNEXTやリクルートエージェントなど複数のリソースの登録者をリクルートダイレクトスカウトに統合しました。統合によってリクルートダイレクトスカウトの登録者は大幅に増えます。

さらに、リニューアルに伴い、リクルートは求人企業や転職エージェントへのプロモーションも強化しています。

プロモーションによる会員数の増加を期待し、今まで以上に数多くの企業や転職エージェントが参画するでしょう。会員にとっても新しい案件に出会うチャンスが増えます。

ハイクラスのスカウト型の転職サイトとして知名度が高いのはビズリーチです。しかしビズリーチへの登録は審査通過が必須です。キャリアが浅い方は審査に通らない可能性もあります。

リクルートダイレクトスカウトへの登録は制限がないため、第二新卒でもサービスを利用できます。

AMBI:第二新卒・20代がハイキャリアを目指すためのサイト

第二新卒 AMBI
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公式サイト https://en-ambi.com/
転職サイトの種類 求人掲載型・エージェント型
求人件数 133,703件
第二新卒歓迎求人 941件
対応エリア 全国、海外
AMBIの特徴
AMBIのおすすめポイント
  • 20代でハイキャリア志向をお持ちの求職者を対象にした転職サイト
  • 大手や官公庁、スタートアップ企業、ベンチャー企業など多彩な求人案件を保有
  • 気になる案件の「合格可能性」の診断を受けられる

AMBIはエン・ジャパン株式会社が提供する転職サイトで、特に20代でハイキャリア志向をお持ちの求職者を対象にしています。掲載している求人案件への応募、企業や転職エージェントからのスカウト、いずれも利用可能です。

2024年3月5日時点で133,703件の求人案件が掲載されていますが、そのうち500万円以上の案件は108,510件です。大半の求人案件が年収500万円以上のため、第二新卒でも年収アップが可能です。

求人案件を掲載している企業は大手企業や官公庁だけではなく、スタートアップ企業やベンチャー企業も含まれます。スタートアップ / ベンチャー企業ではマネージャークラスの募集もあり、ポジションアップを希望する第二新卒には注目です。

AMBIは多数の転職エージェントと提携しています。転職エージェントとの接点はスカウトを受けられるだけではありません。「転職エージェントが保有している求人案件」への応募も可能です。エージェント独自の案件に出会えるでしょう。

AMBIのサービスに、「合格可能性診断」があります。これは関心がある求人案件に、「気になる」をチェックすると書類選考を通過する確率がどの程度かがわかる機能です。

気になっている求人案件を見つけても選考基準に合致しないのでは?可能性がないのでは?と悩む方は多いでしょう。

合格可能性診断を利用すれば、書類選考通過の可能性だけではなく自身の市場価値も理解できる材料になります。

JACリクルートメント:ハイクラス転職の案件が多い転職サイト

第二新卒 JACリクルートメント
運営会社 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 8,452件(公開求人)
第二新卒歓迎求人
対応エリア 全国、海外
JACリクルートメントの特徴
JACリクルートメントのおすすめポイント
  • ハイクラス転職に強い老舗の転職エージェント
  • 800万円以上の高年収帯の案件を多数保有
  • 業界動向や職種を熟知した経験豊富なキャリアコンサルタントがサポート

JACリクルートメントは、株式会社ジェイ エイ シーリクルートメントが運営する転職エージェント型の転職サイトです。ジェイエイ シー シー リクルートメントはプライム市場上場の老舗人材サービス企業です。

この転職サイトは「ハイクラス・ミドルクラスの転職に強い」として評価を得ています。オリコン顧客満足度調査では「ハイクラス・ミドルクラス転職部門」で2019年?2024年度の4年連続1位を獲得しています。

JACリクルートメントの求人案件は、「年収500万円」から検索可能です。一定の年収を得ている、もしくは希望されている求職者が対象です。ワンランク上の転職にチャレンジしたい第二新卒にはおすすめです。

また、JACリクルートメントは設立当初より「外資系の転職サポートに強い転職エージェント」として実績を持ちます。外資系企業でのハイクラス転職に関心がある方にも対応可能です。

JACリクルートメントの評価の高さはキャリアコンサルタントの質の高さも挙げられます。在籍しているキャリアコンサルタントは1,200名を超えます。

しかもそれぞれが専門分野や得意分野、多数の紹介実績を持つプロフェッショナルです。第二新卒の転職サポートも豊富なので転職活動で頼りになる存在となるでしょう。

第二新卒の女性におすすめの転職サイト

第二新卒の女性におすすめの転職サイト

働き方の多様化やダイバーシティに対して柔軟な企業が増えています。これは転職サイトも同様で、あらゆるタイプの求職者のニーズに応える様々なサイトが運営されています。

第二新卒の女性におすすめの転職サイトを紹介します。

マイナビ転職女性のおしごと:女性に人気がある求人案件を見つけやすいサイト

第二新卒 マイナビ転職女性のおしごと
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://tenshoku.mynavi.jp/woman/
転職サイトの種類 求人掲載型
求人件数 非公開
第二新卒歓迎求人 非公開
対応エリア 全国、海外
マイナビ転職女性のおしごとの特徴
マイナビ転職女性のおしごとのおすすめポイント
  • 女性ならではの求人案件が多数掲載されている
  • 第二新卒の女性の求人も豊富
  • 全国各地の女性に応じた求人案件を検索できる

マイナビ転職女性のおしごとはマイナビ転職の女性版の転職サイトです。事務職を中心に、秘書、経理、医療事務、アパレルなど女性が活躍している求人を取り揃えています。

女性を対象とした求人を掲載していますが、第二新卒でも応募可能な求人も豊富です。

大きな特徴はこだわり条件での求人検索です。業種、職種、働き方はもちろん、女性が気になる様々なキーワードでの検索が可能です。希望の働き方が叶う求人案件を見つけやすい転職サイトです。

まず、キャリアアップやスキルアップを希望する方には「オンキャリ系」の人気キーワードで求人検索ができます。例えば、「女性の管理職活躍中」「総合職」「初年度年収500万円以上」「語学力を活かす」などのキーワードです。

仕事重視ではなくワークライフバランス重視の方もいるでしょう。その場合、「オフキャリ系」のキーワードでの検索が可能です。人気キーワードは「完全週休二日制」「時短勤務」「原則提示退社」「服装自由」などです。

また、首都圏や東海地区、関西といった都市圏のみならず、全国各地の求人案件を探せるのもメリットです。全国に拠点を展開するマイナビならではの強みです。

女の転職type:女性を対象にした正社員の求人案件を中心に掲載

第二新卒 女の転職type
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
公式サイト https://woman-type.jp/
転職サイトの種類 求人掲載型
求人件数 2,596件
第二新卒歓迎求人 954件
対応エリア 全国
女の転職typeの特徴
女の転職typeのおすすめポイント
  • 正社員で長く働きたい女性のための求人掲載転職サイト
  • 求人案件のうち大半が第二新卒を対象にしている
  • 国からお墨付きの女性活躍企業の求人を多数掲載

女の転職typeは、株式会社キャリアデザインセンターが提供する転職サイトです。コンセプトは「正社員で長く働きたい女性を応援する転職サイト」です。

この転職サイトは求人掲載型の転職サイトのため、求人案件への応募は求人企業への直接応募となります。転職エージェントと提携している転職サイトではありません。

掲載している求人案件は全て女性が対象で、その8割が正社員の求人案件です。掲載している求人案件は滝に渡り、事務職、営業職、販売・サービス職が中心です。

さらに第二新卒の女性求職者には特におすすめです。2024年3月5日時点の求人案件数は2,598件ですが、そのうち第二新卒でも応募可能な案件は2,273件です。9割弱が第二新卒の女性を対象としています。

女の転職typeでは「なでしこ」「くるみん」「えるぼし」といった企業の案件が多数掲載されています。これらは経済産業省や厚生労働省が女性活躍企業として認定した企業で、女性が安心して勤務できる環境が用意されています。

女性ならではのこだわり条件での求人検索も可能です。例えば、リモートワークや休日など女性が気になる検索項目に加え、「育児との両立OK」「女性管理職在籍」のキーワードです。

職場環境重視の女性であれば希望に近い案件に出会えるはずでしょう。

doda(Woman Career by doda):女性の視点でのコンテンツを豊富に掲載

第二新卒 doda(Woman Career by doda)
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda.jp/
転職サイトの種類 求人掲載型・エージェント型
求人件数 238,343件
第二新卒歓迎求人 165,442件
対応エリア 全国、海外
doda(Woman Career by doda)の特徴
doda(Woman Career by doda)のおすすめポイント
  • 女性視点でのコンテンツが満載
  • 【第二新卒×女性活躍】などの求人特集が組まれている
  • 女性が働く上で気になる悩みにも応えてくれる

20万件を超える求人案件を掲載しているdodaは第二新卒の女性にもおすすめです。dodaには、女性向け転職サイト、「Woman Career by doda」があるからです。

Woman Careerの特徴は、女性視点での求人案件の特集が組まれている点が挙げられます。結婚や出産などライフイベント後も働きたい方やワークライフバランスを重視される方には注目です。

具体的には、「在宅・リモートワークOK」「育休・産休実績あり」「年間休日120日以上」「残業20時間未満」などの特集です。この他にも「第二新卒で女性が活躍できる」特集もあります。

さらに、女性視点でのコンテンツが満載です。例えば、女性が働く上で気になる様々なポイントを調査し結果を公開しています。これは、「女性の平均年収ランキング」や「女性の仕事満足度ランキング」などです。自身の転職市場価値を把握できるでしょう。

また、働く女性の様々な悩みの解決策を提案する「女性のモヤモヤを解消する100問100答」のコーナーも必見です。仕事やプライベートで「どうすればいいのか」悩んだ時には解決のヒントが見つかるかもしれません。

希望すれば転職エージェントサービスも利用可能です。女性の転職のプロによるキャリアアドバイザーからの転職サポートを受けられます。

第二新卒のITエンジニアにおすすめの転職サイト

第二新卒のITエンジニアにおすすめの転職サイト

ITエンジニアとして入社した会社が、小規模案件の開発しかなく将来的なスキルアップが難しい、といった話はよくあります。また、入社してみると拘束時間が長くワークライフバランスが保てない、開発ができず運用業務ばかり、などのケースもあるでしょう。

現在の転職市場で最も売り手市場なのはITエンジニアです。キャリアの浅い第二新卒でも希望が叶う企業が見つかる可能性は十分あります。悩んだ時にはまず転職サイトに登録して情報収集を行ってみてはいかがでしょうか。

また、第二新卒であれば未経験でもITエンジニアにチャレンジできる求人案件もあります。ITエンジニアへのキャリアチェンジを検討している方も、転職サイトを利用してください。

第二新卒のITエンジニア、ITエンジニアにチャレンジしたい方におすすめの転職サイトです。

レバテックキャリア:ITエンジニアの転職サイトでは業界最大級の求人案件数を誇る

第二新卒 レバテックキャリア
運営会社 レバテック株式会社
公式サイト https://career.levtech.jp/
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 22,101(公開求人)※ITエンジニア
第二新卒歓迎求人 248件(公開求人)※ITエンジニア
対応エリア 全国
レバテックキャリアの特徴
レバテックキャリアのおすすめポイント
  • IT・WEB業界の専門職の転職支援に特化した転職サイト
  • 企業のリアルな情報を得られるので安心して転職できる
  • はじめての転職を対象にした個別無料相談会を実施

レバテックキャリアはレバテック株式会社が運営する転職サイトです。IT・WEB業界のエンジニアやクリエイターの転職支援に特化しており、10年の歴史と豊富な紹介実績があります。

IT職種の求人数は22,000件を超えており(2024年3月5日時点)、ITエンジニアに特化した転職サイトでは業界最大数の案件数を誇ります。

エージェント型の転職サイトのため、キャリアアドバイザーが様々な転職サポートを行います。IT業界やIT職種を熟知したアドバイザーがサポートするので、初めての転職の方にも安心です。

レバテックキャリアの大きな強みのひとつに「希望企業への転職成功率が96%」が挙げられます。これは、求職者の希望をきちんと把握したキャリアアドバイザーが希望に合致する案件しか紹介していない、と言えるでしょう。

※2020年8月~2021年9月までの実績

求人企業のリアルな現場の情報を収集し、キャリアアドバイザーが登録者に伝えられる点もおすすめポイントです。レバテックキャリアは企業担当者が企業の採用担当者や現場の担当者から詳細なヒヤリングを行います。企業訪問の回数は年間10,000回を超えます。

企業の担当者が自身の目で確認した求人企業の状況、現場の方から聞く生の声を聞けるのは登録者には非常に参考になります。検討中の企業の詳細な職場環境や職務内容が確認できれば、応募するかどうかの判断材料となるでしょう。

さらに、詳細な企業情報を知った上で納得して入社すれば短期間で企業にフィットできます。「選考時や入社前に感じていたイメージと違う」とギャップを感じる可能性も低くなるからです。

レバテックキャリアでは無料個別転職相談会を随時実施し、初めての転職を考えている方向けの相談会もあります。キャリアの方向性に悩んでいる方や転職するか否かを悩んでいる方は、まず相談会に参加してからどうするかを決めても遅くはありません。

ワークポート:未経験でも応募可能なITエンジニア求人を数多く保有している

第二新卒 ワークポート
運営会社 株式会社ワークポート
公式サイト https://www.workport.co.jp/
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 93,821件(公開求人)
第二新卒歓迎求人 1,561件(公開求人)
対応エリア 全国、海外
ワークポートの特徴
ワークポートのおすすめポイント
  • 未経験からエンジニアにチャレンジできる案件が多数
  • 第二新卒でも「転職コンシェルジュ」が転職活動をフルサポート
  • 日本全国に42の拠点を展開しているので地方案件も数多く取り扱っている

株式会社ワークポートは20年の歴史を持つ転職エージェントです。様々な業種業界、職種の求人案件を取り扱っていますが、その中でもIT業界の案件が豊富です。総案件93,658件のうち、24,886件がIT技術職の案件です。

しかも、ワークポートには未経験でもITエンジニアに応募できる求人の依頼を数多く保有しています。2024年3月5日時点で1,300件を超える未経験応募可能な案件が公開されています。

ITエンジニアの中途採用は即戦力採用が一般的で企業の多くは経験者を求めています。しかし、ワークポートであれば、第二新卒の未経験でITエンジニアにチャレンジしたい方でも案件を見つけられます。

ワークポートではキャリアコンサルタントを「転職コンシェルジュ」と名付けています。これは、転職活動における様々な要望に応える"コンシェルジュ"のマインドを持ち、サービスの提供を目的としているためです。

第二新卒で初めての転職に対して不安や疑問を感じていても、転職コンシェルジュの全力のサポートが受けられます。

また、ワークポートは全国に42の拠点を展開しています。多くの転職サイトや転職エージェントは都市圏にしか拠点を置いていないため、限られた地域の求人しか提供できません。

都市圏以外の地方にお住まい、もしくはIターンやUターンを希望する第二新卒でもワークポートで希望の案件を見つけられる可能性があります。

Geekly(ギークリー):希望のIT転職成功率は9割以上

第二新卒 Geekly(ギークリー)
運営会社 株式会社Geekly(ギークリー)
公式サイト https://www.geekly.co.jp/
転職サイトの種類 エージェント型
求人件数 21,933件(公開求人)
第二新卒歓迎求人 271件
対応エリア 関東、関西
Geekly(ギークリー)の特徴
Geekly(ギークリー)のおすすめポイント
  • IT・WEB・ゲーム業界の転職サポートに特化した転職サイト
  • 希望している企業への転職成功率や定着率が高い
  • 専門のアドバイザーによるサポートが手厚いので安心

Geekly(ギークリー)は、株式会社Geekly(ギークリー)が運営する転職サイトです。株式会社Geeklyは2011年設立のIT・WEB・ゲーム業界の転職支援に特化した転職エージェントです。IT・WEB・ゲーム業界の22,000件弱の求人案件を有しています。

※2024年3月時点

上記の求人案件数は非公開求人を合わせた数ですが、サイト上に掲載されている案件だけでも21,000件を超えています。

求人案件は職種や業界に加え、年収アップ、働き方、職場環境などのこだわり条件と併せて検索可能です。こだわり条件には、リモートワーク、フレックス勤務、在宅勤務などの項目での求人検索ができるので働き方重視の方はうれしいでしょう。

Geeklyの大きな強みは登録者と求人企業のマッチング精度の高さです。Geeklyでの「希望の転職成功割合」は95%※1で、大半の登録者は希望の転職を実現しています。さらに、入社後の職場定着率は97%※2とほぼ全ての方が長きに渡り活躍されています。

※1 2023年8月時点 ※2 2023年7月時点

第二新卒で中途採用の選考に不安を抱いている方は多いかもしれません。しかしGeeklyは選考サポートにも定評があるので安心です、IT業界や転職活動の知識が豊富な100名以上のアドバイザーが選考のサポートを行っています。

まず書類選考に関しては、ITの専門家による履歴書・職務経歴書の添削サービスを行った上で企業に推薦します。専門家の視点で書類を添削が行われるので書類通過率は確実にアップするはずです。

さらに面接対策も万全です。10年以上蓄積されている75,000件以上の面接のデータをもとに、応募する企業に合わせた情報の提供やアドバイスを行います。万全の面接対策が行われるので第二新卒でも自信を持って面接に臨めます。

第二新卒の希望別おすすめの転職サイト

第二新卒の希望別おすすめの転職サイト

様々なジャンルごとに第二新卒へのおすすめの転職サイトを紹介しました。次に第二新卒の転職で人気の高いキーワードでおすすめの転職サイトを解説します。

「大企業」「ベンチャー企業」「希望勤務地へのこだわり」「外資系企業」のキーワードで取り上げてみました。

大企業にチャレンジしたい第二新卒におすすめの転職サイト

新卒時に不本意な就職をしたので大企業にリベンジ転職したい!と希望する第二新卒は多いのではないでしょうか。大企業の採用は基本新卒がメインですが、人口減少に伴い第二新卒の採用に力を入れる企業も増えています。

大企業にチャレンジしたい第二新卒におすすめなのは、前述【総合編】で紹介した各転職サイトです。いわゆる「大手転職サイト」です。

総合編で紹介した大手転職サイトは、いずれも大手就職情報サービス企業が運営しています。共通点は各社ともに歴史と実績のある転職サイトである点や多くの会員数を誇る点です。

第二新卒の採用を行っている大手企業は優秀な人材を確実に採用したいと考えています。より確実に採用する可能性の高い採用手段として大手転職サイトを利用するのです。

しかも大手転職サイトはシステムが整っているため会員とスムーズなコミュニケーションが取れる上に応募者や選考者の管理を行えます。応募者数が多い大手企業の採用ツールとして優秀です。これも大手企業が大手転職サイトを利用する理由のひとつです。

大手転職サイトの中で、もっとも上場企業の求人案件数が多いのはdodaです。2024年3月5日時点で上場企業の求人数は55,997件です。

ベンチャー企業にチャレンジしたい第二新卒におすすめの転職サイト

新しいサービスや技術力を持つベンチャー企業やスタートアップ企業にチャレンジしたい、とお考えの第二新卒におすすめは以下の転職サイトです。

  • Wantedly
  • キープレイヤーズ
  • プロコミット
サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
Wantedly https://www.wantedly.com/ 140,085件 ベンチャー企業と個人をつなぐビジネスSNSとして利用可能
キープレイヤーズ https://keyplayers.jp/ ベンチャー企業やスタートアップ企業への豊富な転職支援を行っている代表から直接サポートを受けられる
プロコミット https://www.procommit.co.jp/ 325件 常に優良なベンチャー企業やスタートアップ企業から幅広いポジションの依頼がある
ベンチャー企業への転職におすすめの転職サイトと特徴

まずWantedlyは、「ビジネスSNS」と位置付けされており、個人と企業を結ぶ目的で運営されている転職サイトです。会員数は350万人で、登録企業は35,000社です。

掲載されている求人案件は、ベンチャー企業やスタートアップ企業を中心に14万件以上です。掲載内容は社風や企業文化などの企業独自の情報の紹介に力を入れています。

※2024年3月5日時点

気軽に企業とコミュニケーションが取れるので、気になる企業があれば書類を提出せずにまずは問い合わせして確認してもよいでしょう。

次にキープレイヤーズは、キャリアコンサルタントとして豊富な実績を持つ高野秀敏氏が代表の転職エージェントです。立ち上げたベンチャー/スタートアップ企業専門です。

高野氏は数多くの上場支援や企業への投資を行い、複数のベンチャー企業の役員も兼務しています。数多くの企業とのコネクションを持っているため、設立間もない一般的に知られていなくても将来有望な企業の紹介を受けられるでしょう。

求人企業と登録者のマッチング精度が非常に高く、書類選考を通過しやすいのは大きな特徴です。これは企業と深い信頼関係を構築し、採用ニーズをしっかりと把握しているためです。経験が浅い第二新卒も安心です。

最後にプロコミットはベンチャー / スタートアップ企業から数多くの求人の依頼を受けている転職エージェントです。クライアントにはユニクロやメルカリ、JINSなどの名だたる優良企業も含まれています。

常に優良ベンチャー / スタートアップ企業から幅広いポジションの求人依頼があるのは、プロコミットが的確な紹介を常に行っているからです。企業の成長スピードも見極めながら企業がその時求める最適な人材を紹介しています。

新たなベンチャー / スタートアップ企業の案件も集まっています。情報収集手段が少ない第二新卒でも新しい企業に出会える機会があります。

勤務地にこだわりたい第二新卒におすすめの転職サイト

地元に帰って働きたい、地方で働きたいなどUIターンを希望する第二新卒には、

  • マイナビ転職
  • はたらいく

がおすすめの転職サイトです。

サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
マイナビ転職 https://tenshoku.mynavi.jp/ui_turn/ 非公開 全国に拠点を置くため地方の求人もカバーしている。各地での転職フェアも実施。
はたらいく https://www.hatalike.jp/ 2,326件 地域に根づいた企業の案件が多い。そのため大手よりも中小企業の案件が中心
UIターン希望の方におすすめの転職サイトと特徴

マイナビ転職は全国各地に50を超える拠点を置くマイナビのネットワークを活かし地方での転職に関する求人案件や情報が満載です。UIターン歓迎の求人案件は2万件を超えます

※2024年3月5日時点

U・Iターンの専用ページもあり、各地の転職事情や転職事情などが掲載されています。地方で転職事情を知りたい方には参考になります。

全国各地のどこかでほぼ毎週実施されている転職フェアもおすすめポイントです。企業と直接コミュニケーションを取れるだけではなく、キャリア相談コーナーなど、転職に役立つブースも設置しています。

次に、はたらいくはリクルートが運営している転職サイトで、「地域に密着した求人案件の情報サイト」です。求人企業は大手企業よりもその地域に根付いた中小企業が中心です。

求人案件は「自分らしさ」のこだわり条件での検索が可能です。例えば「資格取得支援」「学歴不問」「18時までに退社」「髪型(服装)自由」などです。

ミスマッチを起こしにくいサービスも提供しています。「らいくサービス」では興味がある案件が合否の可能性のあるかどうかを確認できます。また、「せきらら求人」では求人の良い点だけではなく大変な点も正直に伝えています。

外資系企業にチャレンジしたい第二新卒におすすめの転職サイト

外資系企業への転職を希望する方には外資系企業に強い転職サイトへの登録をおすすめします。大手転職サイトを利用しない外資系企業が多いからです。

日本に拠点を置く外資系企業の多くは少人数で運営しており、採用活動にあまり労力をかけられません。応募数は少なくてもより確実に採用を行いたいので専門の転職サイトやエージェントを利用します。

おすすめの転職サイトは以下の2つのサイトです。

  • JACリクルートメント
  • キャリアクロス
サイト名 公式サイト 公開求人件数 特徴
JACリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ 8,452件 設立当初から外資系企業への転職支援に強みを持つ転職エージェント
キャリアクロス https://www.careercross.com/ 9,084件 バイリンガル案件の求人を中心に掲載
外資系企業への転職におすすめの転職サイトと特徴

JACリクルートメントは大手転職エージェントです。数多くの外資系企業の求人案件の依頼があります。設立当初から30年以上外資系企業に対する転職支援を行っているからです。

親会社であるJAC社は元々ロンドン発祥の転職エージェントでイギリス、アメリカを含め11カ国で事業を行っております。このグローバルのネットワークを活かし、各国のクライアントである企業と日本でも取引を行っています。他社にはない外資系の求人案件にも出会えるでしょう。

外資系企業への転職サポートは万全です。外資系企業特有の文化や環境、英文レジュメの作成、英語面接対策などのアドバイスを受けられます。第二新卒でも専任のキャリアアドバイザーが丁寧にサポートを行うので安心です。

キャリアクロスは語学力を活かせる求人や外資系企業の求人が多数掲載されている求人検索サイトです。バイリンガル&グローバル人材向け転職サイトとして2000年からサービスを開始しました。

キャリアクロスに掲載されている求人案件は基本的にバイリンガル人材を対象としたものが中心です。語学力に自信のある第二新卒におすすめです。

外資系企業の求人案件を探す際には細かい条件で検索できます。一例を挙げると、英語以外の語学力が活かせる外資系企業、職種経験が活かせる外資系企業、などの項目です。自身のスキルやキャリアにマッチした案件を探せます。

第二新卒の転職に役立つおすすめのサイト

第二新卒の転職に役立つおすすめのサイト

転職活動の情報収集には、転職サイトだけではなく役立つ情報が満載のサイトがあります。

一例を挙げると企業に在籍している(もしくはしていた)社員の生の声を知れるクチコミサイトです。検討している企業があれば必ずチェックしたいものです。

また、転職活動に関する素朴な疑問を解消できるサイトや企業や業界の動向を確認できるサイトもあります。

第二新卒の転職活動に役立つサイトを紹介します。

サイト名 公式サイト 特徴
OpenWork https://www.openwork.jp/ 1,600万件を超えるクチコミ情報に加え数万件の求人案件を掲載している
転職会議 https://jobtalk.jp/ 20万社以上のクチコミ、40万件以上の求人を掲載
キャリコネ https://careerconnection.jp/ 第二新卒や20代の求職者、人事担当者が特に注目しているサイト
ミイダス https://miidas.jp/ 自分自身の転職市場価値が把握できるアプリ
JobQ https://job-q.me/ 転職に関するあらゆるお悩みが質問できるQ&Aサイト
業界動向サーチ https://gyokai-search.com/ 希望業界や企業の現状や今後の動向が理解できる情報サイト
第二新卒の転職の情報収集に役立つサイトとその特徴

OpenWork(オープンワーク):日本最大級の転職クチコミサイト

第二新卒 OpenWork(オープンワーク)
OpenWork(オープンワーク)のおすすめポイント
  • 約1,600万件のクチコミ情報が閲覧可能
  • 求人案件も掲載されておりその数60,000件以上
  • 登録すれば企業からのスカウトサービスを受けられる

OpenWork(オープンワーク)はオープンワーク株式会社が運営するクチコミ・求人掲載サイトです。掲載されているクチコミ数は1,600万件以上と転職クチコミサイトでは国内最大級です。

クチコミ情報は企業の社員や元社員が書き込んでいます。記載する項目は、「組織体制・企業文化」「働きがい」「年収」「ワークライフバランス」「企業分析」ほか9つで構成されています。企業に応募する際に気になる情報を確認できます。

なお、クチコミ情報を制限なく閲覧するには一定の条件を満たす必要があります。条件は、「会社評価の回答」「転職サービスへの登録」「Web履歴書の入力」「有料プログラム(1,100円/月)」のいずれかです。手間と感じるかもしれませんが、得られる情報は膨大です。

Openworkはクチコミだけではなく60,000件を超える求人案件から希望の求人を検索できます※。大手企業、外資系企業、ベンチャー企業とあらゆる業界の求人が掲載されているので気になる案件があるかどうかをチェックしてみてもよいでしょう。

※64,890件、2024年3月5日時点

さらに経歴を公開すればスカウトを受けられるサービスを提供しています。自身の経歴に関心を持った企業から直接オファーを受けられるので、利用すれば自らの転職市場価値を知る機会になるでしょう。

転職会議:20万社以上のクチコミ情報が閲覧可能

第二新卒 転職会議
転職会議のおすすめポイント
  • 20万社を超える企業のクチコミ情報を閲覧可能
  • 890万人以上の登録者が様々な企業の情報を発信している
  • 40万件以上の求人案件が掲載されている

転職会議は株式会社リブセンスが運営する転職サイトです。転職クチコミサイトの代表格として広く知られており、クチコミが掲載されている企業の数は20万社を超えます。また、クチコミの総数は375万件を超えます。

会員数はおよそ890万人で、毎月390万人以上のユーザーが訪れています。常に多くのユーザーが利用しているからこそ、クチコミ情報が増え続けています。

掲載されている企業のクチコミ情報の内容は、転職する際に気になる点が細かく項目分けされています。例えば、「総合評価」「年収、評価制度」「仕事のやりがい面白み」「入社後に感じたギャップ」「退職理由」などです。

転職会議には数多くの求人情報も掲載されており、掲載している求人数は40万件以上です(2024年3月5日時点で424,061件)。しかも毎週数万件の新着求人が掲載されます。ちなみに、2024年3月5日の新着求人は56,463件です。求人検索を行った上でクチコミを見て検討ができるのです。

転職会議の会員になるための条件はありません。しかし、クチコミを閲覧するには自らが在籍している(もしくは在籍していた)企業のクチコミの投稿が必須です。

どうしても自身の情報を発信しなければいけないので、中には当たり障りのない内容しか記載されないクチコミもあります。閲覧している情報の真偽の判断は自らが行う必要があるので慎重に検討してください。

キャリコネ:第二新卒や20代の求職者と人事担当者が注目するクチコミサイト

第二新卒 キャリコネ
キャリコネのおすすめポイント
  • 社員、元社員のクチコミで構成されている転職情報サイト
  • 掲載している記事の信憑性が高いので安心
  • 求人データベースとしての利用も可能

キャリコネは株式会社グローバルウェイが運営する転職情報サイトです。登録されている企業数は60万社※を超えており、多数の企業の評判や状況、職場環境などのクチコミが掲載されています。

※620,952社 2024年3月5日時点

キャリコネのクチコミ情報は信憑性が高いので安心できます。クチコミはいくつかの条件をクリアしないと投稿できない仕組みです。そのため、自然と投稿される情報はリアルな情報になっています。

企業のクチコミを掲載するには、それぞれの項目に自分なりの評価点をつけなければいけません。具体的には、「仕事のやりがい」「ストレス度の高さ」「労働時間・休日数・給与額の満足度」「給与・ボーナス」などです。

さらに、投稿するには「全体で480文字以上の入力」「コピー&ペースト禁止」などの条件があります。投稿されたクチコミは、プログラム及び目視による確認が行われるため不正ができないのです。

このような条件があると気軽に投稿できません。投稿されているクチコミは全て真面目に書かれたもの、とお考えください。

キャリコネでは求人検索も可能です。企業と提携している人材サービス業が発信する情報、およそ47万件の求人案件が掲載されています。

※2024年3月5日時点で497,303件

ミイダス:自分の転職市場価値がわかるアプリ

第二新卒 ミイダス
ミイダスのおすすめポイント
  • 「可能性診断」で自身の転職市場価値がどの程度かを理解できる
  • 可能性診断の結果で活躍できる可能性の高い企業からのオファーを受け取れる
  • 40万社を超える優良企業が利用している

ミイダスは大手人材サービス企業グループ、パーソルグループのミイダス株式会社が提供する情報アプリです。自身の転職市場価値を知り、活躍できる可能性の高い企業からのオファーを受けられる世界初のサービスです。

自分の転職市場価値はミイダス独自の「可能性診断」で判断します。可能性診断は所要時間およそ5分の入力で完了するため気軽に利用できます。なお、氏名の登録は必要ないため個人が特定される可能性はありません。

登録した情報を元に診断・分析され、認知バイアスや行動特性、パーソナリティなどの項目で診断結果が判明します。

可能性診断を行えば、自身の転職市場価値や自身に向いている仕事がなにかを理解できます。さらに、スカウトサービスを希望すれば、経歴情報や診断結果に関心を持った企業からのアプローチがあります。

可能性診断の結果を知った上でスカウトが行われます。活躍できる可能性の高い企業からのオファー、と言っていいでしょう。ミイダスを利用している企業数は40万社を超えます。様々なスカウトを受けられるでしょう。

なお、スカウトには複数の種類があり、「面接確約スカウト」もあります。面接確約スカウトは書類選考の手間が省けるためスムーズに選考を進められます。

JobQ:転職に関するあらゆる悩みを相談できるQ&Aサイト

第二新卒 JobQ
JobQのおすすめポイント
  • 就職・転職に特化した匿名Q&Aサイト
  • 7万件以上のクチコミから欲しい回答を見つけられる
  • 気になる企業の社員や元社員のリアルな情報を得られる

JobQ(ジョブキュー)は、株式会社ライボが運営するQ&Aサイで、就職・転職に特化しています。株式会社ライボは大手人材サービスグループ、パーソルグループの関連企業です。

JobQでは、就職や転職に関する内容であればあらゆる内容の質問が可能です。企業情報やキャリアに関する内容はもちろん、転職活動の進め方や選考対策などです。これらはほんの一部であり、転職や就職に関するあらゆる悩みや疑問に関する質問が行われ、回答を得ています。

JobQは会員登録を完了し、会員ページにログインさえすれば気軽に利用できます。会員制のため登録が必要ですが、質問は匿名でできるため質問の内容に遠慮はいりません。クチコミの数は7万件を超えており、約90%の質問に回答が寄せられています。

質問の検索も可能です。気になる質問や悩みを検索すれば同様の質問が見つかるかもしれません。

ちなみに、回答者も匿名です。気になる企業に関する質問をすれば、その企業に在籍している社員、もしくは元社員からのリアルな情報に触れられる可能性もあるのです。

業界動向サーチ:希望している業界や企業の動向が一目瞭然

第二新卒 業界動向サーチ
業界動向サーチのおすすめポイント
  • 幅広い業界、数多くの企業の動向がわかる
  • 業界のシェアや順位などを理解できる
  • 転職を検討している企業の将来性が予測できる

業界動向サーチは株式会社デジタル&ワークスが運営している情報サイトです。さまざまな業界や企業の動向や現状、課題や今後の見通しなどの情報が掲載されています。

デジタル&ワークス社は業界分析、企業分析、株価分析、国際情勢分析などに実績を持つ情報サービス企業です。独自の調査と分析で、業界動向サーチには毎年200以上の業界、4,000社近い企業の分析結果が掲載されています。気になる業界の動向を必ず理解できるでしょう。

業界動向サーチは厳密に言うと転職情報サイトではありません。しかし、転職先として検討している企業の状況や業界内でのシェア、優位性を把握できる非常に重宝するサイトです。

転職活動を行い選考に進む際、企業や業界の研究や選考対策を行うための情報収集にも役立つでしょう。

第二新卒の転職市場価値とは

第二新卒の転職市場価値とは

タイプ別におすすめの転職サイトを紹介しました。基本的に中途採用の対象者は即戦力での活躍が期待できる方です。しかし第二新卒は実務経験や社会人としての経験が浅いため、転職してもすぐに実績を出すのは難しいでしょう。

果たして即戦力での活躍が期待できない第二新卒の転職市場価値はどのようなものなのかを解説します。

第二新卒の定義

そもそも「第二新卒」とはどのような方を指すのでしょうか?

一般的に第二新卒の定義は、「新卒で就職し数年の就業経験がある方」です。この年数に関しては明確な定義がなく、卒業後2?3年程度までの方が対象、とお考えください。そのため、高卒の方は20歳前後、専門学校卒の方は23歳ぐらい、4大卒の方は25歳ぐらいまでの方が第二新卒となります。

ちなみに、卒業して就業経験のない方は「既卒者」となります。第二新卒ではありません。

第二新卒が転職市場で評価される理由

スキルやキャリアが浅い第二新卒では希望の転職を実現できないのでは?と感じている方は多いでしょう。

しかし、第二新卒でも転職を実現できる可能性は十分にあります。第二新卒の採用に積極的な企業が多いからです。

第二新卒が転職市場で評価される理由には、日本における労働人口の現象に伴う人手不足に起因します。

新卒採用が上手く行かなかった企業は第二新卒の採用に積極的です。

さらに、新卒ではなく第二新卒を積極的に採用している企業もあります。新人の研修にあまり時間をかけたくない企業は特に力を入れています。なぜ新卒ではなく第二新卒を採用ターゲットにしているのは、

  • 社会人としてのマナーが身についているから
  • 実務経験があるので新卒より研修に時間がかからないから
  • ポテンシャルだけではなくモチベーションも高いから

などの理由が挙げられます。

第二新卒がポテンシャルだけではなくモチベーションの高さを企業から評価されるのには理由があります。それは、第二新卒の転職理由の多くが「本当にやりたい仕事や向いている仕事にチャレンジしたいから」だからです。

新卒の就職時にはなかった「本当にやりたい仕事」や「向いている仕事」を、就職して初めて気づく方は数多くいます。第二新卒の転職希望者は自身の理想を実現するために転職活動を行います。

希望の企業に転職できれば高いモチベーションを持って業務に臨みます。成長は速いですし定着も期待できます。企業が第二新卒に期待するのはこの点です。

第二新卒が希望の転職を実現するコツ

第二新卒が希望の転職を実現するコツ

第二新卒が希望の企業や仕事に転職するためには単に希望の案件に応募するだけでは実現できません。理想の転職を実現するために押さえなければいけないポイントを紹介します。

転職に関する様々な希望について優先順位をつける

転職する際に重視する希望は複数あります。

代表的な希望の項目
  • 職務の内容(経験が活かせるのか、チャレンジしたい仕事なのか、など)
  • 企業の内容(業種業界や規模、上場企業かどうか、など)
  • 条件面(給与)
  • 勤務地(転勤の有無も含め)
  • ワークライフバランス(残業や休日休暇、リモート勤務の可否など)
  • 福利厚生(退職金の有無など)

転職活動を成功させるためには、上記の項目に関して最も重要視する点は何かを必ず定めてください。さらに、マスト要件とベター要件も自身の中で決めましょう。

検討している求人案件が全ての要件で希望を満たしていれば全く問題はありません。しかし、全ての要件をクリアする理想の案件にはなかなか巡り会えないものです。全ての希望を満たす案件だけを探していると時間がかかってしまいます。

チャンスを広げるためにも、「妥協できないポイント」「許せないポイント」を明確にし、それ以外は柔軟に検討してください。求人案件は、全ての要件をクリアしている案件だけではなく、「ある程度希望をクリアしている案件」も探せます。

希望に近い案件があれば積極的に応募する

希望に近い案件を見つけたら迷わず積極的に応募しましょう。理由はチャンスを逃さないためと、選考が進まないとその企業の実体を理解できないからです。

中途採用は複数人採用する新卒採用と異なり、採用が決定した時点で募集はストップしてしまいます。応募を躊躇している間に募集の受付が終了してしまうのは勿体ない話です。せっかくのチャンスを逃さないようにしてください。

また、転職サイトに掲載されている求人の情報は企業の全ての情報のほんの一部です。転職サイトの内容だけでその企業が希望に合っているかどうかは絶対に判断できないはずです。

本当に自分に合う企業かどうかは、面接で企業の雰囲気を感じ、面接官と話して疑問や懸念を解消してから初めてわかるものです。応募する前から考える必要はありません。

面接で企業と接し合わないと感じたらその時点で辞退しても遅くはないのです。

入社希望時期を明確にする

「いつ転職したいのか」「いつまでに転職したいのか」など、入社の希望時期を明確にするのは転職活動において非常に重要です。

入社までのスケジュールを決めると効率よく転職活動に取り組めます。効率良く転職活動に取り組めば転職の成功率が高くなります。

注意していただきたいのは、「転職は自分の都合だけで決定できるものではない」点です。採用を行っている企業がないと転職は実現しません。

転職活動を中長期的に行う方は、入社時期を「来年の年明けに」「年度が一段落した来年の4月に」と希望しているかもしれません。しかしそのタイミングで案件がなければ転職できないのです。

希望の求人案件に出会った時には「想定する時期を早めてでも退職し入社する」など柔軟に考えたほうが良いでしょう。

内定承諾してから退職までの必要な時間を調べる

中途採用を行う求人企業にとって、採用決定者がいつ入社できるかは大きな選考ポイントです。

いくら優秀な方でも企業が希望できる時期に入社できなければ選考が不合格になる可能性があります。中途採用を行う理由は欠員補充や増員募集などが多く、企業は「できる限り早く入社してほしい」からです。

そのため、特に就業中の方は内定を獲得した後に退職するまでどの程度の時間がかかるかをイメージするのは非常に重要です。

中途採用の選考は書類選考から内定まで物理的に1ヶ月程度の時間が必要です。書類選考、面接2回程度、条件提示までのプロセスの間にそれぞれ3日から1週間程度の時間が空くためです。

内定を獲得しても、すぐに退職できるわけではありません。退職交渉や引き継ぎが発生するからです。法律では退職の意を表明して2週間で退職ができますが、お世話になった会社に対しては立つ鳥跡を濁さずに退職したいものです。

退職に関する規定は会社によって異なるため、転職活動を行う際には、必ず自社の退職規定を確認してください。

一般的に退職の意向を表明してから退職するまでの期間は一ヶ月程度です。しかし、プロジェクトのメンバーとして業務に従事している方はそれ以上時間がかかる可能性があります。

退職の意向を表明してから退職までの時間がかかりそうな方は、繁忙期を避けて選考に臨んだほうがよいかもしれません。

第二新卒には納得できる転職理由が必須

中途採用の選考では、面接官が納得する転職理由を伝えられるかどうかが合格の大きなポイントです。いくらスキルが高い方でも転職理由が不十分であれば選考に通りません。定着性に疑問を持たれるからです。

転職理由は第二新卒で転職を希望する方にはさらに重要になります。新卒で入社し、2~3年程度で転職活動を行う方に対して「入社してもすぐに辞めるのでは?」と思われるのは仕方がありません。

転職理由は絶対に「他責」にならないようにしてください。「やりたいことができない」といった転職理由にするのであれば「絶対に実現できない」根拠とその説明が必要になります。

また、「未経験職種(や業種)にチャレンジしたい」場合は、その職種にチャレンジするための努力をしているとアピールしなくてはいけません。例えば業務時間外に未経験職種にチャレンジするための知識を学んでいる、などです。単に「チャレンジしたいから」では採用されません。新卒ではないので。

自身の転職理由が正当なものなのかどうか、気になる方は親や社会人の先輩に転職理由を説明してください。相手が本当に納得できれば問題ないでしょう。

転職活動は会社のパソコンやメールアドレスで行わない

転職サイトからの情報はスマートフォンやパソコンがあれば24時間いつでもチェックできます。求人情報やスカウトメール、選考が進んだ際の企業や転職エージェントからの連絡などです。

就業中の方でもネット環境さえあれば転職活動を行えますが、就業中の会社のパソコンの利用は厳禁です。また、登録するメールは会社のアドレスではなくフリーアドレスにしてください。

会社によっては社員のネット履歴やメールのログをチェックしています。業務中に転職活動を行っていると判明すれば背信行為となり社内での立場が悪くなります。

営業など外出する機会が多い方やオフィスで勤務している社員が少ない環境の方もいるでしょう。会社に転職活動を知られる心配はない、と高をくくっているかもしれませんが油断は禁物です。

万が一就業中に転職活動を行っていると会社に知られると事考課に影響します。会社に居づらくなり退職を余儀なくされる可能性もあるのです。

業務中に転職活動を行う際にはできる限り自身のスマートフォンを利用しましょう。

次が決まっていないのに退職するのはできる限り避ける

多忙で転職活動に時間を割くのが難しい方の中には、退職して転職活動に専念したいとお考えかもしれません。お気持ちは理解できますが、どんなに多忙でも就業しながらの転職活動をおすすめします。離職してから転職活動を行うのはリスクが伴います。

中途採用は新卒採用と違い募集のタイミングが読めません。離職期間中に希望の求人案件がない可能性があります。転職活動のために離職しても希望の案件がないといたずらにブランク期間が伸びるだけです。ブランクは長くなればなるほど選考に不利になります。

また、転職先が決まらず退職した方に対して中途採用の選考の評価はネガティブです。転職先が決まらず退職する方は「計画性がない方」と印象を与えるからです。

さらに、転職活動が上手くいかず離職期間が長期間になると焦りが出ます。とにかく早期の就業を希望し希望ではない企業に転職したものの、希望ではないため入社後に後悔する方は多数存在します。

不本意な転職をしてもその後諦めて勤務される方はまだしも、転職先を短期で退職する方もいます。無闇に経験社数を増やし、次の転職活動では大きなハンデとなります。

複数の経路から同じ求人案件に応募しない

同じタイミングで複数の転職サイトから同一企業への応募はやめましょう。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とばかりに複数の経路から応募しても書類選考の通過率が上がるわけではありません。

しかも、複数の転職サイトからの応募が発覚すると企業からは「節操がない」と受け取られ印象が悪くなります。たとえ書類選考を通過するスキルをお持ちの方、でもです。非常にもったいない話です。

また、書類選考を通過しなかった企業に対して1年も経たず別の転職サイトから応募しても選考は決して進みません。応募は控えてください。

書類選考落ちの理由は明らかにあります。経歴に大きな変化がないにも関わらず別の経路から応募しても選考落ちの理由は払拭されません。

特に転職エージェントに対して、すでに応募した企業への推薦依頼はやめてください。一度選考落ちした企業に応募する場合、上記の理由で転職エージェントは推薦しません。

もし応募の事実を隠して推薦され、その後応募済みの事実が発覚した場合、転職エージェントはその登録者に不信感を抱きます。信頼できない登録者と判断され、その後の案件を紹介されなくなるでしょう。

内定が出てからはじめて応募者の選択権が発生する

中途採用の選考では、応募者も「この企業は自分に合っているかどうか」を見極めます。しかし、内定が出ない限りは応募者が企業に入社するか否かの選択権はありません。まずは選考に合格し内定獲得を目指し選考に臨んでください。

これは希望している企業の選考だけではなく、入社するかどうかを迷いながら選考に進む企業に対しても同様です。内定が出ない限り応募者側からの入社の選択権はありません。

そのため、中途採用の選考は「まずは合格」を目指し、万全の準備をした上で臨みましょう。入社するかどうかの判断は内定が出てから悩んでも遅くはないのです。

複数の内定獲得を目的に転職活動を行う

転職活動は選考に集中するために1社ずつ応募したい、とお考えの方がいらっしゃるかもしれません。しかし、複数の企業から内定を獲得し、その中から入社する企業を決定したほうが納得できる転職活動ができた、と言えます。

複数の企業から内定を獲得し、自らが決断する場面が多ければ最終的に下した判断に納得できます。納得した転職活動ができれば、入社後に何か壁にぶつかっても「複数の選択肢の中から自分が決めたのだから」と前向きな気持ちで業務に取り組めます。

「もっと他の企業を見ておけばよかった・・」との思いも抱かないでしょう。少なくとも内定獲得数が1社のみの方よりは感じにくいはずです。

転職サイトの特徴を解説

転職サイトの特徴

タイプ別に第二新卒おすすめの転職サイトと第二新卒の転職市場価値や転職活動のコツを紹介しました。続いて転職サイトについて解説します。

「転職サイト」とは、求職者が求人や新しいキャリアを見つけるためのサイトです。求職者と募集を行っている企業とを結びつける役割を担っています。

大半の転職サイトは、求人案件を掲載しているだけではなく転職活動に有効な情報も公開しています。具体的には、転職市場のトレンドやキャリア形成のためのヒント、選考対策などです。

転職サイトを利用すれば効率的に希望の求人案件を見つけられ、スムーズに転職を実現できるでしょう。

転職サイトにはいくつかのタイプがあり、各社ともにそれぞれ強みを持ちます。転職サイトの特徴を紹介します。

転職サイトの種類は2種類

転職サイトの種類

求人が掲載されている転職サイトには複数の種類がありますが、大きく2種類に分けられます。

  • 求人掲載型転職サイト
  • エージェント型転職サイト

求人掲載型の転職サイトは、転職・就職サービスを提供している企業が運営しているサイトです。リクルートが運営するリクナビNEXT、エン・ジャパンが運営するエン転職、マイナビが運営するマイナビ転職が該当します。

一方でエージェント型は転職エージェントが運営する転職サイトです。リクルートエージェント、JACリクルートメント、レバテックキャリアなどです。

それぞれの特徴は、求人掲載型は幅広い求人が掲載されており、エージェント型はエージェントの強みを活かした案件が多い点です。

求人掲載型の転職サイトは求人企業が直接、更には提携している転職エージェントが保有する案件を掲載しています。そのため案件数は膨大であり、しかも幅広い職種の求人が掲載されています。

エージェント型の転職サイトは「専門店型」と言っていいでしょう。そのエージェントしか保有していない独自案件や非公開案件にも出会えます。

なお、dodaは大手転職エージェント、パーソルキャリアが運営していますが、企業が求人案件を掲載している求人掲載型でもある転職サイトです。

スカウト機能とは

近年の転職サイトは、「スカウト機能」の登場で大きく変わりました。求職者が自身のプロフィールを公開し、企業や転職エージェントからのアプローチを受けるサービスです。

従来の転職サイトは、求人企業は求職者からの応募を待つしか方法はありませんでした。しかしスカウト機能を持つ転職サイトでは企業から求職者にアプローチできます。双方向のサービスなので企業にとって大きなメリットです。

また、求職者にとってもスカウト機能はメリットがあります。希望の転職を実現するためには積極的な利用をおすすめします。

スカウトを行う企業や転職エージェントは求職者の経歴をある程度把握した上でコンタクトを取ります。そのため効率の良いマッチングが実現します。さらに、自身が思いもよらなかった求人案件に出会える可能性もあります。

転職サイトの利用方法

一般的に転職サイトを利用するには以下の流れで行われます。

  1. 会員登録
  2. 経歴や希望の登録
  3. 求人案件の検索
  4. スカウト機能の利用
  5. 求人案件への応募
  6. 選考~内定~入社

会員登録

まずは会員登録し、アカウントを作成します。転職サイトの登録ページからメールアドレスを登録し、IDを取得しパスワードを設定します。

経歴や希望の登録

アカウントを作成後、自らのプロフィールを登録します。登録する項目は学歴、職歴、保有している資格、希望条件など多岐に渡ります。

プロフィールは必須項目以外を登録しなくても問題ありません。しかし、スカウト機能を利用したい方は内容を詳細な記載をおすすめします。様々なキーワードを記載すれば企業や転職エージェントから見つけられやすくなるからです。

求人案件の検索

登録が完了すれば希望の検索項目を設定し求人案件を検索します。興味のある案件があればチェックしておき、リストにして保存できます。

スカウト機能の利用

スカウト機能を有効にして経歴や希望を公開しておけば、関心を持った企業や転職エージェントからのスカウトを受けられます。興味がある企業や転職エージェントからのスカウトがあればすぐに対応しましょう。

求人案件への応募

希望する求人を見つければ、または関心のある案件のスカウトがあれば応募します。なお、転職エージェントが掲載している求人案件に応募する場合、いくつか注意点があります。

まず、転職エージェントが掲載する案件に応募する場合、求人企業に直接応募するわけではありません。まずは転職エージェントとコンタクトし、その上で企業への推薦が行われます。

そのため、転職エージェントの判断で企業へ推薦されない可能性もあります。エージェントが応募者の経歴を「応募要件に達していないため選考通過が難しい」と判断するからです。

選考~内定~入社

求人案件に応募し、書類、面接、適性検査などの選考を経て全ての選考に合格すれば内定です。内定を受諾すれば入社が決定します。

選考プロセスや選考合格から内定までのプロセスは各企業によって異なります。転職エージェント経由で求人案件に応募する場合も同様です。そのため、応募から内定までの期間は様々です。

第二新卒が転職サイトを選ぶポイント

第二新卒が転職サイトを選ぶポイント

現在数多くの転職サイトが運営されています。その中で第二新卒はどの転職サイトに登録すればよいのでしょうか。第二新卒が転職サイト選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。

転職して何ができるのか、転職して何をしたいのかを明確にする

転職サイトを選択する前に、まずは自身のキャリアやスキル、希望を明確にしましょう。自身のスキルや希望に合致していない転職サイトに登録しても有効な利用ができないからです。

自身のキャリアやスキルを明確にするのは、自身が「何ができるか」を明確にする必要があります。就業している企業の業種や業界、経験した仕事内容、保有資格を見直してください。

なお、「何ができるのか」はあくまでも「企業に所属してどう貢献できるのか」といった観点です。

自分が「何ができるのか」を確認した上で「何をしたいのか」を定めてください。単に「何をしたいのか」だけで希望の案件を探しても企業が求める要件を満たしていないと転職は実現しません。

自分が「何ができるのか」さらに「何をしたいのか」、いずれの条件も満たす転職サイトに登録しましょう。

20代の求人案件を数多く掲載している転職サイトを選ぶ

第二新卒は学校を卒業し3年程度までの方を指します。大学院を卒業しても20代後半です。そのため、第二新卒が転職サイトに登録するのであれば20代の求人案件を数多く保有しているサイトを選択してください。

大手の転職サイトは20代を対象とした求人案件を数多く保有していますし、20代に特化した転職サイトも数多くあります。

逆に30代やミドルクラスを対象にした転職サイトは第二新卒にはあまり向いていません。

転職活動に役立つ情報が豊富なサイトを選ぶ

転職サイトを利用する最大の目的は「希望の求人情報を検索し応募できる」ですが、転職に役立つ様々な情報を得られるのもメリットです。

特に第二新卒の転職は「はじめて転職」が多く、どう転職活動を進めて良いのかわからない方がほとんどです。自身の転職市場価値や書類の書き方や面接の対処法を知りたい方もいるはずです。

転職サイトは求人情報だけではなく、自身にとって有益な転職に関する情報が充実しているかどうかを確認しましょう。

更新頻度が多い転職サイトを選ぶ

転職サイトは常に最新の情報を掲載しているサイトを選んでください。求人情報は「水もの」です。興味のある案件に応募してもすでに採用が充足していた、といった状況は避けたいものです。

更新日時に関しては、毎日、最低でも一週間に一度は更新しているかどうかを確認しましょう。

転職サイトに掲載している情報が新鮮かどうかは、「更新日時」「掲載日時」「掲載終了日」で確認してください。

求人掲載型なのかエージェント型なのかを把握する

転職サイトは「求人掲載型」と「エージェント型」の2種類があると解説しました。いずれにも良し悪しがあるのでどちらに登録しても構いません。

しかし、登録する転職サイトがどちらの転職サイトなのかは必ず把握してください。求人掲載型を希望していたのに登録したら実はエージェント型だった、などの事態は避けたいものです。

求人掲載型転職サイトのメリット・デメリット

求人掲載型転職サイトのメリット・デメリット

転職サイトには求人掲載型とエージェント型に分けられ、それぞれメリットやデメリットがあります。どちらの転職サイトも利用すべきですが、有効活用するのであれば強みと弱みを理解したほうが良いでしょう。

求人検索型転職サイトとエージェント型転職サイトはそれぞれ一長一短です。比較してわかるそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。

求人掲載型転職サイトのメリット

まずは「リクナビNEXT」や「エン転職」「マイナビ転職」などの求人掲載型転職サイトのメリットを解説します。

転職活動を自分のペースで進められる

求人掲載型転職サイトを利用すれば自ら希望するペースで転職活動を進められます。特に「いいところがあれば」のスタンスで、転職を希望していても差し迫って転職する必要がない方には最適です。

具体的には、キャリアアップやスキルアップを希望されている方や、将来的にUターンやIターンを希望している方などです。

興味のある案件が出た時にのみ随時応募し選考に進めばよいのです。転職エージェントを仲介すると急かされる可能性が出てきます。

企業と直接交渉できる

求人掲載型転職サイトは企業と登録者の間に転職エージェントが入らないため、企業との交渉も自ら行なえます。自分の希望をストレートに伝えたい時、スピーディーに交渉したい時にエージェントを経由する手間が省けます。

交渉力に自信がある方にはエージェント型転職サイトよりも求人検索型転職サイトのほうが希望の転職を実現できるかもしれません。

求人掲載型転職サイトのデメリット

応募要件に合致しないと応募できない場合がある

求人掲載型転職サイトによっては、求人企業が求職者からの応募に条件を設定します。例えば、「年齢」「学歴」「年収条件」「経験社数」などの項目です。

応募条件に制限をかけている転職サイトでは、求職者が設定された条件を満たしていないと求人検索結果にその案件が出てきません。また、案件を見つけられても、「条件に合致しないため」応募を受け付けられない場合もあります。

求人掲載型転職サイトが求人案件と求職者の間にフィルターを作るのです。これはデメリットと言えるかもしれません。

情報過多でも判断はすべて自己判断で行わなければいけない

求人掲載型転職サイトで転職活動を進める場合、重要な決断は全て自分自身で行わなければいけません。

  • 検討している求人案件が自分のキャリアに合致しているのか
  • どのタイミングで応募すれば最適なのか
  • 内定が出たがこの給与条件が適切なのか

転職活動を行っていると、このような悩ましい場面に多々出くわします。転職エージェントの力を借りないで転職活動を行うとアドバイスを得られません。

自信のある方であれば問題ありません。しかし、転職後に万が一失敗したと感じた場合、「別の選択肢にすればよかった」と後悔する可能性もあるでしょう。

エージェント型転職サイトのメリット・デメリット

エージェント型転職サイトのメリット・デメリット

エージェント型の転職サイトのメリット、デメリットを解説します。エージェント型の転職サイトの大きな特徴は、転職エージェント(人材紹介会社)が運営している点です。

利用するにはその転職エージェントへの登録が必須です。さらに、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタント(企業によって呼び名が異なります)と面談し希望や経験を伝えます。

求人掲載型の転職サイトと比較すると利用するのに手間はかかりますが、手厚いサポートを受けられます。

エージェント型転職サイトのメリット

転職活動に伴う様々なサポートを受けられる

転職エージェントに登録すると、求人情報だけではなく転職活動に関する様々なサポートが受けられます。例えば、「効果的な職務経歴書の作成方法」「面接や適性検査などの選考対策」「退職交渉の方法」などです。

転職エージェントは選考を有利に進める方法、退職や入社をスムーズに行う方法など、転職活動の数多くのノウハウを有しています。

第二新卒のようにはじめて転職を行う方には非常に頼りになる存在になるはずです。アドバイスを受けられる上に疑問などがあれば相談ができます。多くの転職エージェントは第二新卒に対して丁寧なサポートを行います。

求人案件のアナログ情報が得られる

転職サイトに掲載している求人案件の情報量は充実しています。しかし、それでもすべての情報を網羅してはいません。例えば、「選考の傾向」「面接官の情報」「中途採用された方の特徴」などです。

これらの情報は転職サイト上では表現しにくい「アナログ情報」とも言えます。後悔のない転職をするために、また、有利に選考を進めるためには重要な情報です。

転職エージェントは求人企業や案件のアナログ情報を蓄積しています。エージェントを利用するメリットのひとつです。

非公開求人の情報が得られる

エージェント型の転職サイトには「非公開案件」や「詳細はお問い合わせください」など社名を明らかにしていない求人案件があります。

このような非公開案件はその転職エージェント独自の、または独占案件の可能性が高いので、他にはない案件に出会える可能性があります。

転職エージェントが求人案件を掲載する際に社名を公開しない理由
  • 大手企業や人気企業など、社名を公開すると応募が殺到するので
  • 求人する企業が社内に中途採用を行っている秘密にしたいため
  • 他の転職エージェントに知られたくないため

年収交渉を任せられる

転職エージェント経由で求人に応募すると、エージェントが応募者の代わりに企業との交渉や調整を行います。求人掲載型転職サイトにないメリットです。

中途採用における企業との交渉や調整には、「面接日の調整」「年収交渉」「入社日の調整」などがあります。大抵は応募者が企業と直接やりにくいものですし希望を伝えるのは難しいものです。

特に年収交渉は応募者が企業と直接行うのは大変です。選考に合格したいがためにどうしても企業の言いなりになってしまいがちです。転職エージェント経由であれば応募者の代理人(エージェント)として企業を交渉してもらえるでしょう。

エージェント型転職サイトのデメリット

第二新卒の転職活動に非常に有効なエージェント型転職サイトですが、いくつか留意すべき点もあります。

いずれも転職エージェントのビジネス上仕方のない点であり、避けられないものではありますが十分に理解した上で登録してください。

転職エージェントは企業優先

転職エージェントは求職者の転職サポートを行いますが、あくまでもビジネスであり慈善事業ではありません。転職エージェントは、企業に自社の登録者を紹介し、入社が決定すれば企業から手数料を受け取ります。

転職エージェントは企業からお金を受け取るビジネスのため、求職者ではなく企業寄りの立場になるのは仕方がない、とご理解ください。いくら登録者が希望の転職を実現できても自社からの紹介でないと利益はゼロです。

転職エージェントの「キャリアアドバイザー」や「キャリアコンサルタント」はビジネスで求職者と接しています。

転職エージェントから強引に話を進められる可能性がある

転職エージェントはビジネスのため、登録者が顧客に入社しないと売上が発生しません。そのため、選考が進むと求職者の意向ではなく、企業の意向に沿った形で強引に進められる可能性があります。

例えば、選考に合格し内定が出た登録者に対して考える間も与えず強引に回答を迫る、といったケースなどです。営業ノルマが厳しい転職エージェントではよくあります。

第二新卒がこのようなケースになった場合、ついついエージェントの要求通りにすぐに回答してしまうかもしれません。転職慣れしていないので仕方ないことです。

しかし、転職は一生の問題です。納得のいくまで考えてから結論を出すようにしてください。たとえ内定取り消しの可能性を転職エージェントから匂わされたとしても検討する時間が欲しい、と主張しましょう。

なお、一般的に内定が出てから入社するか否かの回答期限は「一週間程度」です。

第二新卒の転職サイト有効活用法

第二新卒の転職サイト有効活用法

第二新卒が希望の転職を実現するためには転職サイトが必要不可欠です。しかし、効果的に利用しなければ意味がありません。

転職サイトを有効に活用する方法を紹介します。

複数の転職サイトに登録する

転職サイトを有効活用したいのであれば、必ず複数のサイトに登録してください。情報源が多ければより多くの情報を収集できます。

ただし、むやみに複数の転職サイトに登録しても全く意味がありません。第二新卒が複数の転職サイトに登録するのであれば、

  • 大手転職サイト
  • 20代の求人案件が多い転職サイト
  • 経験を活かせる案件が多い転職サイト
  • 転職エージェントが運営している転職サイト

上記のカテゴリーで1社もしくは2社の登録をおすすめします。1社ずつ登録すれば4社です。4社登録すれば知りたい情報のほとんどをカバーできます。

また、複数の転職サイトを利用するメリットに「情報を精査できる」点があります。複数のサイトに同じ求人案件が掲載されていればより多くの情報を得られます。複数のサイトの掲載内容を比較してみてもよいでしょう。

さらに「使いやすさ」も重要です。見やすい、操作しやすい転職サイトを選びましょう。使い勝手の悪いサイトは自然と利用しなくなります。

なお、多くの転職サイトに登録すると情報過多となりどの情報が正しいのかどうか混乱するかもしれません。客観的に自身に必要な情報を咀嚼してください。

キャリアアドバイザーには状況や希望をしっかりと伝える

転職エージェントに登録する場合、状況は正確に伝え、希望は本音を伝えてください。

特に条件面の希望はきちんと伝えましょう。転職エージェント経由で選考が進み、エージェントが企業と条件交渉を行う際に重要な情報となります。

エージェントに本当の希望や思いを伝えないと、企業には面接時に伝えた建前の情報だけしか伝わりません。企業の面接では選考通過を優先するためなかなか本音を言えないものです。

もし選考が進んでも建前以上の条件を引き出すのは難しくなります。

エージェントに本音を伝えたとしても希望通りの条件でオファーが獲得できる保証はありません。しかし、エージェントが本音を把握した上で企業と交渉に臨むかどうかで可能性は変わってきます。

プロフィールは正確に登録する

転職サイトに登録する際に、経歴をよく見せるために経歴を操作して情報を申告する方がいます。例えば短期間で離職した企業があればその経歴を削除して登録する、などです。

このような「経歴詐称」は厳禁です。軽い気持ちで詐称しても事実が発覚すれば転職サイトからの信頼をすべて失います。「虚偽をした登録者」とレッテルを貼られてしまうでしょう。

経歴詐称をしてもうまく選考を通過するかもしれません。しかし、内定後に虚偽が発覚すれば採用取り消しになってもおかしくないのです。また、経歴詐称が入社後に発覚すれば入社前との話が違うと契約違反と判断され会社都合での退職になる可能性もあります。

プロフィールの登録は虚偽のないようにしましょう。

相性の良いキャリアアドバイザーを探す

転職エージェントを利用したい方は、「求人案件が豊富」や「希望の業界や職種に強い」などの観点で検討するはずです。しかし、転職活動の成功の可否は「担当者との相性」が最も重要です。信頼できる担当者のいる転職エージェントに登録してください。

転職エージェントの担当者は求職者の代わりに求人企業と交渉や調整を行います。まさしく「代理人」です。

自分の代理人が信頼できないと理想や希望の転職を実現するのが難しいのは理解できるのではないでしょうか。信頼できない人間には本音を伝えられません。

信頼できる担当者かどうかを見極めるポイントは、「誠実さ」「知識や経験の豊富さ」などが挙げられます。さらに「求職者の状況や考えを理解し、いかに寄り添ってくれるかどうか」もポイントです。

スカウト機能を活用する

以前までの転職サイトの利用方法は「関心のある求人案件があれば応募する」が主流でした。しかし現在は「求職者の会員に対して企業や転職エージェントがアプローチする」双方向のスタイルが主流です。

今や転職活動をスムーズに進めるにはスカウト機能が必要不可欠です。うまく活用してください。

スカウト機能を利用すると応募するだけではなくスカウトを受けるため求人案件との出会いが増える機会が増えます。さらに、自分自身の市場価値が理解できますし、思いもよらない案件に出会える可能性もあります。

企業や転職エージェントが、自分では思いもよらなかったポイントに注目し案件の提案を行うかもしれないのです。

自分では気づかなかったキャリアの広がりを見つけられれば、キャリアアップやスキルアップのチャンスはより大きくなるでしょう。

気になる求人案件があればまずは応募してみる

転職サイトで見つけた、もしくはスカウトを受けた求人案件がある程度自分の希望をクリアしているのであればまず応募しましょう。理由はチャンスを逃さないためです。

本当に合うかどうかを判断するのは選考を進めてから判断しても遅くはありません。前項の「第二新卒が希望の転職を実現するコツ」でも説明した理由です。

  • 躊躇している間に採用が充足する可能性がある
  • 希望している企業かどうかは実際に担当者と会ってみないと分からない

折角のチャンスは逃さないようにしましょう。

登録している情報はこまめに更新する

転職サイトのスカウト機能を活用して転職活動を行う方は、キャリアになにかしらの変化があればすぐに登録情報を更新してください。更新することによってより多くの、しかも魅力的なスカウトを受けられる可能性が高くなります。

更新すべき情報の一例
  • キャリアに有効なになる資格を取得した、もしくは試験に合格した
  • すでに保有している資格のグレードアップ(簿記資格やTOEICの点数アップなど)
  • 学歴の変化(大学院を卒業した、MBAを修了したなど)
  • 役職が上がった
  • マネジメント人数が増えた
  • プロジェクトのマネージャーやリーダーを経験した
  • 海外赴任をした

これらは中途採用の選考で非常に高く評価されます。追記すればより多くの求人案件に出会えるでしょう。

第二新卒におすすめの転職サイトに関してよくある質問

第二新卒におすすめの転職サイトに関してよくある質問

転職サイトは複数に登録してもいいの?

第二新卒の転職活動で転職サイトを活用されたい方は、必ず複数のサイトへの登録をおすすめします。1社の転職サイトから得られる情報よりも複数の転職サイトに登録するほうがより多くの情報を得られるからです。

ただし、単に目についた転職サイトに登録しても意味がありません。自分のキャリアや目的にあった転職サイトに登録しましょう。ジャンルの異なる3~4社に登録すれば得たい情報を網羅できるはずです。

複数の転職サイトに登録すると得られる情報が多くなります。情報が多すぎると混乱してしまう可能性もあります。そのため、情報はできる限り客観的に判断し、自分に必要な情報だけインプットしてください。

経験が浅い第二新卒でも求人はあるの?

実務経験が浅い第二新卒を採用する企業は増加しています。日本における労働人口の減少は改善が見られず、新卒だけでは人手不足をカバーできない企業が多いからです。

業種業界問わず、新卒採用に苦戦している企業や、社員の若返りを望んでいる企業は業種業界問わず積極的に第二新卒を募集しています。

しかし積極的に複数の人数を採用する職種は限られています。具体的には営業やエンジニアのように「人数が多ければその分ビジネスが拡大するポジション」です。管理系職種、事務系職種を大量採用する事業会社はまずありません。

管理系、事務系のポジションは社内の人数が決まっているので欠員が出ない限り募集しないからです。

第二新卒の求人が多い時期はいつ?

通年採用が一般的となった昨今、しかも買い手市場である現在の転職市場では時期問わず多数企業が通年で募集を行っています。これは第二新卒でも同様です。

ただ、特に求人が増える時期もあります。それは「お盆前後」と「年末年始」です。いずれも退職者が増える時期でもあり、増員募集だけではなく欠員補充のため募集が行われます。

お盆前後に募集が増えるのは、「夏のボーナス支給後に退職の意向を表明する方が多い」からです。夏のボーナス支給後に退職する方の退社時期の多くは半期決算が終了する9月末です。欠員補充のためにお盆前後から募集を開始しないと間に合いません。

10月は企業の人員計画の見直しが行われる時期でもあります。10月の下半期のスタート時期の採用を目指す企業の多くはお盆前後に募集を開始します。

ボーナスが支給されると退職者が増えるのは年末年始も同様で、冬のボーナス支給後に退職する方が増えます。企業は3月や4月の採用を目標に中途採用を行います。

また、新卒採用が計画通りにできず4月入社の人数が少ない企業は、第二新卒を対象に4月入社の採用活動を年末年始頃から開始します。

第二新卒でも大手企業への転職はできる?

可能です。第二新卒を採用する大手企業は数多くあります。上場企業や勤務中の企業より規模が大きい企業にチャレンジしたい第二新卒でも入社のチャンスは十分あります。

ただし、大手企業への転職は「非常に採用ハードルが高い」と意識してください。大手企業で新卒入社されるのは上位校出身者、しかも厳しい選考をパスした優秀な方ばかりです。しかも大手企業にはこのような方が多数在籍しています。

大手企業が第二新卒を中途採用する際、選考基準は明確です。それは、「その企業の新卒2年目、3年目の社員と同等、もしくはそれ以上のスキルやポテンシャルを持っているかどうか」です。

中途採用では、自社の同年齢の社員以下の業務しかできない方は採用されません。

第二新卒の転職で年収をアップさせるためには?

第二新卒の転職で年収アップを実現するには、給与水準の高い企業へのチャレンジが手っ取り早い方法です。しかし、確実に年収アップを目指すのであれば、

  • 今までの実務経験が活かせる業界や職種の求人案件
  • 保有している資格が活かせる求人案件

この2点を意識して該当する求人案件を探しましょう。

まず、年収を上げたいのに未経験の職種へ転職するのは現実的ではありません。企業側の立場では若手未経験を採用するのであれば新卒を採用すれば事足りるからです。実務経験が浅い第二新卒でも転職先で即戦力、もしくは短期間で戦力になる方でないと年収アップは望めません。

次に、もし何らかの資格を保有しそれが転職先で活かせる資格であれば、知識が活かせると判断され年収アップも可能です。転職後の立ち上がりが早いと判断されるからです。資格によっては資格手当が支給されるかもしれません。

資格は国家資格やITベンダーの認定資格が有効です。

第二新卒の転職理由で納得できる理由はなに?

第二新卒の転職理由の多くは「未経験でもやりたいことにチャレンジしたい」「思っていた業務(や環境)と違った」です。しかし、面接ではストレートに伝えてもネガティブな印象を与える可能性があります。

例えば未経験職種に応募する場合、なぜその職種にチャレンジしたいのかの具体的な根拠を説明する必要があります。「以前からチャレンジしたかったが新卒時にはその機会がなかった」「就業時に●●の業務を行う機会があり関心を持った」など。具体的なエピソードや熱意を語れるかどうかがポイントです。

また、現職や業務に対する不満の場合、面接官が「やむを得ない」と感じる理由を用意しなければいけません。一般的なモラルと異なる社風やルールであった、入社前に聞いていた話と違っていた、などです。

第二新卒で転職をお考えの方は、「なぜ転職したいのか」を信頼できる年長者に相談してみてもよいでしょう。相談した方が納得できれば面接で納得のいく転職理由を説明ができるでしょう。

採用担当者から嫌われる第二新卒の特徴は?

採用担当者が嫌う第二新卒の特徴
  • ビジネスマナーが身に着いていない
  • 転職理由が客観的ではない他責
  • 人間関係や職場環境が理由で転職を考えている

まずビジネスマナーが身に着いていない方は論外です。ビジネスマナーの研修はコストがかかるので第二新卒を採用する意味がありません。

転職理由が他責、または人間関係や職場環境、などの方は定着性に疑問を抱かれます。何か壁に当たり辛いことがあるとすぐ外に目を向けるのでは?と思われてしまいます。

「第二新卒は新卒で入社した会社から短期間で離職を考えている」これは選考の大前提であると認識してください。

まとめ|第二新卒が理想の転職を実現するために

現在の転職市場は第二新卒にとって追い風です。第二新卒を積極的に採用する企業も増えているため、希望の転職を実現できる可能性は十分にあります。

しかし、あくまでも転職は中途採用を行う企業があって初めて実現します。応募する際には求人企業を十分に研究し、しっかりと選考対策を行ってから応募しましょう。

また、転職する際は十分に検討し、本当に納得した上で決断してください。入社したものの「こんなはずではなかった・・」と感じ短期間で離職するのは最悪です。深く考えずに転職し、いたずらに社数を増やさないようにしましょう。社数を重ねるごとに転職はどんどん不利になります。